DARK MOOR






"SHADOWLAND"




スペイン出身のシンフォニックメタルバンドの1stアルバム。


スペイン出身のバンドといえばMEDINA AZAHARA、AVALANCH、
MAGO DE OZ
などがいるが、どのバンドも母国語を歌詞にしており、世界に進出しては
いなかったのだが、英語で世界のマーケットを
狙うバンドが現れた!それがこのDARK MOORである!


2nd、3rdとメタル史にその名を刻む超名盤を送り出すのだが、この1stはまだまだ
荒削りでB級メタルと呼べる内容だったのだが、大器の片鱗は
十分に感じさせるアルバムだぞ!


イントロの1曲目から5曲目までの流れが完璧で、立て続けに繰り出される
後の名曲群に通じるであろう大仰さ、クサさ、クラシカルさが存分に詰め込まれている!!

ただそれ以降はあまりパッとしない曲が続くのだが、ギターソロに入ると急に
水を得た魚のようにクラシカルでクサいフレーズを
連発してくるのだからたまんない!



音質はかなり悪く、ヴォーカルもこの頃はショボイのだが、このバンドのファンなら聴く価値のあるアルバム。
最近過去のデモ音源を付けたリマスター盤がリリースされたのでもし聴くならそっちを買うべし。



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満足度 80% お気に入り曲 WALHALLA、DRAGON INTO THE FIRE 、CALLNG ON THE WIND、MAGIC LAND







"THE HALL OF THE OLDEN DREAMS"




ダークムーアの名を一気に世に知らしめた超名盤の2nd。


まさに大化けという表現が相応しいな!1stの時点でその素質は感じられたのだが
早くも2ndでやってくれるとは!!なんて書いてはいるが、俺は1stをあとで
聴いたのでえらそうな事は言えないが(笑)。


前作で聴けたオーケストレーション、クワイア、大仰さ、クサさはラプソディー系シンフォニックメタルという
カテゴリーに属するものだと言われているが、このバンドはあきらかにラプソディーとは違う要素を持っている!
それはイングヴェイ、ストラトヴァリウス直系のネオクラシカル様式美のスタイルだ!
このバンドのサウンドはラプソ特有の映画のサントラの如き壮大さは感じられないが、
代わりにバロック的な様式美の雰囲気に包まれている!
個人的に物凄くツボを付かれる音だぞ!たまらん!!


捨て曲は無し。全ての曲で過剰ともいえるクサさ、シンフォニックさ、荘厳さが堪能できる!!
ダークな雰囲気もいい!オーケストラヒットの使い方もチルドレン・オブ・ボドムに匹敵するセンスの良さだ!


クサイのが好きな人間に絶対に聴いて欲しいアルバム。
人類の宝だ!!




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満足度 99% お気に入り曲 全部。特にBEYOND THE FIRE







"THE GATES OF OBLIVION"




スペイン最強のシンフォニックメタルバンドの3rdアルバム。


実は俺が最初に聴いたダークムーアのアルバムはこれだったのだが、聴いた当初は
あまりのクサさに卒倒したものだ!
なにがクセーって全部!
このアルバムに詰まってる音でクサくない音なんて何一つねぇ!!(笑)

まぁ世間的には2ndに比べてクサさが薄れたなんて言われてるが、初めて聴いたのがコレだった人間に
そんなこと関係ないよなぁ(笑)。2nd、3rdどっちも最高!これで十分だ!

ただ、2ndが暗く哀愁漂う音づくりだったのに対し、こっちは明るく、どっちかというと飛翔系の
メロが多い
と感じたな。これはたしかに賛否わかれるところかもしれん。日本人は哀愁が好きだからな・・・。

これまた捨て曲はなし。全曲キラーチューンの勢いがある!途中のシンフォニックな小曲も
いいアクセントになってる。

特に気に入ったのは12曲目“Dies Irae(Amadeus)”。モーツァルトのレクイエムをモチーフにした
10分以上の大作だ!壮大なクワイアが聴けるこの曲のサビは・・・おおっ、懐かしい!
昔はやったゲーセンの格闘ゲーム“餓狼伝説スペシャル”のラスボス、
クラウザーの曲だ!ゴートゥDMC!ゴートゥDMC!(それ人違い)
せんべい投げる柔道家のジジィ使ってたよ!
赤いキムが多くてうざかったなぁ(笑)。
と、まぁ知らない人置いてけぼりのトークはこれまでにして話を元に戻すがこの曲は実は
モーツァルトが書いた部分以外が無茶苦茶カッコいい。
中心人物である
ギタリスト、エンリク・ガルシアの才能があふれ出ているな!!最高だ!!


