ALI PROJECT







"ARISTOCRACY"




日本のニューウェイヴ系プロジェクトのアルバム。


このアルバムはメタルではない。ロックかどうかも怪しいが、プログレというか、
ポジパン、ポストロック、ニューウェイヴ系の一種と呼べるスタイル

ではあると思う。彼らはおもに歌詞を書く女性シンガーと作曲者で組んだ2人組のユニットで、
音楽的にはデジタル音を取り入れつつも弦楽器を導入したダークな雰囲気、
どこかゴシック風味のフィーリングを持つサウンドを特徴としている。雰囲気的に近いのは
マリスミゼル
だろう。歌詞が文学的なのもそんな感じだ。

女性シンガーはマリスミゼルばりのゴシカルなド派手メイク、ファッションに
身を包んでおり、女性版ヴィジュアル系と呼んでも差し支えない
ような雰囲気を
醸し出している。特にこれ以降のアルバムのジャケがまさにそんな感じで、
こういうのが好きな人にはたまらないだろうな・・・!

1曲目のインストからダークかつクラシカルな雰囲気を演出する生ストリングスが聴けるが2曲目以降は
デジタル音が前面に出ており、まぁ苦手な人もいるだろう・・・。メロディーは悪くない。
そして続く3曲目“コッペリアの柩”が個人的に一番好きだ。デジタル音とストリングスが絡み、
暗くドラマティックに展開する。そしてマリスミゼルを髣髴とさせる
クラシカルなサビが俺を悶絶させてくれる!


しかし中盤かったるいニューウェイヴ系チューンが連発され、
ダレてしまう・・・。
好きな人は好きかもしれんが悪いが俺にはつまらん。
しかし9曲目から再びクラシカルな雰囲気が戻ってきて俺を楽しませてくれる。
オペラティックな10曲目、デジタル&クラシカルな12曲目が特に良い。

ヴォーカルはシアトリカルな歌い方を特徴としており、時に大仰に、時に人を
ナメきったような
歌い方になり、なかなか面白い。独特な雰囲気だ!


マリスミゼルのファンに進めたい・・・のだがマリスに何を求めていたかで
このアルバムを気に入るかどうか分かれる
と思う。俺と同じで純粋に曲そのものが
好きだって人はたぶん俺と同じ評価になると思う。歌詞、世界観そのものに
どっぷり浸かっていた人なら気に入るかもな!?




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満足度 66% お気に入り曲 コッペリアの柩、闇の翼ですべてをつつむ夜のためのアリア、Sacrifice







"EROTIC & HERETIC"




日本の女性シンガーを擁したポジパン系ユニットのアルバム。


今でこそALI PROJECTというユニット名だがかつては蟻プロジェクトという名義でプログレを
やっていた
らしい。活動暦も長く、80年代からすでに活動していたというのだから
もはやベテランだと言えるだろう。

本作は2002年にリリースされた11曲入りのフルアルバムで、音楽的にもオーケストレーションを
施したクラシカルな大仰チューン、バラード、デジタル色濃いポジパン曲

多種多様な曲調で構成されている。やはり個人的に気に入ったのはシンフォニック
クラシカルチューン
で、本作だと2曲目にあたる。相変わらずのクラシカルで
クサいフレーズ
等どれをとってもいい出来で満足。
他にもやはりクラシカルなメロディーが堪能できる8、オーケストレーションがゴシカルな
雰囲気
を演出し後半激しく盛り上がる9、オーケストラによる大仰なインストの10が気に入ってる。


とりあえず彼らを知りたい人は本作から入るのがいいと思う。一撃必殺のキラーチューンが聴けるシングルの
イメージで聴くと意外と捨て曲も多いので戸惑うかもしれん。まぁ捨て曲といっても個人的に
そう感じただけでニューウェイヴ、ポジパン系が好きな人は
そうは感じない
だろうな。だが少なくとも俺のような大仰かつクラシカルで
クッサイ曲が聴きたいクサメタラーにとっては曲にムラがあるように感じると思う!
神曲“聖少女領域”や“愛と誠”、“阿修羅姫”のような曲ばかりの
アルバムが出たら神盤確定なのに・・・(笑)。

アルバムやシングル集めて自分でべスト盤作るのが手っ取り早いか(笑)。ちなみに彼らのアルバムはツタヤで
レンタルできる。アニメに曲を多く提供しているので関係ないアルバムもみんなアニメのコーナーに
おいてある・・・!
しかしアニソン曲で知名度を上げていなかったら
ツタヤに置かれる事はなかった
かもな・・・!



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満足度 70% お気に入り曲 赤と黒、戦争と平和







"Dilettante"




日本のゴシックニューウェイヴ系ユニットの2005年リリースのアルバム。


もともとプログレ系と呼べるユニットだったのだがここ最近はアニメの主題歌などに
曲を提供
し、そっちのほうで認知されているミュージシャンだと言える。
音的にはニューウェイヴ寄りでメタル要素は無いのだが曲によっては
シンフォニックメタル・・・クサメタルに通じる劇的展開、クサメロ、
シンフォニックさを持っている
ぞ!

このアルバムで言えば1曲目がまさにそんな感じだ!オーケストレーション、クラシカルかつ
クサいメロディー
等はこの後にレビューする一連のシングル曲と同じタイプのキラーチューンで大満足。

2、8曲目で男クワイアが使われており、どこかセリオンっぽい雰囲気を演出してくれる。
この大仰さがたまらん(笑)。ストリングス入りのクラシカルなバラード曲もいい。
だがやはり中盤タルい曲が連発されややだれてしまう・・・。このユニット、キラーチューンの出来は
凄まじいのだが捨て曲も多い
ってのはいかんなぁ・・・。
アルバム中最低1曲は必ずあるキラーのためだけに彼らを追い続けるのも微妙な話だ・・・。


まぁ、"ARISTOCRACY"よりはいい曲が多いので彼らを始めて聴く人にはこれがオススメかな?
ホントはシングル曲を集めたベスト盤みたいなのがあればいいのだが・・・!



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満足度 69% お気に入り曲 愛と誠







"禁じられた遊び"




日本のニューウェイヴ系ユニットのシングル。


これまたゴシカルで実にそそるジャケだなオイ(笑)。
どこかマリスミゼルを彷彿とさせるな。
中古で100円で落ちており速攻で購入した。これの後にレビューしてるシングル“阿修羅姫”のほうを
先に聴いて味を締めていたからな(笑)。そして本作もそんな俺の期待に
十二分に答える超キラーが収められていたぞ!


