CIRCUS MAXIMUS







"First Chapter"




ノルウェー出身のプログレッシヴメタルバンドの1stアルバム。


メロディー、楽曲最重視タイプのプログレメタルバンドとして高い評価を受けている
ノルウェー産バンドによるデビューアルバムで、一躍話題になったのは次作からだが
この頃から既に十分以上のテクニックを携えつつも技工のひけらかしには陥らない
曲重視スタイル
を確立しておりデビュー作にして新人離れしたクオリティーを見せているぞ!

1曲目は意外とモダンな要素のあるヘヴィなリフにシンセが乗りテクニカルかつどこか
エキゾチックなフレーズを見せ中東的なムードを演出、技巧的でありつつこの時点で
既にメロディー、楽曲重視の姿勢を見せておりドラマティックなアレンジ、展開
楽しめるのう・・・!2曲目は浮遊感あるシンセがいかにもメロディックプログレ
雰囲気を演出しアコギも登場、中盤はこれまたちょいとエキゾチックなムードが醸し出され
後半のギターソロもよく泣いておるわい!3曲目はアコギ、笛の音のシンセが叙情性を演出、
哀愁漂うファンタジックな空気を放つ10分越えの大作でミステリアスさのある
リフ
も聴けプログレッシヴな知的さもしかとあるが相当にドラマティックな曲
なっておるのう・・・!メロディーもジブリ系(?)結構クサめか!?4曲目はピロピロ系の
出だし
からモダンなリフと共にスラッシーに疾走!スペイシーなシンセも顔を出し
プログレッシヴでありつつアグレッシヴな側面も伺えるインスト曲だ。
奇妙さ満点のフレーズは実にテクニカルじゃのう・・・!5曲目はアコギに
優しげなヴォーカル
が乗るメロウなバラード系の曲。打ち込みリズム
メロトロン風の音色も顔を出しメタル色は皆無となっているな。6曲目はパワフルな
バンドサウンド
タイトさを見せる硬質さのあるモダンなプログレメタル
ヴォーカルメロはどこかエキゾチックさがありキャッチーさもしかと内包され
中盤以降のインストパートの緊張感は相当なものである!7曲目はこれまたアコギと
ソフトなヴォーカル
エモさを見せピアノも登場、バラードと見せかけてハモンドや
モダンなヘヴィリフ
も登場するミドル曲。8曲目は19分を越える大作大仰なホーン系
シンセ
シンフォニックなムードを放ちまるでRPGのサントラのような出だしから
唐突に疾走開始!クサメタラーにアピール出来そうな展開を見せるもやはり基本は
シリアスなモダンさを持ったプログレメタル緊迫感を放つアンサンブル
堪能できヴォーカルの登場はやや唐突だな・・・!中盤はピアノエモーショナルな
ヴォーカル
バラード的ムードを演出しその後のギターソロはどこか
フュージョン的なオシャレ感を放っておりさらに奇妙なリフが顔を出したり再びシンフォニック
なったかと思えば唐突にワイルドなヘヴィさを放ち疾走したりと後半は怒涛の展開を見せ始めるぞ!
9曲目は80年代っぽさのあるシンセで幕を開けるDREAM THEATERに近いムードを持ったミドル曲。


新人のデビュー作とは思えぬ完成度を誇っておりB級っぽさは皆無、楽曲は勿論演奏や
ヴォーカルもこの時点ですでに一級線を行っておりプロダクションもチープさは無い!
まぁまだこの時点では彼らならではの個性とかはまだ確立されておらずあくまでも
王道のプログレメタルとして良質と言った所であろうか・・・!これで個性までも
身に付いたらさぞ恐ろしいバンドになる
じゃろうて・・・!




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満足度 85% お気に入り曲 Glory of The Empire  Biosfear  Why Am I Here
   The 1st Chapter







"ISOLATE"




ノルウェー出身のプログレッシヴメタルバンドの2ndアルバム。


「技巧ひけらかしのオナニーバンドではない」「メロディーの質が
高い」
などと各地で絶賛されているプログレメタルバンドだ!
俺はやはりテクオンリーで曲自体がつまらないバンドが多いという理由で
プログレメタルはあんま聴かない(カオティックハードコアは大好き)のだが
彼らはあまりにも評判がいいのでどんなモンだと思い購入してみたぞ!

