A SKYLIT DRIVE







"She Watched the Sky"




カリフォルニア出身のスクリーモバンドの1stアルバム。


超高音ハイトーンVo邪悪なデスヴォイスが強烈な
今話題のスクリーモバンドのデビューEPでこの頃はまだ次作で超高音を
披露するシンガー
が加入する前だったのだが本作でもやはり
キーの高い高音クリーンVoが披露されておりデスヴォイスも
バンバン聴け音楽的には後のアルバムとそう大差ないデス声多用
SAOSIN以降のプラスティックサウンドが特徴の
ペラペラメタリックスクリーモで特に強烈な個性があるわけでは
無いが曲によってはプログレッシヴなアレンジ、リズムワークや
ポストロック的なアトモスフェリック感覚を持っていたりと
工夫が見られるな。ソロは無いが細かいリードやオブリでテクニカルさを
見せるツインリードもよくあるスクリーモの手法ながら
耳に残り自己主張しているかのようだ・・・!


本作以降と比べるとまだまだ荒削りな部分も見受けられるが
この時点でスクリーモとしてなかなかに高い完成度を
誇っている
のでのちのアルバムが気に入ったなら聴く価値は
十分あると言えよう!ヴォーカルの高音も後任者には及ばんが
ちゃんと歌えており下手ではないな。




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満足度 78% お気に入り曲 Drown the City、
Reason for Broken Wings、According to Columbus







"Wires...and the Concept of Breathing"




カリフォルニア出身のスクリーモバンドの2ndアルバム。


SAOSINタイプの新世代スクリーモバンドとしてキッズの支持を
集めている6人組のバンドである!以前ODD PROJECTで歌っていた
シンガーを迎えた彼等の2作目に当たるアルバムで、甘いエモ系の
超高音ハイトーンクリーンVo
搾り出すような絶叫シャウト、そして
イーヴルさを感じさせる低音グロウル系デス声コーラスを操る
ヴォーカル、そして軽い音ながら時にメタルコア的フレーズ、
へヴィリフ
を繰り出すギター等いかにも王道のスクリーモ
質は高くキッチリした音作りを行っているな。

ピアノによるイントロに続く2曲目はメタリックなリフとシャウトが登場!
メタルコアの質感を持つもその後はエモ的な甘いハイトーン
聴けそしてデス声コーラス、へヴィリフによるモッシュパートに突入!
3曲目も超高音ハイトーン邪悪なデスVoパートが登場するスクリーモだ!
途中やはり喉から搾り出すような絶叫邪悪なデス声コーラスが聴けるぞ!
5曲目は特ににへヴィさを感じさせるイントロに始まりエモパートも
聴けるが絶叫多めだ。ポストロック寄りの穏やかさが全体を支配する
9曲目に続く10曲目もデス色濃いメタルコア系のアレンジで始まる
スクリーモチューンである!だが途中穏やかになったりとプログレッシヴな
感性
もあったりするな。うねるシンセもバックを彩り練られたアレンジが
交錯し演奏スキルも確かなものを感じさせるな。11曲目は軽めながら
メタルの要素を感じさせるタッピングに始まるアップテンポチューン。
しかしテンポが落ちるパートではなかなかの叙情性を放つぞ!
低音グロウル系のデスVoも顔を出す。12曲目もタッピングギター、
絶叫シャウト、クリーンVo
が絡み合うテクニカルなスクリーモである!
13曲目はモッシュパートが久々に聴けメタルコア色が濃いぞ!


メタルコア的な雰囲気を持つパートもあるがあくまでもエモ、
スクリーモ
のためそこまでへヴィと言うわけではなくギターの
音などは軽めだ。へヴィなパートにはもっとメタリックな
音圧が欲しい
と思ってしまうがそうするとスクリーモではなくメタルコアに
なってしまう
ためこれくらいが丁度いいのだろうか!?
しかしヴォーカルのキーの高さは凄まじいのう・・・!
メロスピ、メタルとかのような、ファルセットでシャウトする感じの
ハイトーンではなく声をキンキンさせる感じの高音はエモ、スクリーモ
ならでは
のスタイルだな・・・!メロコア、パンクはどんなに下手なヤツでも
歌える
がエモだけは訓練しないと歌えないのだ!素人には無理だ!



