FIVE FINGER DEATH PUNCH







"The Way of the Fist"




カリフォルニア出身のメタルコアバンドの1stアルバム。


ファイブ・フィンガー・デス・パンチ!!何とイロモノライクな
バンド名
かッ!どうやら映画“キルビル2”の技から名前を
拝借したらしいな・・・。あの映画はつまらんかったな(笑)。
そんな感じで名前だけ見るとどうにもイロモノ臭くおバカバンドかと
思ってしまいがち
だがその音楽性たるや意外も意外、至極まっとうな
メタルコア系
で、メロデスの流れを汲むリフ、デスヴォイスというよりは
ハードコア系の流れを汲む咆哮、意外と上手いクリーンVo
極めてノーマルなメタルコアである!1曲目から王道を貫いており
あまり疾走しておらずちょいとアップテンポ気味なのが
IN FLAMESっぽいな。ギターソロもメロディー重視だがなんか下手に
聴こえるのは気のせいか!?(爆)2曲目は切れのあるリフが聴け
モダンなノリも見せるぞ!4曲目は泣きのギターが冴え渡るスローな
叙情性を感じさせるメタルコアバラード(?)だ。クリーンVoが
上手いのでこういう曲も説得力があるな。5曲目も非常に切れのある
タイトなリフ
が刻まれるもクリーンVoは浮遊感を感じさせやはり
疾走はあまりしてくれないんだが(笑)このギターはカッコいいな!
メロデスの流れを汲んだ泣きまくりのメロディアスなギターソロが
聴ける7曲目も良い。ただのメタルコアではなく曲によっては
部分的にSlipknotあたりからの影響を感じさせるパートが
出てきたりして疾走していない分グルーヴ感の演出に力を
入れている
のが分かるな。


全体的に新鮮味は皆無でまた疾走感も無く終始ミドル〜
アップテンポ
で構成されており地味に感じられるかも
しれないがこの手のバンドとしては異様に上手いクリーンVo、
そして北欧メロデスの影響が濃い泣きまくりのメロディアス
ギター
はかなりのもので新人バンドらしからぬクオリティーの
高さを有しているのもまた事実・・・!これでもっと
疾走していれば
かなり印象は良くなっただろうな!メロデスの
流れを汲む王道のメタルコアは好きだがクリーンVoが
皆スクリーモ系のヘナチョコなのが解せぬ!
などと日頃から
息巻いているタイプのメタラーならばかなり満足できるのでは
なかろうか!?このままアルバムを重ねて順当に
進化していけばいずれ大化けしそうなバンドだと言えよう!



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満足度 84% お気に入り曲 Way of the Fist、Place to Die







"War Is the Answer"




カリフォルニア出身のメタルコアバンドの2ndアルバム。


前作は北欧メロデスタイプ泣きまくりギターソロ
メロディアスな印象を与える、これといった個性は無いが
質の高い1枚
だった・・・だが今回はストロングさ、
へヴィさ
がかなり増強されパワフルになりつつもメロデス的な
泣きの質
は変化を見せどこかメランコリック系のゴシック
接近しておりニューメタルっぽさも感じさせるようになっているぞ!

