HEAVENLY






"Coming From the Sky"




フランス出身のメロディックパワーメタルバンドの1st。


これまでまったくといっていいほどメタルバンドがいなかったフランスから現れた彼らの音はまさしく
超ガンマレイタイプのメロパワだ!疾走感溢れるドラムにツインリードが乗り、
勇壮なコーラスが聴ける。それだけにあきたらず、展開やメロディーなどそこかしこに
ガンマレイ等のフレーズが出てきてまぁパクリが嫌いな人は受け付けないだろう。

またこのころはのちにメタル史に残る超名盤を生み出す大器の片鱗は感じられるものの、
演奏、ヴォーカル、曲調などまだまだで、個人的にはあまりパッとはこなかった。

アイアン・セイヴィアーのピート・シールクがプロデュースし、カイ・ハンセンがゲストで参加してる。
そんなカイがヴォーカルで参加してる“Time Machine”が一番気に入ったかな。カイの歌うパートは
やはり、もろガンマレイだ!!



これ以降のアルバムが気に入った人なら買ってもいいな。
始めてこのバンドを聴く人は2ndか3rdから入るのが正解だ。



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満足度 70% お気に入り曲 Time Machine







"Sign of the Winner"




フランス産、最強のクサメタルバンドの2nd。


メタル後進国と思われていたシャンソンとエスプリの国(?)、フランスから
とんでもないバンドが現れたぞ!!
彼らのスタイルはガンマレイ直系の
典型的なメロディックパワーメタル
と呼べるもので、また先人バンドからの
フレーズを借用してるのが特徴
で、一部でパクリッシュメタルなどと
言われてる
がそんな彼らの紡ぎ出すメロディーの数々は異様なまでにクサく、
ファブリーズとオーデコロンは必須だと言えるだろう!!!(笑)

全曲キラー!!その全てがクサい!クサすぎる!!帯タタキに
書いてあるジャンルも「へヴィメタル」ではなく「劇メロ」だ!
もはやどんなジャンルなのかさえもわからねぇ!!

フランス産のメタルバンドを聴いたのは彼らが始めてなのだが、やはりその国の
特徴は音に現れるものだな。たとえば北欧なら冷たい透明感ある音、イタリアなら
どこかこってりした情熱的なカンジだ(スペインのメタルもイタリアと似てる)。

彼らの音はなんとなくソフトな雰囲気がしたぞ!あとで聴いたフェアリーランドや
マニガンスも似た雰囲気があったな。
ソフトな音はフレンチメタルのカラーだ!


メタル以外にもクサいと思える音楽はたくさんある!しかしこのクサさは
メタル特有といえるだろう!!
劇速のツーバス、魂を揺さぶるコーラス、
我々の琴線にトイレで手を洗ったあと他人の服で
水を拭こうとする中坊
の如くベタベタ触りまくるメロディーライン!
その全てがクサメタル!!



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満足度 96% お気に入り曲 全部







"DUST TO DUST"




フランス出身のメロディックスピードメタルバンドの3rdアルバム。


同時期にリリースされたドラゴンフォースの2ndと一緒に買ったのだが、これが最高なのである!
ドラゴンフォース2ndも良かったが、こっちのほうが全然上だ!!

アルバム全体の雰囲気としては2ndで聴けたクサさ満点の劇的メロディー
そのままにさらに洗練されたという表現がふさわしく、その結果疾走するとこは疾走し、引くところは引くという
緩急を身に付けた
と言えるだろう。またシンフォニックさがさらに強調され、いままでガンマレイ風の
コーラスだった所もクワイアと呼ぶに相応しくなり、
もはやシンフォニックメタルと
呼ぶのが適切な表現かもしれんな!

一部のメタラーからはそれが逆にへヴンリー本来の持ち味を失ったという意見が出てたし、
また聴き込めば良さがわかるという意見もあったが、俺には関係ない。
なにせ初めて聴いたときから心底悶絶、
ガッツポーズの連続だったからだ!!


