ELLIOT MINOR







"ELLIOT MINOR"




イギリスのヨーク出身のシンフォニックエモ/UKロックバンドの1stアルバム。


恐るべき新人バンドの登場である!音楽的にはエモ、UKロックの流れを
組んではいるのだがそこに何とクラシックの影響を大胆に融合させ独自の
シンフォニックロックをプレイする新進気鋭のバンドである!
本格的にクラシックを学んだメンバーがバンドを率いているためなのか
非常に練られたアレンジピアノや生のストリングスなどといった
オーケストレーションがふんだんに使われており、またバンドサウンドも基本はエモ、
UKロックなのだがギター等ツインリードやタッピングが多用され
メタルの影響が大きそうである!MUSEやMY CHEMICAL ROMANCE、
果てはVALENSIAや初期QUEENの如きクラシカル、オペラティック要素
かなり濃くUKロックやエモの領域を超越し新たなシンフォロックを
提示、
やり尽くされた感のあるクラシックとロックの融合が今もまだ新鮮な
感動を与えてくれる
ということを教えてくれるかのようなアルバムである!
時にストリングスが至高の叙情と壮大な大仰さを放ち時にバンドサウンド、
ギターがメタリックなプレイを聴かせそしてクサさすら感じさせるキャッチーな
泣きメロ
を惜しげも無く披露、クサメタラーやプログレッシャーが
ガッツポーズできる
ありえないクサクサシンフォUKロックに仕上がっているぞ!
ヴォーカルも他の楽器と兼任しつつ2名おりツインヴォーカル体制となっている。
この手のバンドとしては上手い方で味があり音楽性にマッチした声質だな。

ピアノとストリングスで始まりアコギ、バンドサウンドも聴ける
1曲目からただのソフトでタルいUKロックとは違うところを
見せ付けるかのようだ・・・!ストリングスやギターのバッキングが
練られており部分部分で叙情的なメロディーが光りプログレッシャーや
クサメタラーも聴けるかもな!?ギターソロもタッピングやツインリード
飛び出したりとメタラー向けだ!2曲目はオーケストラ、ツインリードが
ドラマティックに盛り上がり
MY CHEMICAL ROMANCEを思わせるテンポの良さを見せ
メロディーも良くサビは壮麗なコーラスでその後のストリングスも非常に
美しく壮大だ!まるでVALENSIAやQUEENの如き劇的さだぞ!そしてチェンバロ、
ストリングスがクラシカルさを演出し
そのまま続く3曲目はピアノが聴け
ギターもけっこうハードな、愁いを帯びた叙情エモでサビのコーラスが壮大で
美しい!
疾走パートもありやはり独特のシアトリカルさがあるな。ラストの
シンフォニックな盛り上がりも凄まじいぞ!4曲目はアコギがバッキングを
聴かせるバラードだがやはりストリングスが使われている。5曲目も
バラード風の淡々とした始まりだがバンドサウンドが入りテンポアップ、
ピアノが叙情味を出しギターリフが印象的で湿り気を帯びたエモライクな
メロディー、アレンジを聴かせてくれるぞ。6曲目はドラムで始まりなかなかに
ハードロック的なギター、そしてピアノが聴けるアップテンポ曲。ストリングスや
QUEEN的コーラス、クサさを感じさせるメロディーに切り込むメタル的ギター
登場し物凄く高いクオリティーがあるのう・・・!7曲目はもの悲しいピアノ、
そしてフルートが聴けバンドサウンドが入るドラマティックなロックバラード。
途中ではピアノと共にハモンドも聴ける。そしてハードなリフにピアノ、
ストリングスが盛り上がりを見せ完全シンフォクサメタラー仕様となるぞ!(爆)
そしてオーケストラが壮大に盛り上がりまるで映画のサントラのような
顔を見せそこから続く8曲目は半泣きヴォーカルで始まり疾走、ピアノ、
ドラムがプログレッシヴなテクニカルさを放ち明るくキャッチーなコーラス
聴ける、まるでプログレハードのようなタイトなプレイを聴かせる曲だ!
本当にUKロックなのだろうか!?ギターソロはタッピングしまくり
メタル的にも実に美味しいのう!9曲目はピアノとストリングスが物静かに使われた
バラード。ホーン(トランペット)も登場しDREAM THEATERの“ANOTHER DAY”
思わせるな。ストリングスとメランコリックなヴォーカルが盛り上がりを
見せるサビがこれまた素晴らしい!10曲目は湿り気を帯びつつも
どこか明るい感じのピアノが使われたエモだ。比較的ノーマルな印象があるが
それでもアレンジ、メロディーの質は滅茶苦茶高いぞ!11曲目も比較的
ノーマルなエモバラードでアコギが使われ湿り気を帯びたブリティッシュ特有の
叙情性
を感じさせてくれる。ラストはホーンがビッグバンド風の音を聴かせSEで終了だ。
12曲目以降は日本盤ボーナスで12曲目はクリーンギターとヴォーカルで
始まりハードロック的リフのあとに疾走開始!やはりキャッチーで湿り気を
帯びたメロディー、妙にタイトで音色もメタル的なドラムも健在である!
そしてストリングスが登場しクラシカルに盛り上がるぞ!13曲目はピアノで
始まりキャッチーでどこか奇妙なメロディーが琴線に触れ、オルガンも登場し
マーチングドラムも後半に使われMY CHEMICAL ROMANCEを思わせる。
14曲目はピアノとヴォーカルで始まりアコギのストロークとバンドサウンドが登場する湿った叙情を放つ
バラード系の曲だ。神秘的なコーラス、ストリングス
クラシックの素養を物語る質の高いシンフォエモだぞ!


