Alieson
"YUA〜贖罪の荒野へ誘われし少女〜"
日本のクラシカルシンフォニックロックの5曲入りミニアルバム。
先日参加しアルバムを買いあさり俺の中でLOUD PARKと並んで重要な行事と
化した(!?)音楽即売イベント“M3”で売られていたアルバムで内容的には
クラシック、シンフォサウンドとロックを融合させる試みで創られた
らしくコンセプト作となっている。どうやら今回のM3が初参加でそれ以前の活動は
知らんがAlieson名義でアルバム創るのも本作が初らしい。
しかし事前に提示された試聴音源がツボを突いたもので俺を含めて多くの耳が肥えた
リスナーに目を付けられあっという間にアルバムは捌け俺が着いた時はすでに
ソールドアウトと相成っておった・・・!それから一週間、ようやく店頭に
並ぶようになりこうしてゲットする事に成功したのだ!
気になる楽曲のクオリティーはと言うとこれがまた高品質で新人としては高いレベルを
持っている!!楽曲的にはメタル、プログレ色が濃くうちのサイト
見に来てくれているメタラー、プログレッシャーにかなり受けそうだな・・・!音質は悪く
ヴォーカルも弱めだがそんな事気にならなくなるほどシンフォニックで
クラシカル!どうやらギターは生っぽいな。テクニカルなソロは無いがそういうのを
求めるアルバムでは無いので気にするな!(笑)
1曲目はチェンバロかオルゴールのような音に導かれてシンフォニックでクサく
疾走するイントロから勝負ありの名曲だ!ロック色濃くもストリングスが入り
プログレというかシンフォニックロック的な展開を見せる!
メロディーもかなりクラシカルでクサメタラー、プログレッシャーなら
かなり満足できそうな1曲ではなかろうか!?ピアノとストリングスが絡む展開が
たまらん!ギターソロ後のヴァイオリンソロ等間奏がとにかく豪華すぎる!!
2曲目はさらに疾走感が上がりメタル色がさらに濃くなる!もはやメロスピと
呼んでも差し支えないイントロから変拍子が混じりそしてさらに疾走!!
メロディーも当然クサくバックのアレンジも良い!クサメタラー悶絶必至の
サビが強烈だぞ!途中ハードロック的なリフが聴けるパートがただの
疾走メロスピではないと言う事を如実に表している!?
3曲目はリリカルなシンセが光を放つポップかつ哀愁を感じさせるロックバラード。
ヴォーカルの声質は霜月はるかを思わせるな・・・。こういう曲調のほうが
マッチしていると言えるだろう。後半登場するメロディーが非常に美しい!
その後のホーン系シンセ、それに続くフルート系シンセも良いな。
4曲目はストリングスとピアノによる美しいイントロの後ハードロック的な
リフにキラキラしたシンセが乗り目まぐるしく展開していくプログレッシヴな
楽曲。メロディーはやはり良くブリッジではバックでヴァイオリンが
主旋律に絡みサビはメロスピに通じる開けた雰囲気になるぞ!
その後の短いながら緊迫感触れる間奏も面白い。
5曲目アルバムのラストを締めくくるインストでチャーチオルガンが壮大かつ
重厚な雰囲気を醸し出しその後ストリングスとピアノ、ベルの音が物悲しさを
演出し厳かに展開していく。やがて壮大になりSOUND HORIZONの如き
シンフォニックさが飛び出し途中女性ヴォーカルのスキャットとシンセが
間に挟まれ再び壮大シンフォになる!
前半に比べて後半ちょいと弱くなると感じたが総じて質は高くシンフォニックでクラシカルで
クサいHR/HM、プログレが好きな日本語詩、女性ヴォーカルがOKなリスナーなら
聴いて損は無いぞ!Asrielや六弦アリス、Ether、Queen of Wand辺りの
ファンからALI PROJECT、MALICE MIZER、SOUND HORIZON等の
ファンにもオススメだ!上記したようオフィシャルで試聴できるぞ!
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満足度 83% お気に入り曲 hierarchy、WIND SCALE
"エクエルド〜追憶の音色を奏でる綾糸〜"
日本のクラシカルシンフォニックロックの2ndミニアルバム。
デビュー作である前作の時点でクオリティーの高いシンフォニックロックを
提示しシーンにその名を轟かせた彼等Aliesonの2ndミニである!
