WHISPERED







"Thousand Swords"




フィンランド出身の和風メロディックデスメタルバンドによる1stアルバム。


歌舞伎メタルを自称する、フィンランドから新たに登場したキワモノメタルバンドである!(爆)
メンバーのルックスが歌舞伎メイクサムライコスチューム&ポン刀と、相当なジャパンマニア
ある事を伺わせておりBATTLE BEASTと共に来日公演も果たし、局地的に日本のメタラーの間でも
話題となっているようだ(笑)。
元々ZEALOTなるバンドをやっており、そっちでも武士道モチーフの
和風デスメタル
をプレイしていたがその後WHISPEREDに改名、何気にデモやシングルを
多数リリース
しており本作が初となる待望のフルレンスアルバムのようだ・・・!
それだけあって音楽的にはメロディックデスを基本としつつも、そこに琴や尺八等の和楽器を
ふんだんに盛り込んでおり、
同時に映画音楽的なシンフォニックさも感じさせ
CHTHONICに通じるオリエンタルさを見せているだろうか!?

1曲目は早速の和のムードを演出しつつシンフォニックなオーケストレーションも登場する
意外と日本観を間違っていない長めのイントロで、続く2曲目は唸るギタークワイア系の
コーラス
が登場し大仰さを演出、アップテンポシンセを交えつつ和楽器も舞いシンフォニックな
味わいも見せるドラマティックなメロデス
となるぞ!デスVoは喚きタイプで、ちょいとCHTHONICに
近い部分
を見せつつも曲展開はなかなかに変態的じゃのう・・・!中盤は泣きのギタークワイア
顔を出しポジティヴかつ勇壮なムードを放つぞ!3曲目は淡々としたムードを放ちつつ琴や
オーケストレーション、リードギター
が聴けその後は疾走!中盤は尺八等がオリエンタルな
叙情性
を演出し後半は和音階をギターと琴がユニゾンで奏でるぞ!4曲目はストロングな
リフワーク
ストリングスが舞いワイルドな印象も見られるだろうか!?中盤でまた大仰な
オーケストレーション
が聴けつつ和な要素も強く押し出されるのう・・・!ギターソロが
意外と明るめ
なのも特徴的で、シンセソロも顔を出し様式美っぽいバトルを繰り広げるぞ!
5曲目はアコギがメロウさを演出しヴァイオリンや尺八、クワイアも登場、その後は重厚な
勇壮さを放つスローテンポ
で展開しエピックメタルな雰囲気があるな・・・!これまたシンフォニックな
盛り上がり
を見せておりクワイアもかなり大仰である!ギターソロはメロディアスじゃのう・・・!
後半はヴァイオリン、フィメールスキャットに加え淡々とした泣きのギターが聴け
和風ティム・バートンと言えそうな面もあるか!?(爆)6曲目は初期CHILDREN OF BODOMライクな
出だし
から煌びやかなクサさを放ちベースストリングスも登場、アップテンポで軽快な
ノリの良さ
を見せておりまるでCHILDREN OF BODOMが和風になったかのようである!
シンセソロはどちらかと言ったらプログレメタル風か!?ギターソロとのバトルも繰り広げられ、
その後は緊迫感ある展開になるぞ。7曲目は琴&尺八ストリングス、シンセで幕を開け
バンドサウンドも登場、これまた初期の頃のようなCHILDREN OF BODOMっぽい
ギターフレーズ
が顔を出し急にフォロワーっぽくなるが、やはり和楽器オーケストラ
目立っており個性はしかとあるのう・・・!何故かハイトーン系のシャウトも聴けるぞ!
8曲目は勢いのあるタイトなバンドサウンド映画的なオーケストレーションも登場、
その後はメロスピのようなリードギター、リズムで疾走しシンセも舞うがヴォーカルパートは
淡々とした怪しげなムードが放たれるぞ。やはりも顔を出し胡散臭いが、叙情的な面もあり
泣きのリードギターも顔を出すぞ!メロスピパート後の中盤は和風ホラーと言いたくなるような
和楽器&オーケストラが顔を出し、ハンス・ジマーダニー・エルフマン和をモチーフに
曲を書いたようなムード
が放たれるのう・・・!その後はギターやシンセ、ベース淡々としつつも
どこかプログレメタル的になるぞ。9曲目は長い曲が多い本作にあって最長の、15分を越える大作
和のムードを強烈に演出するイントロから叙情的かつオリエンタルストリングス、笛の音
顔を出し大仰さを放ち重厚なバンドサウンド、クワイア、ホーンの音色も登場!本作中最も
シンフォニックで壮大なサウンド
となるがその後はリードギター、シンセが自己主張しアップテンポで
軽快なメタリックさ
を見せ、和音階を奏でるギターデスVoも聴けるぞ。中盤はギターとシンセの
ソロバトル
を展開しつつこれまた大仰なオーケストラ、琴が登場、後半は琴、フィメールVo神秘的な
叙情性
を演出しアコギ、笛も聴けでありつつどこか民謡ライクだろうか!?


