あめのむらくも







"過去に昇る月"




日本のヴィジュアル系メロスピプロジェクトによる1stアルバム。


M3にてその存在を知ったミュージシャンで、音楽的には
メロスピとヴィジュアル系の中間みたいな音を出しており
ヴォーカルはキーの高い典型的V系というかポップス寄りの
男Vo
で弱さを感じさせるもまぁ味はあるな。バンドサウンドは
ギターが生でそれ以外は打ち込みだ。ポップで明るく
キャッチーな雰囲気を感じさせるライトなメロスピというか
V系ハードロックってな塩梅だな。ギターソロはけっこう
そつなくこなしている感じがあり北欧メタルのような
透明感あるシンセが使われた曲もあるぞ!2曲目なんかは
イントロからギターが舞うメロスピでヴォーカルはかなり
苦しいがこういう曲を好むリスナーは(俺を含めて)多かろう!
3曲目は上記の北欧メタル的シンセが使われた曲でサビの
メロディーがなかなかにクサめだ。ツインリードを聴かせる
ギターソロも美味しいのう!6曲目は本作の中ではダークでシリアス
雰囲気を放ち疾走するメロスピでメロディーもクサさを感じさせるぞ!
ギターソロもタッピングを披露しその後いかにもクサメタルな
クラシカルフレーズ
を紡ぎ出す!


ヴォーカルがまだまだかなり苦しくアレンジや音質も未熟なのだが
曲調自体はポップで明るめのV系メロスピという事でこのまま
質が上がればより多くのメタラーにアピールできるように
なるだろうな。リフワークがただの16分弾きではなく
それなりにフレージングを構築しているのも好印象である!



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満足度 67% お気に入り曲 紅蓮、魔女の檻、雨夜の月







"La Muse Lointaine"




日本のヴィジュアル系メロスピプロジェクトによる2ndアルバム。


ヴィジュアル系メロスピ、北欧メタルの中間と言えそうな
音楽性を持ったプロジェクトによる2作目のアルバムで、
ギター、ベースをプレイするコンポーザーが中心人物でヴォーカルは
外部のシンガーを起用しているのかどうかは知らんが今回の
ヴォーカルは2人おり一人は前作同様V系スタイルの男Vo
もう一人は男か女か判らん声質を持っており共に上手いとは言えないが
前任者より歌唱力は高く、まぁこの手のV系スタイルに
慣れていないなら弱く感じるだろうがとりあえずは歌えているな。
音楽的には今回もV系寄りの北欧メロスピなのだがそれだけのみならず
プログレハード的な側面を打ち出した曲もあり、またメロディーラインも
他のバンドにはない独特の面白みを出してくるようになっているぞ!

北欧メタルのようなキラキラしたシンセで幕を開け疾走する
1曲目からヴォーカルやアレンジのクオリティーが向上しているのが
見て取れるな。プロダクションはまだ篭りまくりだがかつての
海外のB級クサメタルで鍛えられたクサメタラーなら大丈夫か!?
2曲目はアコーディオン音も登場し民謡クサメタルと化すぞ!
3曲目はもう一人のシンガーが歌う曲で男か女かよく判らん
声質
を持っているな・・・!曲調は和の要素を除いた陰陽座
スロー曲ってな感じのプログレメタルだ。4曲目は風変わりで
奇妙なメロディーライン
を持ったこれまたプログレメタル寄りの曲で
ベースソロも飛び出すぞ!5曲目はアコーディオンが使われた
プログレッシヴなHR/HM。6曲目はキレのいいリフ、キラキラした
北欧系シンセ
で疾走、V系シンガーが出戻りを果たし(?)展開する
ヴィジュアル系北欧メロスピである!サビの高音は苦しそうだが
ギターソロはなかなかのテクだな。7曲目はキラキラしたチェンバロ
モダンではないがへヴィな様式美系のリフが聴けるアップテンポチューン。
8曲目も北欧系のキラキラシンセが聴けスローで始まり途中
アップテンポとなる北欧様式美メタルだ!変拍子交じりのリフが
プログレッシヴな素養を感じさせ2人のシンガーが掛け合いを見せ
ツインVoとなるぞ!展開も練られているな。


