FINCH







"What It Is to Burn"




カリフォルニア出身のスクリーモバンドの1stアルバム。


哀愁エモコアにデス声ではない高音シャウトを導入しアグレッションを演出する
スクリーモと呼ばれるスタイルを持つバンドである!元はパンクがルーツにある
ロックサウンドなのだがこのバンドはギターリフが全面に出ておりどこかメタルに
通じる音作り
がなされているのが大きな特徴だと言えよう・・・!

楽曲的にはシャウトが聴けるもどちらかといえば哀愁漂うエモコアサウンドだが
やはり全体的にメタル寄りと言えるへヴィなギターが目立っており非常に
聴きごこちが良いといえる。ヴォーカルのシャウトもなかなかに良い声質
しており聴いてて熱くなれるぞ!楽曲的にも細部までつくり込まれた感があり捨て曲は少ない。
特に気に入ったのはアルバム中でも異彩を放つカオティックハードコア寄りの
9曲目“Project Mayhem”だ!俺はやはり普通のエモコアよりもこういう音の
ほうが好み
である(笑)。

本作もクオリティーは高いと思うが次のアルバム“SAY HELLO TO SUNSHINE”
本作とは雰囲気が一変して一気にTHE DILLINGER ESCAPE PLANあたりの
影響が濃くなったカオティックハードコアサウンドを志している。
確実にそっちのほうが俺好みだろうなぁ・・・!(笑)


エモコア云々抜きに哀愁漂うアグレッシヴなロックが聴きたい人は聴いてみても
損は無かろう・・・!さらに激しいのが好みであれば次のアルバムがいいと思うぞ!



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満足度 83% お気に入り曲 Project Mayhem







"Say Hello to Sunshine"




カリフォルニア出身のスクリーモバンドの2ndアルバム。


1stにあたる前作“What It Is to Burn”メタルっぽいギターが
目立ったエモ/スクリーモ
として高い評価を受けたようだが3年ぶりにリリースされた
本作は方向性が変わりスクリーモから一転しTHE DILLINGER ESCAPE PLAN
あたりの流れを汲むカオティック要素が濃くなったアルバムに仕上がったと言える!
前作の“Project Mayhem”みたいな楽曲が中心になったといえば通りが良いだろう。
モロそれ系というほど変拍子まみれではなくまだスクリーモ的な要素は
残っている
ものの前作にあったエモ系のポップさが無くなった風に感じられたな。
とっつきやすさは激減したが個人的には好印象である!ヴォーカルも
クリーンヴォイスから激しいシャウト、デス声、うめき声などマイク・パットンの
影響
を感じさせる要素が濃くかなり狂っており非常に好感が持てるな(笑)。

前作もなかなかにクオリティーが高かったが本作も良い出来で捨て曲は無い!
だが個人的に推したいのは13曲目“The Casket of Roderick Usher”だ!
短いながらも本作中最もカオティックな楽曲となっておりTHE DILLINGER ESCAPE PLANとかが
好きなら確実に気に入りそうな変態へヴィサウンドを見せてくれるぞ!ヴォーカルの
狂いっぷりも俺みたいな声マゾ(!?)にはタマラン仕上がりである!
もっとイカれてくれい!(笑)


前作が気に入った人は本作の方向性にはいささか戸惑うであろうが
カオティック好きならツボに入りそうなアルバムになったと言えるだろう!
だがバンドはこの後活動停止になってしまう・・・残念!!



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満足度 86% お気に入り曲 全部。
特に“The Casket of Roderick Usher”







"FINCH"




カリフォルニア出身のスクリーモバンドの再結成ミニアルバム。


僅かアルバム2枚で解散したカオティック/スクリーモバンド、FINCH。
しかし折からの再結成ブームに便乗したのかどうかは知らんが
2008年に再結成を果たしそして届けられたのが新譜となった
本作である!妖しくも気だるい倦怠感、そしてカオティックコア
通じる変態的要素、メタリックではないがラフで荒々しいバンドサウンドと、
前2作で聴けた要素を纏めた感じに仕上がっておりSAOSIN登場以前の
スクリーモ
を地で行くスタイルとなっているな。

1曲目から気だるくもカオティックなギターに絶叫スクリーム、
そしてクリーンVoも登場しカオティックコア要素のある初期型
スクリーモ
が展開する!2曲目はワイルドなロックンロール的
雰囲気
を放ちデス声というよりは暑苦しいがなり声を披露する
楽曲だ。サビの広がりあるフレーズはニューメタル、メタルコア
通じるものがあるな。中盤から後半ではやはり絶叫シャウトも登場し
実にスクリーモ的な音作りだ。3曲目も何ともいえない妖しい
倦怠感
を感じさせる曲調である。後半の絶叫はかなりカッコいいぞ!
4曲目はコーラスで始まりギターもデリデリした音色でカオティックな
リフを奏でサビはテンポダウンし広がりのあるアレンジとなる。
途中穏やかな展開になるのも面白いな。これ以降は
ボーナス扱いで5曲目はわりかしハードロック寄りのリフ
聴ける明るいキャッチーさのあるアップテンポチューンだ。
途中の絶叫はやはりスクリーモ的で非常に熱い!6曲目はアコギと
ハンドクラップ
による穏やかな曲で7曲目もアコギアレンジの曲だ。


衝撃の新譜というわけでもないし無難と言った雰囲気が
感じられなくも無いがメタリックな、ほとんどメタルコア
呼んで差し支えないスクリーモが多い中パンキッシュさ
残したオールドスクールなスクリーモは今じゃ珍しいので
彼等には今後も頑張ってもらいたいものである・・・!



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満足度 82% お気に入り曲 DAYLIGHT、
CHINESE ORGAN THIEVES







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