また、今回コンセプトアルバムという形をとったのも功を奏したのかもしれん。アルバム全体が引き締まり、
ある種の統一感を感じさせる。ストーリー的には吸血鬼がどうのというまぁ、B級っぽい発想に感じるが、
アルバムのクオリティーがあまりにも高すぎて
ストーリーでもちょっとグッと来てしまったのは
秘密だ!(笑)


捨て曲はない!全曲キラーといっても過言じゃないな!壮麗なクワイア、
キラキラキーボードが死ぬほどクサく、美しいメロディーを矢継ぎ早に連発し、その上で疾走する所は
ドラゴンフォースばりに爆走するというスタイルはまさに絶品で全身の血が逆流するかのような
興奮が味わえた!!最高だ!!これは神盤!!

日本版ボーナストラックはラストで聴けるタイトルチューンの哀愁漂うバラード“DUST TO DUST”の
日本語詩ヴァージョン!なんでもX JAPANの曲を意識したらしいな。
発音も上手く、なかなか楽しめるぞ!


超名盤だった前作を上回る出来だ!これは人生の一枚になるな!
2004年度のベストアルバムだ!!!



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満足度 99% お気に入り曲 全部







"VIRUS"




フランス出身のメロディックスピードメタルバンドの4thアルバム。


ここ最近クサメタル界が衰退して久しくなってしまった・・・!かつては
クサクササウンドをこれでもかと放っていた愛すべきバンド達
キャリアを重ねるごとに洗練されていき脱メロスピ化を図るようになってしまい、
帝王スカイラークに至っては相変わらず洗練さとは無縁ながらただ単にクサさが
減退
しただけと言う不祥事・・・!そんな中俺は違うアプローチのクサさを求め
新天地に向かい、その成果は本サイトのいちコーナー
記される事になったのだが、やがて2006年をむかえガルネリウスを初めとした日本のバンド達が
クオリティーの高いアルバムをリリースしメロスピ、クサメタル復興の種を撒き
それに呼応するかの如くフランスのクサクサ帝王へヴンリーが
4作目をリリース!
はたしてクサメタル復権はなるのだろうか!?

そんな本作の方向性だが、大幅なメンバーチェンジの影響もあってかどこか正統派寄り
スタイルに近づいたといえる雰囲気だ・・・!こう書くとへヴンリーよお前らもか
なってしまうのだがそこで早まって本作をスルーしてはいけないぞ!
何故ならいくら正統派に近づこうともやはりへヴンリーは
へヴンリー以外の何物でもなかった
からだ!!

彼ららしからぬへヴィなリフ、ロブ・ハルフォードを彷彿とさせるような
ハイトーンシャウトを見せる明らかに上手くなっているベンのヴォーカルが聴ける
1曲目の最初こそ正統派に近いものの中盤からいつもの彼らの姿を垣間見せるかのようなクワイア、
シンセが聴けるシンフォニックなパート
に突入し一安心させてくれる。

そして2曲目以降はへヴィさが若干増しつつも彼ららしいキラキラシンセ、
ポジティヴすぎるクサメロ
が飛び出す!正統派に近づいた事によりメロスピ的
疾走感こそ僅かに減退したものの全体的にはアップテンポオンリーなので
気にならないし、実際前作もこんなカンジだったしな・・・!そして今回新機軸としてクイーンの影響
取り入れたアレンジが見られるようになったぞ!タイトルチューンの3曲目ラストなんか
もろボヘミアンラプソディの後半のミュージカル風ピアノフレーズが聴け、その後
ベタなクワイアがポジティヴなフレーズを歌い上げるし、6曲目ももろクイーン的なギター、
コーラスワークが聴けるぞ!っていうか何かすかんちみたいだ(爆)。
パクリッシュバンドの本領発揮だろうか!?(笑)

アルバム中最もメロスピ的なのは4と6だな。バリバリに疾走してるしメロディーも
クサいクサい!6のイントロなんかネオクラシカルなギターとキラキラシンセが
ユニゾンし疾走
するというクサメタラー失禁の出来だ!
やはりへヴンリーは期待を裏切らなかった!彼らこそまさにクサメタル救世主だ!