ルックスのみならず音楽的にも相当に変態的な要素が強く、メロデスだったり大仰な
オーケストレーション
が聴けたり和楽器が顔を出したりと、かなり凝った展開を見せており
ただのキワモノバンドでは無いスキル、センスを感じさせてくれるな・・・!和楽器や
和音階
も多用しているが、外人センスの和風要素でよくある間違い日本観に陥っておらず
普通にカッコイイ和風シンフォメロデスに仕上がっている
のが良いな!ルックス、コンセプト
話題を集め、中身で惹き付けるなんてまるでXのようではないか・・・!(爆)




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"Shogunate Macabre"




フィンランド出身の和風メロディックデスメタルバンドによる2ndアルバム。


そのキワモノ過ぎるルックス、コンセプト、そして何気にハイレベルなパフォーマンス、
音楽性
日本盤出ていないにも関わらず来日を果たした、メタル大国フィンランドが生んだ
歌舞伎メタルバンドによる通算2作目のフルアルバムである!音楽的には前作の流れを汲んだ、
テクニカルで複雑な展開
を見せるメロディックデスを基本としつつ、そこに大仰さを放つ
シンフォニックなオーケストレーション、
そして尺八等と言った和楽器を導入し
間違いニッポンでは無い、何気にちゃんとした中世日本的な和の空気を醸し出しておる!

1曲目はいきなりの日本語語りで幕を開け琴の音色を配した大仰かつアグレッシヴな
疾走感
を披露!ストリングス系のシンセメロデス的バンドサウンドが勢いを見せつつ
何気にテクニカルなアンサンブルで爆走するのう・・・!シンフォニックさを放ちつつ
同時にエクストリームな音作りはFLESHGOD APOCALYPSEを思わせるな。ギターソロも
流麗である!
2曲目は軽快なノリキャッチーなリードギターも登場、フォーク的と言うか
パイレーツ風の雰囲気を放ちつつもやはり和楽器が顔を出しオーオー言うコーラスも聴けるぞ。
中盤は野蛮な戦場SEが顔を出しバトルメタル的な勇壮さ漂うムードを放っておる!
3曲目はブラストも交え勢い良く爆走しつつ大仰なクワイアも登場!その後は淡々とした
落ち着き
を見せつつ琴の音色が煌びやかさを放ち、再びシンフォニックな大仰さを放ち爆走!
中盤以降のクワイアがまたクサさを放ち、どこかエキゾチックな中東ムードも見せているか!?
4曲目はこれまた和のムードが相当に強いが、胡弓の音色がどこか中華ライクな一面もあり
この辺は意図的なのか勘違いなのか判別付かんな(爆)。ミドルテンポで展開しつつこれまた大仰な
クワイアも登場、
やはりどこか中華なムードがあるんだが多分判ってて中華要素を取り入れて
いるのやも知れぬ・・・!
ギターソロはこれまた流麗だな。5曲目は怪しさ漂うSEミステリアスなシンセが聴け、
怪しげな胡弓っぽいヴァイオリン(?)も登場し、その後はコロコロした琴と共に軽快に疾走!
シンフォニックさ
もありFLESHGOD APOCALYPSEFINNTROLLが混ざったようなダークな
コミカルさ
を感じさせるのう・・・!ジャパニーズ・フリークスである河童がモチーフの曲だから
こういう感じなのだろうが、中盤では何故かハモンドサックスジャズ的なムードを演出!
何故河童がジャズなのかまったくもって意味不明なんだが(爆)、この変態さはある意味
DIABLO SWING ORCHESTRAに通じる部分があるな(笑)。6曲目はデジタル系シンセで幕を開け、
その後は勇壮さ漂うリードギター正統派っぽさを放つもバンドサウンドはエクストリームな
勢い
があり、尺八も顔を出しCHTHONICを思わせる和のシアトリカルさがあるな・・・!
ギタープレイがまたメロディアス哀愁漂っており、ギターソロもテクニカルかつ構築されておるわい!
後半の琴によるソロ本格的な和の情緒があり良いのう・・・!ラスト付近では勇壮な男クワイアも顔を出すぞ!
7曲目はここに来てCHILDREN OF BODOMに接近したかのような勢いを見せつつもやはり琴が舞っており
和の要素
が強く、ブラストビートフィメールVoコーラスも顔を出すぞ!8曲目は10分近くある大作で、
琴の音色勇壮さ漂うオーケストラ映画のサントラのような大仰さを演出、その後はどこか
キャッチーながらもアグレッシヴな勢いを放ち疾走!クワイアやオーケストラ、
和楽器
を交えヴァイキングメタルっぽさを放ちつつかなりの盛り上がりを見せておるな・・・!
メロディーも劇的ギターソロ構築美を感じさせつつ流麗じゃのう・・・!その後のメロウで叙情的な
和楽器パート
もまた美麗じゃわい!


