GAMMA RAY






"HEADING FOR TOMORROW"




ハロウィンを脱退したカイ・ハンセンが新たに結成したバンドの1st。


ハロウィンにおいてジャーマンメタルの基礎・・・メロパワの基礎をつくりあげた
カイ・ハンセン。しかし彼は様々な諸事情があってバンドを脱退し、その後ハロウィンは
尻すぼみ的に微妙なアルバムを連発、メタラーの期待はカイに向けられる事となったが、
彼はしばしの充電期間を経て新たにガンマレイなる新バンドを結成し我々の前に再び姿を現すのだ!!

そんなわけで、音楽的には当時微妙な方向転換を図っていたハロウィンとは
異なり、純度100%のピュアなジャーマンメタル・・・メロパワチューン
構成されているぞ!初期ハロウィンが好きなら諸手を挙げて飛びつくような音だ!

だが本作はカイが主導権を握って作られたアルバムのため彼が影響を受けた
バンドの要素が随所に見られるわけで、とりわけこれまでは一切見せてこなかった
クイーンからの影響があるのは面白いな・・・!もろそれ系のコーラス
使われていたりクイーンの曲のフレーズを拝借したような曲があるのもご愛嬌だ(笑)。


クオリティーは高く捨て曲は無い!初期ハロウィン、メロパワが好きなら
聴いて損なしのアルバムだ!!



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満足度 90% お気に入り曲 全部







"SIGH NO MORE"




ハロウィンを脱退したカイ・ハンセンが新たに結成したバンドの2nd。


前作でハロウィンにとってかわってメロパワの代表的バンドになった彼ら。
それもそのはず初期ハロウィンにおいてメロパワの基礎を作ったカイ・ハンセンが
新たに結成したバンドなのだから当然と言えば当然だろう。そしてここに届けられた
2ndは前作のようなピュアなジャーマンとは異なり、様々な要素を導入した
アルバムに仕上がったと言える。

前作もそうだったがカイはここに来て何故か自分が影響を受けた先人バンド達の
フレーズや展開などをパクることが多くなっており、本作はジューダス・プリースト等といった
昔の、古き良きメタルの影響がでてきたように感じたな。しかしそれがよくなかったのか
我々が期待している疾走メロパワ曲はかなり減退し、微妙な曲ばかりのアルバムに
なってしまった印象がある・・・!


彼らのアルバムとしてはかなり微妙な出来だ・・・!ほかの全てのアルバムを集め
まだ聴き足りないと感じたマニアなら聴いてもいいアルバムかもな・・・!



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満足度 63% お気に入り曲 AS TIME GODS BY







"INSANITY AND GENIUS"




ハロウィンを脱退したカイ・ハンセンが新たに結成したバンドの3作目。


前作においていきなり脱メロパワし我々を戸惑わせた彼らが放つ3作目のアルバムは
さすがに反省したのか前作よりは出来がよくなったアルバムに仕上がっている。

それでもまだやはり1stやのちにリリースされるアルバム群に比べると微妙な曲も多く
まだまだメロパワゴッド完全復活には遠いのだが・・・!
だが1曲目“TRIBUTE TO THE PAST”はなかなかに強力なメロパワチューンで満足。
他にも出来のいい曲はけっこうあるぞ。個人的にはバンド名の由来となったドイツの
70年代に活動してたオルガンロック“バースコントロール”のカヴァー
“GAMMA RAY”も気に入っている。


まぁ悪くは無いので彼らのファンなら聴いてみてもいいだろうな・・・。



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満足度 76% お気に入り曲 TRIBUTE TO THE PAST、GAMMA RAY、INSANITY AND GENIUS







"LAND OF THE FREE"




ドイツ出身のメロパワゴッド率いるバンドの4作目。


これまでヴォーカルを務めてきたパワフルシンガー、ラルフ・シーパーズが
本作のレコーディング前に脱退。後任シンガーを加入させる事は無く、
初期ハロウィンのようにカイ自らがヴォーカルを取ることになったようだ!
これには賛否両論あるだろう!彼のヴォーカルはその独特さと引き換えに非常に強い
クセがり、また技術的にも未熟
なため快く思わないメタラーも多いからだ!
俺を含めて彼のヴォーカルが好きだというごく一部の好き者は彼のヴォーカルをして
“ゴッドヴォイス”などと形容し崇拝、彼の「アーライッ!」に悶絶昇天、
イカ臭い白濁のカルピスを辺りの迷惑顧みず撒き散らしてしまうといった
パブロフの犬状態に陥ってしまっているというわけだが・・・!(ちょっと違うか)

