ANCIENT MYTH






"ANCIENT MYTH"




日本の女性ヴォーカルを擁するシンフォニックメタルバンドのインディー時代のデモ。


最近の日本のメタルシーンはこれまでにないほど活気付いてきており、続々と
メロパワ、シンフォ系のスタイルを志すバンドが出てきているが、ここに紹介する
エンシェント・ミスもそんなシーンの流れに後押しされて出てきたバンドだ!

彼等の持ち味としてはオペラティックに歌う女性ヴォーカルがフロントにいるという事で
ナイトウィッシュを彷彿とさせるスタイルなのだが他のシンフォ系バンドとは違い
どこかゴシックメタル寄りのサウンドに仕上げているという特徴がある。
まぁ、ナイトウィッシュも最初はゴシック寄りのスタイルだったが・・・。
さらに彼等はそれに加えて所謂様式美テイストを楽曲の随所に盛り込んでおり、
これがかなりのクサさを放っているという、何とも俺好みのスタイルだ!
4曲のみという事もあるが、捨て曲は無い!

と、まぁ楽曲だけならいいのだが弱点もある・・・まず音質の悪さだが、
まぁデモなのでこれはしょうがないことだとも言えるが・・・だが最近はコンピューターで
直接録音が出来、宅録音源でもクオリティーの高い音質はけっこうあるからもっと頑張れるだろう・・・!
そしてヴォーカル。やりたい事は分かるが技術がまったく追い付いておらず、
結果として音質とヴォーカルがアルバムの質を
かなり下げてしまっている
と言える。


もう手に入らないだろうし、このバンドの音が聴きたいならデビューミニのほうを
おすすめする。曲はいいぞ!



満足度 68% お気に入り曲 全部







"ANTIBCS"




国産、女性ヴォーカルを擁するゴシック寄りシンフォニックメタルバンドのデビューミニ。


前作のデモを聴いてポテンシャルの高さは感じつつも音質とヴォーカルのせいで
微妙だと思いこんでいたバンドがいつのまにかデビューしてた!

ここで聴けるサウンドはデモ時代の曲と新曲で構成された6曲入りのミニアルバムで、
デモ時代のショボさは消えうせ、残ったのは高純度の
劇クサシンフォメタルだと言える!


キラキラいうキーボードとギターがネオクラマインドを爆発させ疾走し、
まだまだ厳しいもののデモよりはマシになった女ヴォーカルがクサく悲しく、そしてどこか
ダークなメロを歌い上げる!まさに俺好みのサウンドだ!!

ちなみに歌詞は一部日本語。

やはり捨て曲は無い。そしてデモの頃から思っていたのだがこのバンドには独特の個性があるな!
他のバンドにはない彼ら独自のスタイルを感じさせてくれる!これはいい事だ!

特に気に入ったのは6曲目。彼らにしては珍しい飛翔系のサビを持つ明るい曲だが
そのメロディーは劇的の一言!やばい!カッコイイよ!!
他にも無理しつつデス声っぽくがなる5曲目なども楽しませてくれる。


フルアルバムを聴いて見たいと思えるぞ!期待の新人だ!!



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満足度 80% お気に入り曲 全部。特にWishing Wings







"Astrolabe In Your Heart"




日本のフィメールVoシンフォニックメタルバンドの1stアルバム。


嬢メタルなどとぬかす俄かブームがシーンに蔓延している昨今よりもずっと以前、
メロスピ、クサメタルブームの頃からデモやミニアルバムをリリースして
知名度を上げてきたバンドのフルアルバムとしては初となる1枚である!その音楽性は
女性シンガーをフロントに据えゴシック風味を内包したシンフォニックメタルだが
よくあるフィメールシンフォゴシック系とは異なりメロスピ、メロパワの要素が
目立っておりアップテンポチューンが多いのが特徴である!

