DRAGONFORCE






"Valley of the Damned"




イギリス産、多国籍メロディックスピードメタルバンドのデビューアルバム。


イギリスといえばロック・・・ハードロック、メタル、プログレを生んだ国として有名だが、70年代後半に起きた
NWOBHM(ニュー・ウエイヴ・オブ・ブリティッシュ・へヴィ・メタル)ムーヴメントを最後に段々とシーンから
フェードアウトしていき、現在ヨーロピアンメタル全盛期においてはついに
メタルの無い国などというありがたくないレッテルを
貼られてしまうという失態・・・!
実際、今イギリスから出てくる
ロックバンドなどどいつもこいつもションベンパンクの残りカスみてーな
ショボイ連中ばっか・・・!
そんなわけでメタラーからはとっくの昔に忘れ去られていた国だが、
ここにきてようやくクレイドル・オブ・フィルス以来のまともなバンドが現れた!!
そいつらの名はドラゴンフォース!!BPM200越えで
突っ走る最強のメタルバカだ!!!


彼らの特徴はもう、ただ速いの一言!!上記した様にバラード以外
BPM200越えの曲ばっか!!
まぁ、この速さはスラッシュ、デス、グラインドコアの
畑では当たり前の速さだがそこに乗るメロスピ特有のクサいメロディー!!たまらん!!最高だ!!
ただ速いだけではなく、メロディーの質そのものが高いだけに
彼らのよさはより輝く!!


ところで、彼らの曲を聴いてある一つのバンドを思い出す人も多いだろう。そう、Xである!
ヴォーカルの声質はTOSHIを思わせるし、バカッ速いドラムは
YOSHIKIを彷彿とさせる!

まぁ実際俺はXを聴いたのはつい最近でおもいっきり後追いなので当然このバンドを先に聴いたのだがな・・・!

メロディーは明るい系で下手するとメロコアっぽくなりそうだがタイトな楽器陣、ハイトーンVoが
あくまでもメタルであることを主張している!

捨て曲は無く、どの曲でも悶絶できるのだが特に気にいったのは日本盤ボーナストラック。
この曲だけなぜかマイナーキーで書かれた哀愁曲だからだ!!
劇的メロディーが超爆走リズムで迫ってくるぞ!!マジ泣ける!!


新たな名バンドの登場だ!こういう奴らがいきなり出てくるから
メタルはやめられない!
止まらない!!



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満足度 92% お気に入り曲 全部。特にWHERE DRAGONS RULE







"Sonic Firestorm"




イギリス産、ハイパーソニックへヴィメタルバンドの2ndアルバム。

業界を震撼させた前作の衝撃デビューから1年くらい?(正確には忘れた)爆走メロスピバンド、
ドラゴンフォースが帰ってきたぜ!!今回も期待を裏切らず全編で
爆走!爆走!また爆走!!(笑)

ぶっちゃけ前作とあんま変わらん!!
バラード1曲以外全部爆走してるし、
ボートラが唯一の哀愁曲でアルバム1のキラーなのも捨て曲無しなのも同じ!!
したがってとくに書くことなし(笑)。

というのも無責任なので気になったことを書くと、今回音がへヴィになった。1曲目のイントロで
その事は早くも実感できる。いい事だ!!そして今回長い曲が増えたな!だいたい平均7分以上はある!
それでもだれないのは大した事だ!彼らの才能は並ではない!引き出しは狭いが(笑)。
あと今回ブラストビートが目立つようになったぞ!前作にもあったが今回増えてる!ドラマーが交代した
ようで新ドラマーはバルサゴスで叩いてた人で前任者にひけをとらない
激しくもタイトなドラミングを聴かせてくれる!


ワンパターンだがクオリティーは高いぞ!
前作を気に入った人なら今作も買いだ!!