2ndと並んでメタル史に残る超名盤!コレ聴かせて何も感じない人には
ジャッキー・チェン映画に出てくる定食屋のオヤジのごとく
「おめぇに聴かせるクサメタルはねぇ!(次長課長風)」と
言ってみよう(笑)。




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満足度 99% お気に入り曲 全部。特にTHE NIGHT OF THE AGE、Dies Irae(Amadeus)







"BETWEEN LIGHT AND DARKNESS"




スペイン産のシンフォニックメタルバンドの企画盤。


2nd、3rdと名盤を生み出してきたスペインの宝がアコースティック曲、日本盤、韓国盤のボーナストラック等を
収録したアルバムをリリースしたぞ!というのも理由があってこのアルバムを最後にメンバーの
半数が脱退してしまう。そのため本来次回作に収録されるはずだったマテリアルを
アコースティック曲にアレンジして企画盤としてリリースしようとの事
らしい。
そんなわけでバンドに個性を与えてきた女性シンガー、エリサのダークムーアでの
ヴォーカルが聴ける最後のアルバムとなってしまった・・・!

アコースティック曲はどれもストリングスアレンジが施されており、ブラックモアズ・ナイトの
ような雰囲気と言えるだろう。
4曲目“Echoes of the Seas”は弦楽四重奏によるアンサンブル。
マリスミゼルの“再開の血と薔薇”を髣髴とさせるインストだ!
エンリクも確実に音楽理論に精通してるな。

前作のキラーだった“Dies Irae(Amadeus)”のオーケストラヴァージョンは生オケ、生クワイアをイメージして
かなり期待してたのだが実際はシンセの音を強調してギターを
抜いただけのもの
で期待はずれだった・・・。だがまぁ、キラー曲の
別ヴァージョンが聴けたという事で良しとするか・・・。


ファンなら買ってもいいアルバムだな。このバンドを知らない人には2ndか3rdをおすすめする。



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満足度 76% お気に入り曲 Echoes of the Seas







"FROM HELL"




スペインのシンフォニックメタルバンドがメンバーチェンジ後に放つシングル。


俺の中で最強だったバンドの一つ、ダークムーアが衝撃の内部分裂をして
新メンバーを招きいれ、その後の初の音源がシングルとしてリリースされた。新ヴォーカルは男なのだが、
その声は線が細く、男勝りだった前任者とは
ある意味逆のタイプ
であるが不思議と違和感はあまりないな。

シングル曲“FROM HELL”は従来のダークムーアっぽさを持つアップテンポのメロパワ曲・・・なのだが
いままでと明らかに違う点がある。それは歌メロがパッとしない事だ!
これはあかんな!
間奏では従来のダークムーアらしさがあるのだが・・・
これがメンバーチェンジの影響なのだろうか・・・マズイぞ!!

2曲目“THE SEA”は歌メロもこれまでのクサさをかろうじて保った疾走曲。サビが3rdの名曲
“THE NIGHT OF THE AGE”のブリッジをセルフ拝借してるのだが・・・。
間奏が長く、
7分くらいあるぞ!この曲はアルバムには入らないのでこのシングルでしか聴けない。

3曲目はいままでとはうってかわってスローテンポのゴシックな曲。ゲストの女性ヴォーカルが歌ってる。


なんか微妙なシングルだったな。新譜はいったいどうなることやら・・・!






