BRIDE ADORNED






"BLESSED STILLNESS?"




フィンランド出身のシンフォニックメタルバンドのデビューアルバム。


イタリアから彗星のごとくデビューしたラプソディー以降、世界中にフォロワーと呼べる
シンフォニックメタルバンドが現れたが
そのほとんどがただの二番煎じだったり
やりたい事に技術やプロダクションが追いついてない
二流のバンド
だったと思う。
その理由の一つとしてオーケストレーションがあると思う。ラプソディーは全て本物の楽器を
使ってレコーディングしていたが
多くのバンドが使える手段ではない。必然的にシンセサイザーに
頼ることになり、
その結果チープなサウンドが多くなったと個人的に思う。
しかし、時代は流れ、今やシンセやコンピューターのプログラミングで
生のオーケストラに肉薄する本格的な、迫力のあるサウンドを
出せる時代になってきた!

そしてここに紹介するBRIDE ADORNEDも、プログラミングながら迫力ある
本格的なオーケストレーションを聴かせてくれるバンドの一つだ!!


このバンドの特徴として、迫力あるオーケストレーションもさることながら複雑にアレンジされた
生の混声合唱団にある
と思う!そのサウンドはラプソディーのような雄雄しいファンタジーとは違い、
暗く、重々しい音世界だ!おそらくラプソディーの影響はあまり無く、モーツァルトやヴェルディの
レクイエム
あたりがルーツであるように感じる。複雑に絡み合う混声クワイアは“怒りの日”を
彷彿とさせる!
この辺はやはりフィンランドという出自ならではだろう。
SENTENCEDを生んだ国ならではの感性だな。

また歌詞もラプソディーのようなキッズ向けファンタジーとは異なり、死、絶望、
裏切り、不信
といった我々の日常につねに存在する
リアリティーあるもの
を題材としている!
この方向性は俺の望むものだな!やはり共感できるものでないと!現実味の無いおとぎ話や
陳腐なラブソングは個人的に嫌いだしな・・・!

このアルバムはかなり気に入っている!捨て曲は無い。全ての曲が俺の感性に訴えかけてくるぞ!
俺はB級も嫌いじゃないがやはり洗練されているものが好きなのだ!!

超シンフォニックなインストが2曲あるがそのオーケストレーションは凄まじく、まるで映画のサントラの
ような壮大さだ!
(どっちかというとSFっぽい)これがプログラミングだとは信じられんな!


近年まれに見る傑作といえるだろう!2004年ベストの上位にランクインだな!ただこれは俺の感想。
人によってはメロディにフックが無いとか思うかもしれん。



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