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満足度 92% お気に入り曲 全部。特にCRY OF THE BRAVE







"INHUMAN RAMPAGE"




イギリス産超高速メロパワバンドの2005年の最後にリリースされた3rdアルバム。


2005年を締めくくるアルバムの登場だ!思えばこの年はメロパワがいつになく不作
特に上半期なんかもう目も当てられない状況だった・・・!中盤あたりで盛り返してきた感はあるが、
こりゃ2005年のベスト10は非メタルとデス系ばっかだなと個人的に思っていたわけだが、
やはり彼らはメロパワ界の救世主だった!今作もぶっちぎりの爆走、爆走、また爆走で
俺を悶絶させてくれたぜ!ひゃっほう!ドラゴンフォース万歳!!(笑)

楽曲的にはこれまでどおりの爆走振りでクオリティーが低下することは無く、本作でも彼らの持ち味が
存分に発揮されている!しかし本作は前2作に比べて変わった部分がいくつかある。
これまで以上にシンセが前面に出ていたり、必ず1曲入っているバラードの位置が
中盤ではなく最後(ボートラ前)、そしてボートラが明るい系の曲だったり等・・・。
シンセが目立っているのは良いことだな!彼らの楽曲は似たようなタイプの
ものが多い
ためそれである程度雰囲気に差がつくだろう。キーボーディストが
作曲に多く携わるようになったためだと思われるが
これで狭かった引き出しが少しは広くなるだろうな(笑)。前作から思っていたが
良いセンスしてるぞこのキーボーディスト!
またこれまで以上にプログレ寄りというか、複雑な展開が増えている。
それによりいろいろとできることが増え、ベースのチョッピングやクリーントーンの
ギターソロ等
面白い試みが多く取り入れられている。かといって冗長になる事は無く、
しっかり聴かせてくれる
のは彼らのポテンシャルの高さ故だろう。
そして独特のピロピロ言うワウを効かせたギターが抑え目になっている。
個人的には彼らの個性として好きだがこれが苦手だと言う人も多いのでこの処置はいいな。

楽曲のクオリティーは相変わらず高く、捨て曲は無くどの曲でも彼ら独特の強烈な爆走サウンドが
堪能できる!ただ今回いままでのボートラ曲のような哀愁チューンが無く(せいぜい3あたり)、
どの曲も明るい雰囲気で彩られているので哀愁好きには馴染めないアルバムかも知れんな・・・!
個人的にもここいらで本格的に哀愁チューンが欲しいと思うぞ・・・!


マンネリのようでいてそうではないようにも思える不思議なアルバムだが、メロパワ好きなら
聴く価値のあるアルバムだ!本作もイイ出来だぞ!



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満足度 90% お気に入り曲 全部







"ULTRA BEATDOWN"




イギリス産超高速メロスピバンドの4thアルバム。


LOUD PARK 08への出演も決まりアメリカでも波に乗ってる
爆走エクストリームメロスピバンドの4作目である!
これまでは爆走に次ぐ爆走を持ち味とし、なぜか1曲
収められているバラード以外は全て爆走チューンという
極端なスタイルを追求してきた彼等だが本作では
どうやら減速宣言をしたらしくアルバム名“ULTRA BEATDOWN”
相まってテンポが落ち、新機軸といえるミドルテンポ曲もある!
この英断とも言える方向転換、同じドラゴン繋がりのDRAGONLAND、
そしてSONATA ARCTICAも同じ試みを行い、ともに個人的には
悪くないと思うも成功とは言えなかったわけだがDRAGONFORCEは
果たしてどうなってしまうのだろうか!?成功するのか、それとも・・・!?