満足度 58% お気に入り曲 THE SEA







"DARK MOOR"




スペイン産シンフォニックメタルバンドがメンバーチェンジ後に放つ初のフルアルバム。


とりあえず4枚目のフルということになるな!シングルで聴けた男Voの線の細さは
変わらない(当然)
だが、残念な事に歌メロがつまらなくなってる!!
一体どうしたんだ!?哀愁漂うクサメロは脱退したメンバーの
素養だったのだろうか!?いやそんな事はないだろう!バンドのリーダー、エンリクは
3rdで“Dies Irae(Amadeus)”という超キラーを書いているからなぁ・・・!

1曲目からさっそくつまらん(爆)。初めて聴いたときはマジに焦りを隠せなかったな・・・!
2曲目のイントロでようやくこれまでの彼ららしいクラシカルでクサいメロディーが聴けるが、
やはり歌メロが微妙・・・!ギターソロをはじめ間奏では従来どおりの様式美フレーズが
連発
され悶絶できるのだがなにか物足りない。まぁ、以前の彼らが凄すぎたというのもあるかも知れんな。

音質はかなりいい。へヴィなギターサウンドが下半身にのしかかる!オーケストレーションはあいかわらず
シンセなのだがチープさは無くなったように思う。そして2ndの頃のようなダークな雰囲気に戻ってる!
これは個人的にいいことだと感じたぞ!

そして12曲目のタイトルチューンにしてバンド名を冠した"THE DARK MOOR"は疾走こそしてないものの
これまでの彼ららしいクサイメロディー、大仰さ、シンフォニックさが
これでもかというほど詰め込まれた超名曲!!マリスミゼルの
“月下の夜想曲”をメタルにしたかのようなメロディーに
心底悶絶!!そしてラスト前の超クサいクラシカルな
ギターソロで昇天!!

俺はこういうのが聴きたかったんだぁぁぁぁ!!!


とはいえ、これまでの彼らの基準からすると恐ろしく地味なアルバム。聴くならやっぱ2ndか3rdだな!!



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満足度 79% お気に入り曲 THE DARK MOOR







"BEYOND THE SEA"




スペイン産、最強バンドの2005年発表の新譜。


かつて最強のクサメタルと呼ばれ、名盤を世に送り出してきた彼らであるが、内部分裂が起こり
メンバーチェンジしてからはこれまでのやりすぎなまでのクサさが身を潜め、
地味になってしまった
のであるが、そんな彼らがリリースするニューアルバムの出来はというと・・・?

だめだ・・・このバンドはもう終わってしまった・・・!
前作のつまらない歌メロはそのままに、今回さらにシンフォニックさ、クラシカルさまでもが
消えうせてしまい、
残ったのは
ただの大したことの無いメタル。


かつての音を忘れ、別バンドとして聴くとメイデン風の正統派メタルもあったりして
その曲は決して悪くは無いのだが、後半捨て曲が続き、確実にだれてしまう!
こんなバンドじゃなかったのに!!(泣)



この後もこの出来が続くのではもはやお別れを告げざるを得ないだろう・・・
さらば、ダークムーア・・・!かつての栄光は
決して忘れない!!アディオス!!




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満足度 50% お気に入り曲 無し







"TAROT"




スペイン出身のシンフォニックメタルバンドの6thアルバム。


かつてメロスピ、クサメタル史に残る名盤を産み出し一部では
RHAPSODYをも上回るとまで評価されたスペインが生んだ至宝バンド
DARK MOOR。
だが看板シンガー、エリサを始め3人の主要メンバーが
脱退し
その後メンバーチェンジを図るもかつてのキレは失われ面白みの無い歌メロ、
そしてシンフォニックさ、疾走感の減退
にともないかつてのファンを
落胆させた・・・!特に前作に当たる5thは駄作もいいところで今後このような出来の
アルバムが続くのであればお別れせざるを得ないとまで切り捨てた・・・!
だがレーベルチェンジ等の紆余曲折あったのち創られた本作6thは往年の切れを
取り戻しつつある
と各地で評判を呼び俺もかつてのようなクオリティーは望まないものの
高品質のシンフォメタルを期待しつつ本作の購入と相成ったわけだ!

