AVENGED SEVENFOLD






"Sounding the Seventh Trumpet"




アメリカ出身のメタルコアバンドの1stアルバム。


出世作となった3rdでメロパワ、メロスピ要素をメタルコア
大胆に導入しロックンロール、パンク的バッドボーイ要素
メロスピ的童貞要素を融合させると言う、本来水と油、
決して混ざり合う事の無い2大要素・・・まさにマクドナルドとロッテリアが、
巨人と阪神が、ディズニーとサンリオが、ザンギエフとダルシム
マッスルドッキング(パンクバンドではない)するかのごとき離れ業
見事やってのけたオレンジ・カウンティーが世界に誇るメタルコアバンドの
記念すべきデビューアルバムである!

だがこの頃の音楽性は今よりもずっとB級っぽくヴォーカルはデス声多用
ハードコア・・・メタルコア的雰囲気が強いと言えるだろう。
正統派メタルに対する憧れは部分部分で感じ取れるもののまだ
メロスピ要素は薄いな。音質はスカスカだがモッシュ向けのへヴィリフが聴けるぞ!
演奏面も変拍子リフではどうもモタったりハシったりと実に不安定だが
やりたい事は伝わってくるぞ!1曲目のイントロは実に大仰で
正統派メタルの流れを汲むものだがそれに続く2曲目がスローな
モッシュパートを多く含むメタルコアチューンである。
3曲目はヴォーカルこそデス声だが曲調はパンク的だ!
コーラスなんか実にメロコア風である!途中のパーカッシヴな
ドラム
がカッコいいぞ!4曲目もイントロはもろパンクだが
その後はメタルコアになる。この曲ではブラックメタル的高音シャウト
登場するぞ。6曲目はメロスピとメロデスを微妙にあわせたかのような
チープでありながらもクサいギターを纏い疾走!途中やはりドラムが
パーカッシヴなプレイを魅せリズム落ちするもギターが叙情的な
フレーズ
を聴かせてくれるぞ!気だるいコーラスもエモい(笑)。
8曲目はへヴィながらギターがメロコアのクサメロを奏で疾走する
パートが面白いな。9曲目はデス声で喚き散らし爆走するハードコアメタルだ!
ギターもカッコいいな。どこかヴィジュアル系のコアな楽曲の雰囲気に似てるかもな!?
11曲目もパンキッシュな爆走をイントロで魅せるもすぐにリズム落ちする。
12曲目は完全に疾走メロコアで正統派のメタルを心底愛する硬派メタラーには
ウケが悪そうだが個人的には問題無し!パンクとメタルを独自の解釈で
融合
している所がこのバンドの強みなのだ!ラストの13曲目は最初こそ
メランコリックなバラードだが途中デス声が登場
スクリーモ的側面を見せるぞ。そして後半疾走開始!
一瞬途切れ終わったかと思いきやさらに展開していきラストはエモコアっぽい
メロ
を乗せ疾走して終了する。


B級の香り漂うチープながら愛すべきメタルコアサウンドである!(爆)
3rdから入ったメタラーからしてみればショボイと感じるのだろうが
個人的にはこのB級クサさも味があって好きだ(笑)。



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満足度 82% お気に入り曲 Turn The Other Way、
Darkness Surrounding、Lips Of Deceit、Breaking Their Hold







"Waking the Fallen"




アメリカ出身のメタルコアバンドの2ndアルバム。


メロデスとハードコア、スクリーモを融合させるスタイルに走るバンドが
多い中メロデス、メロスピ、パンク、そしてバッドボーイ・ロックンロール
大胆に組み合わせたバンドとして3作目で一気にサクセスした彼ら。
本作はそんなAVENGED SEVENFOLDの2作目のアルバムである!
これまでは国内盤のリリースは無かったようだが3rdの成功を受けて
1stと2ndを一つにまとめた2枚組アルバムが今はリリースされている。