タイトルチューンの“禁じられた遊び”が俺の琴線を激しく掻き毟る悶絶曲だ!
最高!たまらん!!
阿修羅姫がどっちかというと明るくアグレッシヴな、
情熱的な感じ
なのに対しこっちはどこか醒めた雰囲気を放っており、
そのフレージングはまさにバロックという表現が
相応しいクラシカルフレーバー溢れるストリングスが前面に渡って
フィーチャーされておりそれによってジャケどおりのゴシック的な空気が全体を
包み込んでいる
な!超劇的なサビから始まる展開も阿修羅姫と同じだ!
間奏が恐ろしくドラマティック!!

カップリング曲も阿修羅姫のほうはコーラス以外つまらなかったのに対しこっちはヴァイオリンと
ピアノによって導かれるクラシカルなバラード曲
でいいな!俺好みだと言える!

しかし彼らはシングルがとにかくいいな!アルバムも全曲これくらいの出来なら問答無用で
神バンド・・・いや神ユニットなのだが・・・!


阿修羅姫とセットで持っておきたい名シングル!これと阿修羅姫は同じ店で買ったので
しばらくはこの店を頻繁に覗くことになりそうだ(笑)。



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満足度 83% お気に入り曲 禁じられた遊び







"阿修羅姫"




日本の女性版ヴィジュアル系ニューウェイヴユニットのシングル。


本作は2005年リリースのシングルで俺は中古で100円で落ちてるのを見かけて拾ったのだが
これが思わぬ悶絶を生む超キラーチューン収録の名シングルだったのだ!!

タイトルチューンである“阿修羅姫”、これぞまさに俺の琴線に激しく触れまくる激メロ、
大仰シンフォサウンド
にまみれた一品で凄まじすぎる!!
イントロから生ヴァイオリンがありえねーくらいに大仰なクラシカルフレーズを
連発!
バックはデジタルサウンドだがギターも一応鳴っている!
疾走とまではいかないがアップテンポで激メロが迫ってくる!ラプソディーに
通じる物がある
なコリャ!そしてサビから歌メロが始まる!ヴァレンシアや
BARROQUEJONを髣髴とさせる音作り
だな。畳み掛けるような感じでメタルではないが
それなりにアグレッションはあるぞ!バックのシンセも
センスのいいフレーズをバッキングに取り入れている!間奏も凄まじいシンフォの嵐!
いやぁたまらん!久しぶりにガッツポーズが出たぞ!展開はやや単調に感じるが
そんな事まったく気にならないくらい曲がいい!この衝撃は
MINSTRELIXの“Thirst For...”以来だな・・・!
マジにスゲェ・・・!
メタル以外のジャンルでもこういう曲がたまに出てくるからアンテナは多く
張っておかなきゃならんな!

カップリング曲はインダストリアル風のへヴィなスローチューン。これはいまいちかな。
イントロや中盤のコーラスはいいが俺としてはやはり阿修羅姫の強烈さに
完全に喰われてしまっている。

この2曲のカラオケヴァージョンも入っている。阿修羅姫はヴォーカル無しでもやっぱイイ(笑)。
バッキングがまたいいんだよなぁ・・・!もうコード進行だけで悶絶出来る(笑)。


個人的には久々の衝撃であった。初めて聴いた日にゃ5回は連続でリピートしたくらいだ!
曲としては2005年リリースの中でトップかもな・・・!大満足であった!



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満足度 80% お気に入り曲 阿修羅姫







"聖少女領域"




日本のゴシックシンフォユニットの2005年下旬にリリースされたシングル。


一連のシングル“禁じられた遊び”、“阿修羅姫”を狂ったようにヘビーローテーション
してた俺。それと同時にグーグルビデオ、YOU TUBEでディルアングレイやX JAPANの映像を
食い入るように見てたわけだがある日、そうだ、アリプロのプロモはないのか!?
思い検索をかけてみた。関係ない映像の中一つだけあった。
そしてそれを見た俺はマリスミゼルみたいなアニメのバックで流れる曲に
“阿修羅姫”以上の悶絶を味わい、速攻でこのシングル買ってきた!リリースして間もないので
一連のシングルと違って中古屋で見かけないから新品で買ったさ!
後悔はしてねぇ!!(笑)


上記したマリスミゼルみたいなアニメとは日本の深夜アニメ“ローゼンメイデン”
いう、アイアンメイデンみたいな
タイトル
のアニメで、本シングルのタイトル曲はこれの主題歌に使われたものだ。
そしてその曲“聖少女領域”だがこれがまた筆舌に尽くしがたい神曲なのだ!
“禁じられた遊び”のクラシカルさ、バロック的様式美に
“阿修羅姫”のパッション、大仰さを究極というべき
次元で融合させた
そのクオリティーは
深夜のローカルアニメの曲のみに使われるにはあまりにも
勿体無い出来
で、是非とも一人でも多くのクサメタラー及び
マリスミゼル、モワ・ディス・モワのファンに聴いてもらいたいと思うぞ!

まぁ今も観れるかどうかは分からんが・・・!

曲について書くとイントロは荘厳かつダークな雰囲気が緊張感を醸し出すもつかの間、
次の瞬間異常なまでにストリングス、シンセが盛り上がり、クラシカルかつ
クサい
早口ヴォーカルが劇的メロディーを紡ぎだす!そしてシンセ、打ち込みの
オーケストラヒットが決めのフレーズを炸裂させたあとはやや低血圧気味なヴァースに入るが
ブリッジのバックでドラマティックな鐘の音、
やや泣きの入った歌メロ
が聴き手を惹き付け、再び超大仰なストリングスが
もはややりすぎなまでにテンションを上げる!!このキレッぷりは
シークレットスフィアの“LEGEND”のラストのサビ前の展開に
匹敵するぞ!
そして強烈なサビを聴かせた後、再びリリカルな鐘の音が入りクラシカルかつ
優雅な歌メロ
が被さってくる!そして鐘の音と共に間奏に。どこか遊園地っぽい
雰囲気
になった後、最初に聴けたオーケストラヒットから第二ヴァースに入る。
そして2度目のサビのあとは荘厳な雰囲気を演出した後、ダークムーアの
クエスト・フォー・ジ・エターナルフェイムを思わせるポジティヴ系
大仰シンフォパート
に突入!これはなんかのクラシックの
フレーズらしい
な!そして3度目の超ハイテンションストリングス
入りサビが2回繰り返される!そして最後は鐘の音とともに重厚に展開した後、
この神曲は幕を下ろす・・・!とにかくスゲーの一言!こんなに凄い曲が
新たにこの国から生まれたとは実に喜ばしい事だ!

