AT THE GATES






"Red in the Sky Is Ours"




スウェーデン出身の伝説のメロデスバンドの1stアルバム。


つい最近再結成し今年(2008年)5月のExtreme The Dojo
出演する事が決定している伝説のメロデスバンドによる
記念すべき1stアルバムである!彼らが解散して10年以上
たってからようやくアメリカで発見され、それまでグランジ、
オルタナ、モダンへヴィネス
一辺倒だったアメリカ人の
眠れる感性を呼び覚まし現代におけるメタルコアスタイル
なったのは周知の事実であろう。彼らの存在無くしてメタルコア・・・
ひいてはアメリカにおけるメタルシーンの復興は無かったとされる、
実に偉大なバンドなのだ!

あまりにも有名な4作目の存在のせいでそれ以前のアルバムの
存在が霞んでいる印象があるもののこの頃はメロデスでありながら
どちらかと言えば変拍子を交えたプログレデス要素
強かったりするな。疾走曲の中でも部分部分で変態的な
変拍子、唐突なリズムチェンジ
が顔を出すぞ!またこの頃の
特徴としてヴァイオリン奏者が専任メンバーとして
名を連ねている事にあり、生のヴァイオリンプレイ
聴く事が出来るのだがそのわりに出番はごく僅か
あまり専任メンバーである意味が感じられないのが
B級クサかったりするがまぁそれはご愛嬌だ(笑)。
だがこの手のメタルとヴァイオリンの相性はやはり良く
1曲目のラストなど実に悲壮感漂うメロディー
聴かせてくれるな。ただ演奏は下手だと思うが・・・!(爆)
6曲目なんかかなりプログレ要素が濃くドラムやベースのソロも
部分部分で顔を出し奇妙な変拍子、フレーズもバンバン飛び出すぞ!


この頃はまだまだプロダクション、演奏、アレンジ共に
B級の雰囲気が強くのちの4作目のクオリティーは当然無いが
やはり北欧ならではの慟哭に満ちたリフやメロディー
我々の琴線に触れるものがあるな!どこか捻くれた
B級メロデス
が聴きたい人にオススメの1枚だろう。
個人的にはこれはこれで気に入ったな!捨て曲も無くこの脈絡の無い変態的展開、
大器の片鱗を感じさせるメロディアスさ、疾走感が良い!



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満足度 84% お気に入り曲 Red in the Sky Is Ours/The Season to Come、 Kingdom Gone、Within、Claws of Laughter Dead







"With Fear I Kiss the Burning Darkness"




スウェーデン出身の伝説のメロデスバンドの2ndアルバム。


伝説のバンドとなったAT THE GATESがまだB級メロデスだったころの
アルバムで(爆)、この頃はまだメロディックデスというジャンルが
根付いていなかっただけに当時は新鮮だったのかも知れんが
今の耳で聴くとやはりB級である(爆)。だがメロディー、リフの
センスはこの頃からあり名盤である4作目を産み出す大器の
片鱗
は感じ取れるやもしれぬ・・・!

ヴァイオリン奏者が抜けた事によりヴァイオリンパートは消滅
その分若干ストレートになった感があるな。それに前作ほど変態じみた
変拍子はなく
良くも悪くもノーマルなメロデスに接近した感がある。
アコギに始まりスローテンポで慟哭のリフを聴かせる2曲目なんか
いかにも北欧の寒々しさに満ちたメロデスってな塩梅で
実にたまらんものがあるのう・・・!やけに唐突に終わるのが
B級臭いのだが・・・!(爆)4曲目のリフもいかにも北欧メロデスってな
雰囲気に満ちているぞ!7曲目はまだ変態的な展開が残っているもやはり
全体的にはメロデススタイルを踏襲している。11曲目はピッチがかった
ヴォーカル
に始めなぜかかなりグラインドコアっぽい曲となっている。
曲の短さもそれっぽいな(笑)。


ヴァイオリンが抜け変態的展開も鳴りを潜めたが北欧メロデス
特有の寒々しい慟哭のリフ、メロディーは健在である!
けっこう演奏が所々でハシったりと危なっかしい箇所もあり
まだB級っぽさは抜け切れていないが慟哭系北欧メロデスが
好きなら聴いてみてもいいのではなかろうか!?