イントロに続く2曲目はメロデス的な叙情ツインリードが登場し
デス声とクリーンVoが交互に聴けるメタルコアの典型的な音
もちろんリズム落ちモッシュパートもあるぞ!だがクリーンVoによる
エモコア的スローパートが多くやはりメタラーにはウケ悪そうだ(笑)。
3曲目はアグレッシヴなイントロに始まりへヴィリフが刻みを入れ
メロスピ的クサクサツインリードが登場!ヴォーカルはやはり気だるい
エモ声とデス声がユニゾンしスクリーモ風ではあるがやはりギターが良い!
4曲目もメロデス的叙情リフが登場!これは強烈だぞ!本場北欧のバンドに
引けをとらない涙腺刺激しまくりのリフである!途中のアコギパートも
哀愁漂わせつつラテンの雰囲気もあり面白いな。こういったアレンジが次作でも
生かされているのだろう。6曲目はスローチューンで後半アコギやシンセ
バックで壮大なシンフォサウンドを聴かせてくれるぞ!これも次作に引き継がれる
アレンジだろうな!7曲目は再びメロスピ的ギターが登場し疾走!
ヴォーカルはデス声主体だがサビ(?)におけるクリーンVoとのコーラスは
実にカッコいい!ラストの弾きまくりギターソロも熱いぞ!!


前作以上にメロスピ要素が顔を出してきたものの3rdに比べるとまだ
パンキッシュなメタルコアに留まっており後半の大作などは
まだまだまとめ切れていない感がありダレを憶えるのも確かだ・・・!
だが大器の片鱗はこの時点ですでに顔を覗かせているので3rd以降が
気にいったメタラーは2枚組の国内盤買ってみてもいいのではなかろうか!?



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満足度 82% お気に入り曲 Chapter Four、
Remenissions、Second Heartbeat







"City of Evil"




アメリカ出身のメロパワメタルコアバンドの3rdアルバム。


北欧やイタリア等ヨーロッパ出身のバンド・・・SONATA ARCTICAやRHAPSODY、
そしてSKYLARK
等といったメロパワ、メロスピをこよなく愛する
者達の多くはアメリカのメタルシーンは全くの興味の対象外だと認識していると思う。
それもそのはず、アメリカ人の好みはあらゆるジャンルで我々日本人とは
全くかけ離れており、
80年代のアメリカンロック、LAメタルや90年代以降の
グランジ、オルタナ、モダンへヴィネスは速く劇的なメタルを愛する日本人には受け入れられない
スタイルだといえる。そしてそんなアメリカが世界のミュージックビジネスを
仕切っている
のだから我等ヨーロピアンメタラーは面白くもなんとも無い思いをしている事だろう。
なぜ我等の愛するメタル・・・神の音楽、メロスピ(!?)は受けないのだろうか・・・!
多くの人間がこのジャンルの素晴らしさを知ることなく人生を終えていくのを
歯がゆく思った熱き漢もいるだろう・・・!?
しかし、21世紀に入りアメリカのシーンは思いがけない変化を迎えることになる・・・!
北欧メロデスがここにきてようやく発掘され、それに影響を受けたバンドが次々と
登場。彼らはメタルコア等と呼称され人気を集め始める。そこには90年代に入って
アメリカから完全に迫害されてしまったギターソロが帰還を遂げていた!
北欧の先人バンドがこの流れに乗ってアメリカナイズドされてしまうといった
問題も出てきたが、ともあれアメリカのシーンが一変したという事実は確かだ・・・!
そして遂に期は熟す・・・!アメリカでメロパワが爆発的に売れる時が
やってきたのだ!!
メタルコアスタイルにメロパワ、クサメタルスタイル
大々的に投入した新進気鋭のバンドが現れた!
その名は・・・アヴェンジド・セヴンフォールド!!

と、まぁ大仰な文章を書いてみたが、実際信じられん出来事なので
つい熱くなってしまったというわけだ(笑)。
彼らはもともと普通にメタルコアのスタイルを持っていたのだが日本デビュー作となる
本作でこれまであったデスメタル色を排除し、曲によってはもろにメロスピなサビ、
展開、ギターソロ
が飛び出すようになったのだ!!