ついでに言うならこの曲は歌詞もいい。作詞を担当するシンガーの宝野アリカは文学に
精通している
らしくインテリライクな言い回しが節々から伺える。

カップリング曲はストリングス入りの明るいバラード曲。悪くは無いがやはり完全に
“聖少女領域”に頭から食われてしまっている・・・。


いろいろ書いたがかなりの衝撃であった・・・。俺の中でXのサイレントジェラシー、
マリスミゼルのヴェル・エール、月下の夜想曲に匹敵するやも
しれぬ・・・!
上のレビューで“阿修羅姫”が2005年キラーチューンの中で最強みたいな書きかたしたが
その座は僅か2週間で“聖少女領域”にとって変わられた(笑)。
上記した様マリスミゼル、モワ・ディス・モワのファン、ラプソディー、
黄金時代のダークムーア等のシンフォメタルが好きなメタラーは
聴く価値がある!
まずはグーグルビデオ、YOU TUBE等で試してくれ!
ちなみにシンガー、宝野アリカはラプソディーとかが好きらしい・・・(笑)。



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満足度 89% お気に入り曲 聖少女領域







"神々の黄昏"




日本のシンフォ系ポジパンユニットの企画盤。


2005年のクリスマスシーズンにリリースされた企画盤で、彼らがこれまで発表してきた
バラード寄りの楽曲を中心にストリングス、ピアノでアレンジした
オーケストラルアルバム
だ。キーボード、電子音は一切使われておらず
全て生のオーケストラで作られているぞ!

音的には個人的に彼らの作風の中で最も好きな早口系劇クサクラシカルアップテンポチューンは
一切無く、全てバラードやニューウェイヴ系の楽曲
構成されているが流石にシンフォニックアレンジしているだけあってメロディーの
良さが引き立ち
原曲よりも素直に楽しめたといえる。
しかし個人的には“禁じられた遊び”、“阿修羅姫”、“聖少女領域”といった曲の
シンフォニックアレンジが聴きたかったわい・・・!それこそラプソディーの如く超大仰な
アレンジを施してのな・・・!
だがメタルサウンドこそ無いもののシンフォニックゴシック好きには
かなりウケが良さそうなサウンドだと言える!


シンフォゴシック好き、フィメールVo好きの真性ゴサーにおすすめする!
歌詞は日本語だが・・・。



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満足度 75% お気に入り曲 アンジェノワールの祭戯







"亡國覚醒カタルシス"




日本のシンフォ系ポジパンユニットの2006年リリースのシングル。


アルバムだと捨て曲が多いもののシングルでは“禁じられた遊び”、“阿修羅姫”、“聖少女領域”と
超キラーチューンをバンバン生み出すユニットが新たなシングルをリリースしたぞ!

本作のタイトルチューンもプレステのゲームとのタイアップで、CMでもかかってたので
聴いた事のある者もいるだろう。俺もそのゲームのCM見てなんかスゲークサい曲が
使われてるけどアリプロか!?
と思ってたらホントに彼らだったという経緯があり、
そんなわけで本作もしっかり押さえる事になったというわけだ(笑)
ちなみにそのゲームは名前すら知らない(爆)。

タイトルチューンの“亡國覚醒カタルシス”はまさに一連のシングルの流れを汲む彼ららしい
シンフォアレンジ、早口ヴォーカルによる起伏の激しいクラシカルかつ
クサいメロディーを持つキラー
でやはり素晴らしい!初めて聴いたときからもう
何度もリピートしている!まぁぶっちゃけAメロのコード進行がまんま
“聖少女領域”だったり
ワンパターンな感は否めないがそれでもやはり
リピートしてしまうのは純粋に曲が優れているからだろうなぁ・・・!
俺は彼らにこういう曲を求めているのだ!!

カップリング曲はやはりいままでどおりの穏やかなバラードよりの曲で、いつもの事書くが
やはりタイトルチューンに頭から食われている(笑)。


ジャケの中に広告が挟まっていたが、どうやら遂に彼らもシングルスを出すらしい!
かつてのシングル曲・・・つまり超キラーチューンが余すことなく詰められた
究極のアルバム
になるんだろうなぁ・・・!リリースは7月26日を予定しているので
かなり気が早いのだが彼らを知りたいメタラー、死ぬほどクサい曲が聴きたい人はそれを待つべし!(笑)



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満足度 86% お気に入り曲 亡國覚醒カタルシス







"COLLECTION SIMPLE PLUS"




日本のシンフォ系ポジパンユニットのシングル曲を集めたベスト。


フルアルバムにこそ捨て曲が多いもののシングル曲の出来は半端ではない
アリプロのシングルスがついにリリースされたぞ!さぞかしキラーチューンてんこ盛りの
名盤なのだろうなぁ
と期待に胸と股間を膨らませ(!?)発売してすぐにゲットしてきたぜ!

しかし本作に収録されているのは昔の曲が中心で、ここ最近リリースされた神のシングル
“禁じられた遊び”、“阿修羅姫”、“聖少女領域”は収録されていない!

なんてこったい!だがまぁこれらのシングルをきっちり買い揃えてきた俺のような人間、そしてこれらのシングルで
彼らを知った新規のファンにとっては曲が重複してしまうためこれでよかったといえるかもしれん。
当然過去のシングルにも腰をぬかすほどのキラーがあるぞ!

アルバム前半は穏やかな曲やひたすらポップな曲、美しいバラードで占められており
やや大人しめの印象を受けるが中盤の“コッペリアの柩”以降雰囲気が一転し本来の彼らの
持ち味が発揮されていくぞ!そして9曲目“赤と黒”以降はこれまでのシングルを押さえてきた
俺のようなメタラーが狂喜乱舞するような超悶絶キラーチューンがこれでもかというほど
連発される!複雑かつ緻密なアレンジをバックに得意の早口ヴォーカルがクラシカルかつ大仰で
クサいメロディー
を歌い上げる!サビメロがどこかアジアンテイストを感じさせる10曲目
“月蝕グランギニョル”、超クラシカルでクッサイチェンバロ風
シンセがイントロでネオクラ魂を掴み取る
11曲目“未来のイヴ”、
そしてタイトルどおりどこかダークで迫り来るようなメロディーが秀逸な12曲目
“地獄の季節”と凄まじい悶絶曲のオンパレードだ!俺は彼らに
こういう曲を求めているのだァァ!!(号泣)


ちなみに本作には前作のシングル“亡國覚醒カタルシス”のPVとライヴ映像が収録された
DVD付きの初回盤とボートラが1曲収録された通常盤の2種類ある。
俺は通常盤を買った。動機は値段の安さではない!ボートラ曲がなんと“亡國覚醒カタルシス”の
フルオーケストラヴァージョン
なのだ!!打ち込みサウンドは一切無しの生オケ、
クワイア
で演奏されている!オーケストラの感触はラプソのような大仰なエピックサウンドではなく
どちらかといえば映画のサントラというか、本物のクラシックのような音
YOSHIKIのオーケストラアルバムを思わせつつもホーンやサビで聴ける
男クワイア
が曲の大仰さを一段と増している!個人的にはもっとラプソっぽく激しくしてもよかったと思うが
原曲が超名曲なだけにこのヴァージョンもたまらん!


