FACT







"The fine day never last"




日本のエモ/スクリーモバンドの1stアルバム。


国産スクリーモバンドとしてはかなり知られたされた存在である彼ら。
ツインVoにトリプルギターとかなり贅沢な(?)ラインナップで
本作は1stアルバムで2ndはかなりメタル要素が濃くなりプロダクション、
演奏技術もかなり向上したようだが本作の時点ではまだまだパンク寄り
演奏や音質など非常に荒々しくスラッシーではあるがそこまで
メタリックではない。だがドラムもツーバスを連打しギターも
パンキッシュながら所々でスラッシーさを押し出すぞ!
ヴォーカルはスクリームも含めて次作には及ばないがパンクスには
この青さ、荒々しさが受けるかもしれん。

終始爆走しまくりの2ndとは違いミドル、スロー曲もある。
歌詞は本作の時点で全て英語詩なのは高感度高いな(笑)。
ただ爆走するのではなく展開がなかなかに多様でシンプルさが無いのは
メタラーにも喜ばれるだろう。この時点で大器の片鱗は十分に
感じさせてくれるポテンシャルがあるな・・・!
5曲目はツーバス連打で爆走しギターもメタリック、ヴォーカルも
パンク歌唱とデス声を聴かせるスタイルで本作中一番激しいだろう!
メロコア的なサビもキャッチーで良い。間奏では2ndに受け継がれるであろう、
メロデス、メタルコア的なリフも聴けたりするぞ!6曲目もイントロのリフが
かなりメタリックだ!複雑な展開、そして後半のフィメールVoが演出する
哀愁、叙情性はメタラーはおろかプログレッシャー、
果てはSOUND HORIZON、六弦アリスあたりのファンにもアピールできそうなほど!
こいつら本当にパンクスか!?


質の高いメタルエモを聴かせてくれる2ndと違いパンク寄りなので
メタラーよりはパンクスにオススメかもしれんがメタラーも
聴く価値がある!
2ndが気に入ったら聴いてみよう!



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満足度 84% お気に入り曲 START FROM HERE、EXISTENCE、
SHINE、REBORN







"Never Turn Out the Light to Keep Myself"




日本のエモ/スクリーモバンドの2ndアルバム。


最近メタルコアなどの影響かますますメタル色が濃くなっているエモ、
スクリーモバンドの中でも特にメタリックな音を出すバンドの1つが彼らFACTである!
サビこそクリーンVoでエモ、パンクっぽく歌うもののデス声が半分を
占め
ギターリフなどどう聴いても完全にメタル!曲によってはスラッシュ、
メロデス系
のリフワークも飛び出しほぼ全ての楽曲が爆走しまくりだ!!
目だったギターソロこそ無いものの変拍子、ヴォーカルのバックでピロピロと
速弾き
しまくるギター、唸りまくるベースと演奏技術は高い!
プロダクションもギターが前面に押し出された個人的に好みの音作りで良好である!
そんな彼らの楽曲、人はエモーショナル・スピードメタル・・・通称エモスピ
呼ぶとか呼ばないとか・・・!?(笑)

捨て曲は皆無でどの曲も良い!暴れたくなる事請け合いだ!デス声・・・シャウトも
非常にアグレッシヴでBULLET FOR MY VALENTINEのようなメタルコア系を思わせる
要素が濃い!その中でも特に気に入ったのが上記したピロピロギター
聴け疾走する6曲目と本作の中でも特にスラッシーなメタルチューンの9曲目だ!!
全12曲入りでアルバム収録時間が30分に満たない短さなのが唯一の欠点か!?
せめて40分くらいは欲しかったなぁ・・・!


その楽曲、演奏、パフォーマンスは海外でも評価が高いと聞くがそれも頷ける
高品質アルバムだと言えよう!BULLET FOR MY VALENTINE、STORY OF THE YEAR、
HATEBREEDあたりのファンにオススメだ!全曲英語詩なので日本語嫌いのリスナーも安心である!