1曲目のサビなんかどう聴いてもスカイラーク、ドラゴンフォース系だし、
2曲目のイントロのギターもモロそれ系。
4曲目のギターソロなんてクラシカル劇クサツインリードの極みだ!
5曲目のギターなんか全体的にかなりクサい!
もちろんヴォーカルをはじめ曲調の所々でアメリカンなノリ、パンキッシュな
雰囲気があるのだがそれらの要素が全て高い次元で絡み合っている!
そのためオリジナリティーも必然的に上がる!捨て曲も無い!
7曲目なんか最後にアコギとパーカッションがラテン風の雰囲気を生み出す
8、9曲目はメロスピスタイルのみに飽き足らずオーケストラやクワイアを
導入
しているのだから半端じゃねぇ・・・!


世間じゃガンズの再来みたいな事いわれているがこれほど的外れな表現も無いな・・・!
俺らに言わせりゃアメリカのHELLOWEENだ!(笑)
アメリカで売れたからかサマーソニック06に参戦するようだが彼らの戦場は
そこじゃない!ヴァッケンや今年(2006年)の秋に日本で開催される
LOUD PARK 06こそ彼らの舞台だろう!!

とはいえ完全なメロパワではなく、適度にメロパワスタイルの入ったメタルコアなので
「ホントにSKYLARKみたいなのか!?」などとカウパー汁
垂れ流さないように(爆)。




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満足度 87% お気に入り曲 全部







"AVENGED SEVENFOLD"




アメリカ出身のメタルコアバンドの4thアルバム。


前作に当たる3rdで一気にサクセスし世間的に“ガンズの再来”と呼ばれ
一部のメロスパーから“アメリカのHELLOWEEN”と認知されたメタルコアに
パンク、ハードコアやメロスピ要素を導入し独自のスタイルを築き上げた
若手バンドの全世界が待ち望んだ待望の4作目である!
来年そうそう来日公演も決まり俺も是非とも参戦したいのう・・・!

気になる本作の音楽的には前作で聴けたごっちゃ煮メタルスタイルはそのままに
今回さらに方向性が広がりインダストリアルメタルに通じる
へヴィさが導入されたと言えるだろう。リフが1st、2ndとは
明らかに違うへヴィさ
を放っているのだ!さらにそれだけではなく
メランコリックなピアノも随所で効果的に使われメロディーセンスに
磨きがかかったサビ等を上手いこと盛り上げる事に
成功している!勿論ツインリード、泣きのギターは健在だ!

1曲目はチャーチオルガンによるイントロで幕を開け80年代正統派メタル
如き大仰なツインリードが登場!だがその後モダンな質感になるのが
最近のバンドらしい柔軟な発想である!演説の如き畳み掛けのブリッジと
一転してメランコリックなメロディーを聴かせるサビの対比も良く
その後の泣きのギターも聴き所である。4曲目は生のストリングス
ゴシック風味を演出するイントロに続き前作のようなメロパワ風のツインリード
登場!しかしヴォーカルが入るとモダンなアレンジになる。ギターソロはメロパワ的に
弾きまくっており熱い!6曲目はメロパワ的というかIRON MAIDENチックなイントロ
始まるもAメロはバックで流麗なピアノが鳴り響き美旋律が堪能できるぞ!その後の
ネオクラ風ギターもたまらん!ギターソロもネオクラシカル!俺のツボである!!
実にクサいぞ!!コーラスもQUEEN的と言ってしまえそうなアレンジで顔を出しその後
女性ヴォーカルも登場!8曲目はチャーチオルガン泣きのツインリード
クサメタラー向けの音色を生み出し疾走!ツインリードがクサく曲調はまさにメロスピ!
飛翔感漂うサビメロも文句無くメロスピのそれだ!ヴォーカルの声質のみ
エモ、パンク!それ以外はパーフェクトなクサメタルである!
ギターソロももちろんHELLOWEEN直系ツインリードだ!
ラストのソロも素晴らしいぞ!9曲目はイントロでホーンやら
クワイア
が実にクサくクラシカルなメロを奏でる楽曲で全体的に
ゴシックな雰囲気が感じられるぞ!MALICE MIZERと初期VALENSIA、
QUEENをミックス
させたようなアレンジは完璧に俺のツボだ!
まさか彼らがこんな楽曲をやるとはな・・・!


