Xerath







"II"




イギリス出身のシンフォニック/プログレデスメタルバンドの2ndアルバム。


メタル不毛の地とされつつも何気にちょくちょく良さげなバンドを排出している印象のある
イギリスから登場したデスラッシュバンド2作目のアルバムで、彼らの音楽性を判りやすく
簡潔に言い表すならばズバリ「シンフォニック化したMESHUGGAH」だろう!MESHUGGAH直系
ギターリフとドラムのリズムが狂った変態ポリリズム系無機質テクニカルデスラッシュサウンド、
噛み付くような絶叫
とまんまそんな感じなんだがその上に映画音楽クラシックが如き
壮麗で本格的なオーケストラが乗ることにより彼ら独自の個性を発揮する事に成功しておる!
無論付け焼刃のチープなサウンドではなくプロダクション的にもアレンジ的にもかなり本格的なムード
漂っており決してキャッチーではないアーティスティックなバンドであると言えよう・・・!

1曲目は早速ホーン、笛、ストリングス等のオーケストレーションが壮麗に盛り上がり
チープさ皆無で本格的なムードを醸し出しそしてメタリックなキレのあるバンドサウンドが
タイトに登場!まるでMESHUGGAHのような変態チックなデスラッシュでヴォーカルも絶叫タイプ
そんな感じだがあっちとの大きな差はやはりシンフォニックであると言う所だろう!2曲目も
またホーンやら何やらにタイトなバンドサウンド、絶叫シャウトが入り混じるシンフォニック
変態デスラッシュ
をプレイしておる!3曲目もまた変態シンフォデスラッシュだがこの曲は
ドラムが暴れブラストのような凶暴な爆走を見せておりアグレッシヴさが強調されるもその後は
変態でありながらノリの良いリフも見られそしてサビ(?)ではオーケストラも盛り上がるぞ!
ラップみたいな声が聴けるパートにベースソロもあるな。4曲目はミドルテンポでズンズンと
突き進むリフ
にどこかデジタルリズムのようなドラミングが印象的な曲でメタルコア然とした
ちょいダミ声交じりのクリーンVoコーラスも顔を出し後半ではフュージョン系の泣きを
主体としたギターソロ
も聴けるぞ。5曲目はこれまた重厚でシリアスなオーケストラ
ゴリゴリしたメタルサウンド、絶叫シャウトが乗っかるMESHUGGAH色濃いミドルテンポの
変態デスラッシュで6曲目も冷たいストリングス、ホーンゴリゴリの
へヴィサウンド
が入り混じるミドル/スローのシンフォデスラッシュだ。サビはクリーンVoによるコーラスが聴け
メロ重視のギターソロもちょいと顔を出すぞ。7曲目は手数多いドラムトレモロリフ
緊迫感を演出、変態さよりもデスメタル的邪悪さが前に出た印象がありそして疾走しオーケストラも
勿論バックで曲を盛り上げブラストも聴けるぞ!中盤は本格的なクラシックの静寂パートの
ようなムード
を醸し出すもすぐにバンドサウンドが切り込みアグレッションを取り戻すのう・・・!
後半は再びブラストで爆走しその後オーケストラパートになりメロウなアコギで幕を下ろす。
8曲目はタイトなデスラッシュサウンドとオーケストラが聴けこれまたトレモロリフも登場するが疾走はせず
ミドル、スローテンポで展開
、へヴィリフのバックで舞うオーケストレーションがやはり本格的だな。
後半でブルージーな味わいの中にフュージョン的技巧を感じさせるギターソロも登場、
全体的にソロが極めて少なくその変わりにオーケストレーションがあるのだろうが、テクも十分に
ある
んでもっと弾いてもらいたいモンじゃ・・・!9曲目も同じくへヴィなデスラッシュとオーケストラが
合体したスローテンポ曲。男らしさプンプンのクリーンVoコーラスも登場し後半でこれまた
泣きつつレガートなギターソロが登場しフュージョンライクなエモーションを感じさせるな・・・!
10曲目は軽快な(?)ドラムで始まりメタルサウンド、ストリングスが顔を出し盛り上がりを見せどこか
エキゾチックなムード漂う映画のサントラのようなムードを放ちソプラノ系の
フィメールクワイア
も顔を出し中盤はオーケストラのみによる本格的なクラシックと言うか
映画音楽のような雰囲気漂うシンフォニックなパートも聴け後半はギターソロも顔を出すぞ。


