Acid Black Cherry







"BLACK LIST"




Janne Da Arcのシンガーyasuの1stソロアルバム。


初期の頃はプログレッシヴなテクニカルさを湛えた様式美クサクサ
ヴィジュアル系ハードロック
だったJanne Da Arc。あの頃の彼らは
一部のメタラーにも受け入れられていたのだがアルバムを重ねるたびに
だんだんポップな方向性に堕ちていき今じゃすっかり骨抜き歌謡
ポップスバンド
セルアウトした感があるがそんなJanneも今は活動停止
各メンバーがそれぞれソロに着手、ギターのyouはアコギをやり
ベースのka-yuは本名でラウドロック/パンクを始めLOUD PARK 07
大阪公演にも出演
した!そしてシンガーであるyasuが新たに結成したこの
Acid Black Cherryの方向性は何と我らメタラーが愛した初期Janneの
スタイルをそのまま踏襲
したプログレ様式美シンフォニッククサクサ
ヴィジュアル系メタル
である!シンセは北欧メタルの如き透明感、
キラキラさ
を持ちギターはへヴィリフにテクニカルな速弾きソロ、
そしてメロディーは歌謡曲的フィーリングを携えた日本人の琴線に触れる
クサクサキャッチーさ
があるぞ!またバックを彩るメンバーも
豪華な顔ぶれがそろっておりギターはDAITAやSUGIZO、ドラムは何と
日本が誇る手数王こと菅沼孝三に淳士、そしてピアノで三柴理も参加
メタラー、プログレッシャーにもおいしいメンバーとなっているな。

ピアノに始まりメタルサウンドが登場しさらにストリングスとピアノ
盛り上がる1曲目からさっそくドラマティックなメタルチューンである!
モダンなへヴィリフも登場しヴォーカルは加工されメロディーもかなりクサく
シンフォニックさ、クラシカルさも抜群、まるで初期の、最高だった頃
Janne Da Arcを思わせる様式美クサヴィジュアルメタルである!
2曲目もへヴィなハードロック的バンドサウンドを持つがシンセが
北欧メタルのような透明感を持っているぞ!ブリッジ、サビがかなりクサいな!
3曲目もへヴィでミステリアスな雰囲気を湛えたドラマティックメタルだ!
ラストはかなりへヴィに疾走するが音質の悪さも浮き彫りになるな・・・!
4曲目は透明感に満ちたシンセに始まるクサクサパワーバラード
やはり素晴らしいぞ!ベースやシンセの音色に歌謡曲クサさが残っているな。
5曲目はキャッチーすぎる出だしで始まる叙情的かつポップなフィーリングを
携えた曲。メロディーがやはり優れているな。6曲目はうねるシンセにどこか
コミカルな雰囲気を持つ最近のJanneっぽい悪い意味でのポップさが出た
つまらん曲(爆)。いかにもバンギャに媚びたサビだな・・・!ただギターソロは
テクニカル
で唯一の聴き所となっている。7曲目は待ってましたの骨太な
ハードロックリフ
が聴けるパワフルなへヴィチューンだ!ブリッジのバッキングでは
ファンク的カッティングも飛び出しテクを魅せつけサビメロは彼らにしては
弱いがその分硬派なメタルに仕上がっているな。8曲目は都会的な
ジャズ要素
歌謡曲クサさが前面に出たムーディーな曲
メロディーはクサめだが好みのスタイルじゃないな。途中からへヴィなバンドサウンドが飛び出すも
やはりホーンとかが鳴り響くジャジーさがある。9曲目はどこかトランス的な
シンセ
が目立った曲だ。クラシカルなピアノやQUEEN的なクワイアコーラス、
非常に珍しいシャウト(デス声)も登場し一風変わったスタイルとなっているな。10曲目は
ハードロック的イントロに始まるもその後はピアノとベースが目立つバラードとなる。
サビメロがやはりキャッチーでクサいな・・・!11曲目は明るくキャッチーに
疾走
するポップなアップテンポ曲。サビは明るくも叙情性を持ったクサメロ疾走だ!
12曲目はピアノが聴ける叙情バラード。三柴理によるピアノが美しくストリングスアレンジ
実にドラマティックだ!バラードでいい曲が書けるのは
真に優れたソングライターならではである!


