アルカラ







"こっちを見ている"




日本のオルタナ/ギターロックバンドの4thミニアルバム。


ロック界の奇行師等と呼ばれているバンドで何とシアトルでのライヴも行い
SWEET LOVE SHOWER2010にも出演したらしく実力派として通っているようで、
音楽的には世間一般的にはオルタナ、ギターロック扱いされており確かに
ギターの音色はペンペンのクリーンでそれ系なのだが彼らはそんじょそこらの
歌詞だけで曲がカスな3流文系オルタナのクソバンド共とは違うぞ!
何と意外にもバンドアンサンブルはプログレッシヴな風情すら醸し出すタイトな
キメ
を連発、軽快な疾走感もありヴォーカルもこの手のバンドらしいナヨナヨな
クセを持ち
所々で人をナメたように意図的に音を外したりしつつも
キチンと歌えておりメロディーも日本人らしい歌謡曲的な要素があり曲によっては
実に怪しく胡散臭いアングラ的ダークさも見せまるでパンキッシュさの無い
HOLSTEIN
と言えそうなムードがあるのう・・・!

1曲目はこの手のバンドらしいペンペンのクリーンギターが聴けつつも意外と
バンドアンサンブルはプログレッシヴなキメを繰り出し疾走する箇所もあり
ヴォーカルもハイトーン寄りの高音で歌い上げ軽快なノリの良さを見せておる!
中盤はラウンジ的な穏やかさのあるムードを放っているのう・・・!2曲目は
刻まれるギター怪しげなサウンドが絡みどこか暗めのプログレに通じる雰囲気を
持ちつつもヴォーカルは実に胡散臭いアングラ歌謡ムードを放っておる!演奏も
タイトさがあるな・・・!3曲目は穏やかさがメインの淡々としたミドル曲だが
サビは広がりを見せており軽快なアップテンポパートも顔を出すぞ!インストパートが
一瞬プログレ的な側面を見せラストはちょいとカオティックになるのも持ち味だな。
4曲目は煌びやかさのあるエモいギターが聴け落ち着きがあるもAメロがクサめで
歌謡曲的な部分があるのう・・・!
インストパートはやはりプログレ的なムードを
放ち
この手のバンドとしてはテクニカルな部分を見せているな・・・!5曲目は
怪しげなギターフレーズが聴け何と対位法的な絡みも登場!リズムは淡々とした
感じ
でやはり胡散臭く怪しいムードをプンプン放っておる!6曲目はこれまた
怪しげなムードを醸し出すバンドサウンドが聴け邪気が漂うようなフィーリング
見せつつプログレ的なリズムに何とヴァイオリン、パーカッションも顔を出すぞ!
フュージョンというかプログレに近いインストでヴァイオリンのメロが良いな。
7曲目は軽い音でギターが刻まれつつリズムはどこかブルージーな気だるさを見せ
ヴォーカルは声を張って歌い上げているのう・・・!8曲目は穏やかさのある
スローなバラード系
ヴォーカルメロにフックがありクリーンギターとアコギがまるで
チェンバロのような絡みを見せるパートも見せこの辺のセンスも確かだな。
ギターソロも顔を出しメロディー重視の味のあるプレイを披露しているぞ。
さらにシークレットトラックも収録されておりキモすぎるセリフに始まり(爆)
軽快でライトなムードが強く青春パンク的なキモさのあるシンガロングが聴ける
薄気味悪い明るい曲になっておる!サビはなぜか和田アキ子の曲みたい
ギターだけは手数が多くソロも細かく弾き倒しており良いのだがもし本作が
こんなスタイルの曲ばっかだったら最悪だったな(爆)。


こいつは思わぬ掘り出し物である!オルタナ、ギターロックという事で期待せず
聴いてみたんだがそういった要素があるのはギターがクリーンな事、ヴォーカルの
声質
くらいで楽曲面は至極マトモ・・・というかよく練られた良質のアレンジを
見せており
ギター、ベース、ドラムがタイトな絡みを披露、速弾きが凄いとか、ドラムの
手数が多い
とかスラップをかましまくっているというわけではないがプログレ的な
キメや変拍子が多用され
この手のバンドとしては異例のテクニカルさを見せておる!
メロディーもキャッチーさが強くさらに怪しげなアングラ昭和歌謡ムードを持った
部分もありこの手のオルタナ、ギターロックに偏見を抱いているリスナーにこそ
聴いて頂きたい良心的なバンド
だと言えよう!シークレットトラックだけは最低で
センスを疑ってしまう
のだが・・・!(爆)




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