CUSTARD






"FOR MY KING"




ドイツ出身のメロパワバンドの2ndアルバム。


こいつらを語るときまず避けて通れないのがこの、ある意味メタル史に残るであろう
超強烈なド下手ジャケ
だろうな・・・!このデッサン狂いまくりの
寸詰まりウォーリアー様が剣と斧を持ち
ウオーと吼える様はまさに失笑を通り越して爆笑モノ!
間違いなく日本の漫画好きの小学生のほうが
テクニックはある
だろうな・・・。
だがこの絵が放つエモーションは技巧では決して
出せない
と思うが・・・!なんか今回深い事言ってるな俺(笑)。

そんな訳で、彼らが放つ音は聴く前だとこの劣悪ジャケのせいでかなりB級のイメージが
あるかもしれん・・・。しかし、音のほうは以外や以外、なかなかにクオリティーが高いぞ!
音的にはジャーマン系の正統派の色濃いメロパワで、ハイトーンVo、疾走感、
勇敢なコーラスワーク等音質の軽さを除けば普通に
聴けてしまう(笑)。
演奏も破綻している部分は無いし、ヴォーカルもこの手の輸入盤としては
ちゃんとしてるし。ホント、ジャケ絵とカスタードという甘そうなバンド名で損してる!
ジャーマン好きなら気に入ると思うぞ!

個人的に気に入ったのは2と5。音質、ジャケが良ければ国内盤が出ても不思議ではないと
思うがどうだろう!?まぁ、そのためにはもうちょいヴォーカルに頑張ってもらわんとあかんかな・・・?

ジャケ以外に何気に気になったのが曲名の英語が小学生レベルだという事(笑)。
いくらなんでもシンプルすぎるぞ・・・。


ジャーマン好きにおすすめする!劣悪ジャケに惑わされずレジに持っていけば
そこはめくるめくジャーマンワールド!(笑)




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満足度 80% お気に入り曲 UP TO THE SKY、SIGNS







"Wheels of Time"




ドイツ出身のメロディックパワーメタルバンドによる3rdアルバム。


バンド名や曲名、歌詞の酷さもさる事ながら、何よりもジャケの酷さである意味
かなり有名なドイツのメロパワ、メロスピバンドである!どう考えてもB級以下の
クサレメタル
になりそうだが、音の軽さ、Voの細さを除いて意外とマトモで
なかなかに悪く無いB級の良質メロパワ、メロスピ
だったというのも人気の秘密だろうが、
続く3作目の本作ではついにジャケがかなり洗練されてしまい一部のマニアを
落胆させたが(笑)、内容も持ち味はそのままにクオリティーアップしており、
音質がそれなりに向上しジャケと内容がマッチした良質のジャーマンメタル、
メロディックパワーメタル
を聴かせてくれるぞ!

1曲目はシンセによるSE的なイントロで、2曲目は細かいギター、ハイトーンVo
疾走する王道のジャーマン系メロパワとなるぞ!Voはやや不安定ながら聴けない
レベルでは無く、
3曲目もジャーマンらしさを感じさせるアップテンポ曲となり
4曲目もジャーマン的なキャッチーさを持った軽快な曲だ。5曲目は往年のHELLOWEENを思わせる
王道の疾走感を放つ、絵に描いたようなジャーマンメタルだ!中盤の胡散臭い
クワイア
が微笑ましいが、その後のツインリードは劇的だな・・・!6曲目は明るめのリードギターが聴ける
キャッチー路線のジャーマンらしいアップテンポだ。7曲目はオルゴールの音色に始まり
クサさと勢いを放ち疾走!ギターソロがこれまた劇的でクサく、8曲目は勇壮なツインリードに始まり
アコギが聴けギターが盛り上がるバラード系のミドル曲だが、途中かなりキャッチーに
テンポアップ
するぞ。9曲目は勢いがありつつもミドルテンポで展開、正統派らしくも
メロハー的な憂いが感じられるだろうか!?10曲目はこれまた軽快なアップテンポ
ジャーマンっぽさを放ち、ギターソロがこれまた劇的だな・・・!11曲目はストロングなリフ
パワフルに疾走しつつシンセも聴けるメロパワチューンだ!

