BAL-SAGOTH






"BATTLE MAGIC"




イギリス産シンフォニックプラックメタルバンドの3rdアルバム。


珍しいイギリス産のメタルバンドだ!しかしこいつらのやってる事はメタル界においても
実に珍しいといえるだろう!

というのもその音楽性こそ所謂エピックの要素をふんだんに取り込んだ
シンフォニックブラック
と言う事でぶっちゃけるとラプソディーのブラック版
言えなくも無いがこいつらの場合さらにあれ以上にやりすぎてしまっているのだ!!

シンセサイザーによるオーケストレーションを幾十にも重ね、歌詞は全てバンドの中心人物、
バイロンの脳裏に浮かんだファンタジー映画や小説、
果てはジャパニメーション等の影響を受けまくった
やりすぎエピックファンタジックストーリー!

そしてそれを語るかのように低音で呟き、歌い、デス声で吼える!曲調もバイロンのデス声さえ
なければもはや普通のシンフォメタル
として通用するもので、実際かなりクサく、
好き者にはたまらないだろう・・・!

このアルバム以降は宇宙SF物っぽい雰囲気になるが、本作で聴けるのはまるで遊園地のような
ファンタジックメタル!一部でサンリオピューロランドブラックなどと
言われていたようだがまさにそのとおりな音だといえる!

曲のクオリティはイロモノ然とした雰囲気とは裏腹にかなり高く、どの曲でも恥ずかしくなるくらい
クサいメロディー、展開、そして語りが堪能できる!「カァァルネェイジ!
カァァルネェイジ!」「ポッポッポーーーー!」
「ハァイプァァッ、ブォォリィィァアッ!!」等
名ゼリフも多いので要チェック(笑)。

またインストなどはもはやブラックどころかメタルと呼ぶことすら憚られる
遊園地ぶり
が炸裂するのでまったく聴き手を休ませてくれない。強烈すぎる!!
あと何気にギターが泣きのメロディーを奏でているのがいいな。意外な知性を感じたぞ(失礼)。


ファンタジックなシンフォニックメタルが好きな人におすすめだ!クサいぞ!!



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満足度 89% お気に入り曲 全部







"THE POWER COSMIC"




イギリス産、遊園地バンドの4枚目のアルバム。


前作でサンリオピューロランドメタルなる新ジャンル(?)を生み出しクサメタラーを
呼吸困難に陥れた
あのバルサゴスが帰ってきた!今度はどんなテーマパークを
我々に提供してくれるのだろうかッ!?


どうやら彼らは自分達のやってる音楽をウォーメタルだと言い張っているらしく、たしかにジャケ等を
見るとむさ苦しいウォーリアー達の熱き戦いが描かれていたりして
なるほどと思わせる・・・。しかし前作はどう考えても遊園地メタルだよなぁ・・・(笑)。

そんな彼らの新作はジャケが示すとおり宇宙に舞台を移したらしく、楽曲もそんなスペースオペラ的な
雰囲気になったと言える・・・ってこのジャケ、なんかガンダムっぽいのだが・・・!?
メンバーフォトでバイロンがビームナギナタを
持っている
辺り、やっぱ影響はあるのだろうな・・・!


前作はどの曲も良い出来だったがこれといったキラーはなかった。しかし本作は分かりやすい
キラーチューン
が存在している!5曲目“Callisto Rising”だ!イントロからピアノの美しい調べが聴け、
爆走を伴い宇宙モノSF映画のサントラのような大仰にして荘厳なメロディーが炸裂する!!
サビで聴けるバイロンのお馴染み名ゼリフ「カァァァリィィィストォォ、ラァァァイジィィィィンン!!」
熱い!熱すぎる!!
そして最後も名ゼリフ「アァァァァユゥゥゥゥゥ、
レディィィイッ!!」
でフィニッシュ!

これぞクサメタル!悶絶!!


