CONCERTO MOON






"Fragments of the Moon"




日本の様式美ギタリスト、島紀史率いるバンドのデビューアルバム。


国産もイケるクサメタラーにとって日本はインディーシーンに良いバンドが多い、
どこにスゲェバンドがいるか分からないって印象があるかもしれない。
しかし日本は古くから様式美を心底愛する民族!30代以上の
日本人の3人に一人は“虹”という単語を聴いただけで条件反射で
号泣してしまうのだ!!(嘘)
そんな素晴らしい国民性を持つ(笑)日本・・・!
80年代から様式美バンドが大量にいたのだ!!
そしてここに紹介する彼らコンチェルト・ムーンは典型的ネオクラシカル様式美、つまり
王者スタイルを持ちつつも虹タイプの古き良き様式美を色濃く
受け継ぐバンド
だと言えるだろう!!

ここで聴ける島のギタープレイはすでに完成されており、テクニカルかつ安定したプレイを聴かせてくれる。
そしてここで歌っているシンガー尾崎はよくパワー不足などといわれているのだがこのアルバムを
聴く限りではそうは思えない。上手いシンガーだと思うぞ。

楽曲は初めに聴いたときはそんなに良いとは思わなかったのだが聴きこむにつれて
だんだんと良さが分かってきた!
やはり俺は様式美好きなんだな・・・!
ただ、地味な曲があるのも確か。捨て曲無しではない。ちなみに歌詞は日本語詩と英詩の半々。


リマスターされ、さらにライヴ音源が追加されたジャケ違いの再発盤があるので
これから聴こうと思っている人にはそっちのほうを勧める。
様式美好きなら聴いてみてもいいと思うぞ。



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満足度 70% お気に入り曲 Alone in Paradise、Take don to the Moon







"From Father To Son"




日本の様式美ギタリスト、島紀史率いるバンドの2ndにしてメジャーデビューアルバム。


様式美メタルではあるがイングヴェイ以降のキラキラネオクラ
スタイル
よりもむしろそれ以前の70年代の様式美ハードロック
基本に日本人的なメロディアスさで構築したただのフォロワーではない
スタイルを持った国産ベテランHR/HMバンドの2作目にしてメジャー
デビューアルバム
である!

中心人物であるギタリストの島紀史は確かにイングヴェイからの
影響
も受けているがそれ以外にもリッチー・ブラックモア
ウリ・ジョン・ロート等と言ったそれ以前の様式美ギタリストからの
影響も強くそういった素養が彼らをよくあるネオクラ系バンドとは
一線を画するスタイルのバンドへと仕立て上げたのであろう。
昔懐かしいハモンド音にスロー、ミドルテンポのHRが
目立っており最近のリスナーからしてみれば地味に感じるかも
知れんが3〜40オーバーのオールドリスナーにとっては
まさしくツボな音である!かつて1stを聴いた時ヴォーカルは
それほど下手に感じずむしろいい方だと思っていたが今の耳で
こうして聴くとやはり弱さが目立つのは否めないな。だがそれでも
下手ではなく味があってやはり嫌いではない。島のギタープレイは
この頃からかなりの腕を感じさせてくれるのう・・・!疾走感の
あるアップテンポ様式美チューンが最も俺の好みに合う曲で
本作ならば1、4、9、10曲目がそれに該当するな。地味な部分も多いが
やはりこういう音が俺は好きなのだ!バラードの5曲目で聴ける
泣きまくりのギターも実に素晴らしいぞ!ヴォーカルやピアノも繊細で良いな。


全体的に冗長でダレを覚えた1stよりは成長しておりあまりダレる
事無く聴きおおせるようになっているな。それでもまだ微妙な
箇所も目立ち、
それは今も続いており彼らがベテランでありながらも
なかなか話題にならない大きな要因になっていると言えるだろう・・・!
やはり70年代のオールドスクールな様式美現代には
通じない
のだろうか・・・!?