今回も1曲目からさっそく飛ばしておりお得意のピロピロギター
ブラスト、明るいメロが聴けるがブリッジでテンポが落ち
これまでとは違う雰囲気になったりと工夫が伺えるな。サビは
いつもどおりの明るくクサいキャッチー疾走メロだ!
ソロの中間はピアノによる美しいパートが登場するぞ。
ラストの壮大なポジティヴさもいかにもメロスピ、クサメタルって
感じで良いのう!2曲目は彼等にしては珍しくQUEENを思わせる
シンフォニックな質感のイントロに始まりいつも通りに疾走するが
ヴォーカルが入るとテクノ的なバックになったりとやはり新機軸と
なっている。基本はメロスピだが中盤テンポダウンしてこれまた
テクノ的なシンセが聴けたりするのも面白い。ソロ後のウォーウォーいう
シンガロング
もジャーマンスタイルで熱いぞ!3曲目はこれまでよりも
本格的なブラストが聴け彼等らしからぬダークな雰囲気も感じられる
出だしだがその後は普段どおりだ。スペイシーなシンセ
本作の大きな特徴となるだろう。サビは壮大になりホーン系のシンセ
聴けるがテンポが落ち普通のバンドならアップテンポだが
DRAGONFORCEとしては遅いな。だがそれでもアレンジやメロの質感は
従来通りなので違和感を感じないのが凄い!ソロはこれまた珍しく
スローでクラシカルな雰囲気を放つぞ!プログレッシヴな質感もあり
ここに来て幅広い素養が表面に出てきたのだろうか!?曲展開も
面白く様々な要素が詰め込まれているな。疾走に頼らずともいい曲
書ける
んじゃねぇか!4曲目はメロディアスでまったりとした始まりで
その後疾走するもやはりこれまでと違ってリズムが複雑でテンポが
落ちたように感じるかも知れん。ヴォーカルが入るといつも通りの
疾走
となるぞ。サビは哀愁系のメロディーで盛り上がり良いな!
間奏は叙情的になり泣きを湛えたフュージョン的雰囲気を放つぞ!
クリーントーンのギターなんか普通のメタルバンドには無い
アイデアだろう・・・。最後のサビ後のモダンなリフ(?)
面白いのう!5曲目はホーン系のシンセが壮大さを出しアップテンポ・・・
つまりDRAGONFORCEとしてはスローなリズムで展開していく問題の
スローチューン
である!途中アコースティックによるメロウな
パートも登場しやはり全体的に練り込まれているな。サビも
メロディーはいつもどおりだが疾走はしない!そしてツインリードの
ソロからハードロック的リフが聴けスペイシーさのあるギターになり
その後テンポが上がるぞ!やはり長く途中ダレを覚えるのが残念だ・・・。
6曲目はFREEDOM CALLを思わせる壮大なイントロ
始まる彼等のアルバムになぜか毎回必ず1曲入っているバラード曲。
7曲目は待ってましたのDRAGONFORCEらしい疾走感、曲調である!
8曲目はなぜか遊園地っぽい雰囲気で始まり明るく疾走!
これも彼等得意の異様に明るいライトな爆走メロスピだがやはり
疾走一辺倒には陥らずテンポの変化が巧みだ。間奏はシンフォニックな
シンセが聴けそしてギターソロに突入するぞ。その後はアコギと
フルートによる穏やかなファンタジックパートなのもこれまでとは
違う雰囲気で面白いな。これ以降はボーナス扱いで9曲目は
トランス的なシンセで始まり疾走はせずアップテンポでどこか
ポップな雰囲気を持った曲調である。サビのキャッチーながら
どこか哀愁がこもったメロが良い!何と3分台の曲と彼等にしては
破格の短さである!こういうストレートな曲を増やしても面白いかもな。
10曲目は不思議なデジタル風のリズムが面白いがその後は爆走!
ブラストも聴けピアノも舞いシンセも唸り妖しげな雰囲気を保ったまま
ヴォーカルパートに突入する。ギターソロもいつも通り長めの
ピロピロだが熱いのう・・・!そしてなぜかラストにはファミコンみたいな
ピコピコしたシンセ
も登場し実におバカである!日本盤ボーナスの
11はこれまた昔のファミコンみたいな音で始まりそして劇的に爆走!
トランス的シンセも聴けるがその後は切れのいいリフになり
サビはドラマティックな壮大叙情クサメロが聴けるぞ!やはり彼等の
日本盤ボーナスは名曲じゃのう!


これまでと比べて確かにテンポは落ちている!だがその分展開や
リズム面が物凄く練られており、速さという
アグレッションよりもリズムというアグレッションが前面に
押し出され疾走に頼らずともいい曲を産み出せるという確かな
実力を証明することに成功した力作である!その分プログレッシヴ
なったとも言え、疾走感こそ至上と考えてきたメロスパーの意見が
どうなるかは判らんが新機軸をいくら取り入れようとも雰囲気的には
全然変わっていない
というのも面白いではないか・・・!
だが相変わらず曲が、収録時間が長くダレを覚える箇所もあるな。
テンポが落ちるというDRAGONFORCEとしては革新的な試み
成功しているだけに、長々とした展開もバッサリ切り落とすという
試みも必要だったのでは無いだろうか!?まぁテンポが落ちたとはいえ
疾走、爆走チューンは健在なのでSONATA ARCTICAの新譜のように
爆走マニアが肩を落とすということは無いだろう。個人的には
本作を聴く限りではこの英断、吉と認めたいッ!



