ANDRE MATOS







"TIME TO BE FREE"




かつてVIPERやANGRAで活躍してきた有名シンガーの1stソロアルバム。


VIPERやANGRAで伝説を生み出した稀代の名シンガー、アンドレ・マトス。
しかしANGRAを脱退した後に結成したSHAMAN(のちにSHAAMANと改名)では
往年のファンが理想とする方向性とは別のスタイルを模索し始め
思うように結果を残せず活動停止、そして原点回帰を目指しソロ名義で活動する事を
決意し生み出されたのが本作なのだ!ちなみにソロではあるが本人は
あくまでバンド体制であるとしているようだ。

そんな本作の方向性はというとストリングス等がクラシカルさを
演出し劇的に疾走するスタイルと、潔いまでにVIPERやANGRAを
思い起こさせる原点回帰ぶりを見せていると言えるだろう!
かつてVIPERでプレイした名バラード“MOONLIGHT”を新たにアレンジし
リレコーディングしているのも原点回帰の気持ちの表れだろう。

ストリングスとチェンバロによる超クラシカルなイントロに続く2曲目は
そのままオーケストレーションを引き継ぎメタルサウンドが登場、
シンフォニックでクラシカルなメロスピとなる!ANGRAやVIPERを思わせる
会心の1曲に仕上がっているぞ!!間奏はチャーチオルガンに始まりホーンも登場し
壮大さを演出、ギターソロも泣きとテクニックを両立させている。3曲目は
うってかわっていかにもシンセなウネウネした音に始まるアップテンポメタル。
どこかジャーマンっぽい雰囲気もあるな。4曲目はバグパイプに始まり初期の
ANGRAっぽい雰囲気で疾走するぞ!8曲目は8分超えの長尺曲でイントロこそ
バラードっぽいがサビはストリングスを纏いメロスピ的疾走を見せる!
ギターソロはどこかブルージーな泣きが堪能でき全体的にプログレッシヴな
雰囲気
があるな。9曲目もストリングスによるシンフォさが演出されるが
デス声も登場しそしてサビはメロスピだ!!間奏はなぜか尺八が登場し
和風になるもギターはテクニカルである。そして10曲目はかつてVIPERで
プレイしたベートーベンの月光をアレンジした伝説の名曲“MOONLIGHT”
現代に蘇らせた一品!!さらにプログレッシヴな展開が加わり劇的にさを
増しているぞ!後半実にクイーンっぽいのう(笑)。ギターオーケストレーションから
泣きのトーンまでブライアン・メイを再現しているかのようだ・・・!
コーラスもクイーン的で素晴らしいぞ!!11曲目はドラマティックなギターが
印象的なアップテンポチューン。間奏のクラシカルなギターとハモンドの
バトル
が実に様式美的だな。


VIPERの“THEATRE OF FATE”やANGRAの“ANGELS CRY”ほどではないが
往年のクラシカルメタルを思わせる一枚に仕上がっているな。
まぁメロディーはそれほどフックがあるわけではないがアレンジは良い。
かつての彼が好きだった人は勿論、SHAAMANが気に入らなかったメタラーも
聴く価値があると思うぞ。



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満足度 82% お気に入り曲 Letting Go、Remember Why、
Time To Be Free、Rescue、 A New Moonlight、
Endeavour







"Mentalize"




元ANGRAのヴォーカリストによる2ndソロアルバム。


かつてVIPERやANGRA名パフォーマンスを披露してきた、ブラジルが生んだ
名シンガー
によるソロ名義における通算2作目のアルバムである!前作は
しなやかさのあるストリングスアレンジシンフォニックな空気を醸し出し
疾走するメロスピ、メロパワ路線原点回帰の姿勢を見せていたが、本作は
ANGRAやSHAMANに通じるムードを見せつつも疾走感を抑え、どちらかと言ったら
キャッチーな路線に舵を切ったと言えなくもない仕上がりになっているな・・・!

1曲目は怪しげな祈祷、民族ムード漂う出だしからアップテンポで展開するも
意外と淡々としたムードもあるか!?2曲目はアメリカンメロハー然とした
爽やかさのあるキャッチーなコーラス
で幕を開けるマイルドな曲調で、ピアノも
印象的
だがギターソロメロディー重視のプレイとなっているな。3曲目は
なかなかにモダンな印象のあるリフデジタル系のリズムが顔を出すが、その後は
アップテンポキャッチーさを放ちサビはしなやかなムードがあるな・・・!
中盤はピアノとストリングスクラシカルさを放つ叙情的なパートになり
かつてのVIPERやANGRAの頃を思い出させてくれるぞ!4曲目は待ってましたの
メロスピチューン
ギターやシンセと共に疾走!コーラスワークもドラマティックで
ギターソロ
テクニカルな印象がありプログレメタル然とした部分も感じさせるのう・・・!
5曲目はピアノ、チェロの音色が聴けるメロウなバラード。サビはやはり盛り上がり
ギターソロ
エモーショナルなタッチで泣きのプレイを披露、ラストのコーラスや
穏やかさも印象的である。
6曲目はデジタルサウンドにちょいモダンな印象のある
バンドサウンド
が乗り疾走するイマドキ寄りの曲で、7曲目もリズムはどこか
重々しい
穏やかな印象もありどこか民謡ライクな側面も見られるミドル曲。
8曲目はソプラノコーラスで幕を開けオルガン、ストリングスクラシカルで
シンフォニックな劇的さ
を放つ様式美系の曲だが疾走はせず
ピアノ
と共に淡々としたスローテンポで展開、優雅なムードもあり中盤で
テンションが上がりアップテンポとなる、非疾走曲ながら相当にクサメタラー向けの
楽曲に仕上がっているぞ!
9曲目は明るめの軽快さを見せる爽やかなアップテンポ曲で、
サビはキャッチーさがありさらにギターソロは疾走だ!10曲目は淡々とした
ストリングスの音色
バンドサウンドが聴け軽快なリズムになりサビは疾走、
その後はクラシカルなピアノが流麗に舞う美麗なパートに突入しなかなかに
シアトリカルな印象
もあるな・・・!11曲目は穏やかなピアノとヴォーカルによるシンプルなバラードで、
12曲目は明るめのムードを放ちつつハイテンションで疾走するメロスピチューンとなるぞ!


