あさき






"神曲"




日本のマルチプレイヤーの2005年リリースのアルバム。


これまた凄いミュージシャンがいたもんだ!彼は日本の有名なゲームメーカー、
コナミ
に在籍しており有名な音ゲーの楽曲を手がけてきた人物らしい・・・。ゲームはやらないので
詳しくは知らんが・・・。彼の存在はメタルサイトで知ったくらいだしな・・・。

ここで聴けるスタイルは無理やりまとめると和風様式美プログレッシヴ
ヴィジュアル系メタル
という事になるだろうか、陰陽座に通じるダークな
和のエッセンス
を基調とし、様式美の香りを持ちつつ激しい展開は所謂プログレメタルと
呼べるもので、そしてヴォーカルスタイル、歌メロはまんまヴィジュアル系という
一筋縄ではいかない独特の音世界といえるだろう!
そしてそのクオリティーは激高!展開、メロディー、アレンジ等凄まじく高度で
複雑かつ劇的なサウンドは俺を激しく悶絶させる物なのだ!凄すぎる!!

演奏は彼がヴォーカル、ギター、ベース、シンセ等をこなし、要所で
スタジオミュージシャンの弾くヴァイオリンなどが入ってくるというもの。
ドラムは3曲で元シャムシェイドの淳土が叩いており、それ以外はおそらく
スタジオミュージシャンが叩いている。演奏はかなり上手く、全く問題はない。
ヴォーカルはやや弱いが音楽性にマッチしているので個人的に問題なし。
ただもろヴィジュアル系なので受け付けないメタラーは多いだろう。
全部日本語詩だしな・・・。

捨て曲は皆無!全曲キラーの勢いで俺を昇天させてくれる!イントロからタッピングしまくりの
ギターが聴け、プログレスされた複雑な展開の上に劇的メロディーが乗る1、
スローなイントロから一気に疾走し哀愁のメロが琴線に触れる3、矢継ぎ早に語りのようなヴォーカルが飛び出し
サビで泣きメロに持っていきラストのヴァイオリンで究極の悶絶
体感できるどこかムックの“黒煙”に似た曲調といえる4、
陰陽座meetsドリームシアターな10分越えの大作9が特に気に入っている。
他にもストリングスとピアノが泣かせるバラード5、ジャジーな雰囲気を持ちつつもどこかレトロな7など
名曲のオンパレードで凄まじい。名盤だと胸を張って言える出来だ!

もしこれがヴィジュアル系バンドが作ったアルバムだとしたらそのバンドはおそらく
伝説になるだろうな・・・!ゲーム好きには一部で有名なようだが
ロックファンの間ではあまり知られていない存在だ・・・勿体無い!


音楽性の高いV系バンドを探している人、プログレメタルが好きで日本語詩に免疫のある人、
陰陽座のファンに聴いて貰いたいアルバムだ!彼には本格的に音楽活動をしてもらいたいのう・・・!
ここまで凄まじいアルバムが作れるミュージシャンはそうはいないしな・・・!



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満足度 97% お気に入り曲 全部







"天庭"




日本のヴィジュアル系プログレッシヴメタルマルチプレイヤーの2ndアルバム。


あのマルチプレイヤーが帰って来た!ゲーム畑に身を置くコンポーザーでありながらも
その圧倒的極まり無いクオリティーの高さヴィジュアル系の要素を導入した
テクニカルなプログレメタルをプレイ、メタラーやV系ファンの間で話題沸騰となった
あのマルチプレイヤー
5年振りに攻撃再開!(爆)これまで何度か2ndを出すという話が
出た
もののその都度立ち消えになっていたため本作リリースの衝撃たるや
アラン・ムーア作品の新たな邦訳版がリリースされるが如し!音楽的には我々の
期待を決して裏切る事は無く、前作で聴けた高度なプログレッシヴメタル
ダークな和の要素とヴィジュアル系の要素を大胆に融合した怪しくも耽美で
テクニカルな事この上無いハイレベルな音楽性
を誇っておる!

