FAIRYLAND






"Of Wars in Osyrhia"




フランス出身のシンフォニックメタルバンドのデビューアルバム。


これまでラプソフォロワーというと、イタリアのザイ・マジェスティやホーリー・ナイツ、
チェコのサラマンドラなどがいたが
ここにきてフランスからまた新たなバンドが現れたぞ!

ギタリストにへヴンリーの1stでプレイしていたアンソニー・パーカー、そしてシンガーに元ダークムーアの
エリサをむかえた彼らのサウンドは典型的なラプソ系ファンタジック・シンフォニックメタル
あるがフランスという出自か、それともシンガーが女性だからなのか、壮大で重厚なのだが
どこかさっぱりとした印象を受けたぞ。ラプソディーがこってりしてて
聴き疲れを覚えるのに対し、こっちは不思議と疲れないな。


オーケストレーション、クワイアはかなり分厚く、下手したらラプソディーよりも
オーケストラが前面に出ている
かもしれん。
が、それで肝心のメタルサウンドがやや埋もれ気味なのはどうかと思うぞ。
あと、なぜかあまり言われないのだがオーケストラがもろシンセって音なのはあかんな。
これだけ分厚いんだ、是非とも生音で聴きたいぞ!クワイアが反響しまくってるのも
プロダクションのミスだな。

捨て曲は無いな。どの曲も凝りまくったアレンジ、壮大なシンフォニックメタルサウンドが楽しめるぞ!
曲調はヴォーカルが元ダークムーアだってことでそんな音を想像しがちだが実際はかなりラプソっぽい。
ギターのスウィープ加減ももろラプソだな。
だが日本盤ボーナスの“Guardian Stones”はイントロ、歌メロなどもろダークムーアだ!
期待通りのクサさ炸裂!!


ラプソディーやダークムーアが好きなメタラーなら聴く価値は
十分にある!超壮大だぞ!!




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満足度 90% お気に入り曲 全部。特に“Guardian Stones”







"The Fall Of An Empire"




フランスのシンフォニックメタルバンドの2ndアルバム。


実に3年ぶりのリリースだ!彼らはデモ音源がネット上で話題になり、そして
元DARK MOOR、現DREAMAKERの女性シンガー、エリサを迎えてフルアルバムをリリース、
シンセながらラプソ以上かと思えるほどのやりすぎな大仰シンフォニック
サウンド
が多くのメタラーを唸らせたわけだが、本作はそのエリサとオリジナルメンバーだった
ドラマーが脱退し、新たにMAGIC KINGDOMに参加していたシンガー(男)を向かえ
ようやくリリースされた2作目である!ちなみにデモ音源は全てオフィシャルサイトでダウンロードできるぞ!

音楽的には前作と変わらないラプソ直系のシンフォニックメタルサウンドで、
いまだシンセであるものの前作よりはチープさが無くなったオーケストラ、
前作はエコーがかかりすぎだったクワイアも程よいバランスになり聴きやすくなったといえる。
だが今回意図的にツーバスをある程度減らしたらしくそれが疾走感の減退につながり、
また前作ほどのクサさも無くなり結果的に悪くは無いものの前作ほどではないアルバムに
仕上がってしまった
と個人的に感じたな・・・!アレンジなどは前作どおりかなり凝っており
十分ドラマティックだと言えるのだが・・・!

また今回どちらかというと民謡色が濃くなり、全体的にラプソというよりは
チリの一人シンフォニックプロジェクト“BARROQUEJON”、
日本のシンフォプロジェクト“SOUND HORIZON”の
インディーズ時代みたいな曲調になった
と感じた。そんなわけで
民謡好きには受けそうだと言えるな・・・!


民謡色濃いシンフォメタル好き、BARROQUEJON、SOUND HORIZONのファンなら聴いて損は無いと思うぞ!