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満足度 90% お気に入り曲 Heroes Of Our Time、
The Fire Still Burns、Reasons To Live、Scars Of Yesterday、
Inside The Winter Storm、The Warrior Inside、
A Flame for Freedom、E.P.M.







"The Power Within"




イギリス出身のエクストリーム・メロディックスピードメタルバンドの5thアルバム。


この手のメタルとしてはおそらく初であろう、アメリカでの成功も収めたイギリス産
超高速メロパワ、メロスピバンド
の前作より4年振りとなる通算5作目のアルバムである!
以前にBURRN!のインタビューそれなりに不満を漏らしていた看板シンガーの
ZPが脱退してしまいニューシンガー、マーク・ハドソンを迎えて心機一転を図った
1枚
で、アルバムを出す毎に進化していき方向性が大きく変わるような事は無いが
非疾走パートも前作では結構取り入れ始めバンド初のミドルチューンなんかも
プレイし始めたが結局の所テンポが変わっただけでメロディーやアレンジ、雰囲気は
従来通りで個人的には違和感を感じる事はあまり無かった・・・!そして本作もまた
ミドルテンポのパートや曲を導入しているが全体的な雰囲気は相変わらずの明るく、
ポジティヴでキャッチーなクサさ
を持ったいつものDRAGONFORCE以外の何物でもない!

1曲目は早速勇壮さを感じさせるギターフレーズが顔を出し新ヴォーカルの
ハイトーンが炸裂し疾走開始!
この明るいポジティヴさ、せわしない爆走振り
紛れも無いDRAGONFORCEそのもので新ヴォーカルの声質も音楽性にマッチしており
違和感を感じさせない
のは良いな・・・!ギターソロの高速っぷりもやはり
DRAGONFORCE以外の何物でもないプレイで変わらぬ姿に安心させられるのう・・・!
ラストのオーオー言うコーラスもライヴ向けじゃ!2曲目はこれまた明るくもクサさを
感じさせるポジティヴなギター
で始まりやはり爆走!まさにDRAGONFORCEとしか
形容の出来ないファストチューン
でギターもシンセもピロピロ鳴り響きいつも通りの
ムードを放っておるのう・・・!サビがクサめで良いな。ギターソロはやはりピロピロ
弾きまくっている
が一部で過去曲・・・2ndの日本盤ボーナス“CRY OF THE BRAVE”っぽい
フレーズ
が出てくるぞ(爆)。サビメロもそんな感じだな。3曲目はこれまた勇壮な中に
明るいムードを放つギター
で幕を開けるが今回何と疾走せずアップテンポでキャッチーさを
放っておる!
サビがまた勇壮なフックを持っており非疾走でもセンスの高さを感じさせて
くれるのは流石じゃのう!後半までテンポが変わる事は無くシンプルさを貫いている
ギターソロは長く弾き倒しているのも彼ららしいな(笑)。4曲目はいつになくシリアスで
パワフルなリフが聴け疾走する
がいつものような明るさは無くダークさすら感じさせる程で
ギターも舞いつつヴォーカルが低音で歌っておる!サビはやはりキャッチーだが彼らとしては
珍しいマイナーキー明るさに不満を覚えていたクサメタラーが喜びそうな
楽曲だと言えよう!ギターソロはいつものような速弾きだが過去作と比べると相当に短くコンパクトに
纏まっており
冗長さが消えているのも良いな!5曲目はバラードと見せかけておいて爆走!
従来通りの明るさ
を放つポジティヴな疾走チューンだがAメロはテンポダウンしリフなんか
どちらかと言えばハードロック的だ。シンセが壮大さを出しその後は再び疾走、メロディーは
まさにDRAGONFORCEらしさ満点だがムーディーでマイルドなアレンジも一瞬盛り込み
フックを生み出しているぞ。インストパートは何とピアノクリーン寄りのギターがマイルドな
ラウンジ、フュージョン的なムードを演出し面白い効果を見せているな・・・!6曲目は再び登場の
非疾走ナンバーで出だしからキャッチーかつ憂いを帯びたメロハー的
ムード
を醸し出しておりアップテンポで軽快かつマイナーキーで哀愁漂うメロディアスさがあり
これはこれで良いのう・・・!ギターソロもコンパクトに纏まっておりその後のコーラスが
また印象的である!ベースも顔を出しラストはハイトーンが炸裂だ!7曲目は1st収録曲と
同じタイトルの別曲
で出だしからいつも通り爆走!ベースが目立つパートも内包し
ブラスト的なスネア表打ちも登場、メロディー、曲調は相変わらずの明るくキャッチーな
DRAGONFORCEスタイル
を見事に踏襲しておる!ピロピロギターソロも従来通りだ!
8曲目はヴァイキング的な勇壮さを醸し出すギターが聴け軽快な疾走感を見せる
クサくキャッチーな曲でヴォーカルメロ、コーラスがまた良く中盤はメロウな
泣きを発散するパート
も顔を出しピアノに加えギターがいつになくエモーショナルな
メロディー
を奏でているのう・・・!9曲目はまるで80年代のアメリカン産業ロック
ありそうなムードを放つシンセ、加工ヴォーカルで幕を開けるがその後はパワフルなサウンドになり
明るく疾走するもどこかマイルドに抑えられたような印象がありジャーマン的な
リフ
の中にソフトな質感を漂わせているな・・・。ヴォーカルは相当にキャッチーで
ギター、シンセソロ
は長く展開し大きな聴き所になっていると言えよう!10曲目は6曲目の
アコギヴァージョン
でまさにバラードそのものと言えるメロウさを放っておるのう・・・!
ヴォーカルのファルセットも上手く確かなスキルを感じさせてくれるな。日本盤ボーナスの
11曲目はサムとZPの別バンド、SHADOW WARRIORSの楽曲のリメイクでやはり明るく爆走する
実にDRAGONFORCEらしいポジティヴさ
に満ち溢れた楽曲である!過去のバンドの
リメイク
だけに初期のDRAGONFORCEに近いムードが感じられるな。


