WORDS OF FAREWELL







"Immersion"




ドイツ出身のメロディックデスメタルバンドの1stアルバム。


今時珍しくメタルコア、デスコアの流れを汲んでいない純然たるメロディックデス
プレイするドイツの若手バンドである!音楽的には慟哭系のギターサウンドをメインとする
昔ながらのオールドスクールな叙情メロデス要素だがリフワークは多少今っぽいモダンさ
見せており、湿り気、憂いを帯びたメランコリックさはむしろゴシックメタルに近く
ストリングス系のシンセもバックで顔を出すがメインは泣きのギターである!ヴォーカルは
しわがれた吐き捨てタイプのデスVoオンリー一本調子だがこれもまた昔ながらの
デスメタル的ムードを醸し出しておるのう・・・!


1曲目はモダンながらも叙情的なムード漂うギターリフが聴けストリングス系の
シンセ
も登場、リードギターはメロディアスメランコリックさを演出しており
メロデスでありながらも疾走はせずミドルテンポゴシックメタル的な質感
感じさせるがその後のリードギター煌くようなキレを見せサビ(?)のバックで
聴けるギターフレーズも良いのう・・・!
後半はテンポアップするがやはり
全体的な雰囲気はメロデスと言うよりもゴシックメタル風である!2曲目は
ハモリギターリフちょい今風のムードを醸し出すもやはり基本は叙情的な
泣きのメロデス
で途中アトモスフェリック風のデジタルシンセが聴けるパートが
顔を出すのう・・・!その後のツインギターが絡み合うソロも聴き所である!
3曲目はデジタルシンセも聴けつつ叙情的でメロディアスなギターも顔を出し
軽快なアップテンポで展開、サビ辺りはストリングス系シンセも登場しある意味
シンフォニックとも言えそうか!?
4曲目は珍しくモダンなエクストリーム要素を
前面に押し出し疾走する
もリフワークはやはり昔ながらのメロデススタイルをキチンと
踏襲しておる!ツインリードによるハモリソロもまたドラマティックでプレイも
結構流麗なテクニカルさがあるのう・・・!5曲目は怪しげなデジタル音で幕を開け
アトモスフェリックな雰囲気を放つ短い繋ぎで続く6曲目はこれまた珍しく今風の
シンセサウンド
が聴け叙情ギターフレーズも顔を出すが全体的にモダンな
仕上がり
となっておるのう・・・!7曲目もどこか今風のモダンな質感を醸し出すがそれでも
メロディーラインは叙情性が感じられるアップテンポチューン。ギターソロがまた
メロディアスだな。8曲目もモダンさのあるリフが聴けるがその後はへヴィさを
キープ
しつつもリフワークは実に叙情的デジタルシンセも顔を出すが中盤から
疾走するぞ!
9曲目は空間系シンセピアノ、アコギメランコリックな叙情性を演出し
その後は北欧っぽさ満点の何とも言えない哀愁を放つバンドサウンドが登場、さらに
妙にノリの良い疾走感を放ちストリングスシンセも聴けるぞ!サビ(?)のバックで
顔を出すリードギターのオブリがまたクサくいちいちツボを突いてくるのう・・・!
10曲目はモダンかつノリの良いリフが聴ける硬質なアップテンポ曲だが
途中ピアノが挿入され美麗さを放つぞ。ギターソロもまたメロディアス
その後もクサさを見せておるわい!


ドイツのバンドでありながら音作りは極めて北欧メロデスライクINSOMNIUM辺りを
彷彿とさせるメロウさ、メランコリックさ重視の姿勢が実に良いのう・・・!まぁ彼らにも
モダンな要素はあるのだがそれでも根底にあるのは北欧スタイルである!
派手さは無く個性も薄いかも知れんが昔ながらの北欧叙情派慟哭メロデスが好きなら
聴いて損無しの隠れた良質バンドだと言えよう!




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満足度 80% お気に入り曲 Project: Daybreak  End Of Transmission  On Second Thought
Vagrant Story







"The Black Wild Yonder"




ドイツ出身のメロディックデスメタルバンドによる2ndアルバム。


ちょいとモダンな要素を盛り込みつつも、基本は王道中の王道を行く叙情慟哭系の
メロディックデスメタル
をプレイする、ドイツ出身の6ピースバンドによる通算2作目の
フルアルバムである!
音楽的には前作同様のちょいと今風なシンセやリフを盛り込みつつも
徹底して北欧メロデス直系の慟哭、叙情性を追及した、今時珍しいくらいにストレートで
好感の持てるメロディックデスメタル
をプレイしておるわい!

