ALCATRAZZ






"ALCATRAZZ"




言わずと知れた天才ギタリスト、イングヴェイ・マルムスティーンが
ソロ活動する前に在籍したバンドの1stアルバム。


本バンドはどうしてもイングヴェイのバンドと言うイメージが強いし、実際俺も
そんなモンだと思っているのだがいちおうはシンガーであるグラハムボネットの
バンドのハズである(笑)。イングヴェイが抜けた後はスティーブ・ヴァイを
加入させ活動を継続させたしな・・・。だがそれでもやはりアルカトラスは
イングヴェイのギターが全てのバンドだったと思う。

本作は彼らの1stで、イングヴェイがメジャーデビューした最初のアルバムと
言えるだろう。曲は全てイングヴェイが書いているがアレンジが他のメンバー達で、
この頃はまだインギーもエゴを出さなかったのだろう。ネオクラシカルというよりは
北欧のメロハーに近い音楽性で、インギーのギターも今のようなラフな音で
片っ端から弾きまくるような事はせず上手くバランスが取れていた。
音色もこの頃は異様なまでに美しく、その繊細で儚いトーンはクリスタルのようだと
当時よく言われていたようだがまさにそのとおりな音だといえる。
この音を聴いたら今の彼のプレイは聴けんな・・・!

楽曲のクオリティーも高く全てが名曲といっても過言ではないほど!
世間的にはギターソロのハモリが究極の美を醸し出すレインボーの
“SPOTLIGHT KID”のリフをパクった“JET TO JET”、イントロの泣きのギターが
神がかり的なバラードよりの“HIROSHIMA MON AMOUR”の評価が高いが
個人的にはシャッフルリズムが心地いいクラシカルなソロがカッコいい“TOO YOUNG TO DIE,
TOO DRUNK TO LIVE”も同じくらい好きだ。
アルバム中盤に配されたガットギターが聴けるインストの小曲“INCUBUS”は
オジー・オズボーンの“BLIZZARD OF OZZ”の“Dee”をモチーフにしたものだろうか?
ラストのバラード“SUFFER LANE”で弾きまくるギターの悲しさ、美しさはもう
言葉にならない
くらいだ・・・!
この頃の彼は弾きまくろうとも曲を壊すような事はせずそれどころか速弾きが曲の持つ
エモーションを極限まで引き出している感さえあった・・・!



イングヴェイのファンならば当然押さえておくアルバムだし、北欧メロハーを
愛する者なら本作で十分満足できるであろう!とにかくクオリティーの高いアルバムだ!



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"LIVE SENTENCE"




天才ギタリスト、イングヴェイ擁するバンドの来日ライヴ盤。


1stアルバムにして世界中のギターシーンを大きく揺さぶったスウェーデン出身の
天才ギタリスト、イングヴェイ・マルムスティーン。そんな彼らが来日すると聞いて
日本のファンは浮き足立ち、大きく期待すると共に「ライヴで実際に同じように
弾けんのか、ァア!?」
的な空気もあったようだ。そしてついにライヴ当日、
そこにはライヴでろくに歌えていないグラハムと対照的にアルバムと同等、
いやそれ以上に弾きまくっているイングヴェイの姿があったというのは有名な話だ!

そんなわけで本作にはその時のパフォーマンスが詰め込まれている。
本作にはプレイはしたものの収録されなかった曲も多いようだがとりあえずは
ライヴの空気が伝わってくるものだと思う。ろくに歌えず語尾がまったく伸びない
グラハム、ヴォーカルのバックにお構い無しにオブリを入れまくるイングヴェイと、
この頃にしてすでに今に通じるエゴを発揮しているかのようだ(笑)。
まぁ実際グラハムのヴォーカルがダメなのでギターで補っている
好意的に捉えられなくも無いか!?

のちにイングヴェイが自分のアルバムに収める曲、グラハムがレインボーで歌ってた曲、
西城秀樹がカヴァーした事で知られるグラハムのソロ曲“孤独のナイト・ゲームズ”を
プレイしていたりと選曲もなかなか面白い。そのため全ての曲を収録した
完全盤を是非とも聴いてみたいものだ・・・!


イングヴェイのファンは当然、ギターキッズは避けては通れない
アルバムだと言えるだろう。だがコレを参考にしすぎてライヴで実際に
ヴォーカル無視してオブリを入れまくるのは控えたほうが懸命だ・・・!(笑)



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