YIANNIS GLEZOS







"The Roses of Pieria"




ギリシャ出身のコンポーザーによるソロ名義のアルバム。


1968年にデビューし、これまでに舞台音楽映画のスコア等を手掛けて来た
プロフェッショナルなコンポーザーによる2013年リリースのソロ名義のアルバムで、
古代ギリシャの詩吟をコンセプトにしているらしく、特にプログレ畑のミュージシャンと
いう訳では無い
のかも知れんが、本作で聴けるのはピアノ、管弦楽器が主軸のシンフォニックで
壮大なインスト
となっており、部分部分で小曲を挟む構成で全22曲の長丁場、
かなりドラマティックな仕上がりになっているな・・・!

厳かなイントロの1曲目に続く2曲目は退廃的な怪しさを漂わせるバンドサウンドに
シンセが乗り、メロウなピアノ、泣きのギターも聴け3曲目はメルヘンチックなクサさが
漂うピアノ、アコギ
ストリングス、女性Voクワイアがかなりの美麗さを演出するぞ!
4曲目はトラッド的なヴァイオリンが聴け、ピアノやギター等がファンタジックさを醸し出し
5曲目は民族風の笛等による短い繋ぎで、6曲目は美麗なピアノ、アコギ、ストリングス類
クサめの情緒を発散、繋ぎの7曲目に続いて8曲目はピアノやストリングス等が
ジプシー的な民族情緒を演出しており、9曲目はハープによる繋ぎで10曲目はカントリー風な
アコギ、ピアノ
が登場、繋ぎに続いて12曲目はピアノ、管楽器による穏やかな美麗さが見られ、
13曲目はこれまたジプシー的なエキゾチックさが漂っており、14、15曲目が繋ぎで16曲目はどことなく
中世っぽいメディーバルな民族ムードを感じさせるだろうか!?17曲目は明るいポップ路線の
ピアノ
が主体で、中盤以降はヴァイオリンホーンが顔を出すぞ。18曲目はフィドルによる厳かな繋ぎで、
SEの19曲目に続く20曲目は歌謡曲風のピアノがメインだな。21曲目は穏やかなピアノに
ストリングス
が乗り、22曲目は本作唯一のVo入りとなり、コーラスも交え擬似ライヴ風だが
基本的には穏やかなフォーク、トラッド風バラードと言った所だろうか!?


シンフォニックプログレを基本としつつ、舞台、映画音楽の叙情性、ドラマ性
強く漂っており、技巧重視では無い、美麗でメロウなメルヘン要素、ファンタジックな
劇的さ
が全体を支配しており、完全インストながらただのBGMにはならない、
実に聴き応えある1枚
に仕上がっておる!難点を言えばプロダクションの悪さ、
アレンジの緻密さ
に反して楽曲構成はやや単調な印象がある所だろうか・・・!
流石に長過ぎてダレる部分もあるし、もうちょい纏まりが良ければさらに高評価になっただろうな。




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満足度 80% お気に入り曲 Lament  The Roses Of Pieria  Spring Angel
A Friend Far Away In A Foreign Land  The Shield  Some Speak Of Sailors







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