全体的にへヴィさが出てはいるのだがあくまでリフの音色が
そう
だというだけでプロダクション的には実はあまりへヴィでは無い(笑)。
ナイトメアの“the WORLD Ruler”みたいな表面的なへヴィさである。
曲調はインダストリアルの要素が濃くなり判りやすいメロスピパートは
前作に比べると減ってはいるがメロディーの質は向上している!
前作も非常に質は高かったものの途中ダレる箇所もあった・・・!
だが本作にそれは無い!前作と今回、どっちが良いと感じるかは人それぞれだろうが
個人的には本作のほうを気に入った!



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満足度 88% お気に入り曲 Afterlife、Unbound (The Wild Ride)、
Lost、Little Piece of Heaven







"Nightmare"




アメリカ出身のメタルコアバンドの5thアルバム。


言わずと知れた3作目で成功への階段を駆け上がり4作目で
不動の地位を手にした彼等だがドラマーのRevが急逝しバンドは
窮地に立たされることとなる・・・!Revはただドラムを担当するだけの
プレイヤーではなくコンポーズ面でも中心を担い高音部のバックVo
担当、まさにバンドのメインだっただけに一時は解散も考えたようだが
DREAM THEATERのマイク・ポートノイを代役に据えアルバムを完成させた!
音楽的にはRevへの追悼の気持ちがあるのかメランコリックでダークな
雰囲気
を持った曲が目立ち、勿論従来通りのロックンロール風の部分や
メロディアスな疾走チューンもあるが全体的にエモーショナル
ヴォーカルもギターもかなりの泣きを発散しておる!マイクはRevだったら
こう叩くだろう
というプレイに徹しており超テクニカルな変拍子とか、
そういったプレイは無いがやはりタイトでこれなら従来のファンも
頷ける
のではないだろうか!?ちなみにマイクはツアーにも帯同
今年(2010年)のLOUD PARKへの参戦も決定している。