彼らを始めて聴く人におすすめできるアルバムだろうな!前半はやや静かだがバラードの出来は良いぞ!



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満足度 85% お気に入り曲 コッペリアの柩、赤と黒、
月蝕グランギニョル、未来のイヴ、地獄の季節、亡國覚醒カタルシス[orchestral crowd ver.]







"勇侠青春謳"




日本のシンフォ系ポジパンユニットのシングル。


シングルベストリリース後に発表されたニューシングルだ。これ以前にも
サントラの仕事をしていたらしく、ムック同様彼らのワーカホリックさに感心させられるな・・・。

タイトルチューンとなった“勇侠青春謳”は彼らのシングル曲として
すっかりお馴染みになった早口ヴォーカルがクラシカルなクサメロを歌う
キラーチューン
だが今回リズムを強調してきたようで疾走はしてないが
けっこうアグレッシヴになった印象がある。サビのリズムがどこか前倒しに
なっており
それが思わずハッとさせられる要因になっている。
以前の神曲“聖少女領域”や“亡國覚醒カタルシス”ほどの悶絶メロディーは
無いものの相変わらず良いセンスしているな・・・!

そして今回はカップリング曲がかなり気合入っているぞ!生の弦楽隊、ピアノを
バックにクラシカルなメロディーを格調高く歌い上げる様はまさに絶品と
言う他無い!曲タイトル“鎮魂頌”の名のとおりレクイエムのフレーズが使われており
それがまたたまらん(笑)。マリスミゼルが好きな人ならきっと気に入るだろう!


アリプロのシングルにハズレは無い!今回も変わらずクオリティーの高い
楽曲が聴けて満足であった・・・!



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満足度 83% お気に入り曲 勇侠青春謳、鎮魂頌







"薔薇獄乙女"




日本のシンフォ系ポジパンユニットのシングル。


つい最近シングル“勇侠青春謳”とサントラをリリースしたばかりだがまたしても
新たなシングルの登場である!!しかも同日に去年もリリースした
ストリングスアルバム(過去の曲を生ストリングスでアレンジし直したアルバム)を
今年も新たにリリースしている!

本シングルのタイトルチューン“薔薇獄乙女”はいつもの彼らのシングル曲とは
雰囲気が少々違うぞ・・・!いつもはいつ呼吸しているのか
分からんほどの早口ヴォーカル
クラシカルなメロディー
矢継ぎ早に歌い上げるアップテンポの壮麗シンフォキラーチューンが相場なのだが
今回のアレンジは生ストリングス格調高い優雅なフレーズを奏で
スローに進行していく展開で、バラードではないがそんな感じのアレンジ
施されている・・・と思ったらブリッジ、サビでテンポチェンジ
いつものクラシカルな早口メロが登場!かなり凝ったつくりとなっており
バックの細かいアレンジも秀逸、いつになくテクニカルな、プログレッシヴな
楽曲
と言えるだろう!

カップリング曲“極楽荊姫”プログレッシヴな雰囲気を持った曲。生のストリングス、
ドラム、バックのシンセによるベースサウンドなどこれまた実に凝ったアレンジ
聴け、ヴォーカルメロディーも従来のシングル曲のような分かりやすいクサさはない
ストリングスが一風変わったプログレ的雰囲気を醸し出しておりこの曲にも
十分満足できるな。どっちもプログレ系が好きなら気に入りそうな曲調だ。

また本作は初回限定だか期間限定盤らしくCDのほかにDVDもついている。
内容は彼らのPV・・・ではなくなんとかつて彼らが産み出した神曲“聖少女領域”を
主題歌に使用
し、またタイトルがアイアンメイデンみたいだという事で
メタラーにもその存在を知られたとか、知られなかったとか
言われる日本の深夜アニメ“ローゼンメイデン”の新たな主題歌で、タイトルチューン
“薔薇獄乙女”が使われたオープニングのアニメーション
テロップ無しで収録されている!!俺は“聖少女領域”は死ぬほど好きだが
“ローゼンメイデン”の事はまったく知らんので何ともいえんがこの映像・・・
なんかダサくなってないか!?(爆)“聖少女領域”の映像は
マリスミゼルをアニメ化したようなカンジでなかなか
カッコよかった
んだがねぇ・・・!


彼らのファン、プログレ系が好きな人は聴いて損はないだろう!
俺が買ったのはDVD付きの初回盤だがムックのように通常盤にはもう1曲
追加収録なんて事は
無いし、値段も通常のシングルより300円程度
上がっただけ
なので初回盤買って別に損はなかろう。無表情の顔がアップで
右上から現れるチープ映像、そしてお花畑で
剣を振り回しお花をデストロイしまくるパンクな映像、

是非ともジョン・ライドンに見せたいものだ(爆)。




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満足度 80% お気に入り曲 薔薇獄乙女、極楽荊姫







"Romance"




日本のシンフォ系ポジパンユニットの企画盤。


多くのシングルをリリースし続けている国産ゴシックミュージック
代表的存在ALI PROJECT。本作は去年もリリースされた彼らの既存曲を
生のストリングスでアレンジし直した企画盤
である!
アルバムタイトル“ロマンス”なんて聞くと「愛に!気付いて
くだーさーいー!!」
のあの曲を思い出すだろうがもちろん無関係
カヴァーが収録されているなんてことは無い(爆)。

今回もアレンジ的には前回同様生の弦楽オーケストラクラシカルな
ピアノ
をバックに女性ヴォーカルが歌い上げるといったものであり、
選曲もバラード曲主体なので激しい曲が好きなメタラーにはオススメできんが
クラシカルかつ優雅な、格調高い雰囲気を愛するバラードが好きなメロディー派の
リスナーなら気に入るだろう。捨て曲は無いぞ!
そして今回バラード系ばかりではなくシングルで聴けるようなアップテンポで
クラシカルなクサメロを連発する
曲もある!5曲目の“嵐ヶ丘”がそれだ!
以前シングルスでやった“亡國覚醒カタルシス”のオーケストラヴァージョンほどの
派手さ、大仰さは無いが近い雰囲気はある!やはり彼らのプレイするこの手の
曲は素晴らしい!