王道の疾走メロスピチューンもしかと残ってはいるが全体的に落ち着いた感じ
なっており、キャッチーなムードを放つミドル〜アップテンポ曲が多くメタル
言うよりもハードロック、メロハー然とした曲もチラホラ見受けられどうにも
地味な印象がある
のは否めないのう・・・!サビ等は前作と比べて多少はキャッチーな
部分
が見られるようになって来ておりこの辺は好印象だな。まぁメロスピ、メロパワを
期待すると肩透かしになってしまう
のは仕方の無い所じゃて・・・!




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満足度 72% お気に入り曲 Shift The Night Away  Mentalize  When The Sun Cried Out
Powerstream







"Turn of the Lights"




元ANGRAのヴォーカリストによる3rdソロアルバム。


つい最近VIPERに再加入していたブラジルを代表する名シンガーによる通算3作目の
ソロ名義のアルバム
である!功績こそ素晴らしいがここ最近はどうにも歌唱に
昔のようなキレが無くなり荒さも見え始め衰えは隠せないが
それでもその功績は
決して色褪せる事は無い!
そんな本作の方向性だが、前作同様疾走曲は抑え目で
ミドルテンポの淡々とした曲
をメインに持って来ている印象があるのう・・・!

1曲目はデジタルサウンドにやけに淡々としたバンドサウンドが顔を出す
微妙なミドル曲で(爆)、アンドレのヴォーカルもどうにもイマイチキレが無く
ヘナってる印象があるが(爆)、
続く2曲目はシンセオーケストレーションに
キャッチーなギター
が聴けメロスピ、メロパワ然とした疾走感を見せる
待ってましたのファストチューンだ!シンフォニックさもあり中盤は穏やかな
クリーン寄りのギター
マイルドさを放つのう・・・!3曲目は再び淡々とした
ミドルテンポ
かつてのSHAMANっぽいムードもあるだろうか!?4曲目はピアノと
シンセがメランコリックさを放つバラード
で、ブルージーさのある泣きのギターソロが
エモーショナルで良いな。
5曲目は淡々としつつどこか明るめな印象があり
6曲目もまた淡々とした雰囲気だが後半のメロウな展開は良いのう・・・!
7曲目はハイトーンVoで幕を開けるアップテンポ曲でちょいプログレメタル的な
部分を見せつつも
やはり基本は淡々とした感じで、中盤はこれまた静けさのある
メランコリックなクリーンギター、シンセ
叙情性を演出、8曲目はこれまた
アップテンポプログレメタル的なスキルを披露しつつ勢いもありさらに疾走感も
見せるぞ!
中盤はこれまたストリングス、ピアノによるメロウなパートになり
その後は軽快になるぞ。9曲目はパーカッシヴなドラムクリーンギター
穏やかさを放つ淡々としたスロー曲。ギターソロはテクニカルな印象があり
プログレメタル的アンサンブルも短いが見られるのう・・・!10曲目はここに来て久々に
本格的なメロパワ、メロスピスタイル
を見せる疾走チューンになるぞ!サビもなかなかに良く
インストパート
プログレメタル的技巧が炸裂する!11曲目はメロウさ満点の
ピアノ
ソフトなヴォーカル、ストリングスシンセ叙情性を見せるバラード。


1曲目がいきなりの捨て曲で解せぬが(爆)、2曲目は待ってましたの疾走感抜群の
メロスピチューン
になり本作の期待を煽ってくれるがその後はそういう疾走曲は
あんまやらずミドルテンポで淡々とした曲調
ばかりになりどうにも微妙じゃのう・・・!
これでメロディーにフック、キャッチーさがあれば大分違ってくるんだが元々
ANGRASHAMANもミドル曲は悉くフックの無い、微妙な感じだったしな・・・(爆)。
やはりアンドレ・マトスには疾走メロスピチューンを求めてしまうのう・・・!
V系商法丸出し印象は最悪だが、ぶっちゃけ限定盤ボーナスCDの
カヴァーだけが話題となった1枚だな(爆)。





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満足度 70% お気に入り曲 Course Of Life  Oversoul  Light - Years







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