1曲目からいきなり音割れしそうなほどにヘヴィな
リフ、ベースが重く唸るもノリの良さも感じさせ
サビはクリーンVoでキャッチーだな。2曲目はうってかわって
北欧っぽい泣きの雰囲気を持ったメランコリック
ゴシック風味
を醸し出すようになり気だるくも説得力を持った
上手いクリーンVoが全体を占めるが中盤でビートダウンしゴリゴリの
へヴィさが演出されデスVoも登場する!そしてエモーショナルな
ギターソロ
に繋がるぞ。3曲目もへヴィさを保ちつつ曲調は
どこかMARILYN MANSONライクなゴシカルさを持っており
低音でディープに歌うクリーンVoも登場、リズムはノリの良い
アップテンポでへヴィなブリッジ後はクリーンでキャッチーな
サビ
に突入する!4曲目もかなりヘヴィなサウンドでクリーンVoも
多くニューメタル系の雰囲気を持っているな。リズム落ちも
かなりブルータルだ!5曲目はクリーンなギターが聴ける
エモいパワーバラードでクリーンVoが上手いからこそ説得力も
しかとあるのう・・・!哀愁の中に男らしさがプンプンと
漂っておるわい!6曲目はメロデスというかモダンへヴィネス系の
ゴリゴリした乾いたリフ
が聴けるミドル〜スローでデスVoも
アグレッシヴに咆哮しまくり初期のSlipknotを思わせる曲調である!
だが途中エモーショナルなツインリード、ソロが聴けるのが
大きな違いか!?7曲目はアコギ、ストリングスシンセ
叙情性を演出するバラード。基本はゴリゴリにヘヴィなバンドだが
こういう穏やかな曲もやるとはギャップが凄いのう・・・!
バンドサウンドも出てくるが決してヘヴィにはならず盛り上げる
上手いアレンジが施され泣きのギターソロも良いな。8曲目は
気だるい退廃的でルーズなヘヴィチューンでヴォーカルは
咆哮タイプのデスVoだ。中盤から後半にかけてかなり
へヴィになるぞ!9曲目はメランコリックさを感じさせる
ギターフレーズ、エモーショナルなクリーンVoが聴けるもやはりへヴィな
乾いたリフ、唸りまくるベース
が目立っている。
10曲目は気だるくやるせない退廃的ギターで始まる
北欧メランコリックゴシック風の雰囲気が再び帰ってきた
叙情的な曲。11曲目は泣きのギターソロで始まり
メカニカルなタイトさを持ったリフも聴けるギター主体の
インスト曲。
12曲目はクリーンギター、クリーンVoが聴ける
ブルージーなバラードと思わせておいてヘヴィな
バンドサウンド
も登場する実に男臭く渋い曲だ!13曲目は
かなりモダンへヴィネスに接近したヘヴィリフ、咆哮デスVo
聴けるスローでグルーヴィーかつアグレッシヴな曲である!
クリーンVoがまったく登場しない辺りかなり本気だが
ギターソロはしかとあるのは彼等の自己主張か!?(笑)


ゴリゴリにヘヴィなストロングさを持ちつつもどこか
北欧メランコリックゴシック風味を出すようになり
音楽性の変化、進化が伺える仕上がりとなっている!
個人的には慟哭リフが聴ける北欧メロデススタイルのほうが
好みなんだが本作はかなり質が高く些細なジャンル差が
気にならない説得力を持っていると言えよう!何気に
散漫にならない程度で様々な曲調があるのも大きな特徴か!?




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満足度 84% お気に入り曲 Dying Breed、Hard To See、My Own Hell







"American Capitalist"




カリフォルニア出身のメタルコアバンドによる3rdアルバム。


デビュー作は北欧メロデスの影響下にある叙情メロディックメタルコアをプレイしていたんだが、
続く2作目でモダンヘヴィネス、ニューメタルハードコア的な方向性にシフトし
アメリカ人の琴線に触れるサウンドだったのか、本国でバカ売れしたらしい
カリフォルニア産メタルコアバンドによる3作目である!本作もサウンド的には
前作をさらに推し進めたようなワルなハードコア、ラウドロック的空気が強く、
いかにもアメリカ人が好みそうなワルでマッチョな音作りになっているなぁ・・・!

1曲目は早速のヘヴィリフ、咆哮ハードコア然とした無骨さを演出、クリーンVoも
顔を出しニューメタル的な空気もあり、2曲目もいかにもワルそうなハードコア然とした
ヘヴィさ
を演出、3曲目はヒップホップ的なノリすら見られ確かにアメリカ人が
好むワルな空気
があるなぁ・・・!4曲目は気だるいムードを放ち意外と上手い
クリーンVo
がメインの淡々としたスロー曲。5曲目はまたやけにイカツいムードを放つ
ヘヴィでストロングなマッチョソング
で、ツーバスも踏みまくりで実に無骨である!
6曲目はヘヴィなスローテンポ怪しげな低音Voも登場、歌モノラウドロックとしても
十分通用しそうなクリーンVo
が目立っているのう・・・!7曲目はアップテンポタフな
マッチョさ
を放ちつつニューメタル然としたクリーンVoも光っており、ソロ等ギターフレーズが
やけにメロディアスなのも良いぞ!8曲目は穏やかかつダークなバラード系で、
9曲目はツーバスが目立ったヘヴィな無骨さ漂うハードコア色濃い曲となるが、
Voはクリーンがメインだな。10曲目はこれまたヘヴィな勢いを感じさせるストロングな
アップテンポ
で、11曲目はかなり軽快でノリが良く、ハードコアをそのまま
ヘヴィにした
ような曲だがクリーンVoはシリアスな印象があるな。