あいかわらず捨て曲は皆無で全曲キラーだ!!・・・と言いたいところだが
日本盤ボーナスの10だけは珍しく聴き所の無い捨て曲だ。まぁボートラだし
この辺は大目に見よう。もう一曲のボーナスは前作もやった日本語詩の曲。
今回は2曲目“Spill Blood On Fire”を日本語で歌っている。バラードだった
前作と違ってアップテンポなので歌詞を見ながらじゃないと何歌ってるのか
判りづらい
な(笑)。そしてブックレットに載ってる歌詞と歌ってる歌詞が微妙に違っている。
でも曲はやっぱ良いしキャッチーなサビがクセになるな・・・(笑)。
「生きる間も、墓の後も〜!」


しかし相変わらずクオリティーの高いアルバムをリリースしてくれたもんだ・・・!5曲目に
トニー・カッコが参加してるとか8曲目がなんかのカヴァーだとか、
そんなことすっかり忘れてしまうほどハイレベルな一枚だといえる!
方向性の微妙な変化も彼らの前では問題にならない!かつてのB級クサクサバンドは
いつしかクサさをキープしたまま超一流メタルへと成長していた・・・!
やはりへヴンリーこそクサメタル救世主だ!!




おまけ “Spill Blood On Fire”日本語ヴァージョンの正確な日本語詩

2ndヴァース

「罪の次は罪が続く損害終えた カウントダウンはもう始めた 神様は人類の事を皆許して
まだ疑う悲しさを残して 君がその寂しさをよく身に覚えて 時間切れの夢中のように
パワーを掴めそれとも命を掴め そして過去を大事に出来るように明日を大事にしろ」

2ndブリッジ

「少しの間信じたけど 災害は遠くない 高くなっている〜」

それ以外にサビの「仕方ない」が「仕方がない」
「君は〜」が「君が〜」「人間が〜」が「人間は〜」  全て耳コピーです。



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満足度 95% お気に入り曲 10曲目以外全部。







"Carpe Diem"




フランス出身のメロディックスピードメタルバンドの5thアルバム。


フランス最強のクサメタルバンドによる待望の新譜である!
メロスピ、クサメタル界隈が勢いを失って久しい
彼らの存在は実に貴重じゃのう!1stの頃はまだまだ未熟な
GAMMA RAYフォロワー
だったが2ndで超絶的なクサさ
携えたメロスピ、クサメタルの王道を行くスタイルとなり
クサメタラーに愛され3rdでシンフォニックメタルの方向に
進みクサさは変わらず俺を激しく感動させ4thでは
正統派メタルに接近しつつもやはりクサさはキープされており
ストロングな一面を感じさせた!そして続く5作目となる
本作はモダンなリフを少し見せつつも今度はQUEEN的な
コーラスワーク
を導入し曲調もどこか80年代の
メロハーに接近しておる!



