BULLET FOR MY VALENTINE







"THE POISON"




イギリス出身のエモ/メタルコアバンドの1stアルバム。


とりあえず本作がデビューフルアルバムという事になるのだろうが
本作以前にもミニアルバムをリリースしている。
そんな彼らBULLET FOR MY VALENTINEの音楽性はエモ、スクリーモ
基調としつつもそこにかなり濃い目のメタル要素をブレンド、メタル寄りのエモではなく
エモ寄りのメタルと呼んでしまってもいいほどメタリックな音を出している!
FUNERAL FOR A FRIENDSTORY OF THE YEARもかなりメタル色が
濃いエモだが本作はそれ以上にメタルである!アイアンメイデンを思わせるギターリフに
北欧メロデス・・・メタルコアをも彷彿とさせる泣きのソロ・・・!
ヴォーカルも半分くらいデス声・・・というかシャウトなので
ますますメタラー向けだと言えそうである!

また楽曲の質も非常に高くこれといった捨て曲は無い!個人的に気に入ったのは
2、3、5、6、8、12曲目だ。その中でも特に8曲目の“Room 409”における
劇的なギターソロはたまらん!


エモ系のクリーンヴォーカルが聴けるメロデス好き、正統派メタラーに
激しくオススメできる高品質アルバムだ!ヨーロッパのメタルがメロスピ、シンフォ系となり
進化したようにアメリカやイギリスのメインストリームシーンでも
メタルは独自の進化を遂げたという事が本作を聴けばよく判る・・・かもしれない!?



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満足度 92% お気に入り曲 全部。特に“Room 409”







"Scream Aim Fire"




イギリス出身のエモ/メタルコアバンドの2ndアルバム。


スクリーモ、メタルコアの流れを汲みつつも明らかにIRON MAIDEN直系の
正統派メタル
の影響を受けているイギリスからやってきたバンドの
2作目のアルバムである!前作のあとどうやらヴォーカルがノドを
やられてしまい
一時はシンガー交代の危機にも晒されたが見事復活、
そのためか本作では喉に負担のかかるスクリーム、デス声は減り
図らずもTRIVIUMのようにクリーンVoで勝負をかけることになったようだ・・・!

音楽的には前作同様たしかにエモ的な要素を残しメロデス、
メタルコアの慟哭系リフ
も随所で使われつつも実に正統派メタル的な
雰囲気
を持っているな!ヴォーカルのスクリームが減りクリーンVoで
歌うことが増えたのだがメタリックな声質とエモ、スクリーモ的な声質の
中間
ってな感じの声でなかなかに魅力的だ!ツインリードも正統派の流れを
汲むものでエモ、スクリーモファン以上に正統派メタラーの魂をつかむだろう!
モッシュパートを持ちつつも基本的に終始疾走しまくっているのも良い!
ただデス声が減ったからかどうかは知らんが前作のようなメロデス要素は
減退し大衆向けになったようにも感じるなぁ・・・!3曲目なんか
メタルと言うよりはほぼエモ、スクリーモだ。だが曲の出来は良いので
些細な問題である!4曲目はメタルコアリフで爆走しヴォーカルも
アグレッシヴなシャウトを披露する!サビはエモのキャッチーさがあるぞ!
6曲目はギターの刻みなどにパンクの要素がありメタル者には新鮮か!?
アグレッシヴな疾走感とスローな叙情性の対比が見事な7曲目も良いな!


ヴォーカルの声質やメロディーラインは明らかにエモ、スクリーモのため
ヨーロピアン正統派メタルを求める硬派メタラーには鼻につく箇所があるかも
しれんがこのリフ、ソロは紛れもなくメタル!
前作とは違いどこか明るくなったというかキャッチーになり
さらに疾走感も向上!個人的に前作よりも気に入ったぞ!



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満足度 93% お気に入り曲 Scream Aim Fire、
Eye of the Storm、Waking the Demon、Disappear、
Take It out on Me、Last to Know







"Fever"




イギリス出身のスクリーモ/メタルコアバンドの3rdアルバム。


メタルコアと言うよりはエモ、スクリーモ正統派メタル要素
濃く織り交ぜたスタイルで非常にクオリティーの高い楽曲を聴かせてくれ、
今やシーンを代表する若手バンドの一つにまでのし上がった感のある
彼らBULLET FOR MY VALENTINEの待望の3作目だ!前評判でアリーナロック的な
スケール感
を押し出しただとか言われ変にポップになったんじゃねぇか
不安ではあったが実際にはキャッチーさを増しつつもメタリックさは
不変
で、まぁシャウト、デスVoは少なくクリーンVoがさらに
増えた感がある
もバンドサウンドは十分にアグレッシヴだな。
だがかといってモダン系のへヴィさは無くあくまでも正統派メタルとしての
アグレッション
を感じさせるプロダクションである!ヴォーカルや
楽曲の部分部分でパンキッシュなエモ、スクリーモ要素を出しつつも
それと同時に80年代メタルを踏襲した感があるな。