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満足度 75% お気に入り曲 DREAM CHASER、INSIDE STORY、
ONE AND ONLY、INTO THE FIRE、CHANGE MY HEART







"Rain Forest"




日本の様式美ギタリスト、島紀史率いるバンドの3rdアルバム。


リッチーやイングヴェイ等といった様式美ギタリストの影響を受けつつ
正統派とメロハー的な要素を加味し独自のハードロック、メタルサウンドを
構築する島紀史率いるコンチェルト・ムーンの3作目のアルバムだ

泣きのギターを堪能できるバラード風インスト曲をタイトルチューンに配し、
アグレッシヴなファストチューン、様式美色濃いミドル曲、キャッチーな曲等
バラエティに富んだアルバムで、世間一般において線が細いとか言われている
ヴォーカルも個人的には好きだ。メロディアスな歌唱は音楽性によくマッチしているし、
時に声を濁らせたシャウトも往年のグラハム・ボネットを思わせるもの
少なくとも俺にとってはかなり好みのシンガーだといえる。

個人的に気に入ったのはやはり疾走チューンだ!2、5、7、11曲目が
それにあたる。ギター、キーボードのバトルも様式美好きにとってはツボだろう!

しかし、音楽性とは関係ないが他のバンドやミュージシャンをけなして
彼らを持ち上げるライナーノーツは死ぬほどウゼェな・・・!
ぶっちゃけライナーノーツいらなくねぇか!?


メロディアスな様式美好きなら聴いて損は無かろう。ただ歌詞は半分くらい
日本語
なのでそれが苦手なら無理には進めない・・・!



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満足度 78% お気に入り曲 Time To Die、Half Way To The Sun、 Unstill Night、Break It Down







"GATE OF TRIUMPH"




日本の様式美ギタリスト、島紀史率いるバンドの4枚目のアルバム。


コンチェルト・ムーン・・・なんてクサいバンド名なんだ・・・!(笑)
クサい名前のバンドは他にもストラトヴァリウスとかソナタ・アークティカ等結構いるが
バンド名のクサさにかけちゃ彼らが個人的に一番だと思う。
メタルを知らない人に「好きなバンドは?」と聴かれて真顔で
「コンチェルト・ムーン」と答えるのがどれだけ
恥ずかしい事か(笑)。
でもそれがいい・・・!

このバンドを率いる様式美ギタリスト島紀史はサーベルタイガーの超絶シンガー下山と組んで
正統派メタルバンド、ダブルディーラーを結成、バンドとしてはそっちに力を入れるため
このバンドは彼のソロ名義として新たに活動するとの事でこのアルバムは彼の
ソロとしての一枚目という事になる。

彼のギタースタイル、楽曲は所謂イングヴェイ直系のネオクラ様式美であり、
こういう音が好きならば楽しめるだろう。ただ、今作からヴォーカルが変わったのだが新ヴォーカルの
出番はあまり無く、半分以上の曲がインストなのは賛否両論出ると思う。
新ヴォーカルの声質は上記した下山タイプで個人的に好みのタイプだがやはり下山には及ばないと思う。
力量はあるし、決して下手ではないがな・・・!

普通にクオリティーは高く、早い曲はどれも気に入っている。しかしどれも平均以上って感じで
ずば抜けたものは無いな・・・!過去の楽曲のリ・レコーディング音源もある。
音質はかなりラウドだ。荒々しさがあるのはいいが低音部分が
強調されすぎてると言えなくも無いな・・・。


ネオクラ好きにおすすめだと言える。テクニックはかなりのものだ!



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満足度 80% お気に入り曲 TO DIE FOR、GATE OF TRIUMPH、EVERLASTING NIGHTMARE







"LIFE ON THE WIRE"




日本の様式美ギタリスト、島紀史率いるバンドの5thアルバム。


イングヴェイの流れを汲んだハーモニックマイナー多用の
ネオクラシカルなギター
を据えながらも70年代風
ハードロック要素
を前面に出したバンドとして通っていた感があるが、
本作ではイングヴェイ以降のキラキラ系ネオクラ様式美
メタルスタイル
に擦り寄った感があり2曲収録された
インスト曲もそれぞれテクニカルな疾走アレンジ、
泣きのギターが冴える叙情的なアレンジ
とインギー以降の
美味しい部分を凝縮したかのようなスタイルにて
仕上がっておりこれまでのアルバムを古臭く地味
感じていたメタラーにもアピールできそうかも知れんな!

