WILLOWGLASS







"Willowglass"




イギリス出身のインストプログレッシヴロックユニットの1stアルバム。


イギリスから2005年にリリースされたアルバムで、ギターやベース、シンセ、フルート等を操る
マルチプレイヤードラマーの二人によるユニット形式となっており音楽的にはメロトロンや
シンセ
がメインのインスト形式のプログレでテクニックを見せるよりは穏やかでたおやかな
叙情性あるムード
を醸し出す事に重点が置かれており初期のGENESISやCAMELを彷彿とさせる
ほのぼの系シンフォニックプログレと言えそうだな。

1曲目は穏やかなピアノに始まりストリングスシンセも顔を出すイントロで続く2曲目は
ギターのボリューム奏法による泣きにクリーンギターらしき音も聴こえ穏やかで牧歌的な
ムード
を醸し出す叙情味あるたおやか系プログレで途中からムードが変わり緊迫感ある
ベース、ドラムにシンセがテクニカルに乗るいかにもなプログレとなるぞ!その後は
アコギ、クリーンギター、ハモンドがちょいオシャレさを出しフュージョンというか
70年代ライクな空気を演出、後半はフルートメロトロンが登場しまんま昔の、
70年代のプログレそのもの!
3曲目はこれまたメロトロンにアコギが聴け
フルート
も顔を出し盛り上がりを見せるがこの辺もまんま70年代でそこが良いな(笑)。
中盤で静かになり後半でシンセが再び穏やかさを保ちつつ盛り上がるぞ。4曲目はアコギが
叙情的でこれまた穏やかなムードを醸し出す短い繋ぎで5曲目はチェンバロのような音色で
幕を開けメロトロンが穏やかながら何とも言えない退廃的とも言えそうな叙情ムード
これでもかというほど放つシンセメインの昔ながらの叙情派ブリティッシュプログレである!
ベースも目立ちつつフルートもメロウさを出しているな。途中からシンセがメインになり
テンポもアップしテクニカルさも醸し出され後半は泣きのギターも聴けるぞ!6曲目は
これまたメロトロン強烈な哀愁を放つ繋ぎで7曲目は変拍子と共にテクニカルで緊迫感漂わせつつも
穏やかなムードを保った英国らしいプログレチューンだ。シンセ、メロトロンも目立ち
中盤以降は泣きのギターがハモりを披露する!8曲目はシンセ、メロトロン、ギターほのぼのとした
遊園地系のムード
を醸し出す穏やかなプログレ曲で途中聴けるフルートがまた哀愁タップリじゃのう・・・!
オルガンもまたメロウである!後半はギターも目立ち始めるぞ。9曲目はどこか
ピコピコしたような音色をバックにアコギ、メロトロンが顔を出す牧歌的プログレで途中から
メロトロンがクワイア系の音色を披露し壮麗さも醸し出され後半は泣きのギター
実にエモーショナルなフレーズを奏でておる!10曲目は低音のギター、ベースほの暗く
やはり穏やかなムードを演出する短めのアウトロ的な曲。


プロダクションも、楽器の音色自体も、楽曲自体もまんま70年代のソフトなプログレそのもの
とても2005年にリリースされたアルバムとは思えんオールドスクールさがあり
あの頃を知るプログレッシャーにはたまらん1枚なのではなかろうか!?コテコテに
クサい
訳でも変態染みている訳でも捻くれている訳でもない優等生的な空気があり
穏やかで牧歌的なムードがプンプンなんで派手な音、ハードロック系の音が聴きたい
リスナーにはちょいとユルすぎるかも知れんが古きを知るリアルプログレッシャーならば
十分以上に楽しめよう!現代に蘇った癒し系プログレである!