かつては申し訳程度のバラードを1曲入れているだけでそれ以外は終始爆走しまくりの
金太郎飴バンド
だったが本作でついに幅広いスタイルのアレンジを導入し非疾走曲
目立つようになったがそういった曲でもDRAGONFORCE特有の明るいキャッチーさ、クサさは
健在
で改めてセンスの良さ、懐の広さを見せつけてくれるのう・・・!ニューシンガーの
声質
も前任者ほどの独特の哀愁感は無いが歌唱力はアルバム聴く限りではしかとあり
安定感
がありつつ表現力も前任者以上に持ち合わせておりクセは無くなったが
万人受けするであろうシンガーだな。また彼らのトレードマークだった
ピロピロギターソロ
も過去作と比べるとずっと短くコンパクトに纏まっておりダレが
無くなった
のも大きな変化だと言えよう!とは言えやはりまっとうなミドル曲が増えたり
延々と続くソロが消滅したのはある意味寂しくもあるだろうか!?
進化と言えば進化かも知れんがそれによって魅力が減ったと言われても仕方無いかも知れんな・・・!




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満足度 85% お気に入り曲 Holding On  Fallen World  Give Me The Night
Wings Of Liberty  Heart Of The Storm  Die By The Sword  Last Man Stands







"Maximum Overload"




イギリス出身のメロディックスピードメタルバンドによる6thアルバム。


LOUD PARK14への参戦も決定した、メロパワ、メロスピバンドでありながらもイマドキらしい
エクストリームさ
も見せクサメタラーのみならずその他のメタラーからも注目を集める
実力派爆走バンドによる通産6作目のアルバムである!前作からシンガーが交代し、前任者よりも
安定して歌え高いキーも出せるマーク・ハドソンが加入、ライヴでもキッチリ歌えるのを
LOUD PARK12で俺も確認している!
本作の音楽性は当然のように過去作を踏襲した、明るく
ポジティヴでなおかつクサく爆走しまくる高速メロスピ
だが、新機軸もしかと導入しており
曲によっては初と言えるダウンチューニングによるモダンなヘヴィリフを披露!メタルコアに
接近したかのような楽曲
まで聴けるが、それでも根底にあるのはDRAGONFORCEらしさである!

