VEIL OF MAYA







"Eclipse"




アメリカ出身のテクニカルデスコアバンドによる4thアルバム。


アメリカはイリノイから登場したデスコアバンドで、2012年に来日も果たした経歴があり
音楽的にはかなりの技巧を連発しまくるテクニカル系のデスコアで、そこまでゴリゴリでは無く
むしろデスコアとしては軽めな印象があるんだが、その分ギター、ベース、ドラムが相当に
手数の多いテクニカルなプレイ
を連発しまくっており鋭いオブリ変拍子が多用されまくり、
微かにではあるがシンセ類も顔を出し神秘的な空気も見られるだろうか!?

1曲目は怪しげな出だしに続き変拍子系のヘヴィサウンドが聴けるイントロで、続く2曲目は
テクニカルさ満点の手数を見せる各楽器が暴れまくるテックデスとなり、3曲目もDjent的な
細かい変態リズム
にどこか神秘的なシンセやピアノも登場、4曲目はブラストビートで爆走しつつ
ギターサウンドはポストハードコアと言うか初期スクリーモのような爽やかさすら感じさせるぞ!
中盤以降はアトモスフェリックさすら見られるのう・・・!5曲目も細かい高速オブリが目立ち
Djent的なリズムワークも登場、ギターの音は軽めで中盤以降はポストハードコアにも接近するぞ。
6曲目はブラスト、トレモロで爆走しつつもその後は怪しくも叙情的なギター、シンセフレーズが聴け
意外とドラマティックだろうか!?7曲目は無骨な印象を放ち疾走、ちょいと地味な印象もあるが
ギターフレーズがテクニカルに盛り上がるパートも見られるぞ!8曲目はクサさすら醸し出す
シンセ
に始まりそのまま爆走開始!テクニカルデスコアなのにギターフレーズ等クサめで
まるでマイリトルポニーを密かに観ているヤンキーみたいだ(爆)。
9曲目はメロウなムードを醸し出す叙情ポストハードコア風となり、トレモロギターが
エモい情緒を発散しているな・・・!10曲目はテクニカルデス路線に舞い戻り緻密な
アンサンブル
と共に疾走!さらに叙情的なトレモロブラストも顔を出すぞ!


各楽器が技巧の限りを尽くすテクニカルデスコアだが、思った程ゴリゴリでは無く音作りは
むしろ軽めな印象があり、曲によってはアトモスフェリックなシンセが顔を出したり、
さらにはギターがより軽い音で初期スクリーモ、エモ的なライトさを見せる部分
あったりとテクニカルデスコア系にしてはかなり聴き易いだろうか!?テクニックや
ヘヴィさ、グルーヴ重視
になりがちなこの手のジャンルにあってメロディアスさが
随所で見られる
のも好印象である!デスコア、テクニカルデスメタル勢の
筆下ろし
としても機能しそうなバンドだな・・・!




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満足度 84% お気に入り曲 Divide Paths  Winter Is Coming Soon
Enter My Dreams  Numerical Scheme  Vicious Circles







"Matriarch"




アメリカ出身のテクニカルデスコアバンドによる5thアルバム。


言わずと知れたテクニカルデス系の伝説的存在、CYNICの楽曲から名前を拝借した
イリノイ出身のバンド
で、テック系デスコアでありながらも意外とメロディー重視、
ドラマ性重視な姿勢
も見せている聴き易さ満点の(?)バンドでもある!本作は彼らの
通産5作目のフルアルバムで、音楽的にはDjent的なリズムを多用したテクニカルデスを
踏襲
しているんだが、前作のようなメタルコア、ポストハードコア的な叙情性は減退し
デジタルシンセが目立つようになっており、リズムもブラスト、トレモロを交え劇的な
疾走感を見せていた前作
と比べてDjent的なノリが増えた印象があるな・・・!

1曲目は早速の変則的なリズムDjent要素を垣間見せ、デジタル寄りのシンセも登場し
2曲目もまた硬質なタイトさ、テクニカルさを放っているが後半でシンフォニックになるぞ!
3曲目はポストハードコアに接近した穏やかかつテクニカルなギターに加え、クリーンVoや
デジタル系のシンセ
まで顔を出し今風な空気を放っているのう・・・!4曲目は前作の方向性に接近した
忙しない手数の多さを放つ疾走曲となるがブレイクダウンも登場、スクリーモ的な面もあり
シンフォニックなパートも聴けるぞ。5曲目もテクニカルなギターフレーズが顔を出す疾走チューンとなり
サビでクリーンVoも登場!後半はチャラめだな。6曲目はライトな音作りの今風ポストハードコア系で、
クリーンVoもやけに目立っておりギターも軽めだな。7曲目は勢いのある疾走チューンになるが
ギターの音はやけに軽くこれまたポストハードコア、スクリーモに近い感じだな。
8曲目はテクニカルさと共にやけに中東ライクなギターフレーズも目立っており、中盤聴ける
ストリングスシンセクリーンギター等もどことなくエキゾチックな感じだな。
9曲目は怪しげなムードを発散するシンセ類による短い繋ぎで、10曲目は不協和音ギターが禍々しさを放ち
勢い良く疾走するテクニカルなカオティックデスコアで、叙情的なギターフレーズも顔を出し
前作に近い印象もあるぞ!ギターソロもまた流麗じゃのう・・・!11曲目はストロングな無骨さも見られる
彼らとしてはヘヴィ寄りなミドル曲で、途中妙にメルヘンチックで怪しげな展開も見られるぞ。
12曲目は穏やかかつ細かいギターが聴けるポストハードコア、スクリーモ寄りのミドル曲だが、
途中怪しげな展開もありその後は勢い良く疾走するパートも顔を出すぞ。


疾走感、劇的なメロディー、スクリーモ然としたライトさを見せていた前作と比べて
イマドキっぽいスタイルにシフトした感があり、エレクトロニカ系のデジタルシンセや
疾走パート以上に目立ったDjentリズム、グルーヴィーさ最近の若いキッズには
こういうチャラめの方向性のほうが好まれるのかも知れんが、やはりメタラーとしては叙情的で
ドラマティックだった前作
のほうが良いのう・・・!前作には無かったクリーンVoの導入や
シンフォニックなシンセアレンジは面白いが、それによって個性が無くなりテクニカルさのある
今風メタルコア、ポストハードコアに接近した
のも評価が分かれるだろうな・・・!




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満足度 80% お気に入り曲 Lucy  Mikasa  Phoenix







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