気になる本作の出来はと言うと確かに多くのメタラーが本作を高評価しているだけあり
そのクオリティーは確かなもので大仰シンフォアレンジ、重厚なクワイア、
そして起伏の激しい劇的展開、ツボを突いた様式美クラシカル
クサフレーズ
等最強時代の面影を取り戻してきており十分以上に悶絶できる!
まぁ2nd、3rdほどの強烈な歌メロはまだ無いがそれでも良質のクサクサフレーズ
そこかしこで聴ける!センスの良いクラシカルギターソロもあの頃を思い出すクサさ、
劇的さがあり満足だ!天才とまで謳われたバンドのリーダーであるギタリスト、
エンリク・ガルシアがようやく帰ってきたと言えるだろう!!

試聴音源で聴けた2曲目“The Chariot”は世間じゃつまらないなどと言われているが
個人的には良質のシンフォニックメタルだと思う!コレ聴いて本作への期待が
高まったわけだしな。疾走していないとかいう意見もあったが元々疾走曲で
売ってるバンドじゃなかった
ハズだ。3rdがたまたま疾走曲まみれ
だったってなだけで神盤と言われた2ndもイントロに続く2曲目はミドルテンポだったし。
そして3曲目以降はキラーチューンが連続する!どの曲もクラシカルメロディー、
シンフォニックサウンド、重厚な劇的展開と揃っており多用されたクワイアや女性ヴォーカル、
そして曲によってはデス声まで導入されておりドラマ性に拍車を掛けていると言えよう・・・!
そしてボートラを除いたラストの大作“The Moon”はまさに彼らの真骨頂とでも
言うべき大作
でかの有名なベートーベンの“運命”や“月光”のフレーズを
導入
しておりそのクサメロ、展開はもう絶品と言うほかなくかつてのモーツァルトレクイエム
取り入れた“Dies Irae(Amadeus)”に勝るとも劣らないキラーチューンだと
断言できる!クサすぎるぞ!!ヴォーカルも線は細いものの下手ではないしむしろ
8曲目“Lovers”のサビ等ではKAMELOTのロイ・カーンを思わせる
エモーショナル歌唱
を聴かせてくれる。味があっていいシンガーだと思うぞ!

ところで本作の楽曲はタロットカードをモチーフとしているようだが
日本人の我々がタロットの名を聞いて即座に思い浮かべるのはやはり
ジョジョ第3部だろう(爆)。マジシャンズ・レッド!シルバー・
チャリオッツ!
スター・プラチナ!!
なぜザ・ワールドは無いのだろうか!?(笑)


話が逸れたが初期の彼らを愛するクサメタラーなら是非とも本作を
手にとってもらいたいものだ!ヴォーカルチェンジ後最高傑作だと言えるだろう!



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満足度 90% お気に入り曲 The Star、Wheel Of Fortune、
The Emperor、Devil In The Tower、Death、The Moon







"AUTUMNAL"




スペイン出身のシンフォニックメタルバンドの7thアルバム。


女性シンガー、エリサ在籍時にその有り余るクサメロを惜しみなく
さらけ出しクサメタルシーンにDARK MOORありとその存在を
満遍なく披露したわけだが内部分裂を起こしメンバーチェンジ後は
どうもパッとしないバンドとなってしまった・・・!
だが前作“TAROT”は久々に強烈極まるクサクサ大仰シンフォメロディーが
帰ってきており天才とまで湛えられしコンポーザー、エンリク・ガルシアの
面目躍如と相成ったわけだがそれに続く本作もそのクサクサ
シンフォ路線
を推し進めた出来で、さらに今回クワイアは
もともとだがストリングスなどのオーケストレーションが
生となり、さらに説得力が増した本格的な一流シンフォニックメタルの
華麗さ
愛すべきクサメタルバンドらしいコテコテなクサさ
嬉しい邂逅を果たし初期の直情的なクサさとはまた違う上質の
クサさ
を放っているぞ!