全体的に優雅さが漂っておりゴシックという雰囲気ではないが
ゴシッカーにもオススメ出来るアルバムと言えるだろう。
勿論バラード好き、弦楽好きにもオススメだ!



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満足度 80% お気に入り曲 La caleche〜春の雪、嵐ヶ丘







"薔薇架刑"




日本のシンフォゴシックユニットのベストアルバム。


少し前にシングル曲を集めた“COLLECTION SIMPLE PLUS”がリリースされたばかりだと
いうのに再びシングル曲を集めたベスト盤が登場!しかも今回は神の曲と謳われた
代表曲“聖少女領域”を始め“阿修羅姫”“禁じられた遊び”等といった
日本音楽史にその名を刻むであろう名曲群がふんだんに収められた
パーフェクトベストと言い切っても良さそうな内容である!まぁ残念ながらもう一つの神曲
“亡國覚醒カタルシス”は収録されていないのだが・・・!

そんなわけで俺がかつて激しく悶絶し1日最低10回以上はリピート
しまくっていた
悶絶キラー“聖少女領域”を始め数多くの名曲が隅から隅まで
堪能できる素晴らしき1枚
となっている!まぁ俺は以前から何度も聴いていたので
新鮮味はほぼ皆無なのだが(爆)、新たに新曲が1曲書き下ろされているぞ!
それがアルバムタイトル曲“薔薇架刑”でストリングスによる
オーケストレーションに彩られた荘厳な楽曲で本物のクラシックのような格調高い雰囲気が
最高である!メロディーのよさ、重厚なシンフォニーに激しく悶絶だ!やはりALI PROJECTは凄い!

あと俺がまだ未聴だったのは4、6、8曲目で4曲目はストリングスが流麗かつ
どこか病んだ雰囲気を出し纏わりつくようなダークさが堪能できる静かな曲で
良いな。6曲目はイントロからピアノとストリングスが非常に美しい調べを奏で流麗に
展開
していくクラシカルなバラード風でその格調高さはまさしくクラシックそのもの!
ヴォーカルもモーツァルトの“魔笛”を思わせる本格的なソプラノスキャット
聴かせてくれるぞ!8曲目はリリカルなシンセがイントロで聴けその後テクノ、トランス系の
打ち込み音が全面に出たアリプロにしてはライトな雰囲気の曲だ。


まぁ上記したよう個人的には新鮮味が無いもののもし本作で彼らのことを
初めて知ったのであればおそらく本作は今年(2007年)のベストアルバム候補
なっていたに違いない(笑)。そんなわけでこれまでALI PROJECTのことを
知らなかったクサメタラーは幸運である!
なにせ究極ともいうべき
キラーチューン
の数々をまとめて堪能できるのだからな!そんなわけで本作と
“COLLECTION SIMPLE PLUS”は2枚合わせて持っておきたいクサメロ愛好家の
マストアイテム
だと言えよう!?



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満足度 90% お気に入り曲 全部







"暗黒天国"




日本のシンフォゴシックユニットのシングル。


ベストアルバムの直後に新たなシングルが登場!しかも本作の直後に
またシングルがリリースされ彼らのワーカホリック振りがひしひしと伝わってくるな・・・!

ノイジーなシンセリフの後にテクノ、トランス系の音色が現れるイントロに続き
畳み掛けるようなヴォーカルが登場!珍しくジャジーなホーンも使われヴォーカルは
ナメたような歌い方をしている!だがやはりメロディーは良いな。どこか中東風の雰囲気
持ちつつも根底に優雅さがあるパートも面白い。間奏は壮麗シンフォでたまらん!
その後の加工されたヴォーカルも特徴的である。カップリング曲は優雅かつまるで遊園地のような
雰囲気
を持つストリングスがイントロで聴けその後はジャズっぽいリズムワーク
ヴァイオリンが乗る優雅かつ穏やかな曲調になる。ピアノやストリングスのアレンジも素晴らしく
シンフォ系が好きならけっこう来るものがあるのでは!?まぁ重厚さ、迫力は無いがこれはこれで良い!


最近のタイトル曲は以前の神曲群ほどの悶絶度は無いがカップリング曲の
クオリティーが向上
しているのは良いな!本作もカップリング曲が良質で
彼らのファンなら十分楽しめるであろう!



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満足度 80% お気に入り曲 全部







"跪いて足をお嘗め"




日本のシンフォゴシックユニットのシングル。


前シングル“暗黒天国”からわずか2、3週間程度でまたしても新たなシングルが登場!
ジャケやタイトルから判るとおり今回はSM的世界観がコンセプトなのか!?

打ち込み音とストリングスによるイントロで始まるどこかダークでドロドロした
雰囲気
に満ちた曲調でこれまでのシングル曲とはまた一味違ったスタイル
持った曲だといえる!勿論シンフォさは壮麗極まるものでメロディーも良い!
特にサビの後に出てくる得意のクラシカルな早口メロがたまらん!
歌詞、曲名と相まってSM色濃い雰囲気はまさにマノウォーの“Pleasure Slave”と並んで
SMソングと呼ぶことが出来よう!!(爆)カップリング曲はこれまたストリングスとピアノの
イントロ
に導かれるスローで穏やかかつ優雅なバラード寄りの楽曲である。


普段とはやや趣は違えどやはり質は高く彼らのファンなら聴いて損は無い1枚だ。
しかしやはりかつての神曲群ほどではないな。まぁあんなんポンポン量産できる
バンド、ミュージシャンのほうが恐ろしいわい!曲としては“暗黒天国”より
“跪いて足をお嘗め”のほうが個人的に好みだ。



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満足度 80% お気に入り曲 跪いて足をお嘗め







"PSYCHEDELIC INSANITY"




日本のシンフォゴシックユニットのアルバム。


ここ最近はベスト盤シングル、サントラ、オーケストラアルバム
企画盤の類が数多くリリースされていたわけだがここにきて久々にフルレンスアルバム
登場である!これまでとは違いサイケデリックな、hideに通じるセンスの
ジャケ
が強いインパクトを放つが肝心の音楽性はこれまで以上にインダストリアルさ
クラシカルさ、シンフォサウンドが強化されつつも非常にキャッチーで
メロディアスな音作り
となっているな。雰囲気は凄まじく重厚
音楽という芸術を極めたかのような崇高さが感じられるがメロディーは
至ってキャッチーで万人受けするものがあるように感じられるぞ!