1曲目はダークなピアノ怪しげな声が乗るイントロで続く2曲目は早速10分を
超える大作チューン
となっており、得意の怪しげで薄暗い和のムードを演出、
アコギやピアノ、ヴァイオリン
も顔を出し前作よりもタイトさ、ハードさを
増したメタリックでテクニカルなバンドサウンド
も登場しカオティックさも演出、
V系スタイルのヴォーカルも顔を出し実に怪しく胡散臭い空気を放ちつつも圧倒的な
説得力を見せておるわい!
サビは憂いあるキャッチーなメロで疾走、中盤も
プログレッシヴさ満点のテクニカルなアンサンブルに得意の早口Voも纏わり付き
アラン・ムーアの脚本並に高度である!その後のヴォーカル、コーラスも怪しく
風変わりで面白いな。
後半も劇的極まり無くラストは実に怪しい雰囲気モノと化すぞ!
3曲目はヴァイオリンの震える様な音色にタイトなメタルサウンド、クリーンギター
怪しさを放ちヘヴィでは無いがモダンなムードも醸し出すダークなV系プログレメタル
やはり凄まじくテクニカルじゃのう・・・!中盤は唐突にDIR EN GREY化し前作では
見られなかったデスVoも顔を出すがこれは昔のV系みたいな加工に頼った弱々しい
シャウト
で微妙だな・・・!ラストは爆走ヴォーカルが思い切りDIR EN GREYに
影響受けた
かのようになっておるわい!(爆)4曲目は一昔前のV系のようなキャッチーさを
見せるツインリード
で幕を開け曲調もダークさ、カオティックさが減退、やはり昔の
ヴィジュアル系ライクなソフトさ
があるもメロディーは良く当然だがチープさも皆無、
ギターソロもツインリードからアコギソロに突入し哀愁漂うメロディーを奏でておるのう・・・!
ラストのエレクトリックヴァイオリンのソロも良いぞ!4曲目もメロウさ重視の
オールドスクールなヴィジュアル系っぽい曲
だが決して売れ線ポップスに日寄るような
事は無く、メロディーは哀愁バリバリでギターのバッキングも細かくヴァイオリンソロも
聴き所である!
6曲目はイントロから早速アヴァンギャルドなカオティックさを見せる
短い繋ぎで、7曲目はどこかマイク・パットン関係に通じる変態っぷりを見せつけ
SEの使い方はFANTOMASっぽいな・・・!コーラスも実に怪しくラストのガキの
コーラス
はまるでハッピーツリーフレンズのようだ(爆)。8曲目はダークな
ピアノやSE、ヴァイオリン
が聴けアコギも登場、暗くもメロウチェンバーロック的な
空気
を醸し出すが大仰なメタルサウンドも顔を出しやはりFANTOMASっぽいぞ!
ヴォーカルも鼻にかかったような歌い方を見せシアトリカルさがあるな・・・!
中盤もまた実に怪しく変態的な展開を見せプログレを通り越してカオティック、
アヴァンギャルド
になっておりさらに疾走開始!後半はダークな雰囲気重視だな。
9曲目は昭和歌謡ジャズ的古臭いオシャレ感の中に漂う哀愁を演出するライトサイドの曲。
アラン・ムーアで言う所の“トップ10”のようなモンだ(爆)。ギターソロも
メロディアスで良いな。
10曲目は軽めの音色でギターが舞いどこか昭和歌謡っぽい
哀愁ムードを見せるスロー曲
だがそんな中にも変態要素はしかと内包しているか!?
ヴァイオリンやヴォーカルメロがまた歌謡曲クサさ満点である!これまた
ギターソロがメロディアスでたまらんわい!11曲目はハッピーツリーフレンズが
胡散臭さを増した
かのような繋ぎで、12曲目はダーティーなメタルサウンドが顔を出し
スローテンポ爬虫類的な怪しさを見せ和風ヴィジュアル系要素が強いな・・・!
加工に頼った弱々しいデスVoも顔を出しこの辺が唯一の弱点だろうか・・・!?後半は何と
キラキラしたチェンバロ系のシンセも顔を出し疾走開始!13曲目はクリーンギターに
パーカッション
が顔を出しやはり胡散臭い怪しさを演出、その後は和の要素を内包した
プログレメタルサウンド
になるがどちらかと言ったら和製マイク・パットンと言えそうな
雰囲気
が漂っておるな・・・!途中気持ち悪い(褒め言葉)ファルセットも顔を出しさらに怪しくなるぞ!
中盤はDIR EN GREY化し“UROBOROS”に相当近いムードを漂わせここに来て何と
ホイッスルVoまで炸裂!ただ加工が相当に強いのでもしかしたらただの
裏声かも知れん・・・!(爆)
後半は不協和音ピアノも登場、再び変態的になるのう・・・!
ラストのギターソロもまた変態的なテクニカルさを見せるぞ!14曲目は実に気持ち悪いヴォーカル
ほのぼのとした不気味さを見せる嫌がらせのような曲(爆)。15曲目は淡々とした
ピアノ
メロウさを見せるアウトロ。語りが実に怪しいのう・・・!


陰陽座DREAM THEATERKagrra.Dの要素を導入しそれをあまりにも高度極まりない
テクニック、センスで闇鍋状態にした
かのような恐るべきハイクオリティーさ
本作でも当然のように健在で、プロダクション、タイトさが向上しておりヴォーカルも
前作より上手くなっている
印象があるな・・・!さらにカオティックさ、アヴァンギャルドさ
増しており大作チューンの変態性たるやマイク・パットン・・・FANTOMAS並である!(爆)
他にも近年のDIR EN GREYの影響下にあるようなパートも顔を出しデスVo、シャウト関係も登場、
まぁこの辺はまだまだ弱いが今後は本職のデスシンガーをゲストに招いても面白いかも知れんか!?
アルバムトータルで見ると前作と比べてキャッチーさ重視のライトサイドの曲カオティックで
変態的なダークサイドの曲
ハッキリ分かれた感があり、難解な曲は非常に
取っ付き辛く、
ライトな曲はちょいポップ寄り過ぎる印象判り易さは減退したが
本作もやはりハイクオリティーである事に変わりは無い!




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満足度 90% お気に入り曲 天庭  魚氷に上り 耀よひて  愛のかたち 幸せのかたち
まほろば教  其曰く 教外別伝をして  生きてこそ







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