1曲目からさっそくクラシック“白鳥の湖”のフレーズが登場し
生と思われるオーケストラやクワイアが派手に盛り上げ
アルフレッドもクサいメロディーを堂々と歌い上げるぞ!
フィメールVoとのデュエットも聴けやはりかなりクサいのう・・・!
間奏で疾走を開始しやはり恐ろしくクサい展開となるぞ!
ラストの盛り上がりもハンパ無く1曲目からクライマックス張りの
ドラマティックさ
を持っている!この曲順は正しいのだろうか!?(爆)
2曲目は若干地味だがそれでも優雅なオーケストラが聴けるぞ。
オペラ座の怪人を思わせるダークさがあるな。3曲目は民謡的な
メロディー
と大仰なオーケストラが聴け笛が舞いクワイアも盛り上がり
デス声も登場するぞ!4曲目はイントロこそ大仰だがヴォーカルが入ると
とたんにメロウになるもサビでは大仰なクワイアも登場する。
5曲目はイントロからクワイアが盛り上がり疾走開始!ギターソロも初期の頃のような
やりすぎなクラシカルクサメロでたまらんのう!6曲目はさっそく
キラキラしたシンセでつんのめるような疾走感を放ちクワイアも聴ける!
ギターソロもやはり良い。7曲目も疾走キラーでストリングスが舞い
ギターとユニゾンを魅せヴォーカルが入るとダークな雰囲気になる。
ヴォーカルも朗々と歌い上げておりサビはやはりクワイアと共に
疾走し大仰でクサいメロディーが展開される!8曲目は緊迫感ある
オーケストラ、ホーンが映画のサントラの如き大仰さ、勇壮さ
演出しまるで航海モノの雰囲気を放つ明るくも壮大なシンフォメタルだ!
サビもクサクサじゃのう・・・!9曲目は重厚なオーケストラが聴ける
へヴィさのあるスロー曲。10曲目は再びアップテンポとなり緊迫感ある
オーケストレーションとリフに導かれダークでドラマティックな
シンフォニックメタル
が堪能できるぞ!技巧に走らず泣きの響き
聴かせるギターソロも印象的だ。11曲目は妙にファンタジックな
オーケストラ
が聴けるスタッフロール的風情を放つインスト大仰な終曲。


メロスピ、クサメタルが廃れて久しいこの昨今、まだまだ
こういう素晴らしいバンドは存在しているッ!まぁどっちかといえば
Sound Horizonの“Moira”をメタル化したようなアルバムなんで
あっちのファンにも是非とも聴いてもらいたいもんだ。男ヴォーカルは
比べ物にならんほど上手いんでな(笑)。ヴォーカルメロディーの
クサさではエリサ時代には及ばんがオーケストラ、クワイアの迫力や
アレンジセンスは向上しているんでシンフォニックメタルを愛する
人間ならば避けて通る事は出来ないだろう!願わくば今のプロダクションで
初期のアルバムをリメイクしてもらいたいんだが内部分裂したんで無理だろうか・・・!?



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満足度 90% お気に入り曲 Swan Lake、Phantom Queen、
Faustus、Don't Look Back、When The Sun Is Gone、
For Her、The Sphinx、







"Ancestral Romance"




スペイン出身のシンフォニックメタルバンドの8thアルバム。


女性Voだった初期の頃は究極レベルと言える超絶クサメロを武器に一部でRHAPSODY以上
評価された事もあったがメンバーチェンジ以降は失速し微妙なバンドに成り下がる
前々作“TAROT”大仰なオーケストラ、劇的極まるクサメロが大分蘇り続く前作“AUTUMNAL”
遂に生のオーケストラを大々的に導入し初期のコテコテなネオクラ様式美とは異なるスタイルながら
完成度の高いシンフォニックメタルを披露した・・・!そして続く本作も方向性はここ数作と変わらず
優雅でロマンティックな、マイルドさに満ちた大人の(?)シンフォニックメタル
聴かせてくれるぞ!前作から導入された生のオーケストラ、クワイアは健在でゲスト参加のオペラティックな
女性Vo
もよりフィーチャーされるようになり男女ツインVoの様相を醸し出す部分もあるな・・・!
既にバンドの看板シンガーとなって久しいアルフレッドのヴォーカルもより女々しさ、しなやかさを増し
パワーは無いが高い表現力で堂々と歌いこなしているのう・・・!