1曲目は怪しいオルゴール風の音色から叩きつけるようなドラム、
これまた怪しいツインリードが聴けダークでありながらもノリの良さ
感じさせるホラー的雰囲気を持った曲展開となる!そして再び不穏な
空気
を放った後ギターソロとなり2本のギターが流麗なハモリを見せるぞ!
2曲目はミドルテンポでこれまた退廃した怪しさを出しつつもロックンロール的な
ルーズさ
を感じさせその後はヴォーカルのバックでツインリードがオブリを入れ
エモーショナルな要素
も持ち合わせているのう・・・!3曲目は叩きつけるようなリズム
物悲しいギターが聴けピロピロとハモるメロスピ風の空気を放つがテンポは
スローで淡々とした刻みリフが登場、そしてその後疾走を開始するぞ!
後半ではメランコリックなピアノにウィスパー系ヴォーカル、ホーンが聴け
実にエモーショナルじゃのう・・・!その後の泣きのギターも良い!4曲目は
クリーンギターの物悲しい調べに始まりストリングスも登場、泣きのギターも
顔を出しRevへの追悼の心境を表したかのような叙情的なバラードで途中から
バンドサウンドが盛り上がりを見せる!ギターソロはツインリード
高速トレモロも披露しよく構築されたドラマティックなプレイを聴かせて
くれるぞ。そして5曲目は待ってましたの疾走チューンでイントロから
モダンさを感じさせつつもかなりの爆走振りを見せさらにブラストまで登場!
この辺の力強いドラミングはやはりマイクのプレイだな・・・!だが終始疾走と
言う訳ではなく途中でスローになりメロウさを出しサビもスローテンポだ。
ギターソロはこれまたツインリードでメロディアスなプレイを聴かせてくれ
どこかフュージョンライクなフレージングも披露される!何だかんだで
疾走していたのはイントロだけだったな(笑)。6曲目はアコギにマイルドな
ヴォーカルが聴ける穏やかなバラード曲。カントリー的な色合いがありこの辺は
やはりアメリカのバンドらしい所だな。ギターソロはこれまた泣きのメロディアスな
プレイ
となっておるのう・・・!7曲目はクリーンギターがこれまたかなりの
メロウさ
を放ちそしてモダンさを感じさせるリフ、ドラムと共に疾走する!
ヴォーカルは久々に絶叫デスVoを披露しアグレッシヴな要素が前面に出るも
ヴォーカルが入るとやはりテンポは落ちるのう・・・!サビはデスVoシンガロング
その後は再び疾走だ!中盤ではビートダウンモッシュパートに突入し彼等が
メタルコア出身である事を思い出させる展開となるぞ。ギターソロは速弾き
曲調に合わせた勢い重視のプレイでラストはイントロのメロウなパートに
戻り幕を下ろす。
8曲目はダークな鐘の音低いクリーンギター、コーラス系
シンセ
が聴けウィスパーVoがR&B的な高音を披露するマイルドで穏やかなバラード。
途中バンドサウンドが盛り上がるも曲調自体は淡々としているな。9曲目は
アコギ、そしてブルージーさを持ったギターが聴けるこれまた淡々とした
穏やかなスローバラード。
10曲目はピアノが流麗なフレーズを奏でダークな
シンセが不穏さを放つ
もその後はやはり穏やかなバラードになる・・・。
バラードが多いな!(爆)後半のハモンドヴィンテージ感満点
良いな。11曲目はタイトなツーバスダークでドラマティックなツインリード、
鐘の音
怪しいサントラ的な空気を放ち緊迫感を感じさせる非常に劇的な大作である!
疾走パートも少なからず顔を出しドラムはマイクらしいタイトさを持ちギターは
そこかしこでユニゾンしオブリを放り込み曲展開も緻密でよく練りこまれており
ギターソロの速弾きも熱く疾走パートは非常にカッコいいぞ!クリーンギターや
ストリングス
も顔を出しラストはピアノ叩きまくりのドラム、そして不穏なギターで
幕となる。
日本盤ボーナスの12曲目はへヴィ寄りのリフが聴ける疾走チューンで
かなりカッコよく
なぜこれを本編から外したのか理解に苦しむアグレッシヴな曲である!
ギターソロがまたかなりドラマティックで少なくとも日本のファンはこういう楽曲を
最も好む
であろう!だから日本盤ボーナスなのか・・・!(笑)


Revの死の影響は我々リスナーが思っている以上に大きく楽曲の節々から
追悼の心境が現れており
アルバム全体に泣き、慟哭のエモーション
物悲しさ、暗さを感じさせるもかといって音楽的に大きく変わったとか
そういう事は無くAVENGED SEVENFOLDらしいワイルドなロックンロール的要素
健在で違和感を覚えるようなアルバムでは無いだろう。ヴォーカルも表現力を
増している
が今回は何よりギターがかなり泣いており実にエモーショナルで
繊細なタッチ
を披露しておる!バンドメンバーであり親友だった人物の死
大きな影を落としその影響でここまで魂が篭っているのであろう・・・!疾走チューンは
非常に少なく
アルバム後半でアコギ、クリーンギターを用いたバラード、スロー曲
目立ちアグレッシヴな要素を求めると肩透かしになるだろうが今回は
じっくり聴かせるアルバムに仕上げてきたという事で、爆走要素は吹っ切れた
次回作以降に期待
と言った所だろうか・・・!?




