WONDERONCE







"Freedom Odyssey"




スペイン出身の女性Voシンフォニックメタルバンドによる1stアルバム。


2014年に結成されたばかりのバリバリの新人バンドで、本作は
自主制作によるデビューアルバムのようで、音楽的には女性Voながらに
よくあるシンフォゴシックでは無く、RHAPSODY OF FIRENIGHTWISH辺りから
影響を受けた壮大で大仰なシンフォニックメタルとなっており、分厚さのある
クワイアや男Voも交え、時に民謡、フォーク的な面を見せるコッテコテの
エピックなクサさ
があり、新人の自主制作ながらにプロダクションも良好
シンセオーケストラもなかなかに大仰さがあるな・・・!ちなみに女性Voの
声質はオペラティックでは無くコケティッシュな感じで、歌詞は英語詩
ワールドワイドな活動を目指しているのだろうか!?

1曲目は語り、シンセオーケストラ、クワイアがいかにもなファンタジー感
放つイントロで、続く2曲目はバンドサウンドも顔を出し勇壮さを演出、
男Voやクワイア
も顔を出し民謡ライクな雰囲気もあるな。3曲目もまた
ストリングス、フルート、クワイアが民謡っぽさを見せつつ大仰さを演出、
弱めのグロウル、男Vo
も顔を出し男女ツインVoな感じだな。
4曲目はいかにもなSEに続いてシリアスに疾走!グロウルに男女ツインVoで展開し、
5曲目は語り、オーケストラによる繋ぎで、6曲目は民謡ライクな側面
押し出されたバラード的な曲だが、後半でヴァイオリンと共に軽快さを放つぞ。
7曲目はアコーディオンが牧歌的な軽快さを放ち、特に民謡要素が強くなるも
神秘的なファンタジー感が漂うインスト。8曲目はよりファンタジックな印象の
男女ツインVoバラードで、途中からクワイアが盛り上がりを演出するぞ。
9曲目は大人しさの中に美麗さが見られる北欧的なスロー曲。10曲目は怪しげな空気が漂う
淡々とした感じで、シアトリカルに盛り上がり演劇的な女性Voやグロウルも登場!
11曲目は大仰なオーケストレーションに始まりこれまた淡々としているが、
ソプラノVoと共に疾走!グロウルも目立ちアグレッシヴだがそれ以上に
壮大である!12曲目は男女ツインVo、アコギ、オーケストラ
淡々としつつも重厚さを醸し出す雄大な曲だな。


これは思わぬ掘り出し物である!新人の自主制作デビューアルバムながら
よくあるチープさ、ショボさが無く、大仰で壮大なエピックメタル的な
クサさ
を存分に発散するシンフォニックメタルとしてキッチリ仕上がっており、
オーケストレーションクワイアを大々的に導入しつつ部分的に
民謡ライクな要素を見せる辺りはFAIRYLANDを彷彿とさせるのう・・・!
女性Voバンドとの触れ込みだが、男Voやグロウルも多用され
実際には男女ツインVoバンドと言ってしまっても良さそうだな。
アルバム後半で失速気味になってしまうのが惜しいが、そこが克服されれば
かなり凄い存在になりそうで今から期待が持てるのう・・・!
それにしてもこの手のクサメタルは一昔前はそれこそ同人メタルの
専売特許
な感じだったんだが、すっかりお株を奪われて久しいな(爆)。
2000年代初頭にディスクユニオンヘヴン等でこの手のクサメタルを
漁っていた第一世代クサメタラー、そして2010年前後にM3とかで
この手のクサメタルを漁っていた第二世代クサメタラーに捧げたい1枚じゃ!




Amazon.co.jpで見てみる





満足度 83% お気に入り曲 Dragon Valley I - The Journey  Morrigu
Dragon Valley II - Frozen Fire  Slay The Kraken







もどる


inserted by FC2 system