WAR KABINETT







"Made In Mexico"




メキシコ出身のシンフォニックミクスチャーメタルバンドの1stアルバム。


メタル的にはデスメタルやグラインドコアのイメージが強いメキシコから現れた
新人バンドで、アルバム名は実にふざけているが音楽的には非常に面白い事を
やっており
基本はモダンなパワーメタル系のアグレッシヴなサウンドだがそこに
ストリングスやホーン、混声クワイアに加え細さはあるがブチ切れ気味の
ハイトーンVoまで導入、
さらに曲によってはまんまスラッシュメタルと化す
部分や正統派メタル然とした部分、さらにはシンフォニックブラック的な側面もあり
シンフォニックメタルではあるがメロスピ、メロパワ系でも無ければゴシック系でも無い
独特のミクスチャー振りを見せておる!またどういう繋がりかは知らん
GAMMA RAYのヘニュ・リヒターがゲスト参加している。

1曲目はチェロ音のシンセに始まりホーンやらストリングス
シンフォニックなオーケストラサウンドを聴かせパワフルなバンドサウンドに
デスVoが顔を出し
さらに混声合唱クワイア、ヘナチョコ気味のハイトーンまで登場!
ミドルテンポで淡々としているが大仰なシンフォニックメタルが展開、後半は一気に
疾走しアグレッシヴになるぞ!
2曲目はノリの良いリフ、唸るベースで疾走しメタルコア的な
アグレッシヴさ
がありヴォーカルも最初は吐き捨てタイプのデスVoだがハイトーンVoも登場、
サビはやはりクワイアやホーンが盛り上がりを見せるぞ!中盤はまるでスラッシュメタル
ような強引な爆走に速弾きしまくるギターソロも登場!後半はチャーチオルガンも顔を出し
クラシカルな空気を放つのう・・・!3曲目はこれまたスラッシュメタル然としたリフ
幕を開け勢い良く爆走!ヴォーカルも吐き捨てシャウトで途中テンポダウンする部分も
あるがオーケストレーションは無く完全にスラッシュメタルと言い切れる曲調だな・・・!
4曲目はクリーンギターがメロウさを放ち重厚なオーケストレーションが再び登場、
ヴォーカルは素っ頓狂さのあるハイトーンで捲し立てバンドサウンドはメロパワでも
メロスピでもない
極めて正統派メタルに近い音作りなんだがそこに大仰なホーンや
クワイア
が乗る様はBIOMECHANICALを思わせるのう・・・!中盤はまた叙情的なパート
なるがその後はデスVoに大仰なオーケストレーションが乗りまるでDIMMU BORGIRのようだ!
5曲目は急にノリの良い軽快なロックンロール風メタルになりヴォーカルもモダンな
ダミ声
でまた一風変わったムードを見せておる!主張が目立つリフやオブリが良いな。
どこかIRON MAIDEN風か!?6曲目は再び勇壮なオーケストレーションが顔を出し
アグレッシヴに疾走!映画かRPGのサントラのようなクサさを見せ途中からテンポダウン、
クワイアにハイトーンVoが重厚なメロを歌い大仰なムードを演出しているがヴォーカルが
どうにも弱弱しくヘナチョコ展開が単調なのが気になるのう・・・!ギターソロに
なるとテンポアップしブラスト、デスVoも登場、後半はホーン、クワイアがこれまた
大仰で勇壮なシンフォニックさを見せエキゾチックさのある2ndソロに突入!
何と11分ある大作だがまだ練り込みが足りず冗長になっている部分があるな・・・!
7曲目は怪しげなバンドサウンドホーンが乗り淡々としたムードを醸し出すが
ヴォーカルはハイトーンで捲し立てておりサビはホーンとクワイアが盛り上がりを
見せるぞ!
ギターソロになると急にノリが良くなるのう・・・!ツインリードは
いかにも正統派メタルである!
8曲目はアコギ、ストリングス女性Voが登場し
叙情性を見せるバラード。途中から男Voも聴けツインVoになるがメロディーには
フックが足りんか!?ギターソロはエモーショナルな泣きを見せているな。9曲目は
正統派メタル然としたアップテンポサウンドに壮麗なストリングスが聴けホーンも登場、
シンフォメタル的な盛り上がりを見せつつも途中吐き捨てデスVoも顔を出し中盤は
大仰なクワイア、ホーンに加えIRON MAIDEN風のバンドサウンドが聴けたかと思えば
いきなりスラッシーな疾走を見せギターソロに突入!その後は珍しい笛の音色も顔を出し
ファンタジックな質感も出し始めるぞ。後半はホーンがかなり盛り上がるのう・・・!
10曲目は爆撃SEに始まりアコギ、クリーンギター叙情的なムードを演出、
クリーンVoが切々と歌うバラードになるぞ。後半は盛り上がりを見せ
ヴォーカルもダミ声気味になり無骨な男臭さを出しているのう・・・!11曲目は映画の如き
オーケストレーション
重厚なムードを放ちパワフルなバンドサウンドも登場、
そして一気に疾走笛の音やチェンバロがキラキラと絡み本作中最もメロパワに近い
クサいアレンジ
を見せつけるぞ!サビはテンポダウンするもクワイア、ホーンが実に大仰である!
中盤はアコギ、混声クワイアが厳かさを見せまるで聖歌の如き荘厳さを放ちたまらんのう・・・!さらに
後半では唐突にサンバ、ラテンのノリまで見せ始めミクスチャーメタルの真骨頂を見せ付けるかのようだ!(爆)
12曲目はまるでレクイエムのような荘厳な混声クワイアが聴ける短い繋ぎで13曲目は
シリアスさのあるアグレッシヴな疾走を見せネオクラシカルなユニゾンも登場、
ヴォーカルは結構パワフルに歌っており正統派の勢いにオーケストレーションによる
クラシカルなシンフォニックさ
が融合しクワイアも登場!王道のシンフォメタルかと
思いきや中盤ではテンポダウンデスVoも登場!ビートダウンっぽいホーンも大仰さを放ち
サントラ的なムードを崩す事は無く
その後ギターソロに突入!ラストは実に
素っ頓狂なハイトーンVo
が捲し立てネオクラフレーズも顔を出し大仰に幕を下ろすのう・・・!
14曲目はそのまま勢いあるアグレッシヴなバンドサウンド、ストリングスが聴けるも
クサさ、中世っぽさは減退しノリの良いパワーメタル然としたアレンジになるがやはり
クワイアも聴けるぞ!ギターソロはなかなかに流麗でその後クラシカルな美麗さのある
ピアノパート
に突入しさらに唐突にプログレメタルライクな展開も見せるのう・・・!


基本はアグレッシヴな今風のメタルオーケストレーションを導入したシンフォニックな
エクストリームメタル
なんだがそれだけではなくオーケストラの無い完全スラッシュメタル
正統派メタルなんかも交えつつ大仰に盛り上がる箇所はまるでシンフォニックブラックの
ような禍々しい派手さ
もありさながら非パンク・・・メタル畑でのミクスチャーと言えそうな
音楽性を見せておる!まだ未洗練でこなれていない強引な箇所も多々見受ありやりたい事を
とにかくブチ込んでみました
的な若さもあるがやってる事は面白いので今後が期待出来るのう!




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満足度 83% お気に入り曲 The New Dictatorship  The Great Deceiver  Kill Crusade 
  Guardians Of My Nation  Last Human Prayer  Genesis Of Evil







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