前作はストリングス等のシンフォサウンドをハードロックと融合させ
ある種のプログレッシヴロック的音作りを敢行していたわけだが
今回はクラシカルさを廃しその分パンク・・・エモコアの要素を
取り入れ始めたようだ。個人的には最近エモ、スクリーモをよく聴く事もあって
この方向性も大アリだがシンフォさを好むクサメタラーの耳には
どう聴こえるだろうか!?だが安心して欲しい!メロディーの
クサさは健在である!
ピアノと効果音によるイントロに続く2曲目はどこかエモコア的な
バンドサウンドで疾走しどこか醒めた感のある高音女性ヴォーカルが歌う曲で
サビのクサメロ、疾走感は実にメロスピ的だがプロダクションやギターリフは
やはりエモっぽいな。3曲目もエモ的な雰囲気だがこっちはスローな
ロックバラード。哀愁溢れる泣きのメロディーがやはり良い!ギターソロもメタリックではなく
パンク、エモ的でフレーズがやはり泣けるぞ!4曲目はメランコリックなピアノが
聴けるインスト。途中ストリングスやホーンも顔を出しシンフォニックになるぞ!
この曲は前作の流れを踏襲しているな。やはり後半壮大になる!やがてベースと
ドラムが挿入されメカニカルなリズムと壮大なシンフォサウンドが融合する
プログレッシヴな曲調へと変化していくぞ!最後は再びピアノのみに戻る。
5曲目は笛のような音とデリデリいうパンク的ギターリフがイントロで聴ける
エモコアバラード。これも良いな。
シンフォプログレな1stとはうってかわってエモコアスタイルにシフトチェンジ
しつつもよくよく考えればギターの音色は前作もこんな感じだったし
メロディーのクサさ、2曲目のメロスピ的疾走感は変わりないので
前作が気に入った人も本作を手にとって間違いは無い!質は高いぞ!
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満足度 83% お気に入り曲 WIND-LESS
"versus 〜紺碧に沈む哀婉の乙女〜"
日本のクラシカルシンフォニックロックの3rdミニアルバム。
疾走するハードロックとクラシカルなストリングスを組み合わせ
ハイトーン女性ヴォーカルがドラマティックに歌い上げるという
スタイルにてデビューし早くも注目を集めた彼らAlieson。
しかし2ndにて現代的なコンセプトに合わせたのかシンフォサウンドは
減退しどこかエモコアに近い音作りになったと個人的に感じた。
だが本作3rdにて再びシンフォ路線に戻りさらにパワーアップ!
より大仰さを増しクサメタラー、プログレッシャー共々気に入りそうな
アルバムに仕上がっているぞ!
フルートとストリングス、ピアノに始まりソプラノ系フィメールヴォーカルが
聴ける1曲目からシンフォニックな音作りを連想させてくれる。
その後ベースとドラムが入りどこかポストロック風とも呼べそうな音になるも
全体としてはバラード的な曲構成を持っているな。1曲目からバラードとはかなりの度胸だが
それはアルバムに自信を持っているという証拠!実際実に質の高い曲だぞ!
7分以上ありプログレッシャーにも十分ウケるだろう。フルートソロは
どこか民謡的といえそうだ。ラストにベースとドラムだけになりその後
ストリングスサウンドで終了するのも面白い。2曲目は軽快なドラムで始まり
大仰なストリングスを纏いメロスピ的な疾走を見せる!
