BAUHAUS







"In the Flat Field"




イギリス出身のゴシック/ニューウェイヴバンドの1stアルバム。


パンクをルーツに持ちつつもそれを発展させ暗く退廃的な世界観
低音で妖しく歌うヴォーカルを導入、グラムロックの流れを汲みつつも
黒を貴重としたファッションで固めたこの新たなるスタイルを人は
ニューウェイヴ、ポジティヴパンクなどと称しそれは時に
ゴシックロックと呼ばれることもありのちのゴシックメタル
日本のヴィジュアル系に多大な影響を与えることとなる!
そしてここに紹介するBAUHAUSはそんなゴシック、ポジパンの
元祖と称されるバンドの一つである!

本作はそんなBAUHAUSの代表作として知られている一枚で
これ一枚にゴシックロック、ポジティヴパンクの何たるかが全て
詰め込まれている
と言ってしまっても良いだろう!音楽的には
何だかんだでやはりパンクをルーツに持っているだけあって
ノリのいい曲が多いがとにかく暗く、怪しい雰囲気全開である!
同系列のSISTERS OF MERCYはけっこう電子音とかが使われていたりするのだが
彼らは・・・少なくとも本作はバンドの音であり十分ロックしているな。
ノイジーなギターがなかなかに目立っており低音でヌメヌメした歌唱
聴かせるヴォーカルスタイルは後の日本のヴィジュアル系に影響を
与えたわけだが実に妖しくシアトリカルな歌い回しである!
2曲目はノイジーなギター、不穏な空気がマリリンマンソンを思わせるな。
マンソンもこの頃のポジパンに影響受けてああいうスタイルに
なった
のだろう。5曲目はやけにノリの良い演奏にフリーキーな
サックス
も絡み実に妖しいダークパンクを形成している!
7曲目はコミカルな効果音がバンバン使われた変な曲だが
ドラミングがやけにタイトである!この曲に限ったことではないが
妙にドラムが達者でそれが曲の締りを良くしているな。このドラムが無いと
このダークで無機質な雰囲気は上手く出せないんじゃなかろうか!?
8曲目はノイジーなギターが効果音的な使われ方をしタイトな
ドラムが磐石の態勢を固めヴォーカルがギャーギャー喚きまくる曲だ!
デス声ではないがヴィジュアル系のシャウトのルーツみたいな感じだな。
10曲目は滅茶苦茶ノイジーなギターが不穏極まりない雰囲気を演出し
その後ハードロックの視点から見てもカッコいいリフが現れピアノ、
ドラムが淡々とした演奏を聴かせダークな世界観を演出する!
雰囲気モノの要素が強い本作の中で最もドラマティックな楽曲だと
言えるだろう!時に呟くように、時に熱唱を聴かせるシアトリカルな
ヴォーカルも実にオペラティックだ!後半だんだんとテンポが上がりピアノも
不協和音プレイをかましまくり終了する。11曲目以降は日本盤ボーナス
これまでとはうって変わってロックンロール的なノリを見せる曲で
ゴシックではないな。12曲目は打ち込みのインダストリアル系リズム
登場する沈み込むような曲だ。


誰が言った言葉だったか、ポジパン、ゴスロックはあくまで
雰囲気に浸るものでありメロディーだとか、曲展開を真剣に
追いかけて聴くものではないという意見があるがたしかに
頷ける意見だといえる!あくまでも雰囲気モノなので
音楽に劇的さ、メロディアスさを求めるメタラーには
正直言って合わない音楽性だといえるだろう。だがこの雰囲気に
ドップリ浸れるリスナーにとってはたまらなく心地いい、癒し系の
音楽
となるのであろうな・・・!初期V系やゴシックメタルなんかも確かにそんな感じだな。
全体的にペンペンしたギターの音色はサイコビリーにも影響与えてそうである!
個人的にはやはり好みの音楽性ではないがこのスタイルを
築き上げた個性、功績は認めるところである!



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満足度 66% お気に入り曲 Dive、Nerves







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