Janne Da Arcのかつての名盤“D・N・A”程ではないがその頃を
思わせる高品質クサヴィジュアルメタルが聴けるぞ!1曲目から4曲目までの
クオリティーがかなり秀逸でメロディーのクサさ、透明感あるシンセ、
へヴィリフ
メタラーが好む要素が詰まっておりMoi dix Mois、
HIZAKI、初期ムック
同様ヴィジュアル系と色眼鏡で見て
聴かないのは勿体無い
と言えるだろう・・・!まぁ中盤から後半失速
まだ捨て曲もあり音質の悪さも弱点だがもうJanne解散してこれ一本に
専念してもいいんじゃないか!?(爆)




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満足度 85% お気に入り曲 sins、少女の祈り、
SPELL MAGIC、scar、DRAGON CARNIVAL







"Q.E.D."




Janne Da Arcのシンガーyasuの2ndソロアルバム。


1stをリリースした後カヴァーアルバムも出し本職以上の
活発な活動を見せるJanne Da Arcのシンガーyasuによる
ソロバンドの2作目である!Janne Da Arcの各メンバーが
それぞれソロに着手する中シンガーという立ち位置からなのか
どうかは知らんが最もJanne Da Arcに近い音楽性を持っており、
しかも後期のポップス化し地に堕ちたセルアウトスタイルではなく
初期の、様式美色漂うプログレッシヴでシリアスな
ヴィジュアルハード
だったJanne Da Arcを思わせる
スタイルを貫いている!ちなみに本作はコンセプトアルバム
映画にもなった未解決の超有名シリアルキラー、
ブラックダリアマーダー
(メタルコアバンドではない)を題材としている!

穏やかな1曲目に続く2曲目はモダンなリフが聴ける
アグレッシヴなインダストリアルメタルチューン
加工シャウト気味のシンガロングも登場しいつになく
男らしさを強調しているな。3曲目もモダンさ
感じさせつつも冷たいピアノがゴシカルでダーク
雰囲気を出しておりシンフォニックなシンセも聴け
壮大さを放っているな。アトモスフェリック
アレンジも登場しどこか六弦アリスに似た曲調である!
ギターソロはどこか様式美っぽいな。4曲目は重さは
減退するもやはりHR/HM寄りのバンドサウンドが聴け
疾走!緊迫感に満ちたブリッジ、恐ろしくクサいサビ
ヴォーカルラインが聴き所だ!ギターソロもクサいぞ!
5曲目はバラードでポップさが目立つもフックある
メロディー
を持っており悪くは無いな。6曲目は
荒々しいカッティングが聴けバンドサウンドもラウドながら
曲調は後期Janneのような明るめのポップスでつまらん(爆)。
途中でラップまで入っておりメタラーはこんなふざけた曲は
好まん
がギターは良い。7曲目はトランス的なうねるシンセ、
電子音
が前面に出てくるもバンドサウンドはちゃんと
ハードロックである。8曲目はシタールも登場し
カオティックなインダストリアルサウンドが
アグレッシヴに炸裂するデジタルメタルだ!コーラスも
珍しく厚みがありその後のアコギも良いな!9曲目は
フワフワと漂うアトモスフェリック要素の濃いバラード。
メロディーがキャッチーでピアノも印象的だ。10曲目は
再びアグレッシヴなバンドサウンドと打ち込みが聴ける
電子音メタルである!11曲目は美しいピアノ
ヴォーカルがメランコリックさを演出する美麗バラードだが
途中でバンドサウンドが入りそして曲調が変わりテンポアップする!
ピアノがクラシカルに速弾きしまくりメロディーの美しさを
保ったままアップテンポメタル化する一粒で2度美味しい曲と言えるだろう!
ギターソロはQUEEN的なオーバーダブである。ラストは聖歌のような
コーラス
が聴けお城系プログレのようなベタなクサさを感じさせるのう・・・!
12曲目はポップな明るさの出た後期Janneっぽい面白みの無い曲(爆)。
バンドサウンドは一応ハードロック寄りだが正直11曲目で
アルバム終わらせたほうがクオリティー上がっただろうな・・・!