1曲目は何と早速の新機軸と言えるモダンなダウンチューニングリフが登場し疾走開始!
まぁヴォーカルはメロスピらしいハイトーンだが、ブラストビートデスVoまで顔を出し
エクストリームメタル的な要素も強く感じられるな・・・!まぁそれでもサビの明るさ、
ポジティヴなフック、キャッチーさ
DRAGONFORCE以外の何者でも無いのだが・・・!
2曲目はいかにもDRAGONFORCEらしい明るさを放ち疾走!ソロ前のハイトーン前任者には
出せん高さ
で、ソロもギターとシンセのバトルだがピロピロしつつもクドくはなり過ぎない
感じだろうか!?
3曲目もポジティヴさを感じさせるツインギターシンセが聴け疾走!
シンガロング
フックとなりつつサビがまたキャッチーだな。4曲目はエピック的な勇壮さを感じさせる
ギターに始まりメロウなアコギも登場、この曲も今までの彼等には無かったムードがあり
ミドルテンポ落ち着きを見せているな・・・!ヴォーカルはかなりハイトーンでサビがまた
キャッチーで良いぞ。中盤からモダンなヘヴィリフが聴けテンポアップしヴォーカルの
裏でデスVoも登場、ギターソロになるといつものように爆走しピロピロフレーズを連発!
5曲目はこれまた従来では無かったクラシカル風味漂うチェンバロ系シンセ、クッサイヴォーカル
幕を開けいつものように爆走!サビもこれまでのような明るいキャッチー系では無くヨーロピアンな
情緒を感じさせるクサメロでたまらんわい!
これまでの彼等の曲の中で最もクサメタラー受けするのでは
無いだろうか!?中盤で大人しくなりベースのアルペジオ泣きのリードギターが聴けソロに続くが、このパートは
失速気味でちょいと残念だな・・・!6曲目は正統派メタルに接近した勇壮なリードギターが登場する
アップテンポチューンで、これまた中盤で穏やかになりギターソロが長々と続きちょいとプログレメタル風か!?
後半ではハモンドも顔を出すぞ。7曲目はスラッシーさを感じさせるギターリフフックあるツインリードが登場し
疾走開始!サビがまたいかにもDRAGONFORCEらしいな。中盤でまた穏やかになりオシャレな空気もあるが、
その後のギターソロはいつも通りのピロピロである!8曲目は何とブラストビートで幕を開けまるで
ブラックメタルのようなムードを放つも、その後はやはり普段の彼等らしい爆走メロスピとなり
ヴォーカルラインがどこかリズミカルだな。中盤はクリーンギターに加え昔のファミコンのような
チープな音色
が聴けユルさを演出するのう・・・!9曲目はストレートなメロパワ然としたギター
顔を出す疾走チューンで、タッピングも聴けるがヴォーカルメロはそこまでフックが
ある訳では無いな・・・。
途中またヘヴィ寄りのリフが顔を出しギターソロに突入するぞ。
10曲目も爆走チューンだが、Aメロのヴォーカルはどこか落ち着きがありこれまたメロディーにあまり
キャッチーさは無い
だろうか!?

ちなみにスペシャル・エディションボーナス曲が6曲追加された全16曲入りとなっており、
11曲目はミドル〜アップテンポキャッチーなノリを放つ曲で、12曲目は穏やかな空気を放つバラード風だが
途中からミドルテンポのHM/HRと化し長めのギターソロが聴けるぞ。13曲目はピロピロしたギターと共に疾走!
シリアスなムード
を演出し、リフにはスラッシーさも見られパワフルな印象があり長々と続くギターソロ
勢いがあるぞ!14曲目はダークな印象のあるベース、シンセ、ピアノが聴けマイルドに展開、
ヴォーカルメロもドラマティックさを感じさせるミドル〜アップテンポ曲。中盤のツインリードがメロディアス
珍しくエモーショナルな面も見せているな・・・。15曲目はデジタル系のシンセが目立ちつつ疾走!いかにも
DRAGONFORCEらしい曲調
となっておりメロディーのポジティヴさ等実にらしいのう・・・!16曲目も実に彼等らしい
ファストチューン
で、ギターがピロピロとソロを弾いているも短い曲で何故かギターソロのみで
終わってしまう
んだが、どうやら何かのゲームに提供したサウンドトラック的なテイクらしい・・・。


メタルコア風のヘヴィリフ等これまでに無かった新機軸を一部で見せつつも、
基本的には過去作と変わらぬ爆走しまくりで、かつてのようにバラード以外は全部爆走曲と言うような
ヤンチャはしなくなりミドル、スロー曲も普通に登場、それでいてアレンジメロディー自体は疾走チューンと
大差無い
ためあまり違和感が無いのも好印象だな・・・!とは言え正直パッとしない微妙な曲
チラホラ見られるのも事実でそこが気になるだろうか!?前作から加わったニューシンガー、マーク・ハドソンも
バンドに馴染んで来た
のか前任者を軽く上回る良質のパフォーマンスを披露、
モダンな新機軸を見せているが
決して今風のチャラい打ち込みに走るのではなく、5曲目なんかは
むしろ時代に逆行するかのような様式美ムードを導入しメロディーラインもDRAGONFORCE史上最高峰の
クサさを見せておる!
こういうタイプの楽曲も今後バンバンやってもらいたいモンじゃて・・・!