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満足度 80% お気に入り曲 The Fall Of An Empire、Clanner Of The Light、Anmorkenta







"Score to a New Beginning"




フランスのシンフォニックメタルバンド改めプロジェクトの3rdアルバム。


元々はちゃんとしたバンド形式だったのだが本作を制作するに
当たってキーボーディストのフィリップ・ジョルダナの
一人プロジェクトへと変貌を遂げたフランス出身の
シンフォニックメタルバンド改めプロジェクトの3作目の
アルバムである!バンド形式ではなくSOUND HORIZON同様
必要に応じてゲストミュージシャンを起用する形式にしたようで、
この手のオペラティックなシンフォニックメタルならば
そういうスタイルの活動も充分アリだろう。まぁライヴを
どうこなしているのかが疑問
だが・・・。

1stが豪華絢爛極まる疾走シンフォメロパワで話題となったのだが
続く2ndでプログレッシヴな路線に走り、さらにRHAPSODYスタイルの
方向性から民謡寄りにシフトし質は決して低くないものの
直球のクサクサエピックメタルを期待したクサメタラーを
ちょいとガッカリさせてしまったという経歴があるのだが
そんな2ndに続く本作の方向性はというとやはり疾走感よりも
複雑な、プログレ的な展開を残しており判りやすさの減退は
続いているがメロディーに関しては前作よりも良くなっており
オーケストラの質感も1stと2ndの中間と呼べそうな感じで、
民謡っぽさも残っているが前作ほどではなく1stに近いエピカルな
勇壮さ
が戻ってきているぞ!

イントロにあたる1曲目からさっそく大仰極まりない
シンフォサウンド
で期待が膨らみまくるのう!それに続く
2曲目の出だしは意外と大人しいもののその後すぐに
盛り上がりを見せるぞ!だが1stの頃のような判りやすい
疾走スタイルではなくやはりプログレッシヴな展開
持っておりベースやドラムが複雑そうなプレイを披露する
パートもある。3曲目はヴォーカルがいつになくダミ声
交じりのパワフルな歌唱
を披露、サビのクワイアはキャッチー
良いな!4曲目はホーンの音で重厚に幕を開けモダンではないが
へヴィな印象を与えるミドルチューン。ギターリフはいまいち
面白くないがその分バックのオーケストレーションが曲を良くしており
楽しめるのう。5曲目はリリカルなピアノに始まりどこか
民謡というかヴァイキングメタルライクなクワイアが聴ける曲だ!
6曲目はクラシカルなストリングスに始まりホーンも登場し
勇壮な雰囲気を放つアップテンポ曲である!サビのクワイアが
やはりフックあるメロディーを歌い上げておりヴォーカルも良いな!
こういう曲がやはり好みじゃのう・・・!(笑)7曲目はスペイシーな
シンセで始まりストリングスとギターのユニゾン、キラキラした
シンセにパワフルなVoが乗るが展開はプログレメタル的だ。
途中ソプラノ女性Voも登場しSOUND HORIZONっぽいな(笑)。
8曲目は実に大仰なオーケストレーションが堪能できるインスト。
まるでフィルムスコアが如き壮大な世界観に酔いしれる事が出来る
超シンフォニックサウンドである!9曲目は壮麗なフィメール
コーラスに始まりキラキラとリリカルに疾走する9分の大作だ!
個人的にクリスマスみたいな雰囲気を感じとったのだが気のせいか!?(笑)
プログレメタル的な緊迫感あるバンドサウンドも聴けヴォーカルの
声質もあって“IMAGES AND WORDS”の頃のDREAM THEATERみたいな
部分もあるがこのクワイアは紛れも無くエピックシンフォメタル!
後半はやけにハッピーな雰囲気も感じさせAQUARIAのような所もあるな。
10曲目はこれまた明るくも穏やかな曲調で女性Voが歌い上げるぞ。
日本盤ボーナスの11曲目は5曲目のヴァージョン違い。


1stのようなメロスピ系の疾走感はやはり無く、また
ギターソロがほぼ皆無キーボードソロが主体と言うのも
気になるがそれでもこの手の大仰でファンタジックな
シンフォニックメタル
を愛するクサメタラー及び
SOUND HORIZONでこの手の音楽性に惹かれたリスナーなら
充分楽しめる質の高さがあるぞ!オーケストレーションは
相変わらず打ち込みだがかつてのようなチープさが無く
充分満足できたわい!




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満足度 84% お気に入り曲 Assault On The Shore、Godsent







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