プロダクションはやはり悪くこのシーンお約束の姑息な
ヴィジュアル商法
は相変わらずだが骨抜きにされた
Janne Da Arcとは違いメタラーも楽しめるシリアスで
へヴィなアルバム
に仕上がっているぞ!バンドサウンドと
共に打ち込み、電子音もかなりフィーチャーされており
インダストリアル要素もかなり濃いのだが・・・!
イマイチな曲もやはりあり4曲目のような超絶クサクサ
キラーチューン
がもっと欲しかったのう・・・!




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満足度 83% お気に入り曲 cord name【JUSTICE】、
Jigsaw 〜ジグソー Q.E.D. version〜、罪と罰〜神様のアリバイ〜、
I’m not a ghost、Maria







"『2012』"




Janne Da Arcのシンガーyasuによる3rdソロアルバム。


再結成の気配が微塵も見えないJanne Da Arcのシンガーによるソロ名義の3作目で、
他にもカヴァーアルバムを手がける等Janne Da Arc時代より精力的に活動している
印象があるが(爆)、
それはさておき音楽的には初期Janne Da Arcを彷彿とさせる、
ドラマティックさ、テクニカルさを重視したV系メロディックメタルを基本としており、
チャラくて軽いJ-POP要素が強くなっちまった後期Janne Da Arcに不満を抱いていた
HM/HR寄りのリスナーを喜ばせてくれる方向を向いていた・・・!だが前作は結構デジタル、
インダストリアルな要素
も見られ先行き不安な感じになっていたのも確かである!
果たして本作はどんな仕上がりとなっているのだろうか!?

1曲目はシンセ、ピアノ、ヴォーカル穏やかさを演出するバラード風のイントロで、
2曲目はインダストリアル風味漂うヘヴィなバンドサウンドが登場、スローテンポで
穏やかさ、売れ線寄りのキャッチーさも目立っているな。3曲目はベースのスラップ
目立ちハードさも見られる軽快な曲となり、サビはV系らしいチャラめのキャッチーさ
見られギターソロはなかなかに流麗だな。4曲目はワイルドさと共にシンセがかなり目立っており
インダストリアルメタル要素も強いな・・・!ギターソロもこれまたテクニカルな印象があるぞ。
5曲目はモダン寄りのヘヴィリフが聴けサビはJanne Da Arc色が濃い
アダルトな歌謡曲クサさ
を感じさせてくれるのう・・・!6曲目はストリングスに始まり
ライトなギターも聴ける穏やかかつ軽快な曲で、7曲目は都会的なオシャレ感
プンプン漂うアダルトな感じだが、テクニカルさもあり都会的ジャズ風プログレハードだろうか!?
8曲目はハードかつ判り易いキャッチーさ、ポップさを見せるシンセ入りJ-ROCK。
9曲目はアコギによる短い繋ぎで10曲目はマイルドな印象のある合唱入り
J-POPバラード
となり、11曲目はストリングス、ハンドクラップも聴けるJ-POPだが
メロディーラインは憂いがありセンスを感じさせてくれるだろうか!?12曲目はなかなかにハードさのある
バンドサウンド
が聴けるモダン寄りのメタルチューンで、13曲目は歌謡ジャズ風の
古臭いオシャレ感
が漂っており14曲目はストリングス、バンドサウンド入りの
バラード系
となるのう・・・!15曲目はストリングスを配しつつもポップな印象がかなり強い明るめの
ハードなJ-ROCK
と言った所だろうか!?ギターソロはドラマティックな構築美があり良いな。
16曲目はピアノ、スキャットによるアウトロ的な短い曲である。


チャラめのキャッチーさが目立ちインダストリアル寄りのデジタル要素も見られるが、
バンドサウンドはしかとHM/HRしており、まぁどちらかと言ったら今風のJ-ROCKに近い
スタイル
ではあるがヘヴィな印象もあり、近代ヴィジュアルメタルが好きなら楽しめる
クオリティーに仕上がっているだろうな。
俺もすっかり年をとってこの手のJ-ROCKライクな
売れ線タイプのキャッチーさには飽きちまった
んだが、そういう要素を苦手としない
イマドキのリスナーであれば楽しめるであろう・・・!