1曲目から早速我らが期待するアリプロ節満載のクサクラシカル
早口チューン
だ!しかしイントロのホーンっぽい音、サビ後の
琴みたいな音色などは新鮮である!2曲目もイントロから得意の
早口メロが登場しその後中東的なフレーズが顔を出しシンフォニックかつ
インダストリアル
なアレンジで展開していく!間奏も熱いぞ!
3曲目は超シンフォニックなシンセに始まりクラシカルさと
インダストリアル風味が融合したアレンジが聴けクワイアも登場する
シンフォ色が濃い楽曲だ!やはりサビメロは強烈だな!間奏のシンフォ振りは
もう卒倒モノの大仰さである!ラストのノイジーなギター、そしてホーリーな
クワイア
も素晴らしい!国産クサクサシンフォゴシックユニットの
元祖
の矜持を見せ付ける会心の1曲だ!4曲目は優雅さを感じさせる
クラシカルなバラードでやはりメロディーが良い!バックでたゆたうように
流れ行く
ストリングスがあまりにも美しすぎる!!5曲目はうってかわって
インダストリアル色濃いへヴィなデジタルサウンドが全編を支配しているが
やはりヴォーカルはキャッチーさを忘れない!6曲目はアコギとストリングスが
流麗さを演出するバラード曲。メロディーは余りにも優雅で途中ドラムも入り
打ち込みサウンドではない、人間がプレイするエモーションを重視したかのような
アレンジだな。ドラムはクレジットが無いので打ち込みかもしれんけど(笑)。
途中ギターソロも聴けるがその後のクラシカルなストリングスがたまらん!
7曲目はダークな雰囲気に満ちたシンフォニックなイントロに始まりノイジーな
ストリングス
が聴けその後は中東的なフレーズが登場、とにかく怪しいオーラ
包まれた展開を見せるぞ!間奏もスラブなシンフォで面白い!
そして8曲目はアップテンポな曲調に彼らお得意の早口クラシカルクサメロ
登場する疾走キラーチューンだ!ダークなオーケストレーションもたまらんわい!
ドラムもいい感じに暴れており聴き応えがあるな!このサビメロは凄いぞ!
かつての神曲“聖少女領域”“亡國覚醒カタルシス”に匹敵せんが如き
劇的さがあるもあっちのような華やかな雰囲気は無く実にダークで
アングラ臭漂っている
のがこの曲の個性か!?久々に現れたアリプロ代表曲
ただひたすら悶絶である!!9曲目はイントロから混声クワイアが登場!
基本は優雅なストリングスバラードだがやはり彼ら特有の劇的さ、妖しさに
満ちておりクワイアが非常に重厚で曲のよさを何倍にも引き出しているぞ!
ラストの10曲目はインストでオーケストラがまるで映画のサントラの如き
重厚さ、劇的さ、妖しさを演出する壮大かつゴシカルなシンフォチューンである!


これまでの彼らのアルバムはキラーチューンこそ凄いがポジパン的
雰囲気のタル〜い曲
も多く捨て曲とキラーの差が激しいと個人的に
思っていたのだが本作はそうではない!捨て曲皆無で早口クサシンフォから
バラード、インダストリアルチューンに至るまで一切隙が無い!
全てのアルバムを聴いたわけではないが今のところ本作が
個人的アリプロ最強アルバムだ!クサくシンフォニックでクラシカルな
サウンドを愛するクサメタラーは勿論、最近AsrielLove solfege、
Queen of Wand
六弦アリス等で国産クサゴシックを知ったリスナーにも
激しくオススメである!ALI PROJECTを知らずして上記のミュージシャンを
聴くと言う事はイングヴェイを知らずにROYAL HUNTSTRATOVARIUSを、
SEX PISTOLSを知らずにGREEN DAYRANCIDを聴くのと同じである!
つまり南極2号を知らずにラブドールを抱くのと同じだと言う事だ(爆)。
やはりルーツは重要である!



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満足度 93% お気に入り曲 全部。特に“六道輪廻サバイバル”







"Grand Finale"




日本のシンフォゴシックユニットの企画アルバム。


実にワーカホリックなユニットである彼らの次なるアルバムは
クリスマスシーズンにいつもリリースされる恒例の生オケアレンジ
シンフォニック企画アルバムでこれまではバラード曲をアレンジしており
良いのだが個人的には刺激が足りんと感じていた・・・!
だが今回は違う!彼らの楽曲の中でも重要なウエイトを占める
アップテンポの大仰なクサクサチューンを集めアレンジした
攻撃的なアルバムなのである!かつて我々が悶絶号泣し神の楽曲だと
認識せし至高のキラーチューン
が新たにオーケストラナイズドされて
今再び蘇るッ!!聖少女領域、愛と誠、月蝕グランギニョル等など
我等が魂を焦がした神の楽曲群が、今ここに集わんッッ!!!

全て生のシンフォニーによって彩られた壮大極まる楽曲群
まさしくRHAPSODYTHERIONに通じる要素を持っており
我々大仰なシンフォサウンドを愛するクサメタラーの魂を激しく
慟哭
させるものなのだ!!まるで映画のサントラが如き緩急つきまくりの
荘厳なアレンジが施された名曲群の恐るべきクオリティー
ただただ悶絶するのみだ!だが確かにオーケストレーションは凄いものの例えば聖少女領域なんかは
原曲聴いた時の衝撃がハンパなかったというのもあるが
どうもアグレッションに欠ける様な気がしたりする事もあるのう・・・!
やはり俺はメタラーだからオーケストラのみならずバンドサウンドも
知らず知らずのうちに欲してしまう
のだろうか!?ありえない話だが
もしこれでツーバスやギターリフも使われシンフォニックメタルに
アレンジ
されていたら相当凄まじい事になっていただろう・・・!


ちなみにアルバムタイトルが“Grand Finale”だなんて言われると
本作で解散しちまいそうな勢いなんだがどうやら解散する事は
ない
ようだ・・・!良かったわい!事実2008年に入って既に新たなシングル
出してる
しな(爆)。たしかに原曲のインパクトが強すぎたりとかそういった理由で
原曲の方がいいと感じる曲もあるがファンなら聴いて損無しの
大仰シンフォアルバム
だ!