初期作で見られた叙情メロデス要素は微塵も無く、本作で聴けるのはかつての
Limp Bizkit
辺りに通じるバッドボーイ的アティテュードが強く漂うハードコア色濃い
ラウドロック路線のメタルコア
となっており、確かにワルを気取りたいアメリカの
ガキにはかなり受けるサウンド
だろう・・・!それでいて何気にクリーンVoがやけに
巧くサウンドに説得力がある
のも魅力だな。HM/HRリスナーに受ける叙情性は最早
完全に見られなくなったが、タフでマッチョでワルな空気が好きなら楽しめるだろうな。
俺も何気にそういう雰囲気が好きだし(笑)。




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満足度 80% お気に入り曲 American Capitalist  Under And Over It
Menace  Back For More  I'll Fall







"Vol. 1-Wrong Side of Heaven & the Righteous Side O"




カリフォルニア出身のメタルコアバンドによる4thアルバム。


メタルコアではあるが、一昔前のメロデス要素入り叙情メロディックメタルコアでも
無ければ今風のデジタル要素入りチャラ系ポストハードコアでも無く、どちらかと言ったら
90年代ハードコアニューメタル、ラウドロック勢が持っていたタフでマッチョな
無骨さ、ストロングさ、ワルさ
メタルコアに落とし込んだスタイルで人気を博すバンドの
通産4作目
である!どうやら元は2枚組でリリースする予定だったが白紙になり、
続くVol.2と分けてリリースされる事になった
ようだ・・・!

1曲目はヘヴィなミドルチューンで、何とゲストでロブ・ハルフォードが参加しているが
ヒステリックなハイトーンシャウトはせず普通に歌っているのう・・・!ギターソロが
やけにクラシカルなメロディアスさがあり良いな。2曲目は歌モノラウドロック色濃い
ミドル曲で、3曲目は早口グロウルが目立ちつつヘヴィなグルーヴィーさもあり、
4曲目は穏やかなクリーンギター、渋いクリーンVoが聴けるバラード寄りだな。
5曲目はヘヴィに刻まれるリフに始まりグルーヴィーなリズムで展開、
6曲目もヘヴィグルーヴ主体のスロー、ミドル曲で7曲目は渋めの淡々とした感じとなり、
バラード的な空気も見られクリーンVoが巧く説得力があるな・・・!8曲目もヘヴィでストロングな
グルーヴ重視のワイルドな曲調
で、9曲目はアコギ渋さ漂う巧いVoが乗り
ヘヴィな盛り上がりも見せるバラードだ。10曲目は重苦しいヘヴィサウンド
ラップ風のグロウルが乗るいかにもワルな感じで、11曲目は呟くような語り
クリーンギター等が穏やかさを放ちつつ重苦しいヘヴィさも見られるスロー曲。
12曲目はマックス・カヴァレラがゲスト参加したグルーヴィーな印象の無骨なミドル曲で、
13曲目は男女ツインVoで少しメロディアスな印象もあるだろうか!?14曲目もまたやけに
ヘヴィで無骨なグルーヴを放つミドル曲
となるぞ。


やはり本作もハードコアライクな無骨さ、マッチョさ溢れる硬派なメタルコアで、
アメリカ人がいかにも好きそうな雰囲気があるな・・・!ただ前作以上にグルーヴィーな
ヨコノリの雰囲気
が漂っており、ハードコアらしいタテノリの突進力が
もっと欲しい所だろうか!?





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満足度 76% お気に入り曲 Lift Me Up  Burn MF







"Vol. 2-Wrong Side of Heaven & the Righteous Side O"




カリフォルニア出身のメタルコアバンドによる5thアルバム。


アメリカ人好みのタフでマッチョでワルな、いい意味で頭の悪さを感じさせる
ストロングなハードコアサウンド
で人気のバンドによる通産5作目で、タイトルや
ジャケが示す通り本来は前作との2枚組でリリースされる予定だった1枚である!
そんなわけで中身としては前作の流れを汲んだグルーヴ重視のヘヴィサウンド
やや画一的な印象があるも、疾走感があったりダンサブルだったりと前作では
見られなかった側面
もあるだろうか!?