1曲目は早速フルート、ハープ、ストリングス等といった生のオーケストラが優雅さを演出、
そしてホーンの勇壮な音色にバンドサウンドも登場しアップテンポになるも
ヴォーカルが入ると甘くまったりした雰囲気になり妙な女々しさが感じられるも
その後はパワフルな一面も覗かせサビはクワイアと共にクサさを放つぞ!ギターソロは
泣きのエモーショナルなフレーズを聴かせ自分達がメロディー派である事を主張するかのようだ・・・!
2曲目はバンドサウンドの上に浪々と響くソプラノが乗りヴォーカルは実にマイルドな味
出しておりサビはクワイアと共にキャッチーさを放つミドルチューン。ギターソロはかつてのような
ネオクラ風味は無いがやはり泣きの要素が強くライヴだと下手なんだが(爆)スタジオだと
いい仕事しておるわい!3曲目は緊迫感あるストリングス、リードギターが印象的な疾走チューン
焦燥感を煽るクワイアによる早口ブリッジ、妙にオペラティックな歌唱を聴かせるサビ、ホラー系SE、
ベースソロ、ギターソロのバトル、デーモン閣下風の笑い声等聴き所の多い曲だ!4曲目はホーンが
大仰さを演出し淡々としたバンドサウンドの上にオーケストラが乗り優雅さも感じさせる曲になっているな。
スパニッシュな哀愁を放つアコギソロが出自を感じさせ良いのう・・・!後半のギターソロの泣きも
やはりエモーショナルなタッチである!ラスト間際の叙情的なパートもまたたまらんわい!5曲目は
彼等らしくないパーカッシヴなドラム、ハンドクラップが聴けるアメリカンなアリーナロック風の
意味不明な曲(爆)。
それでもコーラスはクワイアでオーケストレーションも登場しよけい意味が判らんな・・・!
6曲目はストリングス、ピアノがメロウさを放つバラード系の曲。バンドサウンドも淡々と挿入され
実に優雅でロマンティックな雰囲気があるのう・・・!メロディー、アレンジもかなり良いな!
7曲目はストリングス、ホーン、クワイアがシンフォニックさを出しバンドサウンドも登場、
アップテンポで勇壮な雰囲気を放ち部分部分で疾走、ヴォーカルはスペイン語で歌い
やはりしなやかな感じでクワイアも顔を出し盛り上げるぞ。8曲目はインストで、地鳴りというかハエが
飛ぶような(爆)
ストリングス、ギターが聴けどこか中東風の雰囲気を持ったメロディーが登場、
その後はノリの良いリズムで聴き覚えあるクラシック曲のアレンジとなるぞ!9曲目はストリングスと
ベースがユニゾンし疾走、リフはごく普通のハードロック風だがバックにはオーケストラが付き
ギターが細かいオブリも放り込みヴォーカルが入ると緊迫感あるアンサンブルになるぞ。
ギターソロは珍しい速弾き主体ベースソロも聴けユニゾンも展開される!
10曲目はフルート、ピアノ、雨のSEがメランコリックさを放つ叙情性に満ちたバラード曲。盛り上がる箇所で
バンドサウンドも聴け泣きのギターがこれまたエモーショナルじゃのう・・・!


全体的にマイルドで優雅な雰囲気が目立つようになっておりオーケストラもそこまで大仰で
派手な感じではなくクラシック要素は強いがコテコテのネオクラシカル様式美という訳でもなく
特にゴシカルというわけでもないが非常にロマンティックで耽美な雰囲気が強くアグレッシヴな
疾走チューンを求めると大人しすぎるかも知れんが美麗さ、叙情性を求めるならば期待にしかと
応えてくれよう・・・!今回バラードの出来が良いのも特筆すべき箇所である!派手さは無くなっているが
その代わり上質な大人の味わいを持ったシンフォニックメタルである!