1曲目のイントロからいきなり叩き付けるかのようなリフ、リズム
パワフルさを出しヴォーカルはいきなりウィスパーで始まりパンキッシュに
吐き捨て
さらにシャウトも披露、そしてサビは憂いを帯びたキャッチーさ
見せるぞ!この辺はいかにもイギリスのバンドらしい部分だな。後半では
怪しげなファルセットも登場する。2曲目はアグレッシヴさを感じさせる
メタルコアライクなリフで始まりノリの良さも感じさせるがどちらかといったら
へヴィではなく正統派メタルに近いバンドサウンドだろう。ヴォーカルメロディーは
やはりキャッチーである!3曲目はアップテンポで切れのあるリフを見せ
雰囲気的にはエモ、スクリーモに近いな。ギターソロは実にドラマティックだ!
4曲目はスローテンポでエモ的な叙情性と退廃感を持ったパワーバラード。
バンドサウンドもあるがアコギもメロウさを出しているのう・・・!
泣きのフレーズを奏でるギターソロもまたエモーショナルである!
5曲目は細かいタイトなリフ、絶叫Voが攻撃性を出すもサビはクリーンで
キャッチーさを感じさせるな。爆走はせずあくまでもアップテンポだが本作中特に
アグレッシヴ
なサウンドだろう!絶叫デスVoも多いしな。歌心ある
ギターソロ
も聴き所である!6曲目はタッピングで幕を開けシンセも登場、
この80年代っぽさが前評判のアリーナロック要素か!?そしてメタルコアに
接近したリフ
が聴けアップテンポでギターが目立ちまくりこの曲は普通に
メタルに接近したスタイルになっておるのう・・・!ライヴを想起させる
シンガロング、コーラスが80年代のアリーナ要素満点だ!タッピングを
多用したギタープレイ
もまた当時のオマージュなのだろうか!?7曲目も
80年代メタル要素を感じさせるが勢いあるシャウト、パンクの流れにある
ヴォーカル
がやはり今時のバンドだな。ラストはアコギでメロウな閉めだ。
8曲目は穏やかさを感じさせるツインリードで幕を開けるメタルバラード系。
クリアな雰囲気
を持ちバンドサウンドで盛り上げるサビもなかなかだな。
9曲目はドラム連打、ハモリリフで勢いを感じさせるエモメタル調の
ノリの良さ
を持った曲だ!ギターソロでさらにテンポが上がり本作中最も
疾走感を感じさせるパートとなるぞ!10曲目は絶叫で幕を開け珍しく
ガテラル気味のデスVoと共に疾走!かなりシャウトを多用しており
初期の頃の彼らを思わせるコアな要素があるもやはりサビはクリーンで
キャッチーなメロディーを披露、ワウを利かせたソロも疾走感抜群で
実に熱い!11曲目はエモーショナルなコーラスで始まりこれまた疾走!
ヴォーカルは絶叫色が濃くサビではスローになりエモくもへヴィな印象もあるな。
胸を焦がす哀愁が強烈でメロディーも良い!


バンドサウンド自体はかなりHR/HMに接近しているがやはり根底には
エモ、スクリーモ要素が残されており、全体的に疾走感、メタルコア要素が
減退
したと同時にメロディアスさが増強されメタルの叙情よりエモの叙情
プンプンと漂っておりここら辺が古き良きオールドスクールなメタル
愛するリスナーにはピンと来ず、逆にパンク、エモ、スクリーモが聴ける
最近のキッズ
には喜ばれる部分だろう・・・!アップテンポ曲は多いが
爆走曲は無くかつての“THE POISON”のようなアグレッシヴなメタルコア要素は
かなり減退した
もののやはりどの曲も非常に質が高く捨て曲皆無の
ハイクオリティー振り
が嬉しいもその分これといったキラーチューンに
欠ける
のが難点か!?バラード以外は結構似たような曲が並んでいるのも
評価を分けそうだな。80年代メタル要素を多く取り入れているもメタルとして
聴くよりはやっぱエモ、スクリーモ一派として捉えるほうが適切かも知れんな・・・!