1曲目はSEに続き意外や意外モダン寄りのゴリゴリした
リフ
が聴けるミドル曲だがやはりヴォーカルはいつも通りの
HEAVENLY
で女性Voによるスキャットや80年代のバンドみたいな
シンセも聴けサビのコーラスは実にキャッチーでこれも何か
80年代のメロハー、メロディックメタル風である!
2曲目は待ってましたのクサさを感じさせるイントロが聴ける
アップテンポチューンだがメロスピというよりはこれも
いかにも80年代メタルのキャッチーさがプンプンである!
コーラスワークはQUEENに近いが曲調はROBBY VALENTINE風だな。
3曲目はドラマティックでリリカルなピアノ、ソプラノ風
ファルセットがやはりQUEEN的な雰囲気を演出しファンタジックさ
感じさせ途中からバンドサウンドも登場する大仰でシンフォニックな
バラード系の曲
だ!重ねられたギターソロ、コーラスはもろにQUEEN
パクリ癖は相変わらずじゃのう!(笑)だがギターの泣きっぷり
素晴らしく速弾きが流麗なだけではない素養を感じさせてくれるのう・・・!
4曲目はベースで幕を開けやはりもろ80年代風の華やかなシンセ
目立ちコーラスも聴けるキャッチーなメロハーだが1分半辺りで
疾走を開始しメロパワ的な雰囲気になるぞ!5曲目はこれまたピアノで
幕を開け
大仰なシンフォニックシンセ、バンドサウンドが登場し
盛り上がりを見せQUEEN直系のクワイア、オーバーダブ
顔を出すぞ!このポジティヴなクサい展開はHEAVENLYそのものである!
6曲目は大仰なクワイアコーラス、オーケストレーションが今度は
NIGHTWISHを思わせるもその後はモダン系のリフでアグレッシヴに
突き進みシンフォサウンドとパワフルなメタルサウンドで展開していく!
疾走感も本作でようやくメロスピ系の2ビートとなりクサさもついに
HEAVENLYのそれと化しクサメタラー、メロスパーはガッツポーズモノ
曲調となるぞ!ギターソロもいかにもジャーマンでクサくたまらん!
ANGRA、HELLOWEEN、さらにはJUDAS PRIESTと思しきフレーズも
顔を出すな(笑)。7曲目はどこか中東ライクなミステリアスさを
醸し出すシンセが聴けるスロー曲でピアノ、ストリングスシンセが
美麗な雰囲気を放つもヴォーカルパートは地味だな・・・。8曲目は
時期に合わせたのかベートーベンの“第九”で幕を開け明るく
ポジティヴに疾走
する王道のメロスピ、クサメタルだ!
待ってましたの曲調である!キャッチーなコーラス、終始ライトに
展開しサビの飛翔系フレーズもいかにもHELLOWEEN直系の
ジャーマンメタル
で嬉しくなっちまうのう!9曲目はデジタル音
聴けどこかミステリアスな雰囲気を感じさせるがキラキラした
シンセ
も顔を出しサビはいかにもHEAVENLYなクサいキャッチーさ
あるのう・・・!日本盤ボーナスの10曲目はクラシカルというか
プログレメタルライクなギターが聴けるインスト
メロディアスかつテクニカルなギターが主体となっており
ヤングギターの付録のDVDで聴けそうな曲調だな(笑)。


最近のバンドは大体モダンさ、メタルコア、メロデス要素を取り入れる
傾向にあるが彼らはまったくの逆を行きなぜか80年代メタル、
メロハー、
そしてQUEENの要素を取り入れておる!なぜこの方向性を
選んだのか判らんがそれが結果的にパクリッシュバンドながらも
独自の存在感となっているか!?思えば前作でもQUEENのパクリ的な
事をやっており本作のスタイルは正常進化なのかも知れんのう・・・!
先駆者GAMMA RAYもQUEENには絶大な影響を受けており露骨なパクり
顔を見せており、ジャーマンメロパワにとってQUEENは避けては通れない
偉大な存在
なのだろうか!?だが全体的にこれまでのアルバムであった
強烈極まりないクサさは残念ながら減退しており良くも悪くも
ノーマルなメロハー的雰囲気が強くなってしまっており疾走曲も
かなり減りミドル、アップテンポ主体なのが気になるのう・・・!洗練された
言えば聞こえはいいがそれによりクサさが減退するという、かつて多くの
メロスピ、クサメタルバンドが通ってしまった道
を彼らも通って
しまうのだろうか!?プロダクションも篭り気味でどうにも印象は
宜しくないがそれでもまだキラーチューン、好例のパクリフレーズはあり
QUEENの影響が濃いバラードなんかも聴き所だと言えるので
次はかつてのようなクサメロを復活させてくれい!




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満足度 85% お気に入り曲 LOST IN YOUR EYES、FAREWELL、
A BETTER ME、ASHEN PARADISE、ODE TO JOY







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