V系寄り北欧メロスピと言えるスタイルなのだがメロディーラインに
独自性が出始めており昔のジャパメタやお城系プログレに通じる
一風変わった雰囲気を感じさせなかなかに面白いスタイル
なってきたのう!猫も杓子もカヴァーばかりのシーンにおいて
個性を感じさせるオリジナルをプレイしてくれるミュージシャンは
非常に貴重である!このまま成長してナンバーワンよりオンリーワン
目指してもらいたいものじゃのう・・・!ちなみにこの男か女か判らないヴォーカルは
どうやら女性シンガーとの事である。



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満足度 78% お気に入り曲 レクイエム、フウマ、
かまいたち、悲劇と聖堂、遥かなる女神







"メイムの旅"




日本のヴィジュアル系メロスピプロジェクトによる3rdアルバム。


ヴィジュアル系男Voが歌う北欧系のメロスピをプレイしつつも
それだけに留まらずプログレメタル要素や民謡的なアレンジ、
フレージング
を導入し個性を感じさせてくれるメタルをプレイする
プロジェクトによる最新3rdアルバムである!今回も2人シンガーが
参加しており男Voは2ndと同じシンガーでもう一人は気だるさを放つ女性シンガーだ。
プロダクションは前作よりも大人しくなった感があるがその分
篭りが抜けクリーンになったな。

シンセとテルミン(?)による1曲目のイントロに続く2曲目は
女性Voによる北欧メタル様式美系のリフが聴けるも
ヴォーカルが入るとテンションダウンしサビでようやく疾走する。
3曲目はV系スタイルの男Voが登場し疾走するメロスピだが
途中遊園地っぽいパートになり変拍子が聴けるテクニカルな
プログレと言うかカオティックな要素が顔を出すぞ!
ピアノソロも登場だ!4曲目は3連リズムでMALICE MIZERっぽい
雰囲気を感じさせるタンゴ調のスロー曲。5曲目もタンゴ風だが
途中で疾走を開始しメロディーもクサくなるぞ!6曲目はイントロこそ北欧のメロスピ
待ってましたと身を乗り出すがヴォーカルが入るとテンポダウンしサビで
再び疾走する、V系やSound Horizonのような非メタルのバンドが書く
メタル寄りの曲
で収まってしまっているのが残念である・・・!7曲目は劇的で
叙情的
なメロディーが聴けるロックバラード。途中やはりタンゴ風になるぞ。


前作より洗練はされてきているもののその分勢いが薄れており
良くも悪くも丸く収まった感があるのは否めないなぁ・・・!
まだまだ型に収まってしまうような段階じゃないだろう!
もっと野心的に、アグレッシヴになってもいいんじゃなかろうか!?
今の段階ではまだまだ無名のアマチュアバンドなんでバンバンと
攻めの姿勢で挑んで頂きたいものだ!スティーヴ・ヴァイはかつて
「芸術は競争ではない」と言い、俺もそれには共感したのだが
「曲を創る」のではなく、「曲を聴いてもらう」のは競争である!
聴いてもらうには興味を持ってもらわねばならず、それにはやはり
初期衝動満点の勢いに満ちた曲を産み出さんとな・・・!



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満足度 75% お気に入り曲 七色の虜、魔女と自鳴琴







"Angelical Execution"




日本のヴィジュアル系メロスピプロジェクトによる4thアルバム。


癖のあるヴィジュアル系男ヴォーカルを擁するHR/HMスタイル
展開しておりプログレ要素も持ち合わせ独特の雰囲気
感じさせてくれるプロジェクトによる4作目のアルバムである!
従来のアルバムと比べて明らかにメロスピ成分が濃くなっており
キラキラと輝くシンセは北欧メタルに通じるものがあり
リフもきちんとしておりメロディーもクサいものが増えているぞ!