メロスピ、シンフォメタル好きはガッツポーズモノだろう!その後のAメロはまったりになるがブリッジで
再びシンフォメタルと化しサビは爆走!たまらん!劇的だ!!アレンジもプロダクションも
クオリティーが上がっているな。サビ直前にフェードアウトしそうになるアレンジも
変わっている。3曲目はヴァイオリンが聴けるタンゴ風の3連リズムで
展開するインスト曲。どこか妖しいメロディー使いが特徴だ。最後は早回し風に
テンポが上がりノイズで終了。4曲目もシンフォニックな音作りだがアップテンポで
どこかポップなAメロを歌うヴォーカルも歌い方を変えており今までに無い
雰囲気を放っているな。メロディーはクサくキャッチーだ!バックで聴ける
ストリングス、シンセも曲のよさを引き立てているぞ。5曲目はピアノによる
小曲でそのまま6曲目に繋がっていく。ピアノ、ストリングス主体のメランコリックな
バラードで1曲目のような大仰さは無くメロウさ、哀しさを重視したつくりとなっているな。
この曲も素晴らしいのう・・・!か弱いヴォーカルが曲のよさを引き出している。
AsrielもEtherも、そして彼らAliesonもアルバム重ねるたび順当に
クオリティーを上げてきている!こういったミュージシャンがいれば
このシーンも安泰じゃのう・・・!質が高い音楽があるのはメタルや
プログレのシーンだけじゃないんだぜ!?(笑)日本語詩の女性ヴォーカルが
聴けるクサメタラー、シンフォプログレッシャーならばAsrielやEtherの
新譜と合わせて購入する事を強くオススメする!
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満足度 85% お気に入り曲 なみだ、WIND-BLEAK、
メノット、青の狭間
"hierarchy〜traitors〜"
日本のクラシカルシンフォニックロックのシングル。
クラシカルでシンフォニックなプログレと疾走メロスピ、さらにエモをも
融合させ高音女性Voが歌い上げる独自のロックで人気を集める
彼らAlieson初のシングルである!とはいえ新曲が収められたシングルではなく
過去の楽曲のアレンジヴァージョンで1stの疾走チューン“hierarchy”と
ネット上で公開されたバラード曲“未来へ”が共にアレンジされている。
1曲目“hierarchy”は原曲では疾走プログレシンフォロックではあったが本作ではなんと
テクノ系にアレンジされており実に新鮮である!まぁメロディーの
よさは当然変わっておらずギター、ヴァイオリンやチャーチオルガンも
しかとあるので安心してくれい!また録り直したのかプロダクションも
良くなっているな。2曲目の“未来へ”はネット上で公開された曲にコーラスを追加した
ヴァージョンで曲調はピアノが聴けるバラードだ。ピアノの音色こそ
もろ打ち込みってカンジなれど素朴なメロディーが涙腺を刺激する良質な曲で
コーラス、ストリングスが実に美しい!このメロディーは泣けるな!
ヴォーカルが曲のよさを引き出しているぞ!パッヘルベルのカノンを
モチーフにした間奏の弦楽アンサンブルもたまらんわい!
ラストのホーリーなクワイアも素晴らしいぞ!
既存の楽曲とはいえこうして改めて聴くといかに彼らが優れた
ユニットであるかが再確認できるであろう。どうやら次のアルバムは
ミニではなくフルレンスでリリースする事を計画しているらしいので
それも非常に楽しみである!壮大かつメランコリックな一大叙事詩が
堪能できそうだな!
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満足度 80% お気に入り曲 全部
"WIZARD〜混沌を統べる魔術師と月虹の傀儡〜"
日本のクラシカルシンフォニックロックユニットのフルアルバム。
去年(2007年)のM3にてデビューを果たしこれまでにミニアルバムを
3枚、企画シングルを1枚リリースし精力的に活動している
国産シンフォニックロックユニット、Aliesonが満を持して
フルレンスアルバムをここにリリースした!従来よりシンフォニックで
シアトリカルな音世界を得意としてきた彼らだけにフルアルバムの出来には
実に期待がかかるわけだが、方向性としては従来どおりのメロスピあり
バラードあり壮麗シンフォありと何気に幅広い方向性を提示しつつも
一本芯の通った彼ららしい個性ある1枚と仕上がっているな。
プロダクションは相変わらず良いとはいえないがそれでも1stよりは
良くなっておりヴォーカルの力量も向上している。独特のハイトーンは健在だ!
シンフォニックなシンセとバスドラを踏むドラムによるイントロに続く
2曲目はピアノとヴァイオリンが絡み合いメロスピ的疾走を開始!
シンセに埋もれギターは目立たないがその分シンフォさは強烈だ!