そんな罪作りな本作には大きなサプライズがあるぞ!なんとかつてハロウィンで
カイと共にプレイしてきた実力派ハイトーンシンガー、マイケル・キスクが
ゲストで参加
しているのだ!!彼が参加したのは2曲程度で、そのうちの1曲は
全てのリードヴォーカルをとっており、多くの良識派メタラーはこのままキスクが
ガンマレイに加入すればいいのに
とか思っていたようだ。
その気持ちもよく分かるぞ(笑)。


音楽的には煮え切らない出来だった以前のアルバムの反省を生かしたのか、
アグレッシヴとも言えそうな正統派寄りのメロパワ曲で固めてきており
クオリティーは上がったといえる!やはり彼らはこういう方向性でなくてはな!

ミドル曲も悪くは無いが個人的にはやはり疾走チューンが特に良いと感じた。
1曲目からいきなりの9分近くの大作だがそれも良い出来だな。部分部分で
クイーンっぽいコーラスが聴けるのもご愛嬌だ(笑)。


ここ最近の数作が微妙に感じられたファン、カイ在籍時のハロウィンファン、
正統派寄りのメロパワが好きならおすすめできるがやはりカイのヴォーカルが
ダメなら満足はできないだろうなぁ・・・。



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満足度 83% お気に入り曲 REBELLION IN DREAMLAND、MAN ON A MISSION、LAND OF THE FREE







"Somewhere Out In Space"




ドイツ出身のメロパワゴッド率いるバンドの5作目。


かつてハロウィンで共にプレイした実力派シンガー、マイケル・キスクの参加で
話題となった前作は楽曲のクオリティーも高く高水準のアルバムとなった。
そしてそれに続く本作は彼らのキャリアの中でも最も高いクオリティーを持つ
まさに代表作と呼べるレベルの名盤となった!

とにかく曲のクオリティーが高く1曲1曲に無駄が無くメロディーは
フックに満ち溢れており文句は無い!そんな本作において最も高いクオリティーを持ち
メロパワ史に名を残すであろう神曲が9曲目“THE WINGED HORSE”だ!
この曲のメロディー、特にサビのクサさときたらどうよ!明るい系ではなく
哀愁を持った泣きのメロディーというのも個人的にポイント高し!(笑)
ギターソロも良い!たまらんぞ!マジで泣ける!!

あとは邪道かもしれんが何気にボートラ曲も気に入ったな。何のバンドかは
ド忘れしたがカヴァー曲のようだ。この曲もキャッチーな哀愁メロディーが聴けて良い。


彼らを知りたければ1stかコレだろう!正統派の要素が濃いメロパワ好きも
聴いて損無しだ!



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満足度 90% お気に入り曲 THE WINGED HORSE







"POWER PLANT"




ドイツ出身のメロパワゴッド率いるバンドの6作目。


前作にあたる“Somewhere Out In Space”は彼らのキャリアの中で最高傑作
呼べる名盤だった。そしてそれに続く本作も前作同様力作で彼らのファンならび
メロパワ好きなら楽しめる出来となっているぞ!

特に気に入った曲は正統派のクサクサメロパワである4だな。他にも
マノウォー精神溢れる歌詞が聴けるノリの良い8、ラストの劇的な大作の11などが
良いな。ちなみに本作にはカヴァー曲が2曲も収録されておりそのうちの1曲は
何と英国のポップデュオ、ペットショップボーイズの“IT'S A SIN”だ!完全に
畑違いだがかといって侮ってはいけない!俺は原曲も知ってるがこの曲は
かなりドラマティックでシンフォニックな楽曲なのだ!俺は洋楽聴き始めの頃に
通過して気に入っていたのだがメタルにアレンジされて劇的さ倍増!
少なくとも原曲もクサい音を愛するメタラーが聴いても悪い気はしないであろうな・・・!
もう一曲は日本盤ボーナス扱いでレインボーの“LONG LIVE ROCK'N'ROLL”のカヴァーだ。
やはり原曲が好きなのでこのヴァージョンも楽しめたな。まぁカイのヴォーカルと
ロニーのヴォーカルを比較するのはナンセンス
だが・・・!(笑)


前作ほどではないが本作もいい出来の一枚だ!彼らのファンならびに
クオリティーの高いメロパワ系メタルが聴きたければ買っても後悔は無いだろう。



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満足度 84% お気に入り曲 STRANGERS IN THE NIGHT、IT'S A SIN、HEAVY METAL UNIVERSE、ARMAGEDDON、LONG LIVE ROCK'N'ROLL







"NO WORLD ORDER"




ドイツ出身のメロパワゴッド率いるバンドの7作目。


超名盤である前々作、そしてそれには及ばないものの素晴らしいアルバムだった前作とここ最近上調子の
彼らがベスト盤をはさんで新たなアルバムをリリースしたぞ!