現代の感覚だとまだまだ甘いが向上を感じさせるプロダクション、線は細く高音が
不安定
だが健闘しているVoが元々それなりにちゃんとしていた演奏、楽曲に追い付き、
B級と言えばB級かも知れんが、イタリアや南米のヘナチョコ貧弱ヘッポコクサレメタル
比べると遥かにレベルは高く、そこは流石にHM/HR先進国ドイツ出身の矜持だろうか!?
ジャーマンメタル好き、メロパワ好きなら前歴に怯まず聴く価値のある1枚だな。




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満足度 83% お気に入り曲 Wheels of Time  Inner Void
Sunrise  Scared







"Corces Remain"




ドイツ出身のメロディックパワーメタルバンドによる4thアルバム。


伝説的な酷ジャケで有名になった、ドイツ出身のメロパワバンドによる4作目で、
どうやら本作でシンガーが交代したようだが方向性は特に変わらず、B級とされつつも
なかなかにちゃんとした王道路線のジャーマンメタル、メロパワを踏襲しており、
新シンガーも前任者と同タイプのヘナチョコ気味なハイトーン系なんで安心だろう(笑)。

1曲目はシンフォニックなイントロで、2曲目はツインギターと共に早速疾走しつつ
フィメールクワイアにいかにもB級野暮ったいVoが登場、ツインリードによる
ギターソロも聴き所だな。3曲目はエピック的な正統派に接近したミドル曲で、Vo等全体的に
B級
だが勇壮さがあるのう・・・!4曲目は軽快なアップテンポの正統派HM/HRで、Voがやはり
B級
なんだがそれ以外は良く、後半で雄々しいクワイアも聴けるぞ。5曲目はストロングだが
淡々とした印象のスロー曲で、ギターソロがメロディアスだな。6曲目はピアノ、ストリングスシンセに
Voが乗る短いバラード系。7曲目は勇壮さがありつつ疾走はしないミドル曲だ。
8曲目はクリーンギターにVoが乗るバラード風で、シンフォニックさもあるが7分の長さで
多少ダレるか!?
9曲目は軽快なアップテンポで、ギターソロがメロディー重視かつシリアスだな。
10曲目はリードギターが目立ったミドル曲で、11曲目は久々の疾走チューンとなり、怪しいギター
フィメールクワイアも聴け、12曲目は叙情的なツインギターが多めの正統派HM/HR。
13曲目はオーケストレーションにVoが乗るアウトロ的な曲だ。


線が細いながらもあまり癖の無かった前任Voと比べて新Voはやや爬虫類的な癖があり、
それにより余計にB級っぽさが増した印象があるものの、サウンド自体は前作の流れ
しかと踏襲した、ツインギター主体ドラマティックなジャーマン系メロパワ
リフやメロディー等同系統のB級バンドと比べて聴き所があり、B級メロパワの中では
頭一つ抜きん出ている
印象があるな・・・!ただ前作と比べると疾走曲が減り
正統派HM/HRに接近したミドル曲が増えており、そこで評価は分かれるだろうな。




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満足度 80% お気に入り曲 The Dragonslayer  For The Cross







"Infested By Anger"




ドイツ出身のメロディックパワーメタルバンドによる5thアルバム。


ドイヒー過ぎるジャケで人気のドイツ産メロパワバンドによる通産5作目で、
すっかりジャケがマトモになって久しく、一部のマニアを落胆させているが(笑)
音楽的にもジャケ同様の進化を遂げており、シンセを塗しつつツインギター
主軸としたジャーマンスタイルのメロディックパワーメタルという路線を
キープした愛すべきB級だが、前作では持ち味の疾走感が大分減退しミドルテンポの
正統派HM/HR寄りの曲が増えていた・・・!果たして本作はどうなったのだろうか!?

1曲目はオーケストレーションによるイントロで、続く2曲目は細かいギター
相変わらず線の細いハイトーンVoが聴けるジャーマン的な疾走チューンで、
あまり覇気の無い男クワイアも顔を出すぞ。3曲目は軍靴による短い繋ぎのSEで、
4曲目はギター主体の軽快なアップテンポとなり、5曲目はギターリフが印象的なストロング路線の
疾走チューン
である!6曲目はシンガロング入りの軽快なミドル曲で、7曲目はエピック的な
ストロングさ
のある男臭いスロー曲だ。8曲目はジャーマン的な硬派さを感じさせる疾走曲で、
これまた男クワイアも顔を出し9曲目は地味で淡々としたミドル曲となり、女性Voも聴けるぞ。
10曲目は若干ながら様式美っぽい雰囲気も感じさせる疾走曲だな。11曲目は正統派寄り
軽快なアップテンポで、12曲目はヘヴィ寄りの淡々としたスロー曲。13曲目も淡々としたスロー、
ミドル曲
で14曲目はそこそこ劇的な出だしだが、淡々とした印象も強く15曲目はシンセ、Voによる
淡々としたアウトロ的な短い曲だな。


主にドラムが前作よりも若干軽くなったように感じるし、相変わらずヘナチョコ系の
頼り無いハイトーンVo
未だにB級なんだが、愛すべきB級という路線を保ちつつ
ミドル曲がかなり増えた前作と比べて大分疾走チューンが戻って来ており、本来の
ジャーマン系メロパワ路線に回帰してくれたのが嬉しいのう・・・!とは言え収録曲が
やけに多く、
アルバム後半で明らかに失速し流石にダレを覚えてしまうわい!




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満足度 81% お気に入り曲 Gods Of War  My Last Breath  300
Fire And Sword







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