メタルの影響下にありながらバンドサウンドよりもシンセを強調する
音作りがある意味新鮮だろう。Asrielとはまた違う壮麗な美旋律が堪能でき
サビのコーラスも美しいな!間奏のピアノソロも実に流麗でXを思わせる。
その後のシンセによるヴァイオリンソロも熱い!3曲目はピアノと
アコギ、ストリングスがメランコリックさを演出するバラード曲。
笛の音も登場し民謡的要素も僅かに感じさせるか!?4曲目はロック色が
押し出されたイントロに始まりこれまたメロスピ疾走を開始!
軽いながらドラムが暴れておりギターはメタルというよりはパンク・・・
メロコアやエモ風だと感じたな。間奏のピアノからギターに繋がるが
ここでもメタルではなくパンク的なプレイを披露しており面白いな。
5曲目はこれまでの彼らのアルバムでも強烈な存在感を魅せてきた
壮大なシンフォサウンドに始まりその後はピアノをバックに淡々と
ヴォーカルが歌いストリングスも挿入される。基本はバラード寄りで
Sound Horizonっぽい雰囲気に満ちており壮大ファンタジック
民謡シンフォが好きなら確実に気に入りそうだな!途中のオルガンも
いい味付けとなっている。6曲目はうってかわってパンク的なギターと
おもちゃ箱をひっくり返したかのような音に始まりクサいシンフォさが
演出されるコミカルな雰囲気を持ったシャッフルリズムの曲。こういう曲を
やるとは思っていなかっただけに新鮮な驚きがあるな!面白い試みじゃわい!
ブリッジ、サビはシリアスになり本作でも特にクサいメロディーが聴けるぞ!
それでいてバッキングがスカ的とも言えそうなギターリフなのが奇妙である!
7曲目は珍しくテクノ、トランス系打ち込みリズムが聴け
ストリングスシンセがメロディーを奏でるインスト曲。8曲目は
メタル寄りのリードギターとシンフォサウンドが様式美的な雰囲気を放ちつつも
ミドル〜スローテンポで加工されたヴォーカルと彼らにしてはへヴィ系の
リフが聴けるモダン寄り(?)の曲。だがサビはやはりストリングスが舞い
キャッチーな叙情メロが聴けるぞ!9曲目はリリカルなシンセに始まり
飛翔系シンフォメタル風の大仰シンセが登場し笛の音が民謡っぽさを
演出しつつもピコピコしたシンセがプログレ的風情を醸し出し、ハードロック寄りの
リフ、ドラムがバックを固めヴォーカルは実にキャッチーなメロディーを
歌い上げる!クサいな!基本はミドルテンポだが中盤のサビで疾走を開始!
ピアノ、笛による間奏も叙情的で実に良いな。ポップながらどこか捻くれた
雰囲気が感じられるぞ。10曲目はメランコリックな叙情シンセ、ピアノが
悲しくも美しい泣きメロを聴かせる哀愁だだ濡れバラード。
11曲目は暗く悲しい単音ピアノ、鈴の音(?)によるアルバムの
終わりを告げるインストの小曲だ。
疾走メロスピ、大仰シンフォチューン、バラード、コミカルな曲、
テクノ風リズムのインストとバラエティーに富んだ楽曲で
構成されつつもやはり曲のクオリティーは高く捨て曲は無い!
思うにプログレ的とも言えそうなシンフォニックなシンセ、
民謡の要素もかすかにあるメロディー、メロスピ疾走といった
クサメタラー仕様のアレンジとはある意味対極に位置するパンク・・・
メロコア、エモ的なギタープレイが他には無い彼ら独自の個性に
なっているのではないだろうか!?メタル一筋のリスナーは
ギターをメタリックにせいと思うかも知れんがパンクも通過した
俺にしてみればこれも個性と感じられるわい!弱点はやはり
プロダクション・・・ギターやドラムが軽く奥に引っ込んで
しまっている事だろう。しかしプロダクションの良いつまらない
アルバムよりプロダクションの悪い良曲がつまったアルバムのほうが
圧倒的に価値があるのだ!
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満足度 86% お気に入り曲 白の傀儡、WIND-FLOWER、
innocence_vert、El_Dorado、そして彼女の名とともに、
心のフラグメント
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