BETWEEN THE BURIED AND ME
"Colors"
ノースキャロライナ出身のカオティックハードコア/プログレデスメタルバンドの4thアルバム。
カオティックコアの畑で語られているバンドではあるがその音楽性は
紛れも無くデスメタル!しかもかなり複雑かつさまざまな要素が
ごった煮にされている、プログレッシヴなデスメタルである!
そんな彼らの持ち味は展開に次ぐ展開による暴虐さのみならず
非常に叙情的でドラマティック、美しいメロディーをも持ち合わせている
所だろう!デスメタル、ハードコアを主軸にメタルコア、メロデス的
叙情リフ、プログレ、カオティックコアの変拍子、そしてポストロック、
エモの流れを汲むエモーショナルさ、さらにジャス、フュージョン、ボサノバアレンジと
かなりの浮気者でかつド変態である!(爆)大作も多く8曲中10分超えが3曲、8分の曲が1曲と、
アルバム中半分が大作だ。それでいて散漫になる事は無く統合感があり
恐るべきセンスの良さでもって完璧に構築されている!曲間が無く全曲が
繋がっておりアルバム一枚で1曲と捕らえる事も可能だな。
QUEENすらも想起させるピアノとコーラスが聴ける1曲目からして
カオティックコアの範疇を超えている!シンセもプログレ風味を出し
かなりメロディアスだ!だがその後デス声、ブラストが登場!
しかし優美なメロディーを忘れることは無い!上記したようカオティックハードコアと
いうよりはまさにプログレッシヴなデスメタルと言える音楽性だな。
しかしこのシンセ使いといい暴虐さの中に煌くメロディーといい
かなりセンスあるバンドだ!ハードコア、プログレ、メタルコアから
さらにジャズ、フュージョン的素養すらも見せ付ける多彩な要素は
まさに時代の最先端をいくメタル!Convergeや
The Dillinger Escape Planとは全然違う独自のカオティックコアを
追求しているといえる!3曲目はパーカッシヴなドラムに導かれ
中近東的なツインリードが登場するエキゾチックな曲だ!
その後はブラックメタル的トレモロリフとブラストで爆走し
さらに変拍子バリバリかつ叙情的なメタルコアリフが登場!
かと思いきや今度はスローになりエモコア、ポストロック的クリーンVoが
優しく歌い上げる!1曲の中にさまざまな要素が詰め込まれており
凄まじいまでの展開を見せてくれるぞ!4曲目も暴虐なデスメタルに始まり
途中ジャズ風のパートが登場、その後急に滅茶苦茶クサいネオクラシカルな
ツインリードギターが現れるのも凄いな!まさに何でもありである!
その後も目くるめく展開を見せ聴き手を混乱させる変態的な大作だ!
5曲目はネオクラシカルでメロディアスなギターが聴けるプログレ様式美
クサメロデスとなる!テクニックもかなりのものだな!延々とツインリードが聴け
その後一瞬ブレイクしさらにプログレメタル的展開となる!
この曲はとにかくギターが素晴らしい!ツインリードでユニゾンしたり
対位法で複雑に絡み合ったりネオクラシカルな叙情クサメロを奏でたりと
全編に渡って大活躍である!もちろんリフもいい!だが途中エモ、ポストロックに
なったかと思いきやその次にはなんとカントリーになる!(爆)
まさにド変態!ブックオフで北斗の拳を立ち読みしようとしたら
ブックカバーだけ北斗で中身はローゼンメイデンだったのと
同じくらいの衝撃!!いやローゼンメイデンなんて読んだ事無いけど名前だけ知ってたので
とりあえず引き合いに出させてもらった(笑)。それに続く6曲目も
ギターが絡み合うプログレデスだがその後アコーディオンが現れ
急にコミカルに!!これはまさにブックオフで北斗の拳を立ち読みしようとしたら
ブックカバーだけ北斗で中身はごっちゃん若貴ブラザーズ
だったのと同じくらいの衝撃!!いやごっちゃん若貴ブラザーズ知ってる人がどれくらい
いるのか不明だが個人的に大好きだったのでとりあえず引き合いに
出させてもらった(笑)。ラストの8曲目も大作だが後半にはメロスピ風の疾走を見せギターが
クサいフレーズを奏でまくるぞ!最後はピアノでメランコリックに締める・・・!
こいつは驚いた・・・こんなに優れたバンドがいたとは!
カオティックコア、メタルコアファンからメロデス、ブラック、
プログレメタル好きにまで幅広く対応できる壮絶な一枚である!
メロディー自体が優れているためメロディー志向のメタラーにも
十分受け入れられるだろう!こいつらは紛れも無く変態にして天才である!!
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満足度 93% お気に入り曲 全部。特に“Ants of the Sky”
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