WILLIAM GRAY







"Silentio"




アルゼンチン出身のシンフォニックプログレバンドによる2ndアルバム。


ギタリストのSebastian Medinaによって結成されたバンドと言うかプロジェクト的な
立ち位置の存在で、多数のゲストミュージシャンを招いてレコーディングしているようで
本作は前作から6年振りにリリースされた通産2作目のアルバムらしく、音楽的には
プログレハード的なギターを主軸としつつ生のストリングスアンサンブルが
クラシカルでシンフォニック
な空気を演出、コーラスワーク等シアトリカルな面があり、
曲によってはタンゴ、フォルクローレ的な要素も垣間見られるな・・・!

1曲目は淡々とした出だしから美麗なストリングス、呟きVoが登場するイントロで、
2曲目はプログレハード的なギターが聴け、シアトリカルさのあるQUEEN的コーラス
ギター、ムーグによるソロも顔を出すぞ。3曲目は穏やかなアコギ弾き語り風で、
ピアノアコーディオン等も登場、途中で唐突にフォーク風になるぞ。4曲目は穏やかで
落ち着いた曲調
だが、後半はサックス入りの怪しいプログレハードと化し、
5曲目はアコーディオン、ストリングスが怪しさを演出し盛り上がるタンゴ風だな。
6曲目は再びピアノ、アコギメインの淡々としたマイルドな曲で、途中チェロが顔を出し
シンセも盛り上がるぞ。7曲目はメロウでほの暗いピアノによる短い繋ぎで、
8曲目はアコギリフに始まり暗く怪しく淡々と展開、後半でハードなギターも聴け
疾走感あるプログレメタルと化すぞ。9曲目はストリングスが怪しくも優雅な
盛り上がり
を見せるクラシカルで劇的なスロー曲だ。中盤でムーグソロになりテンポアップし、
さらにクワイア、ピアノソロも聴けるぞ!10曲目はフルート泣きのギターが穏やかなメロウさを
演出するバラード系。後半は何故か民族風だな・・・!11曲目はハードなギターが聴けつつ
淡々とした大人しさがあり、女性Voも顔を出しエキゾチックな泣きのギターソロが聴き所だな。
12曲目はピアノによる短い繋ぎで、13曲目も怪しいピアノで幕を開けプログレハード的に盛り上がり、
途中かなり叙情的で美麗なストリングスが登場、サックスも哀愁を放ち、
ラストは怪しいタンゴとなるのう・・・!


プログレハード的な硬質さのあるギターが主役かと思いきや、生のストリングスや
アコーディオン、管楽器
等がシアトリカルさを放ったり、タンゴや
フォルクローレ風の怪しさ
を演出したりと、プログレメタル的な技巧、ソリッドさよりも
ほの暗くも胡散臭い情緒を重視した仕上がりとなっており、ヨーロピアンな
メロウさ、叙情性を好むプログレッシャー
にとって美味しい1枚だろうな・・・!
その一方であまりギターが目立っているわけでは無いんで、ガチのメタリックさ、ハードさを
求めると肩透かしになる
かも知れんか!?




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