シンガーとドラマーがチェンジし心機一転、本作を
新生CONCERTO MOONの第一弾として並々ならぬ気合で
リリースしたとの事だが1曲目からその入れ込み具合は
確かに確認できるであろう!王道を行く様式美疾走チューンだが
さらにストロングな印象を感じさせギターとシンセのバトルも
非常に熱い!2曲目もキャッチーさを持った様式美系の
曲でこれまでのアルバムだとどうもこの位置にスローな
70年代風の曲
が置かれるところだが本作はそうではない!(笑)
5曲目もスペイシーなシンセで始まる勢いを感じさせる疾走
様式美メタル
だ!6曲目はテクニカルなプレイが目立つもどこか
明るくメロスピに通じる雰囲気も感じられるインストである!
9曲目は泣きのギターが目立つバラードでヴォーカルメロディーに
フックは無いものの様式美系のバンドが書くバラードは哀愁に
満ちており
悪くは無いな・・・!11曲目も泣きのギターが
冴え渡る叙情味満点のインストだ。12曲目はキラキラしたシンセが
北欧系の様式美的雰囲気を演出するネオクラメタルとなっているぞ!
ちなみに13曲目に2曲目のギターソロ拡張ヴァージョンが収録されている。


珍しくポップ寄りの曲もあったりするがシンセがいい仕事をする
様式美メタルや泣きまくりのギターが印象的なバラード等の
存在も目立ちCONCERTO MOONのアルバムの中でも質の高い力作
仕上がったと言えるであろう!このキラキラした透明感、叙情性、
煌びやかさ
を放つシンセこそが様式美メタルの鍵を握る重要な
要素
なのだ!ただギターがテクニカルであればいいという訳ではない!
ギターとシンセがバランスよく共存してこその様式美メタルだと
声を大にして言いたいがどうだろうかッ!?



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満足度 83% お気に入り曲 STRANGERS、IT’S NOT OVER、
CLIMB UP、EYE FOR AN EYE、WHEN TIME RUN OUT、
GLORIOUS DEATH







"CONCERTO MOON"




日本の様式美ギタリスト、島紀史率いるバンドのミニアルバム。


シンガーが変わりメンバーチェンジで心機一転した彼らが
やる気を見せるためにリリースした(?)5曲入りのミニで、
6thのちょい前に出たお披露目的な1枚だが被っている曲は
1曲のみでそれ以外の曲もライヴでやるのでミニアルバムだからと
侮らず
ちゃんと買え!というのが当時の売り文句だった(笑)。

6thアルバムに収録されたバンド名を冠した強烈なキラーチューン
幕を開け明るめのキャッチーな2曲目、ダークなイントロに始まり
オーバーダブされたギターがクラシカルにむせび泣くインストの3曲目、
ミドルテンポで渋めのHRを展開する4曲目、待ってましたの様式美直球
疾走チューン
の5曲目と何気に幅広いスタイルの楽曲が収録されている。


まぁミニアルバムということで熱心なファンならばオススメと
言ったところであろうか・・・!今なら中古で安く手に入るので
そうでない様式美好きにも勧められるが(笑)。5曲目も
本編の6thアルバムに収録されていたら価値が無くなって
しまいそう
なのが非常に危ういのう・・・!(爆)



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満足度 76% お気に入り曲 Concerto Moon、Silent Rage、
Like A Beast







"AFTER THE DOUBLE CROSS"




日本の様式美ギタリスト、島紀史率いるバンド改めソロの6thアルバム。


この時期かなりハイペースに活動してきたらしいな。そんな彼の放つコンチェルト・ムーン名義の
新譜の出来はかなりのものでこのアルバムを彼の最高傑作に
挙げる人も多いと思うぞ!


これまでの彼の楽曲は歌メロの魅力に乏しくインストパートも
形骸化してた
印象があり、悪くは無いがそこまで良くも無いバンドという
印象だったのだが今回その欠点はかなり改善されたと思う!