1曲目はかなり癖の強いヴィジュアル系スタイルのヴォーカルで
始まりバンドサウンド、シンセも登場し疾走開始!
メロスピ系の曲調
となっておりメロディーもなかなかに
クサく良いな!V系とメロスピの良い所を合わせたかのような
楽曲である!ギターソロもしかとしたプレイである!
2曲目はキラキラしたシンセで始まるメロスピスタイルの
疾走チューン
でギターリフもただの16分刻みではなく
ちゃんとしたリフを弾いているのが良いな。サビは昔の
歌謡曲風のクサさ
があるぞ!ギターソロはメロディー重視
ラフさを残しつつ速弾きも披露する。3曲目は何とも怪しい
ベースフレーズ、ピアノ
が聴けダークな和の雰囲気を出しつつ
その後はかなり歌謡曲クサさに満ちた緊迫感あるクサメタル
なるぞ!メロディーは間違いなく我等好みである!4曲目は
これまた疾走チューンでヴォーカルは中性的な声質となり
ブリッジではテンポダウンしヴァイオリンの音色のシンセも登場、
サビは飛翔系のポジティヴなクサさが満点で実にクサい!
アレンジ面で若干スカスカさがあるがそれもまたクサメタルよ!(笑)
ツインリードのソロも短いながら良いな。5曲目はこれまた
疾走しているがストリングスシンセが妙にコミカルなフレーズ
披露しベース、アコーディオンも目立ち和の民謡クサさが出た
まさに日本版KORPIKLAANIと言えそうな雰囲気だがサビはクッサイ
V系メタル
である!6曲目は様式美系のチェンバロで始まりギターは
タッピングを披露、疾走しているわけではないがこれもクサさのある
ネオクラシカルV系歌謡クサメタル
である!サビは当然のように
クサメロを纏い爆走!ギターソロも独自のクサメロを弾き
タッピングで疾走する!7曲目はピアノ、ストリングスが聴け
アトモスフェリックさを感じさせるアウトロ的なインスト。


プロダクションやテクニック面ではまだ甘さが残る
楽曲のクオリティーは向上しており我々好みの
スタイルに特化してくれたという事もありかなり
印象は良い
のう!音の軽さが許せる音楽性である!(笑)
V系とメロスピ、北欧メタルの美味しい部分を
凝縮
させたかのような疾走メタルは歌謡スタイルの
クッサイメタルやら何やら
を愛するリスナーの琴線を
激しくゆするに十分なクオリティー
を備えているぞ!




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満足度 83% お気に入り曲 全部







"真蒼"




日本のヴィジュアル系メロスピプロジェクトによるシングル。


V系メロスピながら王道のメロスピかと聞かれればそうでもなく、ヴォーカルこそ
モロ
だが女性シンガーもおりヴィジュアル系というわけでもなくどこか
プログレ等の影響も感じさせ陰りある独特の雰囲気を持った
メタルプロジェクトによる2曲入りのシングルである!最近は
ディスクユニオンにもCDが置かれるようになり今後更なる出世が
期待できそうじゃのう・・・!


1曲目は流麗なピアノ、シンセストリングスに始まりいかにもV系な
男ヴォーカル
が登場し非常にローファイな音質になるもこれは演出ですぐに
ちゃんとしたバンドサウンドが聴け切れのあるリフで疾走、
サビはV系スタイルながら張りのある声で高音を歌い上げるぞ!ギターソロは
ピロピロしたシーケンスフレーズに始まりメロディアスな
ツインリード
を披露、テクよりメロディー重視で良いな。2曲目は淡々とした
スロー、ミドルテンポの曲調
でキラキラしたシンセも聴け、ヴォーカルは低音で歌う
女性シンガー
になりサビはチェンバロ系のシンセも顔を出しジャーマンメタル風の
ミュート音
で切り込むギターリフがまた印象的だな。ギターソロはフラッシーな
速弾き
を披露しなかなかのスキルを見せるぞ!


2曲のみでよくあるカラオケヴァージョンとかは一切無い潔さを見せ
楽曲の雰囲気はどこか和の要素を感じさせる部分があるもモロに
コテコテな和音階
があるわけではなくあくまでもフィーリング程度に
留めている
のが特徴か!?2曲でそれぞれシンガーが異なり共にまだ
弱さは残っている
がまぁ長く続けていれば解消されよう・・・!
たった2曲なんでちょいと物足りないが値段も安く、次はまたアルバムが
リリースされる
ようなのでそっちを楽しみに待つとしよう!