思わぬ所から天才現る!!UKロック、エモながら本格的なクラシックを
学び
それを取り入れシンフォニックに盛り上がる質の高いアレンジが
施された楽曲がこれでもかと並んでいるが最大の武器はクサメタラーにも
対応可能
と言い切ってしまえそうな泣きまくりの叙情美メロディーだろうな!
そして演奏スキルもこの手のバンドとしては異様に高くギターはメタルの
素養
を感じさせタッピングを連発、ドラムもタイトで時にプログレハードの
フィーリング
を放っている!MUSE、MY CHEMICAL ROMANCE、VALENSIA、QUEEN、
そして少女病、夢中夢が好きな人からシンフォ系プログレッシャー、果ては
RHAPSODY OF FIREとかが好きなクサメタラーにまでオススメできる
異色のエモ、UKロックバンドだ!こんなバンドがいたとはな!!



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満足度 94% お気に入り曲 全部







"Solaris"




イギリスのヨーク出身のシンフォニックエモ/UKロックバンドの2ndアルバム。


エモコア、UKロッククラシック、オーケストラの融合
デビュー作にして高次のレベルで実現させエモ界のコンチェルト・グロッソ
呼びたくなるほどの傑作をリリースしたイギリス出身の新人バンドによる
待望の2作目である!実はもっと前・・・去年(2009年)に輸入盤で
すでに出ていた
らしいがなぜか全然話題にならずハイプの波に飲まれたかと
心配になったが、音楽的なクオリティーが下がる事も方向性がガラッと
変わってしまうような事も無く、
全体的にバラード多めでメロウになり
バンドサウンドが減退したものの前作以上に叙情性、メロディアスさ
より強調されクサさはかなり増しているぞ!