だが本作はこの1曲がずば抜けているがほかはあまり印象に残らなかったな・・・。
とはいえ前作が気に入った人なら買って損なし、またSFモノのサントラ好きにも
オススメできる・・・かもしれない?



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満足度 80% お気に入り曲 Callisto Rising







"ATLANTIS ASCENDANT"




イギリス出身、ウォーメタルバンドの5作目。


プラモデル世代、ガンダム世代が喜びそうなジャケ絵で再び我々の前に姿を現した
キングオブバーバリアンメタルバンド、バルサゴス。ここにリリースされた5作目の雰囲気は
前作の流れを汲むSF系でありながら古代史の要素も取り入れた物語だといえるだろう!

本作ついに日本盤が出ることになり、これで彼らの歌詞・・・ストーリーが分かるわけだが
歌詞カードを見た人間全てが真っ先にこう言うだろう・・・「文章多っ!!」
ライナーノーツのスペース全てを占拠するかのごとく文章で埋め尽くされたそれはもはや
歌詞と呼ぶには憚られる代物で、こうなってくるともはや小説だとしか
言いようがなくなるのだが・・・!しかもかなり難解で俺はまともに読んではいない・・・(笑)。最後なんか
まとめきれず“終わり?”なんて出てくるから凄すぎる・・・!
物語がインフレしまくってるといえるな・・・。
いったいバイロンの脳はどうなっているのだろう?一度胃カメラを鼻から突っ込んで
脳の中を覗いてみたいもんだ(笑)。

どうやら物語的に以前のアルバムとリンクしているらしく、余計訳が分からん・・・。

楽曲的には前作の流れを汲みつつもやはりストーリーの雰囲気にあわせた仕上がりになっており
彼らのファンなら問題なく楽しめるだろう。あいかわらずのクサさで満足できる。
ただ後半ややダレるかもな。


これまで彼らのアルバムを聴いてきたファンにも進められるし新たに興味を持った
メタラーにも勧められる出来だ。しかし彼らは一体どんなライヴをやるんだろうなぁ・・・?



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満足度 83% お気に入り曲 前半全て







"THE CHTHONIC CHRONICLES"




イギリスが生んだキングオブバーバリアンメタルバンドの6作目。


前作からかなりのインターバルが開けられてのリリースだ!これまでの間また新たな
壮大すぎるストーリーを練り上げていたのだろう・・・!
その間ドラマーがドラゴンフォースに移籍し、本作では新たに加入したドラマーが叩いている。
そして今作には最大のサプライズがある!それは俺が3rdの頃からずっと言い続けてきた
オーケストレーション
だ。これまではシンセが使われておりチープさが気になっていたのだが
今回遂に生のオーケストラ、クワイアを起用する事に成功している!!
ブックレットのクレジットを見れば分かるがきっちりオーケストラの名が書かれているぞ。
“The Imperial Hyperborean Philharmonic Orchestra and Choirs”って・・・。
ハイプァブォリァアアアッオーケストラ!?(笑)

曲のほうはどうかというとこれがまたいつもと変わらんバルサゴス節全開だ!
オーケストラが生だというだけでこれまでと大差ない(笑)。ここまで徹底しているのは
ある意味凄い事だ。方向性がガラッと変わって急につまらなくなってしまうバンドがいる中ここまで
自分を曲げないバイロンの信念は凄まじいな・・・!
そんなわけでいままでの彼らが好きなら本作も文句無く気に入るだろう。
ギターが意外と泣きのフレーズを奏でているのも相変わらずの彼らの美徳だ。
音質はやや軽めでせっかくの生オケがバックに埋もれている感が無きにしも非ずだが・・・。


正直曲調もどれも似たような感じだが彼らの真のファンならその差を聞き分け
激しく悶絶できるだろう。個人的には激しくマンネリを覚えつつもやはり
ガッツポーズしてしまう・・・!妙な説得力があるといえよう!
ってゆうか生オケで3rdの曲を録り直して欲しいと思う(笑)。



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満足度 85% お気に入り曲 ARCANA ANTEDILUVIA







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