しかし今回の方向性は多くのメタラーが本アルバムを指して“パクリッシュ・オーダー”などと
陰口を叩いている
だけに、これまでどおりクイーン、ジューダスプリースト、アイアンメイデン等といった
先人達だけにとどまらずラプソディーなどの後続バンドからも
フレーズを拝借している!
これはさすがに色々言われるだろうなぁ・・・。
しかも今回は曲の出来もかつての“SIGH NO MORE”以来のつまらなさときている・・・!
どうした!?メロスピゴッドよ・・・?こんなハズじゃないだろう!!

そんな訳でパクリが目立つ本作のキラーは1曲目のぶ厚いクワイアが聴けるもろラプソな
イントロ
“INDUCTION”に続く疾走メロパワチューンの2曲目“DETHRONE TYRANNY”だ!途中やはり
ラプソのフレーズが顔を出す
ものの純粋にカッコいいメロパワで満足。ちなみにこの2曲は
かつては立ち技最強を決める超有名格闘技イベントだった今は
イロモノ巨人天国と化した
お笑い立ち技プロレス、K-1(笑)
TBS系列の放送で使われていることで有名だ!!(笑)ちなみに俺はTBSの告知、
番宣の仕方が大嫌いだ(爆)。



関係ない話題にそれてしまったが、本作は個人的にはいまいちだな・・・。パクリは目をつぶれるが
曲がつまらないのは勘弁な・・・!



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満足度 67% お気に入り曲 DETHRONE TYRANNY







"MAJESTIC"




ドイツ出身の有名メロパワバンドの通算8枚目のアルバム。


本作は前作から4年という長い期間を経てのリリースとなったが、
その間にもライヴアルバムをリリースしているため完全に空白の4年間というわけではないが、
それでもかなり長い期間空いていたと言える。

そんな本作の方向性はこれまで以上に幅広い作風を取り入れ、曲によってはどこかモダンな
雰囲気があったりプログレ的な展開があったり
とさまざまなスタイルの
曲を聴かせてくれる。好意的に解釈すれば様々な曲調が楽しめると言えるわけだが、
個人的にはどこか焦点が定まっていない、散漫だという印象を受けたな・・・。
従来どおりの疾走キラーチューンはたしかにあるが、これじゃ物足りない・・・!
ぶっちゃけ彼らにプログレスタイルやモダンなリフは求めていない。
本作における疾走メロパワチューンである2曲目“FIGHT”のような曲を
俺は彼らに求めているのだ!


部分部分で往年のメタルナンバーのフレーズが顔を出すのも
相変わらずと言った所か。今回はブラックサバスのフレーズが出てきてニヤリとさせてくれるが、
やはりパクリが嫌いな人は受け付けないんだろうなぁ・・・。

前述の“FIGHT”以外に気に入ったのはどこかネオクラ風、様式美フレーズ
聴ける10曲目“REVELATION”だ!彼ららしくはないがこういう方向性もいいな。


とはいえ個人的にはパッとしない曲が多く微妙な出来だったな・・・。同時期に出たハロウィンの
守護神伝新章のほうが出来は上だ。




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満足度 69% お気に入り曲 FIGHT、REVELATION







"Land of the Free II"




ドイツ出身の有名メロパワバンドの9thアルバム。


HELLOWEENの新譜リリースからちょうど一月後にリリースされたアルバムで
今年から来年にかけてカップリングでツアーを行う事になっており現在は
海外をサーキット中、来年2月には来日公演も果たすドイツが生んだ
メロスピゴッド、カイ・ハンセン率いる大御所バンドの通算9作目に当たる
本作は何とかつての“LAND OF THE FREE”の続編的な位置づけにある
アルバムとされている!