変拍子・・・というかポリリズムで構成された変態チックで無機質なマシーナリーさを誇る
タイトなデスラッシュサウンドの上を壮麗にして荘厳なオーケストレーションが舞う様は
シンフォ化したMESHUGGAHと言うか、MESHUGGAHみたいな音を取り入れた前衛的な
クラシック
と言うか、そんな感じのムードプンプンでインパクト抜群、売れ線ではない孤高さを追求する
極めて芸術的な価値観を感じさせてくれるのだがそれだけにキャッチーさ、メロディアスさは
皆無
となっておりシンフォニックではあるがCRADLE OF FILTHとかDIMMU BORGIR とか、
あの辺のメロディアスでドラマティックなバンドを愛する層にはあんま受け入れられなさそうだな・・・!
どの曲も似たり寄ったりな感じでスロー、ミドルテンポのパートが多いのもMESHUGGAH譲りだがテクニカルな
変態
の割りに全体的にギターソロが少ないというのも風変わりな特徴だ。無機質なメタルサウンド
映画音楽的オーケストレーションという点ではBIOMECHANICALに近いタイプと
言えそうだな。まぁ何はともあれかなり面白い音を出しているバンドだと言えよう!




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満足度 78% お気に入り曲 Unite to Defy、Reform Pt. III、Enemy Incited Armageddon、
The Glorious Death







"III"




イギリス出身のシンフォニック/プログレデスメタルバンドによる3rdアルバム。


MESHUGGAH直系のヘヴィなDjent/テクニカルデスメタル映画音楽のような
壮麗、壮大なオーケストラを融合させた、独特のシンフォニックデスメタル
プレイするイギリス出身のバンドによる通産3作目のアルバムである!
本作も方向性としては無機質なテクニカルデスメタルフィルムスコアばりの
大仰極まりないオーケストレーション
を融合させたシンフォニックデスメタルで、
メロディアスだったりクサかったりするような事は無いんだが、とにかく重厚で壮大な、
シリアスさ満点のヘヴィサウンドを堪能出来るぞ!

1曲目は早速のオーケストラに始まりバンドサウンドと共に重厚な壮大さを演出、
絶叫Voがまたハイテンション浮遊感あるクリーンVoコーラスも聴けるぞ。
2曲目も壮大なオーケストラ無機質なヘヴィサウンドが聴けるスローチューンで、
3曲目は管楽器系がまた大仰さを放っており、途中でクリーンVoも顔を出すぞ。
4曲目はヘヴィかつ淡々とした印象もあり、オーケストラはミステリアスな感じで
珍しく疾走感が見られ、Djent要素も強くギターソロはフュージョン寄りか!?
5曲目も淡々としつつ壮大な感じで、6曲目も似たような雰囲気のスロー曲となり
7曲目はよりメカニカルで無機質なムードが強くなるが、エキゾチックな
ストリングス
泣きのギターも聴けるぞ。8曲目はデジタル系のシンセと共に
オーケストラが壮大さを演出、9曲目はリズミカルな重厚さが見られ、
10曲目もヘヴィサウンド、オーケストラが壮大さを放ち、エフェクトのかかった
演説のような声
も聴けるぞ。11曲目は壮大さの中にクリーンVoのコーラスが目立っており、
12曲目はクワイア的なコーラスが顔を出しエモい穏やかさがあるか!?
13曲目は珍しくストリングスにドラマティックさが見られるインスト。ギターソロもなかなかに
構築美を感じさせ良いな。14曲目はDjent要素が見られつつクリーンVoも目立っており、
シンフォニックでヘヴィだが穏やかな印象もあるか!?


本作もやはりヘヴィでタイトなMESHUGGAH的Djent/テクニカルデスメタル
重厚で壮大なオーケストラが混ざったシンフォニックデスとなっており、
この手のオーケストレーション入りメタルとしてはメロディアスさが無く、
シンフォメタルにクサさを求める向き
には合わないし、疾走感も皆無
前作同様似たような楽曲が並んでおり、オーケストラを除いたら普通のDjentに
なりそう
な気もするんだが(爆)、いかにも今風なチャラいデジタルシンセなんざよりは
こういう大仰さ満点のオーケストラのほうが全然良いのは言うまでも無かろう!
まぁもっとメロディアスさや疾走感、劇的さが欲しい所だな・・・!




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満足度 75% お気に入り曲 Veil Pt 2







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