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満足度 86% お気に入り曲 Gadir、Alaric De Marnac、Mio Cid、
Tilt At Windmills、Cancion Del Pirata、Ah! Wretched Me、A Music In My Soul







"Ars Musica"




スペイン出身のシンフォニックメタルバンドの9thアルバム。


初期の頃は異常とも言うべきクサさ数多くのクサメタラーを撃沈せしめたものの、
何だかんだで内部分裂後のほうが長くなった感のあるスペイン最強の劇的クサクサ
シンフォニックメタルバンド
による通算9作目のアルバムである!ここ最近は
生のオーケストラを導入するようになったものの、かつてのような疾走感ある
メロパワ、メロスピ要素
やりすぎ感満点なコッテコテなクサさが減退、妙に
マイルドで落ち着きのある優雅なシンフォニックメタルとなりつつあるが、
本作もやはりそんな近年のアルバムの流れを汲んだ仕上がりになっておるのう・・・!

1曲目は早速の壮麗なストリングス優雅さを演出、大仰なホーンも顔を出し
映画のサントラと言うか相当に本格的なクラシックムードを演出するイントロで、
続く2曲目は生のオーケストレーションバンドサウンドが絡み、ここ最近の
彼らの楽曲らしい優雅な格調高さを見せるマイルドなシンフォニックメタルとなり
サビはフィメールVoクワイアも顔を出しつつやけにキャッチーじゃのう・・・!
ギターソロはエモーショナルさ重視のメロディアスなプレイである。3曲目もまた
マイルドな落ち着きを見せる、優雅さ漂うアダルトなミドル曲でギターソロもやはり
泣きのメロディー重視だな。4曲目も淡々とした穏やかな落ち着きを見せているが
サビは優雅さが漂っておるなぁ・・・!5曲目はバックでホーン、ストリングスが
顔を出すも
やはりバンドサウンドはマイルドさが強くアダルトな優雅さが感じられるのう・・・!
インストパートはちょいとプログレ風な部分もあるか!?6曲目はアップテンポで緊迫感を
演出する
も、やはり音作り自体は穏やかさがあるな・・・!ギターソロはクラシカルな
部分
もありベースソロも登場するぞ!7曲目はピアノエモーショナルなヴォーカルが乗る
マイルドなバラード。ギターソロがこれまた泣きまくりで良いのう・・・!8曲目はここに来てついに
アグレッシヴな疾走を開始!実に彼ららしいクラシカルさ満点のフレーズも顔を出し
天才クサメロメイカー、エンリク・ガルシアの才能が未だ枯渇していない事を天下に
見せ付けるかのようなクサさ、緊迫感、クラシカルさを放っておる!メロディー重視の
エモーショナルなギターソロ、
対を成すかのようなテクニカルさ重視のベースソロによる
バトル
も聴き所である!もっとこういう曲やってくれい!(爆)9曲目は中東的なエキゾチックさ漂う
ドラマティックで壮麗なクサメロ
オーケストラが披露、淡々としたミドル曲ながらも
アレンジがいちいちドラマティックでこういう部分は流石のセンスじゃのう・・・!
母国語ヴォーカル
がまた情緒満点で良いな。10曲目は本作としてはストリングなリフに
美麗なピアノ、ホーン
笛の音まで乗るが、Aメロは例によって淡々とし過ぎじゃのう・・・!
サビはクワイアやホーンも聴け優雅さを放っておるな。11曲目はクラシカルさ漂うギター、
管楽器
に始まりやがてホーンやティンパニも登場、実にDARK MOORらしい劇的かつ
本格的なクラシック要素
を感じさせるインストである!どうやらスペインのホンマモンの
クラシック曲のカヴァーらしいのう・・・!
12、13曲目はボーナストラックで、前者は
4曲目のアコースティックアレンジ、後者は8曲目のオーケストラヴァージョンである。


ストリングス、ホーン等オーケストラは本作も生スケール感のデカさを感じさせては
くれるものの、やはりどうにも全体的に落ち着いてしまっている印象が強く、メロパワ、
シンフォニックメタル
と言うよりもメロハー、AORにオーケストラを導入したような
雰囲気
が全編を支配しておりかつてのようなクサクサ疾走メロパワ、様式美メタルを
期待すると思い切り肩透かし
だろうなぁ・・・!メロディー自体にもクサさは無く
キャッチー
ではあるがコテコテでは無くなって来ておる!前々作の“AUTUMNAL”
まだパワーメタル然とした疾走感があったのになぁ・・・!クオリティー自体は決して
低くは無い
ので割り切って聴くべきアルバムだろうな。