方向性としては前作“MAJESTIC”がどこかへヴィだったりプログレッシヴ
だったり
と従来のメロパワ要素が薄れ個人的にはイマイチに感じられたのだが
本作は往年のスタイル・・・キャッチーなメロで爆走する
普遍的ジャーマンメタルスタイル
が戻ってきているぞ!
2曲目は出だしこそアイアンメイデンっぽいノーマルな正統派メタルなれど
サビは一気にメロスピ的爆走!分厚いコーラスも登場しファンが彼らに
求める要素が凝縮されていると言える!ギターソロ、ツインリードも実に熱い!
俺たちはカイ・ハンセンにこういう楽曲を求めているのだ!!
大仰なイントロの3曲目に続く4曲目も爆走しまくりのメロスピだ!
っていうかこの曲のブリッジ・・・かつてのHELLOWEENの名曲“HOW MANY TEARS”
フレーズじゃないか!先人達のフレーズ拝借にとどまらず今度はセルフ拝借
なのか!?(爆)だがギターソロはやはり劇的で素晴らしい!7曲目はシンセが使われたメロハー的な
質感
をかもし出す曲。途中のアコギソロが新鮮だな。その後のギターソロ、コーラスも
クサいぞ!これはロシア民謡“ポーリュシカ・ポーレ”のフレーズだな!
11曲目もキャッチーさを振りまき疾走、シンセも壮大さを演出しコーラスも
非常に分厚くクサい待ってましたのキラーだ!中東っぽいドラマティックな
ギターソロ
も素晴らしい!ラストの12曲目は11分に及ぶ大作で部分部分で
聴き覚えのあるフレーズが顔を出すも目くるめく展開を堪能させてくれる
高品質の大作である!


相変わらずパクりが多かったりするのだがもうこれはカイ・ハンセン御代の
芸風の1つ
として認知したほうがいいかもしれん(爆)。ナインティナインの
岡村が志村けんの芸を大胆に拝借するようなモンだ(笑)。

あとギターやドラムの音が軽いのも気になったがまぁ個人的には
目を潰れる範囲だ。曲の良さがそれを気にさせないといった所だろうか!?
カイのヴォーカルはここにきてさらに上手くなっているように感じられたな。
前作、前々作の方向性が気に入らなかったメロスパーにとって本作は
まさしく胸を撫で下ろす出来なのではなかろうか!?捨て曲無しの一枚だ!
HELLOWEENの新譜よりも気に入ったぜ!こりゃライヴが楽しみじゃわい!



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満足度 89% お気に入り曲 FROM THE ASHES、
TO MOTHER EARTH、EMPRES、HEAR ME CALLING、
INSURRECTION







"To the Metal"




ドイツ出身の有名メロパワバンドの10thアルバム。


言わずと知れたジャーマンメロパワの開祖と言える存在、
メロスピゴッド、カイ・ハンセン率いるベテランバンドによる
通産10作目のアルバムにしてバンド結成20周年を迎える
節目とも言える1枚で、かつての“LAND OF THE FREE”以来となる
マイケル・キスクのゲスト参加も話題を呼んでいる記念碑的なアルバムである!

