AHRCANA
"Into The Prophecy"
イタリア出身のメロパワバンドのアルバム。
音的にはブラインドガーディアンタイプだといえる、男クワイアが入った
典型的メロパワスタイルで、B級ではあるものの意外と悪くないと思う。ヴォーカルはショボめだが
クワイアでフォローできてる。有名なNew Sin Studioでレコーディングしており、
プロデューサーにラビリンスやダークムーア等との仕事で知られる
ルイージ・ステファニーニを迎えているようだ。部分部分で民謡っぽい
フレーズが出てくるのもブラガ風だといえる。ツインリードで勇壮なフレーズを奏でるギターもいいな。
技術的にはたどたどしい部分も多いが・・・。
個人的に気に入ったのは2、6だ。特に6は8分以上の大作でバラード風のイントロから
劇的に展開する楽曲でなかなか楽しませてくれる。とはいえまだまだ垢抜けない部分もあるが
化けそうな感じはあると思う。
ブラインドガーディアンタイプのメロパワが好きな人、男クワイアマニアにおすすめできるといえるな!
満足度 70% お気に入り曲 The Travel、In The Village
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