hide







"HIDE YOUR FACE"




元X JAPANの今は亡きギタリストの1stソロアルバム。


伝説のメタルバンドX JAPANのギターとして名演を残してきたhide
最初のソロアルバムである!Xにおいて“CELEBRATION”“Joker”等といった
ポップなアメリカンロック、そして“Love Replica”のような後の
インダストリアル系に通じるようなアバンギャルドな楽曲を提供し、
またそれ以前に在籍していた伝説のバンド“横須賀SAVER TIGER”では
何と様式美に通じる正統派メタルをプレイしていたりと幅広い素養を
持つミュージシャン
であったhide・・・そんな彼の持つ世界観が
凝縮された
のが本作だといっても過言ではなかろう!

楽曲のスタイルはポップチューンからインダストリアル、パンク寄りの曲に
アコースティックバラード、果てはジャジーなブラスロックまで非常に
多種多様でhideの豊かな音楽性を見せ付けるかのようである。
まぁ散漫に感じられなくも無いがここまで来ると逆に本作はあえてそれを
狙ったかのような印象さえ受ける。
ギターのみならずヴォーカルも
hideが担当
しており、意外と鼻にかかったような声質Sound Horizonの
(シンガーではないが)Revoがこんなカンジだった
と思わせる(笑)。
正直上手くは無いが楽曲に合わせて様々な歌い方を魅せており非常に器用である。
ちなみにベースにT.M.スティーヴンス、ドラムにテリー・ボジオが参加している・・・!

イントロにあたる壮大かつメロディアスな多重録音ギターに導かれる1曲目に続く2曲目
“DICE”はある意味一番判りやすいハードロックチューンだ。どこかポップさを持った
フックあるキャッチーなサビが良いな。あとはパンキッシュに疾走する
5曲目“D.O.D.(DRINK OR DIE)”が個人的に気に入った曲だ。様々なタイプの曲が多く
クオリティーの高さ、センスの良さは認めるが俺みたいなメタラー・・・
XだったらYOSHIKIが書く疾走チューンに激しく悶絶するような
タイプのメタラーにはあんまウケがよくないかもなぁ・・・!?

ちなみにあのマリリンマンソンhideの大ファンらしく本作で聴けるインダストリアル
チューンはマンソンが影響を受けたと言う事が丸判りになるような出来
そこは非常に面白かったな・・・!加工されたヴォーカル、ノイジーかつ
へヴィなギターリフ
などまさしくのちにマンソンが
やりそうなアレンジ
である・・・!


まぁ色々書いたが本作を気に入るのはメタルファンではなくロックファンであろう・・・!
Xの曲でもYOSHIKIが書いた曲以上にhideが書いた曲が好きだったというファンは
本作を十分楽しめると思う。インダストリアル好きも聴いてみてもいいかも。
やっぱ個人的にhideといえば横須賀SAVER TIGERだな(笑)。



Amazon.co.jpで見てみる



満足度 68% お気に入り曲 DICE、D.O.D.(DRINK OR DIE)







"Ja,Zoo"




元X JAPANの今は亡きギタリストの死後に発表されたアルバム。


HR/HMに限らず様々なジャンルを柔軟かつ貪欲に吸収しそれを己の血肉とし
唯一無二の音楽性を持っていたミュージシャンhideの死後にリリースされた
アルバムで残されたデモテイクなどを基にして構築した楽曲が収められている。
過去のリレコーディング曲も収録されているぞ。

音楽的には“HIDE YOUR FACE”ほどの幅広さは無く焦点が絞れた感じだと言える。
別プロジェクト“zilch”ほどのへヴィさは無いが電子音が取り入れられた
ミクスチャー、インダストリアル系の楽曲が中心となっている。hideのヴォーカルも
鼻にかかった感じが消え上手くなったと思う。

2曲目“ROCKET DIVE”と4曲目“PINK SPIDER”はhideの代表曲だと言える
有名チューン。個人的にはややポップさが目立ったROCKET DIVEよりもミドルテンポながら
メロディーの良いPINK SPIDERのほうが好みだな・・・。


アーティストの死後必要以上にもてはやすという日本人の悪癖のため
売れまくったのか中古屋で2桁(!)の値段で売り捨てられている非業のアルバム(爆)。
アマゾンの中古なんか1円(!!)だぞ・・・!なんてこったい!!



Amazon.co.jpで見てみる



満足度 69% お気に入り曲 PINK SPIDER







もどる


inserted by FC2 system