1曲目はストリングス、笛系のシンセシンフォニックなムードを演出する
イントロ
で続く2曲目はバンドサウンド、シンセストリングスが結構ソフトなムードを醸し出しつつ
フィメールコーラスと共に疾走開始!女性Voはやけにハキハキとした歌唱を披露し
オペラティックなソプラノ系とは異なるある意味日本人らしいスタイルで淡白さを
持ちアニソンというかJ-POP的な感じだろうか!?3曲目は音は軽いものの
シリアスなムードを放つシンセストリングス
重厚さを見せつつその後はアップテンポで
しなやかさを出しヴォーカルはやはり淡白な印象があるもメロディーはなかなかに
クサさがあるな・・・。
サビのバッキング等ギターリフがちゃんとしているのも好印象だ。
ギターソロのみならずベースソロも聴けるぞ!4曲目はハープ、ストリングスで幕を開け
ワルツ、タンゴ系の優雅なムードを醸し出しておりこういう曲調は女性Voならではじゃのう・・・!
ただサビの歌い方がいつに増してのっぺりし過ぎておりまるで棒読みのようでそこが凄まじく
気になる
なぁ・・・!5曲目はこれまたクラシカルなストリングスで幕を開け
ヴァイオリンフレーズと共にメロスピ的に疾走開始!この曲ではヴォーカルも
ちゃんと感情を込めて歌っておりクサいメロディー、アレンジも良質である!
6曲目は優雅さを醸し出しつつもアップテンポで展開しハードロック然とした
リフ
も登場するがやはり基本はしなやかで流麗なシンフォニックメタルでサビが
これまたクサく実に良いのう・・・!ギターソロはスウィープで切り込み様式美系の
プレイ
を披露しているぞ。7曲目はピアノ、鐘の音が聴けストリングスモダン系の
重厚なリフ
が登場、怪しいゴシカルなムードもあるがただの雰囲気モノでは終わらない
キャッチーさ
があるのは良いな!8曲目はストリングス、チェンバロメロスピ然とした
疾走サウンド
が聴けるドラマティックな様式美シンフォメタルでヴォーカルは
いつになく低音で歌っておりやはり淡白ながらメロディーは良いぞ!途中でピアノ
顔を出し優雅なロマンティックさを見せシンフォパートではホーンも登場!
9曲目はオルゴールのような音色、ストリングスで幕を開けその後はピアノが淡々とした
メロウなムード
を醸し出しソプラノ歌唱も登場、スローテンポでゴシカルなムード
演出するクサいバラード寄りの曲。ギターソロは完全メロディー重視
まるでMALICE MIZERのようなフレーズを弾いておる!10曲目はしなやかかつ明るく
ポジティヴなストリングス
で幕を開けヴォーカルこそ低めだが飛翔感あるムードを演出、
ただバンドサウンドはどこかプログレッシヴな要素がありANGRAに通じる雰囲気を見せ
疾走しそうであまりしないがサビは相当にクサいメロディーが聴けるぞ!


音質は相当にスカスカでヴォーカルもやけに淡々としており全体的に平坦で
盛り上がりに欠ける
印象があるもメロディーやストリングスシンセは良く
バンドサウンドも薄いながらバッキングはしかとしているな。欠点としてはやはり
軽過ぎるプロダクションに一部あまり感情の篭っていないVoだろうか・・・!
とは言え全体的に楽曲の質は高く他のバンドには無い独特のしなやかな個性があり
捨て曲は無くシンフォニックなメロディックメタルとして良質の仕上がりを見せておるのう・・・!




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満足度 82% お気に入り曲 Astrolabe In Your Heart  Mortal Heaven  Elemental Desire
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"Akashic"




日本のフィメールVoシンフォニックメタルバンドの2ndアルバム。


最近はなぜかコミックマーケット等にも進出し同人メタラーにもアピールし始めてきた
何げにキャリアの長いフィメールシンフォニックメタルバンドの通算2作目のアルバムだ!
音楽性は過去作と変わらず淡々とした女性Voキャッチーなメロディーを歌いつつ
ゴシカルな妖しいムードを内包したシンフォニックメタルだがそれと同時に
メロパワ、メロスピ然とした疾走感も持ち合わせておりプロダクション、
楽曲
等確実に前作より向上しており派手さ、勢いもかなり出てきた印象があるな・・・!