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満足度 85% お気に入り曲 Knights of the Round、
Wires and the Concept of Breathing、Eris and Dysnomia、
Pursuit Lets Wisdom Ride the Wind、Ex Machina、Balance







"Adelphia"




カリフォルニア出身のスクリーモバンドの3rdアルバム。


前作がかなり評判だったカルフォルニア産の新星スクリーモバンドの
新作でこの手のSAOSINタイプのスクリーモとしてはかなり
絶叫シャウト、デスヴォイスが多用されており、また軽さも無く
メタラーの鑑賞にも堪えうるドスの効いたパワフルさを持ち
さらにクリーンVoはかなり強烈な彼等の武器で、まるで
女性ヴォーカルのようにも聴こえるほどの超高音ハイトーン
放っておりそしてバンドサウンドは典型的スクリーモタイプの
ペラペラ感を残しつつも大分HR/HM寄りになっておりこの手の
バンドとしてはかなり高いポテンシャルを秘めているのだ!

今回も音楽的には前作の流れを踏襲しているがよりメランコリックさ
前面に押し出されておりよくも悪くもSAOSINタイプの、エモが
ルーツながらあまりエモーショナルではない無機質なペラペラの
プラスティックメタル(?)だった前作よりも叙情性、哀愁が出ており
4曲目なんかはストリングスも使われドラマティックさを
演出、5曲目は本作中特にアグレッシヴな印象を感じさせる
勢いある曲でギターリフは時に変態染みたフレーズを弾き
電子音も登場する!8曲目はプログレライクな変拍子も聴け
バックではストリングスが曲を盛り上げるぞ!奇妙な音色の
シンセ
も聴け後半はアトモスフェリック要素も顔を出す。10曲目は
デスヴォイスでブルータルに幕を開けるもクリーンVoは明るく
キャッチー
な雰囲気を醸し出している。11曲目はピアノが叙情性を
演出
しヴォーカルも美しい、まるで女性Voのようなウィスパー
聴かせるロックバラードだが中盤で変態的リズムとシャウト
登場しただのバラードにはならない!


カオティックという訳ではないがより展開が複雑になっており
プログレッシヴスクリーモなどと呼ばれたりもしているようだが
たしかにそんなエッセンスは感じられるな。だがモノホンの
プログレ要素が入っているわけではないので勘違い無きよう・・・。
あくまでも味付け程度だ。ギターソロは無いがバッキングや
オブリで細かいフレージングを見せるのもこの手のスクリーモらしい
要素だろう。曲によってはストリングスがバックで使われるものがあるが
シンフォメタル的なアレンジではなくXJanne Da Arc
思わせる使い方だな。メロディーがイマイチ弱いのが欠点だが
アレンジは良いのでこの手のスクリーモメタルが好きなら聴く価値はあるぞ!




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満足度 85% お気に入り曲 Heaven、Eva the Carrier、
Thank God It's Cloudy Cause I'm Allergic to Sunlight、
Children of Adelphia







"Identity On Fire"




カリフォルニア出身のスクリーモバンドの4thアルバム。


まるで女性Voかと聴きまごうほどの高音クリーンヴォーカルドスの聴いた邪悪なデスVo
シンガロングの対比
が持ち味の今風スクリーモバンドによる通算4作目のアルバムで、音楽的には
1作目の頃から変わる事の無いタイトではあるがペラペラプラスティック風の無機質な音色
それなりにハードさを出すバンドサウンド、ライトな音色オブリをバンバン放り込み
ソロは無くとも手数多いプレイ
を聴かせるギター、クリーン、デスシンガロングを聴かせる
実力派ヴォーカルこれまでのアルバムの延長線上にある音作りに仕上がっていると言えよう・・・!