1曲目は前作に無かった疾走感ある出だしでヘヴィさを放つがグルーヴィーさもあり、
2曲目はどこかダンサブルなリズムのミドル曲で、3曲目は前作譲りのグルーヴ主体となり
早口パートもありつつニューメタルなクリーンVoも聴けるぞ。4曲目は穏やかな空気を
漂わせたアメリカンな哀愁のあるバラード。意外にもギターソロが泣いており好印象だな・・・!
5曲目は無骨な刻みのギターが聴ける歌モノニューメタル寄りで、6曲目もミドル曲だが
ギターがやけにパワフルな刻みを見せているぞ!7曲目は哀愁漂うアコギによる短い繋ぎで、
8曲目はピアノ渋くエモーショナルなVoが聴けるバラードだ。9曲目は部分的に疾走感
感じさせるものの、基本的にはヘヴィかつ淡々としたスロー、ミドルテンポで展開するのう・・・!
ギターソロはなかなかにメロディアスで良いな。10曲目はどこか気だるい空気を漂わせた
ニューメタル風で、11曲目は無骨なタフさを存分に放つグルーヴィーな
スロー曲
だがサビはエモいクリーンVoとなるぞ。ギターソロがメロディアスで
穏やか
なのがギャップを感じさせるな・・・!12曲目はアメリカ土着のフォークソングの
カヴァー
らしく、唐突にマカロニウェスタン調の雰囲気が漂うのがいかにもアメリカ的だな。


前作譲りのグルーヴ感をキープしつつもワンパターンでダレた前作と異なり、
多少は曲毎に違いを出してきた印象があり退屈さは大分減退しただろうか!?
基本的にはタフでマッチョで頭の悪いアメリカンなんだが、バラードでは哀愁を漂わせたりと
脳筋なりにセンチな所を出そうとしているのも好印象だな。




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満足度 78% お気に入り曲 Here to Die  Battle Born  Let This Go







"Got Your Six"




カリフォルニア出身のメタルコアバンドによる6thアルバム。


叙情メタルコア要素があったデビュー作以降はアメリカ人好みのタフでマッチョで
ワルな空気
を放つバッドボーイ的アティテュードのハードコア色濃い硬派で無骨な
ニューメタル、ラウドロック寄りメタルコア
になり、本国アメリカで人気を博す
バンド
による6作目のアルバムである!本作も方向性としては2作目以降の流れを汲む
ヘヴィな無骨さ
が目立ったグルーヴ重視のストロングなメタルコアだが、過去作と比べ
意外とメロディアスな面も出て来ており聴き易さを増した印象があるだろうか!?

1曲目は叙情的なクリーンギターに始まりヘヴィかつノリの良いリズムが登場、
ハードコア然とした無骨さが漂っているな・・・!途中メロウなピアノが聴けたり
ギターソロもメロディアスだったりと泣きの要素も見られ、2曲目は怪しげな
ラップ風の呟きVo
男臭さ満点のシンガロングが聴けたりと実にむさ苦しいぞ!
3曲目は再びグルーヴィーなヘヴィチューンとなるが、クリーンVoはキャッチー
メロディー重視のギターソロも登場し聴き易さもあるか!?4曲目もヘヴィで
グルーヴィーかつノリが良く、
クリーンVoは爽やかだな。5曲目は無骨な中に
憂いが見られるコーラスが印象的なパワーバラード寄りのスロー曲。ギターソロも
エモーショナルで良いな・・・!6曲目は珍しくメタルコアらしい疾走感を感じさせ
リフもそんな感じである!7曲目は怪しげなギターが目立ちつつキャッチーなサビも登場、
後半では哀愁漂うアコギソロも聴けるぞ!8曲目はニューメタル寄りのスローチューンだが、
サビがこれまたキャッチーだな・・・!9曲目はアコギ、低音Vo渋い叙情性を演出する
男泣きバラード。サビでバンドサウンドが盛り上がるぞ。10曲目は無骨さ満点の
ヘヴィサウンド
マッチョな勢いを放つも、サビはこれまたむさ苦しくもキャッチーだな。
11曲目も無骨なタフさに満ちたヘヴィグルーヴ主体のスローチューンである。


基本的には過去作同様疾走感に頼らないヘヴィグルーヴ重視のストロングで
無骨なハードコア寄りメタルコア
なんだが、過去作と比べてギターソロや
サビのクリーンVo
メロディアスさ、キャッチーさが出て来た印象があるだろうか!?
まぁ勿論クサさは皆無だし、哀愁と言ってもアメリカ人の感性による叙情性なんだが
それでも日本人を極端に遠ざけるような感じでは無く、聴き易さが増したのは良いな。




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満足度 80% お気に入り曲 Got Your Six  Wash it All Away
No Sudden Movement  Question Everything







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