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満足度 80% お気に入り曲 Nightmare、Danger Line、Buried Alive、
Natural Born Killer、God Hates US、Save Me、Lost It All







"Hail to the King"




アメリカ出身のメタルコアバンドの6thアルバム。


今は亡き盟友のドラマー、Revへの追悼作的色合いが濃かった前作よりおよそ3年振りに
リリース
された、通算6作目の最新アルバムである!前作はドラムを元DREAM THEATERの
マイク・ポートノイ
がプレイしており、ライヴもそのままの布陣で行われLOUD PARKにも
やって来たがその後脱退、現在は元ConfideのAllen Ilegayがドラマーの座に収まったようで、
本作の音楽性はかつてのメタルコアでも無ければ3rdのようなメロスピ、クサメタル要素も無く、
前作のようなダークさも薄れており全体的にアメリカンロック、ロックンロールの
王道を行くワイルドなミドルテンポ曲
がかなり増えておるなぁ・・・!

1曲目はSEに始まり不穏さを放つギター大仰なホーンが登場、ダークながらも
シンフォニックな色合い
がありホラーっぽさを感じさせるが、バンドサウンドや
ヴォーカル
いかにもなアメリカンロック風のノリを放っておりミドルテンポで
淡々と展開
するぞ。ギターソロは勢いを感じさせるのう・・・!2曲目は正統派HM/HRな
雰囲気を放つギター
で幕を開けるがリズムはやはり淡々としたミドル/スローテンポで、
ヴォーカルの歌い回し
等も含めMETALLICAの“ENTER SANDMAN”に近い感じだが
その一方でアリーナロック風のムードも感じさせるぞ。ギターソロはアメリカのバンドとは
思えぬ泣き
を見せておりちょいと和っぽい要素を見せつつもまるでACCEPTのようだ・・・!
3曲目はアップテンポ寄りのノリの良さを見せるが、やはりメタルコア、正統派メタル
言うよりはロックンロールなムードが漂っておるのう・・・!4曲目は再び正統派寄りの
叙情的かつ勇壮なリードギター
が顔を出し無骨なスローテンポで展開!モダンなへヴィさは
皆無
でやはり正統派メタル的だが、ノリはやはりアメリカンな要素が強くエピック要素は
薄いのう・・・!
ギターソロは叙情的な泣きのメロディーを紡いでおり良いな。5曲目はクワイア系の
コーラス
で幕を開け勇壮さを放つバンドサウンドが登場!期待を激しく煽るが疾走はせず
重苦しいスローテンポ
で徹底しているもののエピック要素は強く漂っているな。
6曲目はクリーンギターメロウさを放ちヴォーカル、バンドサウンドも顔を出すバラード系の曲。
中盤付近からストリングスも聴け叙情性を増すぞ。ギターソロの泣きっぷりもまた素晴らしく
QUEENに通じる重ね方も見られるのう・・・!7曲目も淡々としたミドル曲だがギターのオブリが
叙情的でいちいちツボを突いてくる
辺りは流石にメロスピ要素もかつて持っていた
メタルコアバンド
ならではだろうか・・・!?8曲目は淡々とした出だしからようやく本作初の
まっとうなアップテンポ曲になるぞ!
ちょいとIRON MAIDENに通じるムードもあるが
基本的にはシンプルな感じだな。9曲目は久々にホーンが顔を出し不穏さを演出、
ちょいダークながらもノリの良さを見せており前作に通じる空気があるだろうか!?
10曲目はストリングスピアノ落ち着いたムードの中顔を出し泣きのギターも登場、
まるで日本の昔の演歌、歌謡曲みたいな雰囲気を強烈に見せつける穏やかなバラードだ!


上記したよう初期のメタルコア要素も無ければ3rdのようなメロスピ路線でも無い、
アメリカンロックの王道を行くスローチューンばかりで正直望まぬ路線に舵を
切ってしまった
印象があるなぁ・・・!だが一部の曲のギターソロだけは相当に良く、
前作で修得したエモーショナルな泣きのタッチ日本人の琴線に触れる叙情メロ
奏でており、この辺のセンスを何故ソロ以外にも出さなかったのか不思議でならんわい!(爆)




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満足度 67% お気に入り曲 Requiem  Acid Rain







"The Stage"