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満足度 80% お気に入り曲 The Road Again  The City of Peace  Living in a Nightmare
El ultimo rey  Asturias







"Project X"




スペイン出身のシンフォニックメタルバンドによる10thアルバム。


前作リリース後待望の初来日ライヴを行い、意外にもタイトな演奏で
クオリティーの高いパフォーマンス
を披露してくれた、スペインが誇る
ベテランバンド
による通産10作目のフルアルバムである!言うまでも無く
2nd、3rdはクサメタル史に残る超名盤で、今聴いても決して色褪せる事の無い
激クサメロディーが大量に詰め込まれた最高のアルバム
なんだが、シンガーが
替わってからは方向性が変わり、クサさや疾走感の減退と引き換えに洗練された、
マイルドで深みのある大人のシンフォニックメタル
へと変化していった・・・!
本作はどうやらSFをコンセプトにしているらしく、近年の落ち着きあるメロウな
シンフォニックメタル
を下敷きとしつつもそこにスペイシーなシンセを導入したり、
ギターを引っ込めて非HM/HRな面すら見せているんだが、本作の魅力はそこでは無く
あの2nd、3rdの曲がリメイクされたボーナスCDだろう!今の彼等の感性であの
圧倒的にクサかったキラーチューンの数々がどう料理されているのだろうか!?

1曲目はスペイシーなシンセDARK MOORらしからぬSF的雰囲気を放つイントロで、
2曲目はホーンやストリングス等のオーケストラが聴けつつ落ち着きがあり、
アップテンポにもなるがギターが全然目立っていないなぁ・・・!ギターソロは
優雅なメロディアスさがあるな。3曲目はピアノに始まり女性Voも登場、クワイア風の
コーラス
が聴けるがその後はやけに穏やかで大人しいハードポップ風になるな・・・!
4曲目も穏やかで大人しいアップテンポで、ギター以上にシンセが目立っており
5曲目はクリーンギター、Voによる物静かなバラードだ。後半で厚めのクワイア、
泣きのギター
が聴けるぞ。6曲目はマイルドな中に従来の彼等らしいクサめのフレーズ
顔を出す軽快なアップテンポとなるが、中盤のゴスペル風パート微妙じゃのう・・・!
7曲目はチャカチャカしたギターも聴ける穏やかな曲だが、サビは一応は
ロマンティックさ
があるか!?8曲目はクワイアに始まりそれなりに緊迫感も見られる
アップテンポで、9曲目は事前にPVで公開され俺等を不安にさせた(爆)、かなりソフトで
穏やかな非HM/HRポップチューン
じゃのう・・・!10曲目は流麗なピアノ、Voがオペラティックな
雰囲気
を放つが、やはり穏やかで大人しいバラード系だな。中盤から怪しげな
エキゾチックさ
が放たれシンフォニックさもあり、さらにQUEEN的なコーラスも聴けるぞ!
後半はアップテンポで盛り上がりある意味“Bohemian Rhapsody”的だろうか!?

そして2枚目が待ってましたの過去曲リメイクである!2ndからは“Maid of Orleans”、
“Somewhere in Dreams”
が、3rdからは“In the Heart of Stone”、“Nevermore”、
“A New World”
がチョイスされており、全体的にマイルドアレンジだしギター、ドラムも
何か拙く、オリジナルにあった勢いに欠けるんだが、何だかんだでやはりクサく
シンフォニックに疾走
しておる!この方向性でやって貰いたいし、
2nd、3rd全曲リメイクして貰いたい
のう・・・!


全体的にギターが抑え気味でよりマイルドで穏やかな方向性を向いており、
かなりメロハー、ポップロック寄りになっちまったなぁ・・・!オーケストラ
使われてはいるんだが、やはり派手な盛り上がりは見られずあくまでもバックで
味付け程度に顔を出す位
なんで実に物足りんわい!
過去曲リメイク
も結構原曲とは雰囲気が異なるんでオリジナルのほうが
良かった
と言う声もあるだろうが、正直本作はリメイク目当ての1枚だな(爆)。




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満足度 70% お気に入り曲 There's Something in the Skies
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