ANTONY AND THE JOHNSONS







"The Crying Light"




イギリスで生を受けニューヨークで活動しているバンド(?)のアルバム。


メタルどころかロックですら無いがそのあまりにも独特すぎる
ヴォーカル、
プログレにもゴシックにも通じるダークでほの暗い
音楽性が一部の好き者雑食リスナーの間で話題となった
ANTONY AND THE JOHNSONSの2009年リリースの新譜である!
バンド(?)を率いるシンガーのアントニー・ハガティは
ルー・リードに高い評価を受け、またフレディ・マーキュリーや
ロブ・ハルフォード、エルトン・ジョン同様ゲイらしく、またジャケの
人物はアントニーではなく彼が敬愛する大野一雄なる日本の舞踏家である。

1曲目からピアノとストリングスに導かれめっちゃ怪しいヴォーカルが登場!
掠れたビブラートが強烈な、切々と泣いているように歌い上げる
インパクトは強く、楽曲面はシンフォニックではあるが派手な
オーケストレーションではなくあくまでもチェンバーミュージック的な
最小限の楽器による穏やかな静寂が主体となっている。出だしの1曲目が
ゴシカルなダークさを持ったひたすら暗い曲なのでゴシック要素を
期待してしまうかも知れんが曲によっては穏やかな明るさ
持ったものもあったりどこか昔のジャジーな要素を感じさせたり
フランスのシャンソン的なオールドスクールっぽさ、さらには日本の
古臭い歌謡曲
のようなアレンジを感じさせる部分もありそこまで暗くは無いな。
ロック要素は無いがプログレッシャーにアピールするものはあるだろう!


何とも評価の難しいアルバムで、派手さ、大仰さとも無縁でかといって
メロディーもなかなか良いがクサメタラーの琴線に触れまくるほどクサいわけでもなく、
しかし終始大人しいわけではなくエモーショナルに盛り上がりを見せる
パートもあり、また本格的なゴシックと呼ぶには穏やかすぎる
一体どう評価すればいいのか判らんのう・・・!NEW TROLLSの
“Concerto Grosso”
薄味にしてインパクトのあるヴォーカル
乗っけた感じだろうか!?昔の古臭い歌謡ポップスみたいな
雰囲気もあるが逆にそれが味となってとっつき易さを
増している
と言えるだろう。プログレ好きに特に高い評価を
受けそうな気はするが実際のところはどうなんだ!?



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満足度 80% お気に入り曲 Her Eyes Are Underneath the Ground、 Kiss My Name、Daylight and the Sun、Everglade







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