THE ENID






"In The Region Of The Summer Stars"




イギリスのシンフォニックプログレッシヴロックバンドの1stアルバム。


英国が産んだ究極のシンフォニックロック、エニドだ!
プログレッシャーの間では伝説的な存在である!本作は彼らの最初のアルバムで、
オリジナル盤であるレコードとCDでは中身が違う事でも有名でありなんでも彼らが在籍していた
英国のEMIが本作のCD化にあたりマスターテープを渡さなかったとかなんとかで
仕方なくアルバム前半はリマスタリング、後半は録り直して
再び作られた
のがCD盤のようである・・・!

音楽的にはピアノ、シンセが大仰なサウンドを放つシンフォプログレだが
他のプログレバンドと大きく違う点があり、それは他のバンドがロックにジャズの
インプロヴィゼーションとクラシックの統合性、叙情さを導入した
のに
対し彼らは完全にクラシック、シンフォニーの影響下にあり、
まさにクラシック・・・しかもバロックではなく、それ以降の近代派、ロマン派の理論、
作曲方法で書かれたシンフォニーをロックバンドのサウンドで
演奏した
というのが大きな特徴である!付け焼刃的な要素は皆無で本格的なクラシックの
素養を感じさせるかなりレベルの高い音楽だといえよう!!
ちなみにオールインストだ。

小川のせせらぎのようなピアノ、そして大仰なホーン系シンセが唸りをあげる
シンフォニックサウンド、ボレロの如き統合感に満ちたドラム、パーカッションなど
まさにプログレッシヴなアルバムと呼ぶに相応しい出来で、1曲1曲抜き出して
評価するのではなくアルバム1枚で1曲の大作と捉えるのが正しいと思える
崇高な雰囲気に満ちている!!メタラー的にも美味しいツインリード、
泣きのギター
が聴けるパートがあるのも良い(笑)。

オリジナル盤(レコード)は聴いた事ないがどうやらシンセパートが
ハモンド、メロトロン、ムーグ中心でホーンも生で、オリジナル盤のほうが
圧倒的にクオリティーが高いらしい・・・!


まぁこれを書いている段階ではまだそんなに聴き込んだと言うわけではないので
今後さらに評価が変わるやもしれん・・・!
激しいメタル、分かりやすくクッサイのが聴きたいメタラーにはあまり
受けないかもしれんが少しでもプログレが分かる人間なら本作の凄さは
理解できるであろう・・・!芸術性に満ちたアートなアルバムだ!!



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満足度 88% お気に入り曲 The Reapel、judgement、
In The Region Of The Summer Stars







"AERIE FAERIE NONSENSE"




イギリスのシンフォニックプログレッシヴロックバンドの2ndアルバム。


ロックと呼ぶにはあまりにも壮大、あまりにもクラシック、あまりにも交響曲的
音作りで当時のプログレッシャーを驚きの渦に叩き落したイギリスが産んだ
シンフォニックプログレの2作目にしてバンドを代表する一枚である!

1stの段階で既に見られたシンフォニーへのアプローチ・・・クラシックを
ロックの畑に持ち込むのではなくロックバンドの編成とシンセサイザーを駆使して
オーケストラ的なアレンジを施された長尺曲をプレイすると言う発想は
さらに磨きが掛けられその壮大なシンセを主体にしたプログレサウンド
まさに交響曲そのものでぶっちゃけロックを聴いているという
感覚が無い・・・!
本物のクラシックや映画のサントラを聴いているかのような錯覚に
陥る事請け合いである!ヴォーカル皆無の全編インストというのも
まさにクラシック的だといえよう。ギターは時折ブライアン・メイを思わせる
多重録音や甘いトーンを響かせる
もアルバム後半になるとさらに
ロック色は減退
しほぼシンセのみになるがその巧みな曲構成、
メロディーの良さ
でダレはあまり感じない。静かなパートが延々続くと言う事もなく
ダイナミックさ、重厚さはしっかりあるぞ!多くのプログレッシャーが本作を
名盤とする理由がよく判る高品質アルバムだと言えよう!


アートの域に達したロック、メタルの要素の無い、様式美ではない
クラシック系の音作りを
するロックを聴きたい人におすすめだ!シンフォメタラーも
聴けそうな音
かもしれんが判りやすい音、激しい音を求めるメタラーには向かないだろう・・・!



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満足度 90% お気に入り曲 全部







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