雰囲気的にはたしかに初期DREAM THEATERのようなプログレメタルなのだが
そこにネオクラ様式美に通じるフレーズ運びやシンフォメタルを思わせる
シンセ、さらにダークで神秘的な、緊張感溢れる空気とともに
プログレメタルとは思えない豊潤な、良質のメロディーが流れてくる
超高品質のメロディックメタルに仕上がっているではないか!
メロスピ、クサメタルのようなクサメロではなくあくまで正統派メタルの
流れを汲む洗練されたメロディー使いなのがポイントだ!
MANIGANCEEVERWOODに近いものがあるだろう。日本のJanne Da Arc
メロディー重視のプログレハードという点で共通している部分はあるだろう。

1曲目のイントロからプログレメタルと言うよりはネオクラ系の
雰囲気
を放っているな!シンセはもちろんプログレ系だが
神秘的なオーラがありこの時点でただの技巧ひけらかしバンドではないと
豪語しているかのようだ・・・!やがてシンフォニックに盛り上がり
良質の正統派メタルに通じるちゃんとしたヴォーカルメロディー
存在している!ヴォーカルも上手いな!2曲目は適度なモダンさ
ダークさのあるアップテンポなイントロが緊張感を放つ良質の
メロディアスプログレメタルだ!3曲目なんざ最早メロハー、
産業ロック
の領域に足突っ込んでいるかのようなキャッチーさがあるぞ!
怒涛のテクと同時に凄まじい緊張感、北欧特有の冷気が感じられる
インストの4曲目も良い!5曲目のイントロのシンセなんて
VAN HALEN思い出しちまったくらいだ(笑)。6曲目のようなバラードの
出来が良い
のも良質なバンドの証拠である!7曲目は12分超えの大作
ダークな雰囲気がやはりDREAM THEATERを思わせるが上手いヴォーカルが
良質のメロディーを情感タップリに歌い上げ非常に聴き心地が良いのう・・・!
途中でFREEDOM CALLの如きクワイアも登場するぞ!8曲目は冷たさを
感じさせるシンフォニックなイントロに始まりディープでマイルドな
歌い回し
を披露するヴォーカルが実に魅力的だ。9曲目もシンフォニックな
質感を味わえるドラマティックな大作である!このシンフォさは
往年の70年代ユーロプログレ的だな。チャーチオルガンが壮大さを
演出するパートも実に重厚でたまらん!ラストは超大仰な
シンフォパート
になって終了するぞ。日本盤ボーナスの10曲目は
ブルージーなギターに始まりジャジーな雰囲気も醸しだす
穏やかなバラード寄りの曲だ。


各地で絶賛されているだけの事はある!メロディーがきちんとしている
プログレメタルなんてJanne Da ArcやALHAMBRA位のモンだと思っていたが
やはりいる所にはいるのだ!初期のDREAM THEATERにいまだ思いを馳せる
プログレメタラー、技巧オンリーのオナニープログレに嫌気が差している
メロディー派にこそ聴いてもらいたい1枚だ!ただクサメタル的な
やりすぎ悶絶クサメロではない
ので勘違い無きよう・・・!
あくまでも洗練されたキャッチーなメロディーである!



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満足度 86% お気に入り曲 Darkened Mind、Abyss、
Sane No More、Ultimate Sacrifice







"Nine"




ノルウェー出身のプログレッシヴメタルバンドの3rdアルバム。


メロディー、楽曲最重視型プログレメタルバンドとして高い評価を受けている彼ら
CIRCUS MAXIMUSのおよそ5年振りにリリースされた通算3作目のアルバムである!
プログレメタルバンドとして必要十分な高度な技術を持ちつつも決してそれの
ひけらかしには陥らないキャッチーさ満点の楽曲重視の姿勢が持ち味のバンドだが
本作は過去2作と比べてよりマイルドな方向性に進んだ感があり安定感はあるが
インパクトというかパンチの強さは薄れたような気がしなくも無いか・・・!?