やはり本作も前作同様練り込まれたテクニカルな展開を見せるハイクオリティーな
和風シンフォニックメロデス
となっており、ただのキワモノでは無い実力の高さ
存分に見せ付けておる!さながら和の要素を取り入れたFLESHGOD APOCALYPSE
言いたくなるようなアグレッション、疾走感大仰さ満点の壮大なオーケストラ
実にクサく、クサメタラー、シンフォニックメタラーにとっては御馳走のような
バンド
だろう!まさに超イロモノにして超実力派である!




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"Metsutan - Songs Of The Void"




フィンランド出身の和風メロディックデスメタルバンドによる3rdアルバム。


自ら歌舞伎メタルを自称、そのキワモノ過ぎるアピアランス、コンセプトから
イロモノバンドと見られがちだが、その実かなり高水準でハイレベルな
和風劇クサメロディックデス
をプレイ、来日公演も果たしておりキワモノ上等な
メタラー達の話題を集めたバンド
である!本作はそんな彼等の待望の3作目で、
方向性は当然のように過去2作の流れを汲んだ、和楽器を大々的に導入し
中華交じりのインチキニッポン
じゃない、本格的な和のムードを感じさせつつ
初期チルボドタイプの煌びやかでクサクサなメロデス要素もしかと見せてくれるぞ!

1曲目は早速の和楽器によるイントロで、2曲目は和なシンガロングを交えつつ
ノリの良さを放っており、ブラストも交え流麗なギターソロ、ベースも登場、
3曲目はシンフォブラックを和風にしたかのような勢いあるブラストで爆走!
クサさもありギターソロも構築されているな。4曲目はシンフォニックなシリアスさが見られ、
ブラスト等シンフォブラック的要素が強く、5曲目は初期チルボドライクなギターが
聴けつつ煌びやかな和楽器と共に疾走!途中ブラストクワイアが顔を出し、
ギターソロもこれまたメロディアスだな・・・!6曲目も軽めのメロデス的疾走感があり、
アコギを交えつつ尺八も聴けるぞ。7曲目は8分ある長尺曲で、和風の穏やかな
出だし
から壮大なシンフォニックさが見え始め、ミドルテンポで雄大に展開するぞ。
8曲目は和でありつつシンフォニックさがあるB>サントラ的繋ぎで、9曲目はナレーションと共に
軽快な疾走感が見られ、和風でありつつヴァイキングメタル的なノリがあるな・・・!
シンガロングもそんな感じでクサいぞ!10曲目は11分を超える本作最長の大作となり、
これまた和でシンフォニックな壮大さが見られクワイアも登場、それでいて
メロデスな疾走感もキチンとありドラマティックに展開するぞ。


流石に当初のインパクトは薄れたが、過去2作の方向性をしかと踏襲しており
緻密に練られた本格的な和の要素を感じさせるクサ系メロデスをプレイ、
過去作を気に入ったリスナーであれば本作でも存分に楽しめるだろう!
まぁ過去2作同様音は軽くグロウルも弱めなんだが、そこがまたクサメタル的だな。
この手の煌びやかなタイプの和風は得てしてチャラくなりがちなんだが、
彼等の場合は根本的な方向性が今風メタルコア、ポストハードコアでは無く
シンフォニックさのあるメロディックデスなんで、チャラくならない
ギリギリのライン
を攻めている印象があるだろうか!?




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満足度 86% お気に入り曲 Exile Of The Floating World  Sakura Omen
Kensei  Bloodred Shores Of Enoshima







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