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満足度 89% お気に入り曲 月蝕グランギニョル、
恋せよ乙女、聖少女領域、愛と誠、戦争と平和







"コトダマ"




日本のシンフォゴシックユニットの2008年初のシングル。


前回の企画アルバムのタイトルが“Grand Finale”なんて、解散を匂わす
不安な題目
であったにも拘らずありがたい事に相変わらずの
ワーカホリック振りを発揮する彼等ALI PROJECTの2008年最初の
シングル
である!これまでかなりの名曲群をシングルにて発表してきた
彼等だがそれ故にマンネリ感も漂わせつつあり、ここ最近は
キャッチーさ、シンフォニックさは保ちつつもやや実験的な、
ちょいと方向性の違うスタイルの曲を多くシングルにしてきた感があるが
本作は再び原点回帰とでも言わんばかりのお約束の大仰クサシンフォチューン
スタイルを踏襲
した出来になっているぞ!

タイトルチューンは流麗なストリングスに導かれどこをどう切っても
アリプロでしかない打ち込みシンフォクサクサアップテンポチューン
なっている!部分部分でバックにピコピコしたギターらしき音も聴こえ
相変わらずアレンジも凝っているな・・・!カップリング曲はピアノと
リリカルなシンセ
アンビエント的雰囲気を感じさせる、やはり
ALI PROJECTのシングルのカップリングらしいダークで奇妙な、
一筋縄ではいかない曲調
である。


キャッチーでシンフォニックな判りやすいアップテンポ曲と
それに相反する大人しく地味ながらマニアックで深みのある
カップリング曲と、いつものALI PROJECTのシングルらしい内容で
無難といえば無難だが期待を裏切る事の無い1枚である!
まぁいずれまたシングル集が出るんだろうが彼等のファンなら
抑えておいて損は無いと言えるだろう。



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満足度 82% お気に入り曲 コトダマ







"わが臈たし悪の華"




日本のシンフォゴシックユニットの2008年2作目のシングル。


今年も精力的に活動するALI PROJECTの新たなシングルはこれまた
いつになく強烈なジャケじゃのう!まるでMoi dix Moisが如き
荘厳暗黒ゴシック風味漂いまくりの雰囲気は何も知らずとも
ゴサー的趣味を秘めし者ならばジャケ買いしてしまう事必須の
超カッコいいジャケである!そして音楽性もそんなジャケに
引けをとることの無い劇的大仰シンフォゴシックに仕上がっているぞ!

タイトル曲はイントロからさっそく大仰に盛り上がりお約束の
サビから始まるヴォーカル、ヴァイオリンともギターともつかぬ
雄叫びの様なバッキングの音が印象的でタイトなリズム、
ヴォーカルメロディー
を聴かせながら突き進んでいくぞ!
カップリング曲はもの悲しいストリングスで始まる
やはりアリプロのカップリング曲らしい捻くれた、カオティックな
雰囲気、ダークさ
に満ちた曲でこういう曲を聴くと彼等が
元はプログレ畑のミュージシャンだったのだなと再確認できるのう・・・!


かつての超絶キラー・・・“聖少女領域”“亡國覚醒カタルシス”には
サビメロのフック等個人的に及ばないもののそういった楽曲群の
空気は帰ってきているぞ!まぁワンパターンと言えばワンパターンでは
あるがそれは期待を決して裏切らないという事!まぁ熱心な
ファンで無いならのちに出るであろうシングル集を待てば良いだけだが・・・。



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満足度 82% お気に入り曲 わが臈たし悪の華







"禁書"




日本のシンフォゴシックユニットのアルバム。


いつもはダークでゴシカルだったりどこか退廃的だったりと
音楽性に合わせた独特の雰囲気を持っていたジャケが印象的だったが
今回はなぜかALI PROJECT史上最もノーマルなジャケである!
本作以前にもシングルをリリースしたりと相変わらず精力的な
活動
をするALI PROJECT。そんな彼等の新譜はというと、独特の
シンフォさ、クラシカルさ、クサさは相変わらずだが今回結構
ギターやドラムが目立つ曲が増えロック要素が増したような印象が
あるな・・・!元々プログレ畑出身とはいえこれまでは打ち込みによる
インダストリアルさ、マシーナリーさが持ち味だったのだが
本作ではそれに加えて人間がプレイするバンドの生々しさを
導入
しようと試みたのであろうか!?とにかくバンドサウンドを
愛するロック、メタル者
には彼等のアルバムの中でも特に聴きやすい
アルバム
となったと言えるのではなかろうか!?

1曲目からさっそくいつものALI PROJECTらしいシンフォニックで
クラシカルでクサいメロディー
が聴けるがバックでピコピコした
シンセやギター
が目立ちインダストリアル的な雰囲気も感じさせる
アレンジとなっているな。それに続く2曲目はギター、ドラムが
疾走しアリプロの曲の中でもHR/HMに接近した驚きの曲調である!
もちろんクラシカルで大仰なストリングスアレンジもしかと
主張しているがやはりメタリックなバンドサウンドが目立っているな!
3曲目はどこか中東っぽい妖しい雰囲気を持った曲。アンビエント的な
雰囲気
を持った気だるいヴォーカルに意外とドラムが手数多く
主張
していたりとなかなかに面白いな。6曲目はいきなりイントロで
荘厳なストリングスが聴けるもその後は一転してポップな
雰囲気となるがヴォーカルが入るとやはり妖しい雰囲気を感じさせる。
全体的にはカオティックなプログレと言ってしまえそうな感じだが
間奏でいきなり疾走!大仰なストリングスが舞いドラムが
メロスピ的なビートを刻み思わずヘドバンしたくなるわい!
7曲目はリリカルなイントロに始まりやはり大仰なストリングスが
登場!その後は淡々とした展開になるがヴォーカルメロディーが
独特で面白いな。この曲も何気にドラムが自己主張しているな。
音が70年代っぽいのが逆に良い(笑)。9曲目はピアノとストリングスが
壮麗に舞うクラシカルなバラード。非常に格調高く本格的な雰囲気
満ちたALI PROJECTらしいハイレベルな楽曲である!聴き覚えのある
フレーズも登場しクラシック曲からの引用も含まれているのだろうか!?
11曲目も美しい生ストリングスが聴けるシンフォニックで優雅な曲だ。


後半にクラシック曲が集まるが全体的に本作はロック志向
なっており質の高さを保ちつつマンネリを避けようとする
かのようだ・・・!前作と違いかつてのような幅広さ感じられ
メロディーの弱い曲もあるがロック、メタルファンにはウケが
良さそう
な感じで曲のパートによってはプログレに通じるリズムも顔を出すぞ!