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満足度 77% お気に入り曲 Garden、Tower Of The King's Daughter、Into The Chase







"Book of Hours"




イギリス出身のインストプログレッシヴロックユニットの2ndアルバム。


2000年代リリース作なのにあまりにも70年代のソフトな叙情シンフォプログレスタイル
まんまなインスト
をプレイしプログレッシャーの間でも上々の評判を得たイギリス出身の
マルチプレイヤードラマーによるユニットの2008年リリースの2作目である!
音楽的には前作同様インストシンセ、メロトロンがメインとなった穏やかで牧歌的な
たおやかほのぼの系ブリティッシュプログレ
で技巧よりもムード、曲の流れ、叙情性を
重視するスタイル
をとっており本作は全5曲だがプログレらしく殆どが大作で
聴き応え十分な内容
に仕上がっておる!

1曲目は早速の11分程ある大作フュージョン的とすら言えそうな爽やかでオシャレな(?)
シンセで幕を開けテクニカルな演奏を披露、ギターとシンセがユニゾンしたり絡む所
初期のYESを思わせメロトロンもバックで顔を出すぞ。その後はベースが怪しげなムード
醸し出しメロトロンがクラシカルなフレーズを披露、そして再びシンセが舞いギターが
ファンク的なカッティングを披露し軽快に展開するシンフォニックなメロトロンパート
シンセメインの爽やかプログレパートが交互に聴ける曲調になっているな。2曲目は
アコギが穏やかで牧歌的なムードを醸し出しフルート、メロトロンも登場する叙情性が
極めて強い4分ほどの曲。
3曲目はフルートで幕を開けオルゴールの音色がリリカルさを演出、
その後はベースがどこか怪しいムードを醸し出しほの暗さを纏いつつも穏やかな音作りで展開、
中盤付近でマーチング調ドラム明るい笛が聴けそしてオルガンクラシカルな
メロディー
を奏でベースもエキゾチック(?)でロマンティックなフレーズを披露、シンセもどこか
中東ライクなムードのメロディーラインを聴かせそしてフルート、オルガンがクラシカルに絡み
この辺のフレージングはクサメタラーもちょいと惹かれるものがあるかもな・・・!?後半でようやく
泣きのギターが前面に押し出され盛り上がり全体的にメロディアスさ、牧歌的要素を重視した
アレンジ
になっておるのう!4曲目はフォーキッシュなアコギ、メロトロン叙情性を醸し出し
オルガンも微かにオブリを入れその後はシンセがプログレ的ムードを醸し出し
ギターも登場、そして流麗なピアノも顔を出しメロトロンもバックで曲を盛り上げオルガン
メインフレーズを奏でそしてアコギで幕を下ろす。5曲目はそのままアコギが繋がりメロトロンも登場、
そしてクリーンギター、エコーの掛かったギター、アコギのストロークベース、ドラムも聴け
プログレッシヴなスタイルとなりメロトロン、オルガンもバックを彩り穏やかに展開、そして再び
アコギが流麗さを演出するもすぐにシンセ、バンドサウンドパートに戻りそしてダークなムードを放ち
オルガンが物静かに、クラシカルにフェードインし重厚で崇高なムードを演出し
その後はクワイア音のメロトロンをバックにシンセ、ベースがプログレッシヴに自己主張、
そしてチャーチオルガンが荘厳に響き渡りピアノが陰りを纏い穏やかなバンドサウンドに
いかにもプログレなシンセが聴けスローテンポである種の退廃感を見せながら展開し
そしてまたしてもアコギが流麗なアルペジオを奏でオルガン、メロトロン、シンセも登場、ダークさを
帯びた重々しく怪しいムードはどこかKING CRIMSONに通じる17分近くある大作である!


方向性は前作と同じシンセ、メロトロンメインのまんま70年代なブリティッシュプログレだが
今回は大作志向になった感がありよりプログレしている印象が強くテクより曲展開、叙情性、
メロディーライン
を重視した音作りは技巧至上主義に中指を立てるリスナーにこそ
オススメしたいものじゃ!だだ本作もやはりメタル耳で聴くとユルい事この上なくさらに
ギターの出番が前作よりも減っているんでうるさい音、やかましい音を好む
リスナー
にはあんまオススメ出来んがな・・・!




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満足度 77% お気に入り曲 The Maythorne Cross、Book Of Hours、The Labyrinth







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