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満足度 89% お気に入り曲 全部。
特に“We Do It In Our Way All the Way”、“Key”







"FACT"




日本のメタルコア/スクリーモバンドの3rdアルバム。


1stの頃はまだパンク色濃い音を出していたが2ndで一気に
メタリックになりスクリーモというよりはもはやメロデス色の
薄いメタルコア
と呼んで差し支えなさそうな音に化けていた・・・
そしてここにリリースされた最新3rdアルバムは何と打ち込み要素
大胆に投入しダンスミュージックのスタイルを取り入れた野心的
1枚に仕上がっている!メンバーのルックスも怪しいおかめ仮面
付けた姿となりおそらく「オレはメタルコアをやめるぞ
ジョジョォォーーーッ!」
とでも叫びながら被ったのだろう(笑)。

まぁ勿論基本はメタリックなスクリーモなのでそういう音は
しかと残っているがそこに乗っかるダンサブルなアレンジ、
打ち込みのデジタルビート、初音ミクパフュームかと
突っ込みたくなる加工Voが惜しげもなく登場し確実に
賛否両論分かれそうな雰囲気に満ちているがただの
付け焼刃ではなくちゃんと練られたアレンジで登場するあたりは
流石に海外で認められそこから逆輸入で日本に舞い戻った
バンドならではの説得力が感じられるのう・・・!
タッピングかましまくりのギターが印象的な2曲目なんかは
バンドサウンド主体で従来どおりのスクリーモメタルなんだが
それでもどこか踊れる雰囲気があるな・・・!3曲目は
うってかわって完全にダンサブルなアレンジが施されて
いるものの4曲目はかなり短いスラッシーな爆走曲で
続く5曲目はまるでMETALLICAのようなリフが登場する!
曲調はノーマルなスクリーモで悪くない。6曲目は
メタルコア寄りの疾走で始まり軽めのデス声が聴けるも
その後はテクニカルなリズムとギターワークが入り乱れる
複雑なスクリーモと化す!やはりこういう曲が好みじゃのう!8曲目は何と
坂本龍一の有名曲“MERRY CHRISTMAS MR. LAWRENCE”
カヴァーでダンサブルだがギターがどっかで聴いた様な有名フレーズ
放ちスクリーモパートも登場しドラマティックに展開する!
9曲目はスラッシーに刻まれテクニカルな変拍子もこなす
鋭いリフが聴けるプログレデスと呼びたくなる短いインスト。
10曲目はスラッシーな疾走感を持ったSAOSIN系統のスクリーモだ!
13曲目はいきなり速弾きギターで始まりその後はテクニカルな
変拍子リズム
で複雑に展開、カオティックコアではなくあえて
プログレッシヴスクリーモと呼びたくなる雰囲気を持っているぞ!


同時に過去の曲を畑違いのDJ達がいじくった、メタラーにとっては
あんまいい印象の無いリミックスを施したアルバムを出したり
ダンス要素を大胆に取り入れたとの前評判で不安だった
いざ実際に聴いてみたら意外とそういう要素は少なく
従来のメタリックなスクリーモ色が濃く一安心といった
所だろうか・・・!やはり俺らみたいなリスナーは基本的に
ダンス系のデジタルビートは好まんのだ!
スクリーモバンドの中でも海外で認められている分やはりクオリティーは
かなり高くツボを押さえた曲作りが出来ている点が強みじゃのう・・・!
話は変わるがアルバム聴く限りじゃテクニックもかなりありそうなんだが
どうやらライヴではまだまだアルバムを再現し切れていないらしいな・・・。




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満足度 87% お気に入り曲 los angels、chain、reborn、
purple eyes、merry christmas mr.lawrence、co3、snow、why…







"In the blink of an eye"




日本のメタルコア/スクリーモバンドの4thアルバム。


能面を被りメタルコアを超越したと思ったら今度はマトリックス化した(?)
バンドイメージがいちいち特徴的な海外で活躍する逆輸入バンドの最新アルバムで、
これまでは普通にメタリックなスクリーモだったが前作で突如ダンスビート
大々的に導入し驚かせるも極めて自然に、かつ良質にスクリーモサウンドと融合しており
メタラーの反発も多分あんま無く質の高さを見せ付けてくれたが能面を捨てた今回、
ダンス要素を残しつつもバンドサウンドが重視されるようになり電子音が減退、
人力ダンスというか、デジタル部分もシンセ、打ち込みに頼らずバンドサウンドで
再現している
かのようなアレンジになっており電子音が苦手なリスナーには
有難い話だろうが絶叫シャウトはかなり減りクリーンVoが大半を占め、
ポップな明るさも増しておるのう・・・!