1曲目はアトモスフェリック系のシンセ重厚なパーカッション、ハンドクラップ、
パンキッシュなシンガロング
トランス風のデジタルサウンド、高音Voが聴ける
イントロで続く2曲目は電子音がバックで流れつつも従来通りのSAOSIN直系
タイトで無機質なプラスティックメタル風スクリーモサウンドが聴けるミドル曲だ。
シンガロング、デスVoも途中から勿論顔を出すぞ。3曲目はアップテンポで勢いを
感じさせギターがバッキングでオブリを挿入し途中ビートダウン風のテンポダウンも
顔を見せ
ヴォーカルもクリーンとデスVo、シンガロングが交互に顔を出すぞ。
4曲目はパンク的なムードを感じさせるアップテンポ曲でギターリフがなかなかに
叙情的
でヴォーカルもキャッチーさがありどこか憂いを帯びた感じを出しているのが良いな!
ドス黒いデスVoコーラスも聴けこれまでのメロディーの弱さを克服したかのような
感じのキラーチューンである!5曲目はデスVo、シンガロングアグレッシヴさを出し
バンドサウンドもいつになく攻撃的メタリックチューンでクリーンVoも勿論顔を出すが
デスVoメインなのは珍しいな。ノイジーなデジタルサウンドも聴けるがメインはヴォーカルと
ギター
である。中盤以降は穏やかなパートも登場しギターも目立っているのう・・・!
6曲目はデジタルサウンドで幕を開けへヴィ寄りのギター、デスVoも聴けるスローテンポから
テンポアップしキャッチーさを持った軽快な音作りになるぞ。中盤はスローになりデスVoが
邪悪さを出しつつも広がりを見せるアレンジで展開、後半はまた軽快なアップテンポだ。
7曲目はエレクトロニカ音を適度に盛り込みつつメインは勿論バンドサウンド
メロウなピアノもバックで微かに顔を出しサビは愁いを帯びた哀愁のメロディーが聴けるぞ!
8曲目はトランス風のシンセがリードメロを聴かせつつもキチンとバンドサウンド、クリーンVo、
デスVo、シンガロング
も目立つアップテンポ曲。9曲目はメロウなピアノ、ソフトなヴォーカル
幕を開けバラードと思わせてバンドサウンドも登場、ギターが湿った叙情性を演出し
キャッチーで哀愁を漂わせるエモいミドル曲で10曲目はモダン寄りメタリックな
ギターリフ、デスVo、シャウト
で始まるへヴィなスロー曲だがクリーンVoと共にちょいとテンポアップ
オーケストラヒットも顔を出し印象を残しておる!11曲目は細かいバッキングが手数多く
披露され軽快さを出したかと思えばへヴィになったりちょいカオティックなアグレッション
出したりと本作中最もテクニカルなムード漂う複雑なアレンジが施されているぞ!
12曲目はもろトランスなデジタルシンセで幕を開けつつもやはり中心となるのはバンドサウンド
デスVo、クリーンVo共に顔を出しサビはスロー壮大な広がりを見せておるな。


過去作と変わらぬサウンドスタイルをマンネリと取るか安定と取るかで評価が
変わってきそう
だが辺にデジタル寄りになったりダンサブルになったり
安易にミクスチャーに擦り寄ったりしないのは良いな!楽曲のクオリティーは
上がってきており
これまでは弱かったメロディーラインキャッチーさ、フックが
備わりつつある
のは評価出来よう・・・!適度にデジタルサウンドを取り入れつつもメインを張るのは
あくまでもバンドサウンド、ヴォーカル
だというのも好感が持てる要因だ。




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満足度 86% お気に入り曲 Xo Skeleton、Conscience Is A Killer、Your Mistake、
500 Days Of Bummer、Identity On Fire







"Rise"




カリフォルニア出身のスクリーモバンドの5thアルバム。


ただでさえ中性的なハイトーンVoの多いスクリーモと言うジャンルにあって、
さらに高いキーを誇るクリーンVoが特徴と言えるカリフォルニア産のスクリーモバンドによる
通算5作目のアルバムである!2ndアルバムで一躍名を挙げた彼らも気付けば結構な量の
アルバムをリリース
しており、そろそろ中堅所と言えそうなポジションに近づきつつあるが
気になる本作の音楽性は過去作の要素を残しつつもちょいとへヴィさを増したような音作りで、
さらにイマドキらしいデジタル系のシンセも結構目立っておりSAOSINタイプの王道寄り
スクリーモ
から少しずつ脱して来ている印象があるか!?