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満足度 88% お気に入り曲 全部







"Temper Temper"




イギリス出身のメタルコアバンドの4thアルバム。


ヘヴィさ、アグレッションの薄い、メロディー重視スクリーモ寄りメタルコア
プレイし世界的ビッグネームにのし上がったイギリス出身のバンドによる3年振りの
通算4作目のフルアルバム
である!リーダーのマットはサイドプロジェクトAxeWound
立ち上げそっちでハードコア色濃いストロングなスタイルを見せているが、その反動か
本業であるこっちは過去作と比べさらにヘヴィさ、アグレッションが減退しており
シャウトも相当に減り
ギターもメロデス、メタルコア要素が見事に消滅!エモや
スクリーモに近い音作り
をさらに推し進めており疾走感も無くほぼミドルテンポで
実に淡々としておるのう・・・!


1曲目は早速のタイトなバンドサウンド絶叫シャウトが炸裂するもそこまでゴリゴリな
ヘヴィさ
はやはり無くメタルコアと言うよりもスクリーモに近い感じで、ヴォーカルも
AメロからサビまでクリーンVo一本で通しており、疾走感も無くミドルテンポだが
ギターソロは疾走しドラマティックなハモリを見せるぞ!2曲目もミドルテンポで
淡々としたムード
を放ちシャウトも一応顔を出すがやはり勢いは無いのう・・・!
3曲目はなかなかにスリリングなギターフレーズが聴け多少はノリも良くなるが
やはり勢いは足りんなぁ・・・!4曲目もまた淡々とした音作りミュートギターの
刻み
が顔を出しソフトな印象が強いのう!5曲目はギター、ドラム怪しげなムード
醸し出しシャウトも聴けるが爆走はせずグルーヴィーなリズムになり、リフは
結構ワイルド
で良いがAメロは急に大人しくなっちまうのう・・・!まぁ本作としては
メロディーにキャッチーさがあるほうか!?
ギターソロもメロディー重視叙情的な
ツインリードのハモリ
が聴けその後のピアノも良いぞ!6曲目は正統派メタルに
通じる勇壮なリードギター
で幕を開け珍しくアップテンポで展開するもやはり基本は
シンプルで淡々としているな。中盤以降はワイルドでグルーヴィーなリフになるぞ。
7曲目はミュート音泣きのギター哀愁を放つ淡々としたバラード系のスロー曲。
後半でテンポアップワイルドさと勢いを見せるぞ。ギターソロのハモリ実に
ドラマティック
でこの辺は良いな・・・!8曲目はノリの良いリズムでどこか80年代の
アメリカンHM/HR風のノリ
を演出する軽快な曲。ギターソロパートでようやくマトモな疾走感を
見せてくれるぞ!
9曲目はパワフルなタイトさを見せるノリの良いミドル曲。
10曲目は淡々としたギターの刻みが聴けるマイルドなスロー曲だが中盤のギターソロだけは
これまたドラマティックな疾走感を見せるぞ!なぜ全編でこういうアレンジをせんのじゃ!(爆)
11曲目はやはりミドルテンポギターリフがなかなかに印象的でサビは
多少のキャッチーさを見せる無難な曲だな。


ギターの泣きだけは良くなっているがそれと引き換えに1stや2ndの頃のような勢いは見事に消滅、
ほぼミドルテンポ絶叫も殆ど無くもはやメタルコア、スクリーモどころか
ただのエモバンドと化しているが、だからと言ってメロディーがそこまでキャッチーじゃないのも
痛いのう・・・!今後はAxeWoundに期待するしか無いのだろうか・・・!?(爆)




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満足度 69% お気に入り曲 Dirty Little Secret  Leech







"Venom"




イギリス出身のメタルコアバンドによる5thアルバム。


若手のイメージがありつつも、何気にメタルコア黎明期から活動しており次第に
ベテランとなりつつあるバンド
である!初期メタルコアでありながらもあまり
エクストリームメタルな感じでは無く、スクリーモ色濃い音作りでヘヴィさの
薄いサウンド
メロディックメタルコア等と称されているんだが、アルバムを
重ねる毎に次第にエモ化している印象があり、世間的にもセルアウトしたと
叩かれたのか
本作は何と良かった頃・・・1st、2ndのプロデューサーである
コリン・リチャードソンを再び迎え、原点回帰と銘打って前作で失われた
アグレッションを見事に取り戻しておる!