1曲目はSEに始まる雰囲気モノのインストで続く2曲目は早速の10分ある大作
モダンさのある盛り上がりから無機質なインダストリアル風のムードを演出、
バンドサウンドは淡々としているがギターソロはテクニカルな流麗さを見せ
その後は緊迫感を見せるぞ!ヴォーカルが出てくるまでしばらくかかるが
エモーショナルなしなやかさのある歌唱
を披露しておるのう・・・!中盤はアコギが
顔を出し叙情的な展開を見せ
後半はシンセが盛り上がりテクニカルさのある
アンサンブル
も顔を出しギターソロは泣いているぞ!3曲目はこれまたモダンな
ムード
漂うバンドサウンドがインダストリアルな空気を放つヘヴィ寄りのプログレメタルだが
中盤のギターソロはオシャレ感のある泣きを見せているぞ。4曲目はメロディアスな
ピアノ
メロウさを放ちつつもバンドサウンドはモダン寄りのミドル曲。ヴォーカルメロは
本作中特にキャッチーでやはりこういう曲のほうが良いのう・・・!5曲目は
クリーンギターが淡々としたムードを放つ出だしからギターの刻み
顔を出し穏やかかつどこかキャッチーなノリを放っているな。ヴォーカルメロは
これまたキャッチーさがありセンスの良さを物語っておるわい!
中盤以降はシンセがシンフォニックな盛り上がりを見せクサさも感じられるか!?
6曲目はキャッチーな憂いを秘めたシンセがバンドサウンドと共に顔を出し
北欧のバンドらしいフックある美メロを聴かせてくれるアップテンポ寄りの曲で
プログレメタルと言うよりももはやメロハーの領域に突入しているが中盤の
アンサンブルは確かにテクニカルである!アレンジも緻密さがあるのう・・・!
7曲目はモダンなアグレッションを見せるアップテンポチューンでどこか
エキゾチックなシタールの音色も登場、怪し気なミステリアスさを見せる
テクニカルなプログレメタルとなるのう・・・!ギターソロがこれまた相当に
技巧的
である!8曲目はモダンなヘヴィさを見せつつもどこか妙なノリの良さがあるな・・・!
9曲目はアコギのストローク穏やかなシンセ、ヴォーカルが乗るバラードと見せかけておいて
モダンかつシリアスな展開を見せる8分ある大作だ!中盤のシンセソロはやはりテクニカル
リズム面も凄まじく何と唐突にブラストビートまで登場するぞ!9曲目はデジタル系の
シンセ
フラフラと漂うような出だしからアコギが顔を出し穏やかさのある
泣きのギター
も登場、ポジティヴな明るさのあるDREAM THEATERっぽい
プログレメタル
となるぞ!


質の高さは相変わらずなのだが過去2作と比べてどこか落ち着いたような
印象があり
その結果インパクトが減退、大人になったと言えば聞こえは良いが
やはり強烈な押しの強さがあったほうが好ましいじゃろうなぁ・・・!まぁそれでも
メロディーセンスは未だ健在フックあるキャッチーさを
見せる良曲
もしかと残っておりこの辺は流石じゃのう!




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満足度 80% お気に入り曲 Game Of Life  Reach Within  I Am  Burn After Reading







"Havoc"




ノルウェー出身のメロディック/プログレッシヴメタルバンドによる4thアルバム。


猫も杓子もただ技巧、技巧ばかりの冗長でダレる、オナニーひけらかしで
クソつまらん3流プログレメタルバンド
ばかりの中、突如として現れた
「メロディーがあるプログレッシヴメタル」として一躍注目を集めた、真に優れた
実力派バンド
による通産4作目のアルバムである!LOUD PARK12
来日を果たしたのも懐かしい話だが、本作の方向性もメロディーが存在する
ドラマティック
かつキャッチーなプログレメタルで、北欧らしい透明感を感じさせ
前作同様コンパクトに纏まった感があり、派手さや勢いは無いんだが洗練された
メロディアスさ
を感じさせてくれるぞ。

1曲目は淡々としつつ早速ムーグが登場、プログレ的かつキャッチーさがあり
派手さは無いがサビがまたメロディアスで、シンセが劇的に絡む
インストパート
も良いな・・・!2曲目は怪しげなミステリアスさが見られ、
3曲目も怪しげかつワイルドさもあり、MARILYN MANSONっぽいのが意外だな・・・!
4曲目も怪しく気だるい退廃的なスロー曲で、5曲目も淡々としたアダルトな印象が強く
それでいて北欧らしい美麗さが見られるぞ。6曲目も穏やかだが、雄大さがありサビは
シンフォニックなシンセも盛り上がり、その後ヘヴィになったりスリリングな
演奏
が聴けたりとプログレメタルらしさもあるな。7曲目は美麗かつ
ドラマティックさ、軽快さ
が見られ、シンセも煌びやかさがありメロディーも
劇的である!中盤はテクニカルかつドラマティックなアンサンブルを
堪能出来るのう・・・!8曲目はピアノ等がこれまた美麗で、HM/HRらしくは無いがメロハー的な
キャッチーさ、煌びやかさ
があるか!?9曲目はかなり穏やかで静かな出だしで、大作ながらも
あまり凝った展開は無く淡々と進む感じだな。10、11曲目はボーナスで、前者は
ミステリアスさを内包したミドル曲で、しなやかなVoラインピアノも聴けるぞ。
後者は過去曲のライヴヴァージョンである。


プログレメタルでありながらも異例と言える芳醇なメロディーはしかと健在で、
上記したよう派手さや勢いには欠け、いささかマイルドな印象が強いんだが
ここまで来ると最早「メロディアスなプログレメタル」では無く、「プログレ的な
要素のある正統派/メロディックメタル」
と呼べる領域だな・・・!やや穏やか過ぎる
印象があり、正統派HM/HRとしても大人しめでそこで評価が分かれそうだな。
個人的にももっと勢いがあっても良かったと思うがどうだろうか!?




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満足度 78% お気に入り曲 The Weight  Loved Ones  After The Fire







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