VON HERTZEN BROTHERS







"War Is Over"




フィンランド出身のオルタナティヴ/プログレッシヴハードロックバンドによる7thアルバム。


3人兄弟によって2000年に結成されたバンドで、母国フィンランドでは確固たる
地位を築いているらしく、
現代のバンドでありながらクラシックロックの流れを汲んでおり、
LED ZEPPELIN、DEEP PURPLE、PINK FOLYD、 KINGSTONE WALL等から
影響を受けたようで、音楽的にはサイケデリックロックの要素を多分に含み、プログレ要素もありつつ
アトモスフェリック、オルタナティヴな面もあるが、冷たく湿った美麗さを醸し出す
シンセ、コーラスワークは流石に北欧産バンドらしい美点である!

1曲目は早速12分以上ある大作で、怪しげかつメロウでノイジーなギター、シンセが
アンビエント感を演出、その後は北欧らしいシンセ冷たい美麗さを醸し出しつつ
70年代サイケデリックロック要素もあり、コーラスがかなり美しいな・・・!
2曲目はブルージーなハードロックだが、Voはそこまで渋くは無くエキゾチックな
フレージング
を歌っているぞ。3曲目はオルタナ感を漂わせつつVoがキャッチーで、
4曲目はシンセに始まり怪しいハードさと共に北欧らしいメロウさも見られるスロー曲。
5曲目は穏やかさと共に軽快さがあり、ウィスパー気味のVoメロウで良いな・・・!
6曲目は淡々としつつより怪しい雰囲気が漂っており、7曲目も淡々としつつパーカッシヴな
ドラム
が目立ち、コーラスがやはり美しいな・・・!8曲目はシンセを交え北欧らしくも
ポップ寄り
で、9曲目はストリングスを交え、北欧らしい美麗さを存分に放つバラードだ。
10曲目は8分ある長尺で、淡々としつつ北欧情緒を漂わせストリングスも登場、
泣きのギターも聴け、後半はコーラスが盛り上がりを見せるのう・・・!


ブルージーサイケデリックプログレッシヴで、なおかつオルタナティヴな要素も
見られるんだが、同時に北欧のバンドらしい美麗な情緒、キャッチーさもあり、
Vo、コーラスが美しく、シンセも北欧っぽさがあり、この手の渋くマニアックな
70年代サイケデリックロック
と縁遠いヨーロピアンメタラーでも聴けそうな
雰囲気があるのが長所だな。どうやら昔はもっとサイケ感が強く冗長だったようで、
本作の時点では1曲1曲がかなりコンパクトになり聴き易くなったようだ・・・!
そういう意味ではサイケ者にとってはセルアウトなのかも知れんか!?キャッチーとは言え
今風なチャラさは皆無で、70年代ロックのキャッチーさなのが嬉しいな。




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満足度 82% お気に入り曲 War Is Over  The Arsonist  Frozen Butterflies
Beyond The Storm







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