EVANESCENCE






"FALLEN"




アメリカの売れたゴシック系モダンへヴィネスバンドのアルバム。


まず、この音を出すバンドがアメリカでバカ売れしたというのが信じられない。
たしかにアメリカ人の大好きなデジタル音、モダンリフ、ラップが入ってはいるのだが
それ以上にオーケストレーションがあるし、当時としてはタブーと
されていたはずのギターソロ
が入っていると
いうのに!!ありえん!!

音的にはたしかにモダンだがそれ以上にフィメールヴォーカルをフィーチャーした
欧州シンフォゴシックの流れを汲むもの
で、ぶっちゃけ欧州のシーンを
良く知る我々からしてみれば珍しくアメリカからその手の音が
出て来たな
っていう程度のものなのだがこれがアメリカ人にとってはまさに
未知との遭遇
だったのだろう(笑)。映画の主題歌に
使われた
こともあって爆発的に売れたというわけだな。

とまぁ、母国の流行ミュージックしか聴かないアメリカ人にとっては
カルチャーショックだったわけだが我々としてはまぁそんなに目新しいものではなく、
先の展開も読めてしまうもので曲としてもそこまで
面白いものじゃないかな・・・。一番売れた1、2曲目、あとはラストでストリングス、クワイアが聴ける
11曲目がいいかな。2曲目に入ってるラップは人によっては蛇足に感じるだろう。
まぁあの国はラップを入れなければメジャーで売っては
ならないと
法律で決まっている
ようなもの
だし(暴言)、仕方ないんじゃない?俺は別に悪くは思わなかったけど(笑)。


まぁ、フィメールゴシックが好きな人は聴いてみてもいいんじゃないだろうか?
でもまぁ、いくら欧州ゴシック風とは言ってもギターの質感、デジタル音の使い方は間違いなく
アメリカンスタイルなのだが・・・!



Amazon.co.jpで見てみる



満足度 73% お気に入り曲 BRING ME TO LIFE







"The Open Door"




アメリカ出身のゴシックメタルバンドの2ndアルバム。


まだアメリカのメタルシーンがモダンへヴィネス、ギターソロ排除
一直線
だった頃リリースされた前作にあたる1stはまさに異端とも
言えるべき存在で、アメリカ人の肉食人種的感性からはとても想像できない
シンフォニックなオーケストレーション、耽美的な叙情メロディー、
そして豊潤な旋律を弾き上げるギターソロがふんだんに塗されており、
またそれがアメリカでバカ売れしたと言う奇跡が起こったのだ!
たしかにギターリフはインダストリアル的モダンさがあったり
一部の曲でラップが入っていたりとその辺はアメリカンなのだが
彼らの登場が欧州で活躍するフィメールゴシックバンドにスポットライトを
当てるきっかけとなり今じゃ多くの優れたバンドがアメリカ進出を果たし
成功している!そんなシンフォゴシックを世に広めた彼らだが
中心人物だったギタリストが脱退するという憂き目にも遭っている!
いささかハイプ気味の現象を産み出した1stに続く本作は果たしていかなる
出来となったのであろうか!?

モダンへヴィネス系のリフと多少のインダストリアルさを覗けば
見事に欧州シンフォゴシック要素を湛えていた前作と比較すると
幾分かギターが前に出てきておりへヴィロック要素が増した感が
あるように感じられるな。だが透明感ある女性ヴォーカル、
壮麗なオーケストレーション
が織り成す耽美ゴシックスタイル
本作でも普遍でありメランコリックなピアノの旋律も相変わらず美しく
大きな方向性のチェンジは無いといっていいだろう!
イントロでバラードかと思わせておいて途中でへヴィなリフが
現れラウドロックとシンフォさが混ざり合っているのが個人的に気に入った!
7曲目はモーツァルトのレクイエム“Lacrymosa”をカヴァーした曲で
ストリングス、クワイア、ピアノとデジタルビートの融合が聴けるぞ。
ただ前作にあったギターソロがほぼ排除されているのが気になったが
まぁ別に曲が必要としていないのであればとやかく言う必要は無いだろう。


デジタル音やラウドロック的へヴィリフはあるものの楽曲的には
完全に欧州フィメールシンフォゴシックのそれなので
そういった音が好きならば気に入るだろう!曲の質も高く演奏、プロダクションも
良い!
個人的には前作よりも気に入ったな。



Amazon.co.jpで見てみる



満足度 82% お気に入り曲 Call Me When You're Sober、
Lacrymosa、Your Star







もどる


inserted by FC2 system