アリス九號.






"絶景色"




日本のヴィジュアル系バンドの1stアルバム。


ヴィジュアル界隈ではそこそこ名の知れたバンドだ。ディルアングレイを軽くしたバンドだと
評判を聞きどんなもんかと聴いてみたわけだが、音楽的にはそこまでディルに近いわけではなく、
よくある典型的ポップ系ヴィジュアルバンドだと思う。ギターが二人いるのに音は
かなり軽めでギターソロも無い。疾走感はあるがやはりリフが軽く個人的にかなり物足りない。
似たタイプだと既に解散したMASKが近いと思う。ヴォーカルはなかなか深みがあって良いが
発音がヴィジュバンド特有の気持ち悪い歌い方なので評価は分かれるだろう。

曲調は上記したよう音こそ軽いものの疾走曲が多く、サビで壮大なメロディー
聴けたりするのはなかなか悪くは無いがわざわざメタラーが聴くほどの
クオリティーがあるわけではないな・・・!デス声・・・というかシャウトも軽めだ。
曲、演奏共にやはりディルアングレイあたりには遠く及ばないな。


もっとへヴィなら評価は上がっただろうな・・・。悪くない曲もあるが
やはりまだまだだな。



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満足度 60% お気に入り曲 FANTASY、jelly fish、九龍-NINE HEADS RODEO SHOW-







"Alpha"




日本のヴィジュアル系バンドの2ndアルバム。


かつて“絶景色”を聴いた時はヴォーカルこそ良いものの音がスカスカ
曲も面白くなく見た目だけの3流バンドだと思っていたのだが
あれから月日が流れナイトメア同様成長したのかどうか気になり
見てみようと思い新譜である本作に手を伸ばしてみたぞ!

1曲目からドラムが暴れ意外とメタルな音像を響かせる!
メカニカルなリフ、ドラムがまるでマイケルシェンカーの
“INTO THE ARENA”みたい
だ(爆)。ギターソロもなかなかに
頑張っている
な。“絶景色”と比べると確実に成長している
言えるだろう!だが2曲目なんかはへヴィさは無く媚び売ってんじゃ
ないか
といえるほどの大衆ポップスでやはりまだまだ甘ちゃんバンドだな・・・!
ポップなのが悪い事だとは当然言わないしポップな曲でもいい曲はしかとある!
だがいかにもあざとい、売れ線ですってなカンジのポップチューンは
個人的には好まんのだ!だがギターソロはそこそこいいプレイしておるわい。
3曲目もハードロックよりの音が聴けサビメロはよく言えば
広がりのある、壮大な感じがあるが悪く言えばフックが無く
面白みの無いメロディー
だと言えるだろう・・・。もしかしたら彼らは
ポストロックの影響受けてるんじゃないだろうか!?
雰囲気的にそんな感じがすると思ったのは俺だけか!?
4曲目はストリングスが使われた軽いキャッチーな曲で彼らにしては
まだメロディーが良い方だ。やはりバッキングや途中のパートなど
ポストロックっぽいな。6曲目は待ってましたのDir en grey
SLIPKNOTから影響を受けたと思しきへヴィチューンで生々しい
プロダクションに乗せてへヴィリフで爆走!ヴォーカルもシャウトを披露
とてもアリス九號.とは思えないストロンゲストなブルータリティである!
だがサビはやはりクリーンVoになりフック皆無の面白くないメロディー
お茶を濁してしまう・・・!最初から最後までデスメタル貫けや!!(爆)
ラストの12曲目はそれなりにへヴィな演奏ながらも空間系の音作りが施された曲。
この辺がやはりポストロック的なんだよなぁ・・・!CAVE INやISIS、
同郷のenvyに通じる要素
があるな。逆に言えばそういったポストロック風
メタル、ハードコア
が好きなら気に入るかもしれん!?


アーミングを駆使したソロを聴かせるギター、それなりに深みがあり
エモーショナル
なヴォーカル、なぜか手数の多いドラム、妙に生々しい、
へヴィロックに合いそうなプロダクション
とたしかに“絶景色”と比べて成長の
あとは見て取れる
ぞ!アレンジも良くなっているし音もそれなりにハードになってきているわい・・・。
だがどうもメロディーセンスが無いんだよなぁ・・・!やはりポストロックの
影響
意図的にこういうメロにしているのだろうか!?だとしたら
俺には合わんバンドという事になってしまうのう!ナイトメアみたいに
フックあるクッサい哀愁メロが聴きたい俺みたいなリスナーにはな・・・!
ヴォーカルがいいだけに実に勿体無いのう!



