YUGEN







"Iridule"




イタリア出身のチェンバーロックバンドによる3rdアルバム。


デス、ブラック、ゴシックメタルを差し置いて暗黒の音楽の代名詞と言っても過言ではない、
チェンバーロック畑で頭角を現してきたイタリア産の新鋭バンドである!本作は3作目らしく、
音楽的にはまさしく変態としか形容の出来ないテクニカルかつダークで怪しく胡散臭さ満点の
アヴァンギャルドプログレ
となっており、サックスクラリネット、ピアノ、ヴァイオリン、シンセ
複雑かつ奇妙に絡み合っており、ジャジーな技巧を見せたり薄暗い穏やかさを放ったり、そして時には
妙にコミカルになってみたりと実にクレイジーな変態暗黒チェンバーロックをプレイしておる!

1曲目は不穏さしか感じられないダークなイントロで、続く2曲目はうって変わって変態的かつ
どこかコミカルな印象のある怪しさ
があり、各楽器が奇妙に絡み合っており禍々しい盛り上がりも
見られるのう・・・!
途中フリーキーなサックスが暴れその後は暗く穏やかな展開になるぞ。
3曲目は怪しげな女性Voが顔を出し薄暗い静寂を演出、4曲目はキチガイ的なジャズ要素を見せる
変態的なアンサンブル捩れたムードを演出、徹底して奇妙な中にコミカルさ
垣間見られるのが余計にクレイジーである!(笑)後半ではメロトロンも聴けるがやはり基本は怪しい感じだな。
5曲目はコーラスがただひたすらに不気味な暗さを演出、6曲目はこれまた胡散臭い変態的な
不協和音
が緻密に絡み合う暗黒テクニカルサウンドで展開、ギターは意外とへヴィさがあるか!?
7曲目はアコギ、女性Vo、コーラスが意外とマトモな穏やかさを演出、8曲目はまた変態的な音作りで
怪しげなアヴァンギャルドさ
を見せ、9曲目は女性Vo怪しげな暗さを放ち10曲目はこれまたコミカル系の
雰囲気
を放ちつつもテープ逆回転女性Voがさらなる変態風味を演出、11曲目はピアノ意外な穏やかさ、
美麗さ
を醸し出しチェロ、アコギにギターソロも登場、不穏ながらにまだマトモな曲らしさがあるか!?


全体を通してマトモな音が一つも無い(爆)、カオティックコアもかくやのド変態暗黒プログレ
これでもかと言う程に詰め込まれており実に狂っているのだが、やはりエクストリームメタルでは
無いだけあってかその音作りには覚めた知性みたいなモンも見え隠れしており、ただ薄暗く不気味な
だけでは無いコミカルさ
もあるのが特徴だろうか!?さながら本作は笑いながらジョークで人を殺す
バットマンのジョーカーみたいなモンだろう(笑)。
プログレと言うか前衛的なホラー映画の
サントラ
にも近い印象があり、イタリアンホラーにも通じる辺り国柄が出ていると言えるのう・・・!




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満足度 77% お気に入り曲 The Scuttle Of The Past Out Of The Cupboards
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