1曲目はいかにも打ち込みながら中々に大仰さのあるオーケストレーション
シンフォニックなムードを演出し期待を煽る出だしからバンドサウンド、
キャッチーなヴォーカル
が登場し劇的なアレンジを見せサビでテンポアップ、
クワイア系のコーラス
も顔を出しギターソロになるとさらに疾走クラシカルで
クサいフレーズ
も披露するぞ!2曲目はキラキラシンセ、大仰なオーケストレーション
弾きまくりのギターも聴ける勢いある疾走チューンでシンガロングが中々に
熱いムードを出すも基本は妖しくもドラマティックなシンフォメタルでメロディーも
クサさが漂っており何げにベースラインも目立っているのう・・・!ギターソロが
またクラシカル系のクサさを見せ往年のDARK MOORに通じる部分があるな。
3曲目は早速のクサさを放つストリングス優雅なムードを演出、続いて妖しげな
ムード漂うバンドサウンド、女性Vo
が顔を出すバンドの持つゴシカルな面を押し出した
ミドル曲
だがよくあるゴシックメタルと異なりやはりメロディーが良くサビは
テンポアップするぞ。ピアノソロもクラシカルな格調高さがあり実に優雅
ギターソロも顔を出しその後はストリングスにベースも自己主張しソプラノVo
聴けるのう・・・!4曲目はどこかキャッチーな印象がありリズムも軽快なノリを
感じさせるアップテンポチューン
だがサビはクワイア的なコーラスも聴けやはり
シンフォニックメタルだな。5曲目は頭から早速緊迫感のあるギター
顔を出しシンセと共にクラシカルにユニゾンし疾走!シリアスさを醸し出す
シンフォニックメロスピ系でメロディーもキャッチーさ、クサさが強いぞ!
ギターソロも様式美系のフレーズを披露しており大きな聴き所となっているな・・・!
6曲目はソプラノコーラスホーリーなムードを演出、続いてロマンティックな
ピアノにバンドサウンド、ストリングス
が聴け退廃的な空気を演出、その後は
モダンな要素を内包したスロー曲と思わせておいて一瞬アップテンポになる
叙情的なミドル曲
だ。後半のヴォーカルがまたキャッチーじゃのう・・・!7曲目は
シリアスなドラマティックさを見せるシンセ、バンドサウンドがどこか様式美ライクな
テクニカルさ
を見せパワフルさも感じさせるミドル〜アップテンポ曲。
3連リズム
が印象的で勇壮なノリもあるな。8曲目はこれまたシリアスな空気を放つ
RPGのサントラでありそうなストリングスが聴けキャッチー極まりないヴォーカルと
共に疾走するクッサイシンフォニックメロスピ
である!クワイアも聴け優雅なピアノ
バックを彩りギターリフ、オブリも良くサビなんかまさに王道のキャッチーなクサさに
満ちまくっておる
わい!ソロパートもまたドラマティックでたまらんのう・・・!この曲が
本作中最高のキラーか!?9曲目はメロウなピアノ、ストリングスが聴ける
叙情味漂うバラード。妙にハキハキした清廉なヴォーカルが印象的で
やはりこの曲もメロディーが良くギターソロも丁寧なタッチでフレーズを紡いでおり
その後のコーラスも美麗だな・・・。10曲目はイントロから大仰な勢いを見せつける
バンドサウンドが実にドラマティックシンフォニックメロスピチューンだ!
ギターがクラシカルな様式美風味を醸し出しドラムが勢いの良い叩きっぷりを見せ
ヴォーカルメロはどこか明るめだがやはりクサくキャッチーである!インストパートは
どこかエキゾチックなムードがありつつプログレライクな要素も多少はあるか!?


方向性はそのままに過去作よりも確実なる進化を遂げた1枚である!まだまだ音は
軽さが残っている
がそれでも前作と比べると厚みが段違いでそれに伴い演奏や
楽曲アレンジもさらにレベルアップしておる!
淡々としたVoも音楽性にマッチしており
個性的なのが良いのう・・・!
全体的にクサメタルと言うよりはアニソンに通じる
芳醇なキャッチーさを持ちつつも基本はゴシカルで決して明るくポップになり過ぎる事は無い
捨て曲皆無の良質アルバムである!あとはやはりプロダクションだろうなぁ・・・!
ストリングスが生・・・とはでは言わないが高い打ち込みソフトでリアルになったら
さらに大化けしそうじゃのう!




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満足度 86% お気に入り曲 Ashes and Crowns  rw-rw-rw-  Force of the // Fifth
Brynhidr  Against the Fate  Soul Salvation







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