歌メロやギターソロ、アレンジなどもこれまでになく練られた印象があり、どの曲も楽しめる。
これぞ様式美と叫びたくなる出来だ!

そして彼の最高傑作だと思っているキラーチューン“CONCERTO MOON”!このバンド名を冠した
名曲が持つ展開はまさに劇的!最後の最後でスゲェモノを持ってきたなぁ!ソロでは
パガニーニの“ラ・カンパネラ”をモチーフにしたフレーズが炸裂!

これぞ様式美!たまらん!!イタリアの消えたB級バンド、ホーリーナイツもやっていたがこれで
ホーリーナイツの価値が一つ減ったと言える(爆)。とにかく悶絶だ!!

今作は2枚組でもう一つのボーナスディスクには彼らの思い入れのある楽曲のカヴァーが
収録されている。曲目もディープパープルの“Smooth Dancer”、カンサスの“Point of Kuow Return”、
アルカトラスの“Hiroshima Mon Amour”、クイーンの“Too Much Love Will Kill You”レインボーの“I Surrender”と
個人的にツボな選曲(笑)。アルバムの評価もこれでグンと上がってしまう・・・!


彼らのファン、様式美好きメタラー、カヴァー曲にピンとくる人におすすめだ!
ちなみに前作と今作はオール英語詩なので日本語が苦手なメタラーも安心できるぞ!



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満足度 84% お気に入り曲 CONCERTO MOON







"RISE FROM ASHES"




日本の様式美ギタリスト、島紀史率いるバンドの7thアルバム。


2004年に一時期活動停止となるも今は再び活動を
再開したようで、本作がベスト盤やライヴ盤を除き
通産7作目のアルバムとなるようだ。イングヴェイの
影響下にあるネオクラ様式美の流れを汲みつつもそれ以前の、
70年代の様式美要素も色濃く取り込みそれをジャパメタ的な
メロディアスな正統派メタル
のスタイルで発揮するという、
ただのインギーフォロワーではない部分を持ちつつもいまいち
パッとしないバンド
ではあるのう(爆)。実力自体は
あると思うのだがどうだろうか・・・!?

何ともパワフルなシャウトで幕を開ける1曲目はネオクラと
いうよりは70年代の、イングヴェイ登場以前の
様式美ハードロック
の流れを汲んだスタイルの疾走チューンだ!
ハモンドの音色がまたそんな雰囲気をプンプン放っているな。
だがギターソロ後半はネオクラシカルになるぞ。3曲目は
ネオクラ系の様式美に近づいたアップテンポ曲でソロもシンセと
ギターのお約束的なバトルでこういうのが好きな俺みたいなリスナーは
ニヤリとするだろう(笑)。4曲目は往年のリッチー・ブラックモア師匠
思わせる中東風の雰囲気を持った様式美HRだ!5曲目は泣きのギター
聴ける叙情味満点のハードロックバラード。ギターのメロディーが良く
あまりメロディーにフックのないバンドとの印象があったがやれば
できるではないか・・・!(爆)
8曲目はシンセのフレーズと共に
疾走するドラマティックなメタルチューンだ!そしてラストの12曲目も
ネオクラシカルなスタイルに接近した疾走メタルでリフからして
いきなりカッコいいぞ!ソロもギター、シンセのみならずベース、ドラムも
仲間入り
してくるのが面白いな!


上記したようそこまでネオクラシカルではなくオールドスクールな
ハードロック
の要素がかなり濃くキラキラしたシンセと
ハーモニックマイナーで速弾きしまくるギターのユニゾンや
バトル、バロック的なクサメロを期待すると肩透かし
なっちまうだろうなぁ・・・!まぁ純然たるHR/HMとしての
質の高さはある
ので昔懐かしいイングヴェイ以前の
様式美ハードロック
が恋しく感じたら手に取ってみよう(笑)。



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満足度 80% お気に入り曲 LIES AND BETRAYAL、
HOPE ABOVE ALL、ALMIGHTY WINGS、HUNGRY HEART、
Mr.WEATHERCOCK







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