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満足度 83% お気に入り曲 The Break Of Autumn、
Non-Divine、Stardrowned







"Terminal Spirit Disease"




スウェーデン出身の伝説のメロデスバンドの3rdアルバム。


アメリカのメタルシーンを一変させた功労者バンドによる
3作目のアルバムである!音的には2ndで消滅したヴァイオリンなどの
弦楽パートが本作で再び帰ってきたものの変態的変拍子、
カオティック要素
は完全といっていいほど鳴りを潜め
デスラッシュ要素のある疾走メロデススタイル
シフトチェンジした感があり4作目に繋がる下地は
ここに来てはっきりと見えるようになったと言えよう!
プロダクション、演奏は前2作よりも目に見えて向上しているぞ!
だがなぜか本作はボートラでもないのにライヴ音源が半分近く
収録
されており実質ミニアルバム、企画アルバム的な
雰囲気をかもし出してしまっている・・・!

1曲目からさっそく帰ってきた弦楽器が登場しメロデス的
慟哭リフと重なるぞ!従来と比べてかなり成長した感
あるな!2曲目もさっそく疾走しリフも実に嘆きまくって
おるわい!
4作目のようなデスラッシュ的質感を持った
疾走感が堪能できるぞ!3曲目はバンドサウンドの無いインストで
もの悲しいアコギに始まりチェロも登場、北欧のバンドでしか
なしえない凍てつくような質感を持ったメランコリック極まる
叙情性
が見事に演出されておる!実に美しいのう・・・!
それに続く4曲目はさっそく疾走しヴォーカルも悲壮感漂う
デスヴォイス
を披露、アグレッシヴかつ悲しい展開を持った
曲となっている!リフがやはりカッコいいな。5曲目は
スロー、ミドルテンポで北欧の雰囲気を感じさせる退廃した
空気
に包まれた曲。6曲目も北欧メロデスならではの
ドラマティックなリフが聴け疾走!テンポダウンパートでは
唸るようなへヴィリフになるぞ。しかし本編(?)はここまでで
これ以降は全てライヴ音源となっておりなぜこんな構成にしたのか
理解に苦しむのう・・・!


まぁプロダクション、演奏含めて楽曲自体はかなり良くなっているので
4作目で彼らを知った人も聴いてみる価値は十分あるぞ!
“Slaughter of the Soul”だけがAT THE GATESではない!!



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満足度 85% お気に入り曲 The Swarm、Terminal Spirit Disease、
And The World Returned、Forever Blind、the Beautiful Wound







"Slaughter of the Soul"




イエテボリスタイルをアメリカに普及した伝説のメロデスバンドの4thアルバム。


本作は北欧メロディックデスメタルシーンにおける最高傑作の一つであり、
メタル史にその名を刻む名盤と言っても過言ではないだろう。
しかし彼らの最も偉大な所はこの手のスタイルをアメリカで爆発的に普及させたという
事だ!別に彼らがアメリカでこの手の音楽を認知させようとか思ってアルバムを
つくった訳ではない。本作の誕生から10年近くたってからアメリカで発見され、
どういうわけかクールだと思い込まれ多くのバンドが本作の真似事をし始め、
いつしかそれはメタルコアと呼ばれるようになった・・・!
という、
まさにいわくつきの一枚だと言える!

音楽的には2本のギターが慟哭ともいえる泣きのメロディーを奏で疾走するという
古き良きメロデススタイルで、初期アークエネミーに近いかもしれないがあっちとは違う雰囲気も
当然ある。インフレイムスのようなミドルテンポ主体のスタイルではなく
デスラッシュ系の疾走感があり、個人的にこういう音は大好きである。
演奏も破綻する所は無く、音質も当時のバンドとしては良いほうだ!
ヴォーカルはデス声で怒りや悲しさを表現できる逸材で実に素晴らしい!
なるほどデス声で泣くにはこう歌えばいいのか・・・!勉強になるな!(笑)

名盤と謳われるだけに捨て曲等といったものは存在せず、どの曲も実に高い
クオリティー
を持っている!途中のアコースティックな小曲もいいアクセントになっているな!
ちなみに今は日本盤ボートラを含めスレイヤー等のカヴァーやデモ音源を
収録した再発盤がでているので買うならそっちだろう。


メロデス・・・いや、メタルシーンにその名を刻む名盤として恥じない
クオリティーの高さがある!メロデス好きなら避けては通れないアルバムだと言える!