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満足度 67% お気に入り曲 真蒼







"Inevitable Despair"




日本のヴィジュアル系メロスピプロジェクトによる5thアルバム。


V系スタイルの男Voをフロントに据えシンセの目立ったメロスピを
プレイし
ここ最近では音源がディスクユニオンメタル館でも
取り扱われるようになり着実に実力、知名度を上げてきている
プロジェクト
による通産5作目のアルバムで、前シングル曲を
収録しつつ新曲もガッツリ収録され疾走曲多めクサメタラー、
メロスパーが好む楽曲
が多く揃っているぞ!

1曲目は早速前のシングルに収録されていた曲で、ピアノによる
イントロで幕を開けキーの高いV系ヴォーカルが聴けるシンセも目立った
疾走メロスピチューンである!シーケンスフレーズに始まり叙情的な
ツインリード
になるギターソロも聴き所じゃ!2曲目はピアノも聴こえるが
それ以上にリフが印象的なメロスピで、ヴォーカルもV系スタイルで
しなやかに歌い上げ
サビは王道を行く飛翔系のクサメロが炸裂するがやはり
どこか叙情的な雰囲気がありキラキラしたシンセも顔を出すぞ!ギターソロは
速弾き主体でなかなかのスキルだな。3曲目はキラキラしたチェンバロ系の
シンセ
で始まり爆走ではないがこれまた軽快に疾走するしなやかな
アップテンポチューン
だ。リフ、オブリも何気に良いな!ギターソロ後半の
コーラスみたいなシンセ(?)も面白いのう・・・!4曲目はこれまでと異なり
祭りのようなノリを持った疾走メロスピでリフワークはジャーマン風だな。
ストリングスフレーズはタンゴ、ポルカ風にも聴こえヴォーカルは淡々とした
歌唱
を披露しておりインストパートはどこかプログレ風にも感じられ
ソロが短いのが残念だがもっと長くしたらMINSTRELIXみたいになりそうか!?
5曲目も前シングルに収録されていたミドル曲だがヴォーカルが異なりメインで
歌っている男Voとなっておりソフトなテイストを感じさせる歌唱を披露しているぞ。
6曲目は怪しいキラキラシンセで始まりダークな印象を持ったリフ、ピアノが聴け
シリアスな雰囲気が強いスローパートで展開するもヴォーカルが入るとやはり疾走する!
ゴシカル
とも言えそうな退廃的な暗さを持ちサビはハイトーンでV系声質だが
一昔前のメロスピにも通じる歌唱を披露しているぞ!インストパートはピアノと
アトモスフェリックなシンセ
に始まりクラシカルさを持ったギターソロに突入!
叙情的でクサいツインリード、さらに一瞬ベースも登場するぞ!ラストはプログレ系に
通じる怪しいリフ、オルゴール風の音
で幕を下ろす。7曲目はピアノによる
メランコリックなインスト曲。
チェロ等ストリングス音のシンセも登場しメロウさを演出しているぞ。


アルバムを重ねるたび着実に実力をつけて来ており楽曲のクオリティー、
ヴォーカル、演奏等過去作と比べて大分向上しプロダクションこそ
まだ軽めだがヴォーカルも含めてこのライトさが逆に音楽性に
マッチしている
ようで一昔前のメロスピ、クサメタルを思い出し
個人的には好印象
だったりする(笑)。シンセ主体のメロスピだが
この手のスタイルとしてはギターリフがよくある16分刻みや白玉コード
陥っておらずオブリ等ちゃんとしておりギターソロも速弾きはクラシカルな
シーケンスのみ
でそれ以外はメロディアスなのも好印象だな!
やはり他のプロジェクト、ユニット同様アルバムではあるが30分程度で
実質ミニアルバムに近い
のが勿体無いのう・・・!是非ともフルアルバムの
長さで聴いてみたい
もんじゃて・・・!