1曲目はドラム、ドライなギターで始まる明るめのエモメタルでバンドサウンドは
それなりにメタリックな部分もあるが全体的にはライトな質感が強く、リズムが
中々に変態的だったりしてそこが面白いな。短い曲で続く2曲目は勢いよく
疾走する
アグレッシヴなスクリーモでどちらかといったらパンク的な雰囲気
持ったリフが聴けるぞ。3曲目はこれまた明るめの雰囲気を持ち前作に通じる
ダンス、エレクトロ風味を醸し出しつつもそれを電子音ではなく人力で
やっている
ような感じの曲だ!シンガロング、コーラスも印象的だな。4曲目は
メタルコアに接近したメタリックなリフ、絶叫シャウトが聴けリズムも難解な
カオティックスクリーモ
だが途中で開いた空間を感じさせるアレンジとなり
トランス的な雰囲気も出すがシンセには頼らずあくまでもバンドサウンドで
それを再現、ビートダウンも登場しモッシュで躍らせようとしているかのような
展開に続きエモメタル的なキャッチーさを持ったコーラスも聴けるぞ。
5曲目もへヴィさのあるリフが聴けるがヴォーカルはキャッチーな高音クリーン
この辺がまさにエモメタルライクじゃのう・・・!6曲目はこれまたアグレッシヴ
勢いを感じさせる疾走スクリーモでギターのタッピングも聴けヴォーカルは
パンク的な荒々しさを持っておるのう・・・!7曲目は昔のファミコンのような
チープな電子音が聴けるエレクトロニカ系のインスト。8曲目はバンドサウンド主体だが
一部ヴォーカルにヴォーカロイド的なエフェクトがかけられこの辺がダンサブルな
部分
なのだろう・・・!リードギターもバックでなかなかに印象的なフレーズ
弾いているな。9曲目は電子音っぽいギター(?)で始まるマイルドな楽曲
ベースも目立ち穏やかなフュージョン系の印象もあるがサビではちゃんとエモメタル化
メロディーは珍しく哀愁系である。10曲目は80年代のニューウェイヴ系ポップス
通じるノリの良さ、フレージングを聴かせるもその後はパンク的な疾走パートになるぞ!
珍しい早口ヴォーカルも勢いを感じさせて良いな!11曲目はへヴィ寄りだが
モダンではないメタル的なダーティさを持ったリフが聴けるミドル曲。ダンスビート
顔を出すがやはり基本はバンドサウンドだな。12曲目もノーマルな
スクリーモ
に接近したタイプの明るい楽曲でヴォーカルのバックで目立つギター
やはり印象的だな。リフの切れ味もよく疾走パートもあるぞ!


上記したよう人力エレクトロダンサブル化しバンドサウンドで躍らせようと
しているかのような印象がありメタルコア、スクリーモ要素を残した
アレンジと相まってライヴではエレクトロ畑の人間とメタルコア・・・
パンクキッズ
それぞれの流儀で踊り狂うような光景がイメージできる
クロスオーヴァーサウンドが展開されているが、全体的にこれまで以上に
明るい雰囲気が濃くなっており哀愁好きにはあんまピンと来ないかも
知れんのう・・・!バンドサウンド主体になった事によりSAOSIN直系の
エモメタル、スクリーモ
的なドンシャリ、金属的ではないプラスティック的
質感
が前面に押し出され前作ほどの個性は無く画一的に感じられるかも知れんが
まぁ純然たるスクリーモ好きにはこういう方向性のほうが受けるだろう・・・!
良くも悪くも無難というか普通のスクリーモになったって印象だな。




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満足度 84% お気に入り曲 this is the end、silent night、
part of it all、risk of disorder、sunset







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