BLACK TIDE







"Light From Above"




フロリダ出身のメタルバンドの1stアルバム。


メンバー全員の年齢が10代というおガキながらもろ80年代メタル
影響を受けまくった侮れない坊やバンドの登場である!
OZZFESTに出演しLOUD PARK08への参戦も決定したこのお子様方、
音楽的には正統派メタルの影響を受けたサウンドだと思っていたのだが
実際にはそういう音もあるがLAメタル的な明るさと華やかさ、キャッチーさとノリのよさを
携えた音作り主体でAVENGED SEVENFOLDに似た雰囲気もあるがあっちよりも
さらにLAメタル寄りだろう。だが曲によってはIRON MAIDEN
思わせる王道の正統派メタル要素もありその点は安心して欲しい!
プロダクションも意図的なのか軽めでそれが逆に80年代らしさを
演出しており好感が持てるな(笑)。ヴォーカルは若さを感じさせる勢いある
クリーンな声質でメタルっぽさもあるがやはりどちらかといえば
パンク的なスタイルだろう。上手くも無くどちらかといえば下手なほうだ(爆)。

1曲目はロックンロール、LAメタルを思わせる明るめのキャッチーな
リフ
に始まりヴォーカル等もノリの良さを発揮するぞ!
ギターソロはツインリードだ。ラストで聴けるリフの切れ味は
ガキンチョらしからぬタイトさがあり良いな!2曲目もLAメタル風だが
ギターソロだけはネオクラシカルな雰囲気を持っておりスリリングで
聴き所となっているな!部分部分で疾走するのも面白い。
3曲目はどこかボサノヴァというかフュージョン的というか、
そんな感じのアコギで始まり漢シンガロング、そしてIRON MAIDEN風の
リフ
が聴けるアップテンポの正統派メタルだ!しかしこのリフ、
雰囲気はもろMAIDENだな(笑)。こういう曲になるとヴォーカルの
稚拙さが浮き彫りになるがギターソロは王道のメタルスタイルで良い!
7曲目は鐘の音も鳴り響く様式美的なイントロに始まりダークさを
纏ってドラマティックに展開するもろNWOBHMな曲調だ!まるで
ANGEL WITCHのような雰囲気である(笑)。そういやヴォーカルの声質も
どこかケヴィン・ヘイボーンに似ているか!?疾走するソロパートも
たまらんわい!8曲目は基本はLAメタル風だがソロになると急に
疾走し今度は初期の、垢抜けなかった頃のMETALLICAっぽくなるぞ!
そして9曲目はその初期METALLICAの“HIT THE LIGHTS”のカヴァーだ!(爆)
基本的に原曲に忠実だな。10曲目もどこかダークな正統派の
雰囲気
を持ったメタルだ!ギターソロも聴き所だぞ!ソロ後のアコギも
様式美っぽいアレンジで心憎いわい!11曲目はピアノと共に泣きの
ツインリード
が登場しドラマティックさを演出、ミドルテンポながら
やはり劇的なMAIDENライクの正統派メタルが楽しめるぞ!
日本盤ボーナスの12曲目はLAメタルと正統派を掛け合わせたかのような曲調だ。


基本はLAメタルが根底にあるだろうが3や7、10、11のような正統派メタル、
NWOBHMスタイル
最も魅力的に感じるのは俺だけではないだろう。
今後はこういった方向性で突き進んでもらいたいものである!
前半こそLAメタル、R&R的だがアルバム後半から正統派要素が濃くなるな。
思えば90年代は人類生誕以来最もへヴィメタルがディスられていた
暗黒の時代
であった・・・!皆野球帽を逆にするかニット帽かぶり
テメーのイニシャルあしらったブリンブリンなアクセつけてブカブカの服に
短パン
履いた連中がメタルなんてダセェと抜かすクール気取りの
クソガキ風潮
がまかり通った地獄の時代、だが所詮流行に乗った連中など
速攻で飽きられシーンから姿を消し代わりに台頭したのは日本やヨーロッパで
その牙を、心のドスを静かに、それでいて熱く研いでいた剛のジャンル、
へヴィメタル!
そしてそんなメタルが今こうして再びシーンの頂点に立った!
今メタルは最もヒップなロックとしてアメリカのジャリに広く
受け入れられているのだ!だがまぁ所詮アメリカは消費大国、すぐに飽きられ
また別のジャンルが台頭するであろうがメタルはそれでも真に優れた
普遍的ジャンル!
日本やヨーロッパでは決して廃れる事は無い!
へヴィメタルが死ぬ事はないのだ!!



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満足度 82% お気に入り曲 Warriors of Time、
Enterprise、Hit the Lights、Black Abyss、Light From Above







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