1曲目はモダン寄りと言えそうなへヴィリフが登場し硬質なムードを演出するが、
ハイトーンVoストリングスも顔を出し軽快なノリも見せるのう・・・!
2曲目もちょいモダン寄りのリズムが目立ちデスVoも聴けるが、基本は高音の
クリーンVo
多少はキャッチーさを見せ、途中デジタルサウンドも顔を出すぞ。
3曲目はどこか淡々とした印象のあるリズムで展開、ヴォーカルはキャッチーさ
放っており中盤はへヴィ寄りになるな・・・。4曲目も淡々としたリズムで展開し
サビはキャッチーさと共に壮麗さも感じさせるだろうか!?5曲目もまたへヴィな
リフ、リズム
を見せつつデジタルサウンドも相当に目立っておるのう・・・!
中盤はビートダウンデスVo、シャウトも聴けるぞ。6曲目もまたデジタル系の
シンセサウンド、エレクトロニカ音
が主軸となっており、7曲目はクリーンギター、ヴォーカル、
ストリングス
淡々とした叙情性を放つバラード系の曲で、やはりデジタルシンセも顔を出すぞ。
8曲目もデジタル要素が目立っているが、へヴィさもあり今風のデジタルメタルコア、
ピコリーモ
クリーンVo多めにしたような曲調である。9曲目もまたへヴィな中に気だるいリズム
展開するイマドキらしいメタルコア、スクリーモ寄りのスロー曲。10曲目もスロー、ミドルテンポ
淡々とした中にへヴィさを見せており、サビはキャッチーさがありAメロ、Bメロを
デスVo
にしたらまんま今風メタルコアだな。11曲目もまた相当にメタリックな音作りだが
何とここに来て本作初と言える疾走感を見せているが、すぐにビートダウンに突入し
サビは例によってスローテンポである。
12曲目はミドルテンポでこれまたデスVoの無い
イマドキ系メタルコア
に近い曲調だな・・・!


SAOSINタイプのスクリーモ要素にデジタルサウンドモダンさを感じさせるへヴィな
リフワーク
を導入し始めており、過去作でクリーンVo同様の目立ちっぷりを見せていた
ドスの聴いたデスVo、デスシンガロングが相当に減退しており良くも悪くもイマドキらしい
音作り
に接近した印象があるのう・・・!彼らにはこうなって欲しくなかったわい・・・!
ヴォーカルメロディーのキャッチーさが増強されている
のが救いか!?




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満足度 72% お気に入り曲 Rise  Just Stay  Shadows







"Asd"




カリフォルニア出身のスクリーモバンドによる6thアルバム。


他のパンク、ハードコア系ジャンルと比べても高いキーが多いスクリーモにおいて、
特にカン高い中性的ハイトーンVoドスの効いたグロウルで話題を呼んだ実力派の
スクリーモバンド
による通産6作目のアルバムである!新たにギター、ドラムを迎えて
製作された
らしく、前作は結構今風なデジタル要素モダンなヘヴィさを導入しており
王道スクリーモから逸脱しかけた作風
だったが、本作は本来のスクリーモサウンド
回帰しており、特徴的なハイトーンVoグロウル、そして細かいギターワークが目立ち
キャッチーさも内包、ストレートなスクリーモに仕上がっているぞ!

1曲目は早速ギター、ドラムが自己主張しておりハイトーンVo、グロウルも登場!
軽快なノリでヘヴィに、メタリックになり過ぎないスクリーモサウンドとなっており
2曲目はちょいと今風なシンセも見られキャッチーさがありつつこれまた軽快だが、後半は一転して
ブレイクダウンとなるのう・・・!3曲目も今風デジタル要素が見られるが、基本的には
疾走感あるキャッチーなスクリーモである。4曲目はゴリゴリにならない程度に
ヘヴィなギター
が聴けるも、その後は軽快かつキャッチーなアップテンポ曲となり
5曲目はグロウルが目立ちエクストリームな印象があるも、音自体は軽めでやはり基本は
メタルコアでは無くスクリーモだな。6曲目は結構穏やかなヴォーカルライン
エモ寄りな印象があり、7曲目もまた軽快なノリでエモくもアグレッションも見られるな・・・!
8曲目もキャッチーな軽快さのあるアップテンポで、9曲目はデジタル要素が少し目立ちつつも
これまたノリの良いアップテンポとなりグロウルも目立っているぞ。10曲目はミドルテンポで
エモ寄りのキャッチーさを放ち、後半は穏やかな感じになるぞ。11曲目もまたかなりの
キャッチーさ
が見られつつグロウルも登場する!


近代スクリーモが完全にメタルコアと区別の付かないゴリゴリなポストハードコア化したり
チャラいデジタル音、エレクトロニカ要素を導入しEDM化しちまっているのを尻目に
あくまでも王道路線のスクリーモを貫く頼もしいバンドである!一応は今風シンセ、デジタル音も
使われてはいるが、
決してそれがメインにはならずあくまでも味付け程度で
疾走感、キャッチーさ
も強く、さらに過去作と比べて楽曲クオリティーが向上しており
全ての曲においてフックあるサビが聴けるのが良いな・・・!ヘヴィだったりチャラかったりする
近代ポストハードコアに疲れたリスナーにオススメしたい、ある意味癒しの1枚か!?




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満足度 83% お気に入り曲 Bring Me A War  Shock My Heart
Risk It All  I'll Sleep When I'm Dead







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