AFTER FOREVER






"Prison of Desire"




オランダのゴシックメタルバンドの1stアルバム。


アメリカやイギリスの流行を尻目に続々とメタルバンドが登場してくるヨーロッパ。
おもにメロパワ系のバンドがドイツや北欧、そしてイタリア等からデビューしてくるが、
オランダも負けず劣らず良質なメタルを生む土壌がある。しかしここから
出てくるのはメロパワ系ではない。女性ヴォーカルを
フロントに据えたゴシックメタルが中心
なのだ!

ここで紹介するアフター・フォーエヴァーもそんなオランダが
産んだフィメールゴシックバンドだ!
音楽的にはオーケストレーションやクワイアを
取り入れたシンフォニックなスタイル
だが
ラプソ系とはやはりあきらかな違いがあるぞ。ゴシックなので当然だが・・・。

ただ、この頃はまだデビュー作ということもあってオーケストラは全てシンセでやはりショボく、
クワイアも人数が少ないためいまいち迫力に欠ける。演奏は悪くない。
ヴォーカルはオペラの素養があるのか上手いと思うぞ!

楽曲の雰囲気はいいがそれほどメロディーにフックがあるわけではないので
どちらかといったら雰囲気に浸る聴き方をするのが良しとされるアルバムだろう。
まぁ、ゴシックというのはどのアルバムもそういう聴き方が一番いいと思うが・・・。


のちの彼らのアルバムを聴いて気に入った人なら聴いてもいいだろうな!



Amazon.co.jpで見てみる



満足度 70% お気に入り曲 Leaden Legacy







"Decipher"




オランダ産シンフォニックゴシックメタルバンドの2nd。


デビュー作でフィメールVoをフィーチャーした
シンフォゴシック
を聴かせ多くのメタラーを魅了した彼らの2作目だ!
前作でそれなりに儲けたのか本作では生のストリングスを導入!
チープさは廃され高水準のシンフォニックサウンドを構築出来る様になったぞ!

同時期に出てきて一気にのし上がった同郷のウィズイン・テンプテーションと
よく比較されているがあっちがもはやゴシックと呼べるかどうか微妙な
明るい系のシンフォスタイルなのに対し
こっちはあくまで暗く、重いゴシックの正しいスタイルを
踏襲している
といえるだろう。
ほとんど女性Voが歌っているがデス声も健在だしな!
ダークな音を好む人には支持されるといえる!
俺も雰囲気はこっちのほうが好みだ。

ただ、ウィズイン・テンプテーションと比べるまでもなく、
メロディーの魅力に欠けるというのは
致命的な弱点だと思う。メロが心に残らずただ流れていってしまうだけなのだ!
何度も言うが音づくり、雰囲気は文句なしなだけに余計欠点も浮き彫りになるな・・・!


俺が買ったのは日本盤でボートラが1曲ついてきた。この曲で
聴けるストリングスがアルバム中一番の好み
だな。
よって本作のキラーチューンはこれ(笑)。



Amazon.co.jpで見てみる



満足度 72% お気に入り曲 Fon The Time Being







"Remagine"




オランダ産、女性Voシンフォゴシックバンドの4作目。


彼らやウィズイン・テンプテーション等を筆頭にオランダの
ゴシックシーンはかなり活気付いており、
いまやオランダはゴシッカーにとって垂涎の地
化した感があるが、多くの若手バンドが先人達を見習う中、
ゴシックバンドとして確固たる地位を築いた彼らが放つ新作は、
ゴシックの香りを残しつつも
どこかパワーメタルの要素を取り入れた
スタイルになったと感じた。

男性デス声のみならずノーマルヴォイスをも導入し、曲によっては
メロパワ的に疾走と、フィンランドの大御所
ナイトウィッシュに近づいたと言えばいいのだろうか、
そんな感じの音に仕上がったぞ。

1曲目のイントロから続く激泣きピアノとストリングスが
クッサイ調べを奏でる
2曲目、女性Vo無しでデス声で
突っ走る唯一の疾走チューン11が気に入った。楽曲のクオリティーは
確実に上がって来ているといえる!

ただ気になったのはストリングスのアレンジで、悪くは無いのだが
本作のようなギターなどメタル楽器のバックで同じフレーズを
奏でるのみ
といった使い方は正直シンセのみでも十分で、
せっかく生の楽器を使うのだから弦楽セクションのみに
なるパートなどを多く取り入れても良かったんじゃないか

思うのだが、まぁこれは個人の好みだろう・・・!


最近のフィメールゴシック系バンドを聴いてこの手のサウンドが気に入った人にオススメできるな!



Amazon.co.jpで見てみる



満足度 79% お気に入り曲 Come、No Control







もどる


inserted by FC2 system