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満足度 94% お気に入り曲 全部







"At War With Reality"




スウェーデン出身のメロディックデスメタルバンドによる5thアルバム。


メタル不毛の地にしてメロディー不毛の地であるアメリカのメタルシーンに絶大な影響を与え、
メタルコアなるジャンルを生み出した元祖と言える伝説のバンドである!彼等が居なければ
俺もアメリカのバンドを今ほど聴く様な事は無かっただろう(爆)。まぁそれはともかく、
長い間解散していたものの2008年くらいに再結成来日も果たしていたが、音源のほうは
2014年の今になってようやくのリリースである!去年(2013年)はCARCASSが一足先に
傑作アルバムをリリース
し、メタルコアバンドがこぞって脱メロデス化していく中にあって
メロディックデスメタルが今だ健在である事を力強く示してくれたが、それに続く本作もまた
メロデスとして相当に強烈な仕上がりを見せておりギターの泣き、慟哭が半端では無い!

1曲目はナレーションのみによるイントロで、続く2曲目は早速の叙情トレモロリフと共に疾走!
嘆くような喚きデスVo
も顔を出し近年のメタルコアバンドにはすっかり見られなくなった
メロディアスさ満点のギターも登場!
3曲目もまた叙情性満点のギターが顔を出しミドルテンポ
交えつつ展開、ギターソロがまた相当に泣いておりたまらんわい!4曲目は禍々しい雰囲気を
感じさせるリフ、リズム
で展開、これまたギターが相当に叙情的ソロも泣きまくりじゃのう・・・!
5曲目は不穏さを漂わせるクリーンギターのアルペジオに始まり怪しげな語りも登場、ミドルテンポで
淡々としつつもやはりギターがメロディアスさ満点である!6曲目は再び疾走しつつやはりギターが
慟哭しまくりの美メロ
をこれでもかと言う程に連発!ラストのギターソロ完全メロディー重視で
エモーショナルなフレーズしかそこには存在しない!
7曲目は怪しくもどこかアンビエントな空気を
醸し出す出だし
に続き穏やかで淡々としたムードを醸し出す、ヴォーカルのみデスVoのバラードと
言えそうな曲
だろうか!?8曲目はブラックメタル風の禍々しいリフと共に疾走トレモロギターがまた
相当に叙情的
じゃのう・・・!ギターソロもまた完璧な構築美の中エモーショナルな泣きのメロディーを
しかと紡いでおるわい!
9曲目もまた芳醇極まりない美メロを奏でるギターと共に疾走開始!
これもいちいち言うまでも無くギターが叙情的過ぎるフレーズを連発しており、トレモロ一つとっても
そこいらのブラックメタル勢では太刀打ち出来ぬメロディーセンス
を見せているのう・・・!
10曲目はメランコリックさ漂いまくりのクリーンギター、ツインリード凄まじく強烈な
エモーションを放つ泣きのインスト
で、11曲目は本作中最もストロングなリフ、リズムが
デスラッシュ感を放ち疾走!
ギターソロもタッピングから入り勢いを感じさせるが、それでもやはり
しかと構築されている作りになっているな・・・!12曲目も結構ストロングな印象のあるリフが聴け
これまたデスラッシュ的に疾走!だが中盤以降はやはりギターが叙情的なメロディーを
紡いでいるぞ。
13曲目はメロウなクリーンギターのアルペジオに始まりバンドサウンドも
湿り気を帯びたかのようなエモーショナルな叙情性を見せており、中盤でまたクリーンギターの
パート
になりその後はやはりギターが凄まじい慟哭を披露、ソロも泣きまくりでたまらんなぁ・・・!


デスラッシュ的な突進THE HAUNTEDに任せる姿勢なのかどうかは知らんが、過去作以上に泣き、
慟哭のギター
が前面に押し出されておりメロディーのフックに関しては名盤とされる前作をも凌ぐ程である!
音が結構軽かったりデスVoが若干弱く一本調子だったりもするんだが、逆にそれが慟哭メロデスとしての
悲壮感、叙情性を増強
しておりマイナスにはなっておらん!特筆すべきはギターで、ソロにおいても
完璧に構築されたメロディーツインリードで紡いでおり速弾きなんざいらん!とでも
豪語しているかのような説得力に満ち溢れた叙情慟哭美旋律を連発しまくっておる!
これよ!これこそがメロディックデスメタルよ!眩しい日差しの下でビッチと
ファックしながら肉ばっか食ってるアメ公
にゃ出せない本気の慟哭、叙情である!まぁ俺は肉ばっか
食ってるアメ公のカルチャーも好きだけどさ(爆)。
今も衰えぬ芳醇な美メロ、慟哭に満ち満ちた彼等の楽曲を
聴いているとホント、近年のメタルコア、ポストハードコアバンドは一体何をやっているんだと言いたくなるわい!
何故かオルタナなんざに成り下がり腐りやがったIN FLAMES!お前等もだよ!(爆)




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