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満足度 84% お気に入り曲 The Game  Tomorrow's Kings  No More
Symphony Of The Night  Defenders  Chemical Interference  Summer's End  Fight To Be Free







"Reaching into Infinity"




イギリス出身のメロディックスピードメタルバンドによる7thアルバム。


最速爆走メロスピとして華々しくデビューを飾ったのも大分昔の話、気が付けば
すっかり中堅通り越してそろそろベテランの領域に足を踏み入れつつある
高速バンドによる通産7作目の最新アルバムである!5作目からシンガーが
交代
するも、前任者に似たタイプでありつつ前任者よりも安定感があったため
概ね歓迎され、すっかり馴染んだ印象があるだろうか!?方向性としては
基本的に爆走メロスピのスタイルを崩さず、それでいて近年の流れを汲んだ
新機軸な曲
も挟み込んだ形で、特に新鮮味は無いが安定して楽しめるな。

1曲目はメロウなツインギターが聴ける意外にも落ち着いたイントロだが、
続く2曲目はメロディアスなハモリギターと共に疾走!3曲目はトランス、
EDM風味のチャラいシンセ
に始まりブラストで爆走し、いかにも
DRAGONFORCEらしいポジティヴなピロピロファストチューンとなるが、
中盤は怪しいインダストリアル風だな。4曲目はギター主体の爆走チューンで、
途中やけに落ち着いたベースソロが聴けるが、その後は得意のピロピロギターソロである。
5曲目は珍しくそこそこシリアスな感じの疾走曲で、中盤の叙情的なアコギが新鮮で良いな。
6曲目は少しヘヴィなリフが聴けるパワーバラード風のスロー曲。7曲目はいかにも彼ららしい
ポジティヴでハッピーでピロピロ知能指数低めの爆走メロスピで、
8曲目は珍しくスラッシーな印象のある疾走曲となり、Voもそんな感じのダミ声で歌っているが
サビは普通にメロスピだな。9曲目は細かいギターの刻みが聴ける疾走曲で、
10曲目は新機軸の11分ある大作なんだが、基本的に地味なスローテンポで
正直面白く無く、
途中で泣きのギター、その後グロウルが顔を出すが
終始スローテンポを崩さず地味に終わる(爆)。どうしたDRAGONFORCE!らしくねぇぞ!
11曲目はキャッチーかつ正統派らしいギターと共に軽快な疾走感を放っており、
ストレートな感じでやっぱこういう曲が良いな・・・!そして12曲目は日本盤ボーナスで、
リリース前に公開され話題を呼んだ、ZIGGYの“Gloria”のメロスピカヴァーである!(爆)
熱心なZIGGYファンには酷評されそうだが、ZIGGYに思い入れが無い俺みたいな人間にとっては
これ位個性出してぶっ壊すカヴァーはアリだな(笑)。日本語の発音も意外と健闘しているぞ!


良くも悪くも近年のDRAGONFORCEといった感じで、正直マンネリ気味な曲もあるが、
変に奇をてらったり方向性を思い切り変えてガッカリされるよりマシだろう!
お約束のピロピロ&爆走も健在だし、メロディーもまぁ可も無く不可も無くな感じで、
前作で目立っていたミドル、スロー曲がほぼ消滅し疾走曲ばかりに
なった
のはやはりそういう非疾走曲が激しく不評だったからだろうか!?(爆)
何だかんだで日本盤ボーナスの“Gloria”が一番の目玉だな・・・!他人の曲が
一番と言うのもどうかと思うが、ボートラが最大のキラーチューンという彼らの
お約束を踏襲している
と言えなくも無いか!?




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満足度 83% お気に入り曲 Ashes of the Dawn  Curse of Darkness
WAR!  Gloria







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