1曲目はピチカート、ストリングスにアコギがクラシカルでクサい
メランコリックなフレーズ
を繰り返し少しずつ盛り上がりを見せていく
ドラマティックな曲で後半ではハードロック然としたバンドサウンドと
オーケストラが壮大さを出しギターソロも聴けるぞ!そのまま続く2曲目は
ちょいテンポが上がりこれまたメロウなストリングスとバンドサウンドが
入り混じりもの悲しくクサいメロディーを聴かせてくれる!ギターソロは
やはりメタル的なプレイタッピングや速弾きも披露、この手のバンドとは思えぬ
ちゃんとしたスキルを持っておるな・・・!3曲目は穏やかな雰囲気で普通の
エモに接近した印象
がありサビのコーラスは美しいのう・・・!4曲目は
クリーンギター呟くようなヴォーカルで始まりストリングスも挿入され
実にエモい叙情性が演出される泣きのバラード。メロディーもまた良いな!
2度目のサビはさらに壮大に盛り上がりギターソロがまたクサい!5曲目は
デジタル加工されたヴォーカルで始まり湿り気を帯びた打ち込みドラム、
メロウなコーラスがこれまたバラード的な雰囲気を放ち、弦楽隊も顔を出し
ギターリフはハードロック系と言える叙情的な曲だ。6曲目は珍しく吐き捨てるような
ヴォーカル
からちょいとダンサブルなリズムになるもその後はやはりスローで
エモい叙情的な曲
となるもドラムは打ち込みっぽい音だな。ワウをかました
ギターソロもノイジーながらメロディアスで良い!7曲目も湿り気を帯びた
エモい曲
だがノリの良いアップテンポになりサビはスローと化すもその
メロディーが非常にキャッチーかつ雪景色・・・というかクリスマスを
思わせる雰囲気
を持っており冬場に聴くにはもってこいの楽曲と言えよう!
8曲目はピアノが叙情性を放つメランコリックなバラードで非常にシンプルな
アレンジ
だがやはりメロディーセンスが良くコーラスも実に美しい!流石は
YOSHIKIとかと同じくクラシックを学んだ人間よのう・・・!9曲目は打ち込みっぽい
ドラムとピアノ、ストリングスが盛り上がり湿ったエモい叙情性を保ちつつ
久々にアップテンポになりサビはやはりキャッチーな美メロを聴かせてくれるぞ!
その後の弦楽隊もまるで少女病を思わせ実にいい仕事をしておるわい!
10曲目はピアノと電子音っぽい音からインダストリアルメタル風の潰れた
ギターリフ
が登場し本作中特にアグレッシヴな印象を感じさせる曲だ!
ストリングスパートはやはりツボでその後の盛り上がりも良いのう・・・!ラストの
ノリの良いメタルリフストリングスのバトル、ギター、
ピアノソロ
の展開はかなり劇的で並のシンフォメタル、シンフォプログレ系が
裸足で逃げ出すクオリティー
があるぞ!11曲目はアコギ、ピアノが再びバラード系の
雰囲気
を演出しバンドサウンドも湿った質感を持ったエモい曲。やはりメロディーが良いな。
12曲目はシリアスでダークな雰囲気を感じさせストリングス、ピアノ、
ドラムが聴ける淡々としつつも重苦しめの曲だ。曲展開は全体的にシンプルなれど
後半はストリングスがかなりの盛り上がりを見せ実にエモーショナルになるのう・・・!


それなりにアップテンポチューンも多かった前作と比べるとバラード系の
メロウなスロー曲
が増えておりアグレッシヴさは減退しているものの単純に
メロディー、アレンジ面では向上しており前作以上にクサさ
感じさせるパートも多くオーケストラ、ストリングスとバンドサウンドの絡み
よりこなれてきた感があり、あくまでバンドサウンドのバックにストリングスを
入れている
感じだった前作と比べてより積極的な融合を試みているような印象があり
オブリがまたクサさを増しているな。これで前作くらいノリが良くバンドサウンドも
目立っていればさらなる傑作に仕上がっただろうがまぁこれはこれで良い!
アルバム中盤にバラードが集中し後半でアップテンポ曲が出てくるため曲順次第で
また印象が変わってきそう
だな。何だかんだでやはり実力のあるバンドである!
前作以上にしっとりと聴かせる大人になったアルバムと言えよう!




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満足度 90% お気に入り曲 全部







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