VESPERIAN SORROW







"Stormwinds of Ages"




アメリカ出身のシンフォニックブラックメタルバンドの4thアルバム。


意外とアンダーグラウンド色濃いブラックメタルバンドがそこそこいる印象のある
アメリカだが彼等VESPERIAN SORROWは何とテキサスという、あまりブラックメタルと
馴染みの無さそうな土地
から現れた北欧シンフォニックブラックスタイルを見せる
バンドである!
音楽的には大仰なオーケストレーションを配したDIMMU BOGIR辺りの
影響下
にある音楽性最重視のシンフォブラで、プロダクションはドラムこそチープなれど
ブラックメタルとしては良くノイジーさも無いので聴き易くヴォーカルは喚き散らすタイプの
しわがれたデスVo
でギターはトレモロに頼らない印象的なリフやオブリをそこかしこで
披露しメロディアスなソロも弾いておる!

1曲目は風のSE野蛮な声、壮麗なストリングス、フィメールVoが聴けるイントロで
続く2曲目はホーン系のオーケストレーションバンドサウンドが登場、ブラックメタルだが
音はそこまでスカスカではなくシンフォニックブラックだけに聴き易さがありドラムの音が
ショボすぎるブラストを放ち構築された大仰さのある音作りを見せトレモロのみならず
しかとリフを弾くギターも良くメロディアスなソロも披露、タッピングもなかなかに流麗で
スウィープも聴かせてくれるぞ!3曲目はドラマティックさのあるトレモロリフ、ブラスト
幕を開け暴虐ながら劇的でもあるのう・・・!ストリングス系のシンセギターのオブリも
印象的
で中盤のハモリを見せるリードギターも良く流麗なソロも聴かせてくれるぞ!4曲目も
王道のシンフォニック/メロディックブラックだが意外と淡々としたミドルパートも顔を出し
怪しさを演出、フィメールVoも顔を出しゴシカルな印象もあるが女性Voが埋もれ気味か!?
ギターソロはやはりメロディアスだな・・・。5曲目は大仰でありつつも怪しげなムードが漂い
そして疾走開始!
中盤は何とエキゾチックなアコギが聴け中東の美麗さを見せ始めるのう・・・!
6曲目はミュートリフ高速ドラムが聴けるも疾走はせずミドルテンポでオーケストラが
重厚さを出しつつこの曲もやはりどこかエキゾチック映画のサントラっぽい部分もあるな・・・!
デスVoはガテラル気味の低音も披露し途中から疾走しギターソロに突入するぞ!
7曲目はメロディアスなリードギター疾走するドラム、ストリングスシンセ
顔を出すミドル〜アップテンポ曲。一部バックで聴けるピアノの音色がまた印象的で
途中クリーンVoも登場!ギターソロはやはりメロディアスエモーショナルな
タッチ
を見せているのう・・・!8曲目はまた大仰さのある冷たいストリングスシンセ
トレモロを刻むリフで幕を開ける劇的さ満点のシンフォブラックで9曲目は
これまたDIMMU BOGIRっぽさを感じさせる大仰なスローテンポで幕を開け疾走開始!
ギターリフ
になかなかフックがあり盛り上がりも良く中盤以降のエキゾチックな
シンセフレーズ
メタリックなクリーンVoの怪しいシアトリカル歌唱も面白く聴き所である!
10曲目はシンセサウンド主体雰囲気重視な側面のあるスローチューン。
11曲目は重厚さのあるリフ、リズムに始まり疾走するもブラスト、トレモロではなく
どこかメロパワに近い部分もあるが根底にあるのはシンフォニックブラックである!


典型的なDIMMU BOGIRタイプのシンフォニックブラック彼等ならではの個性とかは
一切無くありがちと言えばありがちなんだがクオリティーは低くは無くメロディー重視の
シンフォブラック
として良質の音を出しておるな・・・!アメリカンバンドの限界か
あまりフックが無く
この辺が日本やヨーロッパ、本場北欧のバンドには及ばぬ部分で
形骸化の嫌いもあるがメロディー重視のシンフォニックブラック、
メロディックブラック
が好きなら聴く価値は十分にあるだろう・・・!




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満足度 80% お気に入り曲 Stormwinds of Ages  An Empire To Mourn  Oracle from the Ashes
Relics of the Impure  Of Opiates and Accolades







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