アメリカ出身のメタルコアバンドによる7thアルバム。


最初期はパンク、ハードコアテイストの強いガムシャラで荒っぽい
メタルコアをプレイしていたが、3作目で世界的な成功を収め
ビッグネームの仲間入り
を果たした有名バンドの通産7作目である!
キャリア半ばで作曲出来てハイトーンでも歌える希代のドラマー、
レヴ
が急逝し、マイク・ポートノイが後任で加入するもすぐに脱退と、
近年は波乱万丈な感じでそういった生き様がギターソロに現れているのか、
アメリカのバンドとは思えない日本的な泣きのソロを聴かせてくれるまでに
成長するも、肝心の楽曲のほうはどうにも微妙になって来ている感
否めなかった・・・!だが本作はコンセプトアルバムとして作られたようで、
日本的な泣きのギターに加え、楽曲面でもかつての充実振りが戻って来ており、
大作志向である意味プログレッシヴとも言えなくはないが、メロディアスさ
きっちりあるためダレを覚えるような事は無い!

1曲目は早速8分を超える大作で、ピロピロギターに始まり軽快な疾走感を演出、
怪しげなノリも見られるが中盤のクリーンギター、和を感じさせる泣きの
ギターソロ
エモーショナルで素晴らしいのう・・・!2曲目は怪しげな空気が
醸し出され、音は軽いがドラムが目立ち久々にグロウルも登場!3曲目は3rdのような
疾走感が見られつつ、かなり怪しく胡散臭いホーンセクションも顔を出し、
まるで日本のSighを髣髴とさせるぞ!4曲目はスラッシュメタル的とも
メロデス寄りメタルコアとも言えるアグレッシヴで劇的な疾走曲だ!
クリーンギターやアコギ、ギターソロがまた叙情的で良いのう・・・!
5曲目は怪しげなノリのミドル曲で、これまたギターソロが圧倒的に泣いておる!
6曲目は穏やかさの見られるバラードだが、この怪しさはプログレ的・・・
所謂プログレ「メタル」では無く、「プログレッシヴロック」だな。この曲もやはり
ギターソロがたまらんわい!7曲目も怪しげな感じだが、その後は3rdを思わせる
パンキッシュで勢いある疾走感が見られるぞ!8曲目はピアノ、コーラスが
バラード風のムードを放つが、その後はヘヴィになりつつマイルドなミドルテンポで展開、
9曲目はクリーンギター、ストリングスが美しいバラードだ。10曲目は正統派に近い
ストロングさ
が見られ、ギターソロも早速飛び出すアップテンポで、
ブラストやトレモロまで聴けるんだがVoが穏やかなため禍々しさは皆無、
11曲目は本作最長の15分を超える大作で、アンビエントなシンセで幕を開け
メロトロン的な音色まで登場!その後はドラマティックなギターが聴ける
様式美的なメロパワ要素まで見られ疾走し、さらにスラッシュメタル的にもなり
シンフォニックだったりプログレメタルだったり、穏やかになったりと
様々な要素をごちゃ混ぜにしているな・・・!


前作で見られたドラマティックな泣きのギターソロをキープしつつ、
前作のようなタルくクソつまらんポップロック路線から脱却し、長尺の曲を
主体としたコンセプトアルバムらしいプログレッシヴさを導入、普通に考えると
この路線はともすればダレを覚えがちで、かつて俺等が愛したメロスピバンド
洗練され悉くこの路線に向かっては討ち死にし、俺等を激しく嘆かせて来たのに対し
前作がクソだったというのもあるが、本作はかなり健闘しており構築された
ドラマ性
を見せつつ、初期作のような疾走感も部分的に戻って来ておる!
プロダクションがどうにも軽く、特にドラムのライトさがかなり気になるも
彼等のサウンドは昔からこういうパンク寄りな感じだったからなぁ・・・!
前作でガッカリしたメタラー程本作を楽しめそうだな。まだまだ彼等を
見限るのは早いぞ!





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満足度 84% お気に入り曲 The Stage  Sunny Disposition
God Damn  Simulation  Fermi Paradox  Exist







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