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満足度 75% お気に入り曲 少女の祈りIII 〜『2012』ver.〜  doomsday clock







"L-エル-"




Janne Da Arcのシンガーyasuによる4thソロアルバム。


今や普通にHM/HR並のスキルを手にしたヴィジュアル系メタルだが、それらに先駆けて
プログレメタルばりの演奏技術を誇っていたJanne Da Arcのフロントマンによる
久々にリリースされた通産4作目のフルアルバムで、どうやら本作はサンホラ然とした
コンセプトアルバム
となっているようだ・・・!同時期にリリースされるもすっかり
売れ線のチャラいオルタナJ-ROCK及びテクノ、トランス
方向にシフトしちまった
本家サンホラを愛聴してきたクサメタラー、シンフォニックメタラーの溜飲を
下げさせてくれる
仕上がりとなっているのだろうか!?

1曲目はピアノ、バンドサウンド穏やかかつ湿ったメロウさを感じさせるスロー曲。
ギターソロがなかなかにテクニカルだな。2曲目はモダンな印象のあるギターがハードさを放つ
ワイルドな曲調
で、ヴォーカルメロディーはそれ程でも無いがギターソロがこれまた聴き所である!
3曲目はこれまたモダンなヘヴィさが見られつつハードロック的なノリのある楽曲となり、
オシャレ感がありつつサビはそこそこキャッチーか?4曲目は穏やかさを醸し出す
J-ROCKバラード
で、5曲目はメルヘンチックな空気の強い穏やかなスロー曲。
6曲目はなかなかのゴリゴリ感が見られるヘヴィなギターリフスラップで
バキバキ目立つベース
が聴けるミクスチャー寄りとなり、ギターソロがテクニカルな
勢いを見せているぞ!
7曲目はこれまたメルヘン要素漂う明るい軽快な曲で、
8曲目はSEによる繋ぎとなり9曲目はビッグバンドライクなホーンが目立った、この手のバンドが
アルバム中1曲は必ずやりたがる歌謡インチキジャズ風
シャッフル曲となるぞ!
正直捨て曲なんでいい加減やめて貰いたいんだが(爆)。
10曲目はヘヴィリフエレクトロニカ系シンセが目立った怪しげなインダストリアルメタル
ラップ風のVoまで登場!(爆)11曲目は穏やかな印象のあるメロウなJ-ROCKで、
12曲目はヘヴィリフ怪しげなエキゾチックさを放つフレーズが登場、
13曲目はピアノがメロウさを放つJ-POP色濃いバラード。中盤でストリングスセクションになるぞ。
14曲目もまた穏やかでポップな印象の強い明るめのJ-ROCKだな。


コンセプトはどうでもいいんで音楽だけで判断するが、過去作と同じ方向性
モダンなハードロックからJ-POP、J-ROCKバラード等が収録されており過去作が好きなら
安心して聴ける一枚だろうか!?当初からそこまでガチのメタルでは無く、ライトなJ-POP風の
曲も目立っていた
ためか売れ線に走り過ぎる事も無く何気にバランスが良いプロジェクトかも
知れんのう・・・!過去作以上にテクニカルなギタープレイが目立っているのが美点である!
ファンタジックでメルヘンチックな要素も強く、さながら本作はクオリティーが物凄く高く
あんま気持ち悪く無いSEKAI NO OWARIと言った所だろうか!?(爆)




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満足度 76% お気に入り曲 liar or LIAR ?  エストエム
Greed Greed Greed







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