1曲目はクリーンギターで幕を開けメランコリックさ満点のバンドサウンドも登場!
北欧叙情メロデスまんまな寒々しさを演出し、2曲目はシンセがエキゾチックな
壮大さ
を放ちつつもリフはモダンな質感もあり、今風な面のあるシンセも登場するぞ。
3曲目は退廃的なメロウさを演出するミドル曲で、アンビエント系のシンセも登場し
4曲目はシンセが神秘的な幕開けを見せ、リフ等ちょいとモダンな印象があるもフレージングはやはり
叙情的だな。5曲目はメロデスライクなリフを聴かせつつもちょいとモダンさがあり
疾走感も放つ
勢いある曲だ!6曲目はデジタルサウンドで幕を開けギターも登場、
その後はどこかノリの良いリフ、リズムで展開しつつもリードギターはやはり北欧メロデス風の
独特の情緒
を放っておるわい!7曲目はストリングスエキゾチックな壮大さを見せる
アップテンポチューンで、リフワークはちょいとモダンプログレ風味も醸し出しており
8曲目は渋めの哀愁を漂わせるベース、クリーンギター、ピアノメランコリックな出だしに続き
どこか退廃的な淡々とした空気を放つバンドサウンド、流麗な美しさを見せるピアノが登場!
9曲目はモダンな無骨さを醸し出しつつストリングスシンセも盛り上がりを見せるシリアスな
ミドル〜アップテンポチューン
である。10曲目は淡々とした出だしからへヴィリフ、シンセ
モダンさを感じさせつつもプログレメタルに接近したかのような印象があるな・・・!11曲目はボーナス扱いで、
ベースに始まりワイルドなノリの良さを放つアップテンポ曲となり、北欧っぽさは無いのだが
キャッチーさは感じさせるだろうか!?


徹底的にメランコリックさ、北欧情緒を重視した慟哭系メロディックデスメタル
追求しており、イマドキらしいアトモスフェリック寄りのシンセモダンな要素
部分的に見せているが、決して嫌味にならずむしろ効果的に使われており
確かなセンスを感じさせてくれるのう・・・!基本はミドルテンポ疾走しておらず派手さも無いんだが
これぞメロデスよ!最近のモダンでチャラいデジタル系メタルコア
辟易しているリスナーにオススメの良心的バンドである!




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満足度 80% お気に入り曲 Continuum Shift  Telltale Notion  Beauty In Passing
Luminary Ghost







"A Quiet World"




ドイツ出身のメロディックデスメタルバンドによる3rdアルバム。


多少のモダンさを盛り込みつつも、基本は叙情慟哭タイプ昔ながらの
メロディックデスメタル
を聴かせてくれるバンドとして、派手さは無いが
堅実な仕上がり
北欧叙情メロデス好きを喜ばせてくれるドイツ産の
バンド
である!だが通産3作目に当たる本作では叙情慟哭メロデス要素は
減退し始めており、
その代わりモダンなヘヴィさが見られるようになり始め
いよいよ俺等の好みから遠ざかり始めちまったな・・・!

1曲目はシンセを交えモダン路線に接近した印象があるが、ギターソロは
トリッキーかつメロディアス
だな。2曲目もやけにモダンなリフ、シンセ
目立ちつつアップテンポで展開、3曲目もモダンなソリッドさが見られ
4曲目は淡々としたアトモスフェリック寄りエモ風の刻みを見せるギター、
クリーンVoコーラスも聴け、ギターソロはメロディアスさがあるな。
5曲目も今風な印象が強いが、多少はメロディアスなギターも顔を出し6曲目はどことなく
エキゾチックな怪しさが見られるのう・・・!7曲目はギター、シンセがそれなりに
メロウさ
を放つが、やはり基本はモダンな感じだな。8曲目はストロングな勢いを
感じさせるモダンメロデス
で、9曲目は緊迫感を漂わせるギター、
シンセ
が聴ける、どことなく未来的な印象のある10分の大作である。


過去2作で俺等を楽しませてくれた北欧直系の叙情慟哭メロデス要素は
なりを潜め、
過去作に微かに見られたモダンさが前面に押し出されてしまい
叙情性、メロウさ、泣きはかなり減っており、残ったのはグルーヴィーで
ソリッド
なメロディアスさ皆無のヘヴィリフにイマドキっぽさを漂わせる
デジタル系シンセと、俺等が好きだった要素が消滅し俺等にとって
どうでもいい要素
が増強されちまったガッカリアルバムである!
所謂セルアウトの一種かも知れんが、ただただ残念じゃのう・・・!




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満足度 64% お気に入り曲 特に無し







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