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満足度 85% お気に入り曲 神風、黙示録前戯、禁書







"桂冠詩人 SINGLE COLLECTION PLUS"




日本のシンフォゴシックユニットの新たなシングル集。


前回のシングル集“薔薇架刑”に続く新たなるシングルを集めた
アルバムで、流石にキャリアの長いミュージシャンらしく以前から
こういうシングルスは何枚かリリースしており、それでいて相変わらず
アルバムのリリースペースも早い以前と変わらぬワーカホリック振りを
見せ付けている彼等である。去年(2008年)ライヴを観にいったのも
記憶に新しいがそこで披露された新曲“鬼帝の剣”は本作には
オーケストラヴァージョンとして収録されているぞ!俺の手元にあるのは
DVDの付いていない通常盤だが今回は以前の“COLLECTION SIMPLE PLUS”とは違い
DVD付きの初回盤にも収録されている。

以前からシングル曲はクサさ、シンフォさともに満点なのだが
基本的にワンパターンな曲調に陥っておりとっつき易さは
かなりのもの
だがその分以前から聴いている人間ほど飽きが来るのが
早い
という欠点を抱えておりプログレ畑出身の割にシングルは
ちっともプログレッシヴ(先進的)ではないのだが、まぁそういった
要求は目立たないアルバム曲が満たしてくれるので個人的には
今の方向性でかまわないと思っているな・・・。DRAGONFORCEが
疾走をやめたら魅力が無くなる
のと同様今のスタイルのシングル曲を
崩したらアリプロの魅力は無くなると思う。
ラスト14曲目のオーケストラで演奏された“鬼帝の剣”は流石の迫力
持ったシンフォニック非メタル(!?)としてクサメタラー、シンフォメタラーを
轟沈せしめるだろう!RHAPSODY OF FIREが如き大仰クサシンフォである!


シングル曲、カップリング曲の連続でクサいアップテンポ曲と
バラード、スローチューンが交互に繰り返される辺りアルバム構成に
疑問符が浮かばなくも無いがまぁそれはシングル集なんで仕方ない。
そんなわけでぶっちゃけベスト盤みたいなモンで知ってる曲も多く
真新しさは皆無だったんだがまだアリプロを知らない、あまり
聴いていないリスナーならば十分以上に楽しめるであろう!
クサさ、シンフォニックさは折り紙つきなんでな!



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満足度 86% お気に入り曲 わが臈たし悪の華、勇侠青春謳、
亡國覚醒カタルシス、KING KNIGHT、GOD DIVA、
鬼帝の剣 (orchestral arrange ver.)







"Poison"




日本のシンフォゴシックユニットの10thアルバム。


日本、いや世界初といえる大型ヴィジュアル系ロックフェス
V-ROCK FESTIVAL`09
への参戦も決定している国産女性Vo
プログレッシヴシンフォゴシックポジパンユニット
による
企画盤、ベスト盤を除く通産10作目のフルアルバムで
音楽的には従来のアリプロらしいシンフォニックでクラシカルで
ゴシカルでクサいキラーチューン
が取り揃えられているが
それだけではなくジャジーにスイングする曲があったり
新機軸も見受けられたりするな。

1曲目は美麗ストリングスに打ち込みリズム、デジタル音が
ニューウェイヴ臭を放ちつつ従来のアリプロらしい
起伏の激しいクラシカルなクサメロが聴けるいつもどおりの
曲で形骸化したパターンだがやはり良いな(笑)。インストパートは
どこかオシャレな落ち着いた感もある。2曲目はイントロで
割れたような質感のストリングスが大仰さを出すもその後は
デジタル音、ギターが登場する。後半はかなり壮大な盛り上がり
魅せストリングス、ホーンも舞うぞ!3曲目もストリングスが
派手だが琴の音色も聴け和の雰囲気も感じさせるな。メロディーは
実に彼ららしいスタイルでアレンジもやはり凝っておりシンセも
ヴァイオリンに負けず自己主張しておる!大仰さ満点の間奏も
強烈な聴き所じゃのう!4曲目はヴァイオリン、ピアノ、
ソプラノスキャットが優雅さを演出するもダークな電子音
そこに被さりクラシカルかつ怪しい雰囲気が出たスローチューン。
男のオペラVoスキャットも登場しかなり濃さが出ており
シンフォニックメタラーにも受けがよろしかろう(笑)。
だが5曲目は急に雰囲気が変わりジャジーでコミカルな、
ドリフのBGMのような雰囲気を出しつつやはりプログレの香り漂う
アリプロらしからぬアレンジが施された曲である!ホーンや
ウッドベースなんかもろにスイングジャズだな・・・!
6曲目はトランス的な電子音が目立つアリプロが
得意とする早口系クサメロが楽しめるアップテンポチューンだが
そういう部分はサビのみでそれ以外は地味だったりする(爆)。
7曲目は緊迫感溢れるストリングスがイントロで聴けるも
それ以降はどこかプログレ的な妖しさを保ちつつも穏やかさが
感じられるな。8曲目は濃厚なクワイアTHERIONの如き雰囲気を
放ち沈み込むようなダークな電子音がニューウェイヴ、
ポジパンらしさを出すスロー曲だ。サビ(?)のクワイアとヴォーカルの
絡みが混声クワイア好きゴサーにはたまらん箇所だろう!(笑)
9曲目は格調高いストリングスが優雅な彼らのアルバムに必ず
収録されるクラシック色濃いバラード系。10曲目は重厚な
チェロの調べAPOCALYPTICAを想起させリリカル極まるチェンバロ
クサメタラーの琴線を掻き乱すチェンバーミュージックスタイルのインストだ。


生ストリングスが終始優雅な旋律を奏でやはり生音に
勝るもの無し
との気分にさせてくれるクラシカルな
アルバム
である!従来の早口クサメロ、電子音による
アップテンポチューン
もしかと完備され新鮮味は無い
それが様式美なのだ!(爆)それだけになぜかジャジーな
5曲目
が異様に浮いておりそこが気になってしまうのう・・・!
アリプロファンはああいう曲を求めているのだろうか!?




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満足度 86% お気に入り曲 Poisoner、お毒味LADY、
阿芙蓉寝台、discipline







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