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満足度 66% お気に入り曲 ZERO、JEWELS







"VANDALIZE"




日本のヴィジュアル系バンドの3rdアルバム。


1stの頃はルックスだけの3流バンドで、2ndではモダンへヴィネス要素
取り入れ始めさらにポストロック的な静寂パートも持たせ実力を
上げてきつつもメロディーの弱さが気になっていたのだが、3作目に
当たる本作はタレコミがありさらにアレンジセンス、演奏スキル、
クオリティーが上がっている
との情報が届いたッ!果たして
どれくらいのレベルにまでのし上がっているのだろうか!?

1曲目からさっそくポストロック的な静寂で始まったかと思えば
ストリングスを導入し明るい雰囲気を持ったエモい曲調となる。
へヴィではないがバックのアレンジは良いな。2曲目は疾走チューン
エモ、ギターロックの雰囲気を出している。へヴィではないが
藍坊主とかの流れを汲んでいそうだな。途中加工されたシャウト(デス声)
弱弱しく登場ノイジーなシンセも聴けサビメロはまぁまぁ悪くないな。
後半では珍しくトレモロやツインリードによるギターソロも表れ
たしかに昔より良くなっているぞ!3曲目はへヴィではないが
モダンさのあるイントロで始まるがシンセは明るくセルアウト系
ポップス寄り
の雰囲気がありメロディーは微妙だ・・・!だがギターソロは
昔と違い2本のギターを生かすアレンジができるようになっている!
5曲目はタッピングで始まりいささかポップすぎるというかアニソン臭い
明るめのサビで始まるいかにもシングルカット狙ってるような
あざとさ
のある曲(爆)。ギターソロはなかなかにハードロック寄り
アレンジセンス、演奏技術の向上が伺えるのう・・・!7曲目は
STORY OF THE YEARの曲で聴けたようなリフで始まり昔風のブルージーな
ハードロック
となる。多くのV系バンドがDir en greyタイプのラウドロック
走る中あえて70年代HRをやるという姿勢は良いがあまり面白い曲ではない(爆)。
と思ったら途中リフが変拍子を交えつつ“Agitated Screams of Maggots”化し
スクラッチも登場、そしてメロディアスなメタルギターソロとなるぞ。
8曲目は再びメタリックなへヴィリフが登場するもやはり質感はブルージーな
ミドルテンポHRだがその後モダンに疾走!数少ないモダンへヴィネス
チューン
である!メタルコア的なリフも聴けるがヴォーカルは全てクリーンでメロディーは
まぁニューメタル的で面白くもなんとも無く途中ダレるが・・・!(爆)こういう
曲調ならデス声で歌って欲しいのう!ツインリードが生きる
ギターソロは良いぞ!全体的にギターの成長が見て取れるな。
9曲目はピアノとストリングスが使われたバラード。まぁ悪くない。10曲目は
疾走チューンで明るくポップな雰囲気を放ちライトだが途中ドラムも自己主張するぞ!


そこまでへヴィではなく様々な曲調があるがどちらかといえばオルタナ、エモ系の
ギターロック
要素を持った曲が目立ち昔の、ニューメタル並みに
つまらんかったメロディー
もそれなりに改善され、あざといまでにキャッチーで
媚売ってるかのような明るさが気になるも昔に比べると悪くないし
2本のギターはただ居るだけだった(爆)1stの頃と比べてかなり
向上しておりテクニック、フレージング、アレンジ共にハードロック
方面
に向かっておりその点はかなり満足できたな!まぁまだ捨て曲も
多い
し好みの方向性でもないがアルバム重ねるたびに質が上がって
いる
のが伺えるな。ぶっちゃけ音楽的なセンスがあるとは言えないのだが
無いなりに努力している感が伝わってきており顔だけの
表面的な人気で満足しない向上心
があるのは良し!



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満足度 70% お気に入り曲 百花繚乱、Drella







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