1曲目は珍しくカイが低音で歌っておりどこか怪しげな雰囲気
放つミドル曲でギターソロも中東風のメロディーをなぞるプレイを披露、
いきなりの風変わりな方向性に驚かされるが2曲目は待ってましたの
疾走ジャーマンメロパワ
である!シンセもイントロで登場しドラムは
非常にアグレッシヴなツーバス連打を披露、ピアノも聴けゲストVoで
マイケル・キスクが参加しているがメロディーはそこまでキャッチーでは
ない
かもな・・・!?3曲目はどこか80年代風の雰囲気を感じさせる
ミドルチューンでサビは憂いを帯びたメロディーが聴けるぞ!リフも良く
ギターソロも流麗で適度にテクニカルかつ適度にメロディアス
ベテランの技を見せ後半では珍しくキラキラしたチェンバロも登場する!
4曲目はストロングな印象のある硬派なミドル、スローチューンだが
プロダクション的にへヴィさは無いな。5曲目はドラマティックなギター、
シンセ
で幕を開け疾走開始するもこれまたこれまでに無く低いキー
歌っておりカイも年取って高音が出なくなったからこういうアレンジに
したのか!?と思わせるもサビのメロディーは哀愁漂うクサメロで良いな!
6曲目は80年代のアメリカンロック、LAメタル風のリフが聴けるミドル曲。
7曲目はベースソロで始まるストロングな印象の疾走チューンでようやく
ハイトーンシャウトが登場!Aメロはメロパワと言うよりはJUDAS PRIESTの
“PAINKILLER”
っぽいがテンポが落ちるサビは実にキャッチーでクサい、
こっ恥ずかしさ
すら感じさせる分厚いコーラスが聴けこれぞまさに
GAMMA RAY
と言いたくなるキラーチューンだ!ベース、ドラム、ギターと
ソロが続く
のも面白いな。8曲目はこれまた疾走するも全体的には
アップテンポ程度
でシンセによるピコピコした電子音も目立つが
やはりどこか80年代メタルっぽさがあるな。ギターソロも聴き所だ!
9曲目はチープなシンセのストリングス、クワイア音が怪しいフレーズ
奏で大仰なバンドサウンドが登場し疾走、勇壮で哀愁漂うクサさも濃く
サビは明るくもキャッチーなコーラスとこれまたいかにもGAMMA RAYな
1曲
である!ギターソロは実に流麗な速弾きを披露しており技巧の
高さ
を見せシンセソロも登場するぞ!10曲目は彼等には珍しい
ピアノ、ストリングスが美麗さを演出するメランコリックなバラード。
アコギのストローク弾きも聴けバンドサウンドも登場するがメタリックさは
極めて薄く、
後半雰囲気が変わりどこかQUEENにも通じるヴォーカルの
掛け合い
が披露されその後メタリックなバンドサウンドが盛り上がり、
ポジティヴさを放ち大仰さを魅せ前半と後半で曲調がガラッと変わるのう・・・!


アルバム後半で疾走チューンが増えるも前半はスロー曲が目立ち
メロディーのキャッチーさ、フック、クサさも薄くどうにも地味
結成20周年なのにGAMMA RAYとしてはイマイチパッとしない
アルバム
かも知れんのう・・・!カイが年取ったのかキーの低い
が多くギターもピロピロした速弾きが少なくそこも大きく
影響しているだろうな。変にモダンになる事無く正統派のメタルらしい
音圧を貫いてはいるがそのため隙間の無い音のわりに全体的に軽め
シンセのフワフワした感じが中心になっているような空気が漂っており
どこか80年代メタルっぽい要素が濃く、こういった曲調なら
思い切ってモダンさを出したほうが良くなったかも知れんのう・・・!
後半のキャッチーな疾走チューンの連発で胸を撫で下ろしたが
前半はハズしたかとヒヤヒヤしたわい・・・!(爆)




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満足度 77% お気に入り曲 All You Need To Know、Time To Live、
Rise、Shine Forever、Deadlands、Chasing Shadows







"Master of Confusion"




ドイツ出身のメロディックパワーメタルバンドによる企画ミニアルバム。


去年観たHELLOWEENとのカップリング来日公演も記憶に新しい、ドイツが誇る
ジャーマンメタル、メロディックパワーメタルの大物
による企画ミニアルバムで、
去年の来日公演に合わせてリリースされた1枚となっており、新曲2曲に加え
カヴァー曲2曲、そしてライヴ音源が6曲収録されており、長さだけで言えば
普通にフルアルバムくらいのボリュームがあるのう・・・!

1曲目はジャーマン的な疾走感を見せつつもどこかワイルドなノリを感じさせる
ファストチューン
で、明るめでスラッシーな印象もあるか!?中盤のギターソロは
RAINBOWの“Spotlight Kid”みたいだな・・・!(爆)2曲目は正統派メタル寄りの
キャッチーさを醸し出すギター
が聴けるアップテンポ曲で、低音気味で歌うカイの
ヴォーカルが印象的
でこれまたロックンロール的なノリも醸し出されているな。
3曲目はHOLOCAUSTのカヴァーで、どこかダーティーさを感じさせるミドルテンポ
これまた正統派寄りのHM/HRチューンとなっており、4曲目はSWEETのカヴァー
キャッチーさ漂うぶ厚めのコーラスが印象的なポップさのある佳曲となっているな・・・!
QUEENっぽいコーラスに続きシンセがプログレハード風のムードを放ちテンポアップするぞ。
5曲目以降はライヴテイクとなっているぞ。


何だかんだで純粋な新曲が2曲のみとなっており、ボリュームはあれどやはり
あくまでも企画ミニアルバムの域に留まった1枚で、まぁ彼等の熱心なファンなら
十分に楽しめる1枚であろう・・・!
新曲2曲ともカイが意外と低めのキーで
歌っているのが気になるだろうか!?
俺が実際観たライヴでも低めの省エネ歌唱で
お茶を濁していた感
があったが、流石に年で衰えて来たのかもなぁ・・・!?(爆)