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満足度 83% お気に入り曲 真蒼、幻想疾走曲、理想郷、
魔女の夜、デコイに群がる者たち







"Thanatophobia"




日本のヴィジュアル系メロスピプロジェクトによる6thアルバム。


ディスクユニオンメタル館でもCDが置かれる様になり着実にクオリティーを向上させて
来ているヴィジュアル系メロスピプロジェクト通算6作目のアルバムである!
まぁアルバムとは言っても全6曲でそのうち1曲はイントロのインストなんで実質
全5曲
ミニアルバム程度のボリュームなんだがまぁこのシーンは大体どこも
そうなんでしょうがないか!?
その分各曲のクオリティーは十分に高くさながら
捨て曲のあるフルアルバムよりも捨て曲の無いミニアルバムといった塩梅だろうか!?

1曲目はピアノ轟音のようなアトモスフェリックサウンドが聴けるイントロで続く2曲目は
どこかダーク音は軽いモダンなムードも感じさせる怪しいバンドサウンド、シンセ
聴けるが疾走はせずミドル〜アップテンポで展開、ヴォーカルはゲスト参加の女性シンガー
低めのキーでシリアスな歌唱を披露しなかなかのスキルがあるな。そしてサビで一気に疾走
バックでシンセがキラキラと舞いメロディーもクサいぞ!ギターソロもメロディー重視で
実にクサくツインリードも怪しさがある
のう・・・!3曲目も怪しいダークなムードがある
ミドル曲でヴォーカルはメインメンバーであるキーの高いV系男ヴォーカルとなりサビは
これまた疾走、
ヴォーカルも上手くなっており以前のような無理している感が無くなり
自然に高音を出しているぞ!
ギターソロもメロディアスかつクラシカルなプレイ
丁寧に弾いており技巧に走らず好印象である。4曲目はピアノ、ストリングスシンセ
幕を開けそしてアップテンポ気味に疾走しギターがリードプレイやリフでメインに立ち
ヴォーカルはゲスト参加の女性シンガーによるものでこっちはアニソン的な声質だな。
メロディーラインもキャッチーさが強く王道のV系というかJ-POP風か!?アレンジは
ギターがメインソロやオブリがメロディアスかつ流麗で良いのう・・・!後半は
バックでストリングスも顔を出すぞ。5曲目はヴォーカルこそV系なれど頭から疾走する
メロスピチューン
だがサビ以外は淡々とした所がありそれがメリハリになっているか!?
リズムが若干プログレ風というかテクニカルな部分が目立ちドラムがまた手数多く打ち込みながら
聴き応えがあり
バックでオルガンも鳴っているな。6曲目はこれまた早速派手に爆走する
王道のメロスピ
でギターがリードフレーズを弾きリフもドラムもまさしくメロスピ!
サビが意外とマイルドで盛り上がりを見せないがバックのアレンジは本作中最も
派手
な感じだな。ギターソロもまたメロディー重視である!


頭からケツまで終始疾走という判り易い王道のメロスピチューンは意外と少なく
サビはクサくキラキラしながら疾走するがそれ以外はミドルテンポで淡々としたダークで
怪しいゴシック風味が漂っている
感じで逆にサビが強烈に引き立つようになっているな。
後半ではガッツリと派手に爆走するストレートなメロスピも勿論あり曲数は少ないながら
捨て曲の無い濃密で良質な1枚に仕上がっておる!ギタープレイもメロディーメインの
フレージングを紡いでおり
速弾きにたどたどしさが残っているものの十分にエモーショナル
テクのひけらかししかしないプレイヤーよりもずっと印象が良いのう・・・!




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満足度 83% お気に入り曲 Thanatophobia  顎門  闇の目論見  Siren







"回り続ける水車のような日々に"




日本のヴィジュアル系メロスピプロジェクトによるシングル。


ヴィジュアル系ライクしなやかさ(ナヨナヨさ)を持ちつつもしかと
メロスピしている疾走メタルチューン
を武器とするプロジェクトによる久々の音源である!
本作はアルバムではなく2曲入りのシングルでまぁ次なるアルバムに向けての顔見せ的な
音源
ではあるが期間が空いただけに過去作よりも演奏やヴォーカルが向上しており
大分未熟さが薄れた感があるか!?