1曲目はノイジーなギター、絶叫によるイントロで、2曲目は勢いの良さを放ち
早速疾走しておりスクリームも登場!Aメロ以降失速するが、脱エモしメタルコアな
空気を発散しており
サビはクリーンVoが歌い上げるぞ。3曲目もヘヴィ寄りのリフで爆走!
パンキッシュなノリ
かなりの勢いを見せておりギターソロもかなりドラマティックである!
4曲目はヘヴィさを感じさせつつエモい情緒も見られるスロー曲で、5曲目はシンガロング
幕を開けストロングさのあるリフが登場、穏やかなエモさが見られ、6曲目は再びパワフルな
勢いを感じさせるアップテンポ曲
となりギターソロも熱いぞ!7曲目は穏やかなムード
漂わせるバラード系で、8曲目はピロピロギター劇的さを感じさせ、ストロングなヘヴィさ
見られるメタルコア然としたミドル曲。9曲目は叙情的なギターソロで幕を開ける
ノリの良いストレートなミドル〜アップテンポで、10曲目はピロピロギターが聴けつつも
どこか淡々とした印象のあるエモ寄りのミドル曲だが、後半で唐突に疾走するぞ。
11曲目は細かい刻み勢いを感じさせ疾走!ヴォーカルはクリーンが主に目立っており
メロコア然とした印象
があるも、ギターソロはHM/HR的である!これ以降はボーナス扱いで、
12曲目は淡々としたミドル、スロー曲で、ギターは叙情的で途中からテンポアップしており
13曲目は正統派HM/HRっぽいリードギターに始まりストロングな無骨さも見られ、
キャッチーなノリも見られつつ疾走もするぞ!14曲目もギターが叙情的だが
淡々とした印象もあり、最近のAVENGED SEVENFOLDに近い部分もあるな・・・!
15曲目はストロングなリフと共に無骨に疾走!なかなかにパワフルさも目立つが
ヴォーカルは殆どクリーンで、キャッチーさもありエモ的な面もあるか!?


原点回帰を意識したサウンドでここ最近の微妙さを払拭する会心のアルバムである!
疾走感スクリームが戻って来ており、プロデューサーの影響もあるが1st、2ndからの
正常進化と言えそうなスタイル
だが、近年のアルバムで身に付けたエモい情緒
部分的に見られるだろうか!?とは言え実際はそこまで疾走チューンが多い訳では無く、
まだまだ大半がミドル曲
名盤の1st、2ndには遠く及んでいないのだが・・・!
スクリームも担当していたベーシストの脱退というマイナス点を特に
感じさせない
のは好印象だな。このまま次作以降でさらに疾走感を
取り戻して頂きたい
モンじゃて・・・!




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満足度 83% お気に入り曲 No Way Out  Army of Noise  Broken
Pariah  Run for Your Life  Raising Hell







"Gravity"




イギリス出身のメタルコアバンドによる6thアルバム。


メタルコア黎明期から活動をしている、何気にキャリアの長いベテラン
なりつつあるビッグネームだが、アルバムを重ねる毎にどんどん丸くなっていき
今やメタルコア要素はほとんど見られず、エモ、スクリーモの範疇で語ったほうが
適切なサウンドになって来ている感もある・・・!本作は通産6作目にして
SPINEFARMに移籍してから初のアルバム
となっており、音楽的には近年の
脱メタルコア、エモ路線をさらに推し進めた感じで、最早HM/HRどころか
ロックかどうかも怪しい曲がチラホラ目立ち、エモ、オルタナ通り越して
ティーンアイドル風なポップス寄りの曲すらある程!これをセルアウトと
言わずして何と言うか!
ファック!

1曲目はいきなりのチャラいデジタルシンセ、ナヨいエモ系クリーンVoが登場、
バンドサウンドも一応あるが、まるで短小軽薄なティーンアイドル風極めて
嫌な予感がするが、
2曲目もそんな感じのミーハーな売れ線ポップロック
一応はヘヴィなギターが登場、3、4曲目もデジタルシンセがメインの
ミーハーポップスで、5曲目はほぼシンセ、Voオンリーの売れ線バラード。
6曲目でようやくグロウルが顔を出すが、それでも基本的にはチャラポップス
それ以降もティーンアイドル風の曲ばっかだな・・・!10曲目は部分的に
そこそこエモメタルに接近しており、疾走パート、グロウルも聴けるぞ!


最早メタルコアどころかロックかどうかすら疑わしい、売れ線ミーハー
チャラオルタナアイドルポップス
に多少ハードなギターを申し訳程度に
放り込んだような、極めて薄っぺらいポップロックに成り下がってしまっており
激しくガッカリとしか言えんわい!バンドサウンドよりもトランス系の
デジタルシンセ
が目立っているのも最悪だ!過去作は非メタルコアでもまだ
エモメタル、スクリーモ要素が強く、少なくともバンドサウンドに関しては
ちゃんとメタリックさ、ヘヴィさがあったのだが・・・!ギターソロなんて
気の利いたものは一切無く、この手のバンドの宿命か、当然のようにメロディーがつまらん!
コラSPINEFARM!こんな売れ線セルアウトポップスアルバムリリースしやがって!
あばよBULLET FOR MY VALENTINE!この路線なら
もう二度と聴く事はあるまい!





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満足度 5% お気に入り曲 Don't Need You







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