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満足度 76% お気に入り曲 Empire Of The Undead  Lost Angels







"Empire Of The Undead"




ドイツ出身のメロディックパワーメタルバンドによる11thアルバム。


ドイツが誇るメロパワの元祖、カイ・ハンセン率いるベテランバンドによる、4年振りに
リリースされた通算11作目のフルレンススアルバムである!何とカイ・ハンセン所有の
スタジオが全焼する
という憂き目に合うも、本作のマスターテープは無事だったようで
こうしてリリースに漕ぎ着ける事が出来た訳だが、気になる方向性は疾走感を抑え
ミドルテンポメイン
へヴィさ重視な作風になりつつも、大作からメロパワチューン、
ロックンロール風
等何気に幅広い楽曲が収録されているだろうか!?

1曲目は怪しげかつ淡々としたクリーンギター力の抜けたヴォーカルが乗り、そこまで
へヴィと言う訳では無い重厚さを感じさせるミドル、スローテンポで展開する、
何と9分越えの大作である!シンセがシンフォニックなムードを醸し出しクワイア風の
コーラス
も登場、中盤からテンポアップヴォーカルも荒々しくなるぞ!ギターソロも
ツインリードで幕を開けQUEENの“Stone Cold Crazy”みたいなリフも登場、ワイルドさ
感じさせ非疾走の大作でありながらも聴き所が多くダレないのは流石にベテランの
仕事じゃのう・・・!
2曲目はスラッシーな印象のあるリフアグレッシヴさを放ち
疾走
とまではいかないもののアップテンポで勢い良く展開、途中からいかにもジャーマンな
疾走感
も見せヴォーカルもフックがあり、サビは正統派メタルの熱さが見られるのう・・・!
目くるめく展開のギターソロも大きな聴き所である!その後のスローパートはJUDAS PRIESTの
“Metal Meltdown”
みたいなんだが気のせいか!?(爆)3曲目は乾いたリフロックンロールっぽい
ムード
を放ちつつもモダンな質感を感じさせるミドル曲だ。サビは妙なキャッチーさがあるな。
4曲目もへヴィ寄りのムードを漂わせつつも軽快なノリの良さを見せており、ヴォーカルは
かなり抑えめな印象があるな・・・!ギターソロは結構メロディアスである。5曲目は前ミニアルバムに
収録されていた軽快でキャッチーなミドル曲
で、6曲目も前シングル収録の
スラッシーなファストチューン
である!7曲目は淡々としたクリーンギター、ヴォーカル
穏やかさを見せるバラード・・・と言うかQUEENの“We Are The Champions”を
丸パクりした
かのような曲だ(爆)。8曲目は正統派なギターリフが聴けるシンプルなミドル曲で、
やはりどこかJUDAS PRIESTっぽい感じだな。9曲目は軽快なノリを見せるアップテンポ曲
これも正統派の要素が強い感じである。10曲目はポジティヴな壮大さを見せる
ツインリード
に始まりストロングさを演出した後に疾走開始!いかにもジャーマンなノリ
醸し出しており、ギターソロはタッピングに続きロックンロール風にもなるぞ。
11曲目は日本盤ボーナスだが、この曲はメタルでは無く何故かデジタルサウンドが
メイン
となっており完全なる捨て曲、駄曲である!(爆)


モダンなへヴィさを全面に押し出した作風ではあるが、楽曲自体は幅広い印象があり
それでいて聴き所がキチンと配されている
のはやはり流石じゃのう・・・!
今回もそこかしこで聴き覚えのあるパートが目に付くが(爆)、これはカイ・ハンセンの
なのでそう解釈してアニメタル的に楽しもうでは無いか・・・!(笑)疾走曲は少なく
せいぜいアップテンポ止まり
なんで、メロスピ、クサメタルを求めると肩透かしになるが
正統派HM/HRを求めるのであれば楽しめるだろうな。気になるのは前ミニアルバム同様
カイが抑えめに歌っている
部分だが、その分癖が薄れて聴き易いと言えば聴き易いか!?
日本盤ボーナスがクソなんで、買うなら輸入盤にしておこう(爆)。




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満足度 79% お気に入り曲 AVALON  HELLBENT  EMPIRE OF THE UNDEAD
I WILL RETURN







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