1曲目は早速疾走しギターもちょいとピロピロ弾きヴォーカルは実に中性的で
部分的に女性Voのような声質
を披露しているがやはり基本はV系スタイルで
メタルを歌うにはナヨナヨし過ぎ
ではあるが昔より安定感を増しており
確かな成長振りが伺えるのう・・・!
ギターソロもなかなかに流麗な速弾きだ!
2曲目はキラキラ系のチェンバロシンセで幕を開けヴィジュアル系要素は
相当に強い
がやはりメロスピ的に疾走しており勢いあるアンサンブルを見せ
ギターもオブリ等細かいプレイを披露!ギターソロもドラマティックな
構築美
を見せており大きな聴き所である!


僅か2曲のみのシングルではあるが成長振りを伺わせるに十分なクオリティー
見せており昔はまだまだ未熟さが目立っていたヴォーカルが相当レベルアップしており
安定感を増しナヨナヨ感も味のうちと呼べるようになってきた感があるわい!
次なるアルバムが楽しみになってくる好シングルだと言えよう!




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満足度 80% お気に入り曲 全部







"Blood Lazward"




日本のヴィジュアル系メロスピプロジェクトによる7thアルバム。


ヴィジュアル系のしなやかさメロスピのクサさ、疾走感を武器とするプロジェクトの
最新アルバムで、まぁ今回もフルアルバムと言うよりもミニアルバム的なボリューム
なっているが何気に久々のリリースとなった印象があるな・・・!かつては高音なれど
弱さが相当に目立っていたヴォーカル
も音源を重ねていく内に成長しており、線の細さは
残っているが安定感をかなり増しており、
演奏やプロダクション面でも確かな向上
見て取れる中満を持してのアルバムリリースである!

1曲目はジャパメタ臭漂うクサいリードギター早速飛び出し疾走!ヴォーカルは
やはりヴィジュアル系然としたムードを放っており弱さはあるがサビは相当にクサいぞ!
何気にドラムが相当に暴れておりこの辺はXに通じるモノがあるか!?ギターソロも
メロディー重視ツインリードも聴けるのう・・・!2曲目は笛の音色が顔を出し
プログレ的な怪しい雰囲気
を演出、そして女性Voが顔を出し気だるさも見られるな。
インストパート
ではバックでチェロの音色も顔を出し、さらにアコーディオンも聴け
やはりプログレッシヴだな・・・!
3曲目はリードギターに始まり疾走開始!ヴォーカルは
線の細いハイトーンながらバッキング等どこかジャーマンライクなメロパワ要素を見せており、
サビは勢い良く爆走するぞ!4曲目はピアノ、シンセが怪しさを放つもドラムはかなりの
爆走
を見せ女性Voも登場、全体的には怪しげなプログレメタルだが、サビ等一部は疾走しており
ゴシックとも様式美とも違うシアトリカル性
が面白いのう・・・!インストパートではピアノに続き
ストリングス
も顔を出しメロディアスでクサい構築美を感じさせるギターソロも聴けるぞ!
5曲目もまたどこか怪しげなムードを醸し出しハイトーンVoも登場、ヴィジュアル系らしい
優雅さ
を見せているがバンドサウンドはHM/HR以外の何者でも無くこの折衷感が印象的だな・・・!
サビは疾走しギターソロも大きな聴き所である!6曲目は叙情性満点のチェロ、ピアノ
強烈なメロウさ、哀愁を醸し出すアウトロのインスト曲。ストリングスも泣いておるのう・・・!


いかにもジャパメタなメロスピチューンからお城系に通じるプログレハードもあり
疾走一辺倒では無いが粒揃いで捨て曲の無い1枚に仕上がっておる!
ヴィジュアル系要素メロパワ、メロスピ要素、プログレ要素を持ちつつもそれらを
上手い事昇華出来ており、シーンにありがちなゴシックやクサメタルにならず
独自性を持っている
のは大きな強みだろう・・・!今後もこの方向性を期待したいモンじゃ!




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満足度 84% お気に入り曲 霹靂神の夜  黒の光  魔石の虜  血塗られたラズワルド







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