The Dresden Dolls







"The Dresden Dolls"




ボストン出身のシアトリカルゴシックパンクユニットによる1stアルバム。


女性Voとピアノ、ドラムをフィーチャーしどこか舞踏というか
演劇的なシアトリカル要素を基本とし、そこにパンクの精神性
導入する事により“ブレヒト・ミーツ・パンク”等と言われているらしい
実に個性的な男女2人組ユニットである!ちなみにブレヒトとは
1900年代に活躍したドイツの劇作家との事で詳しい事はサッパリだが
QUEENMY CHEMICAL ROMANCEに通じる雰囲気がありへヴィさは無いが
ゴシック風味も強くこういった怪しいシアトリカルさを好む層には
なかなかに受け入れられそうな音を出しているぞ!

1曲目はピアノとアコギ、女性Voによる淡々とした出だしで始まり
ドラムも登場しロック要素も感じさせる曲でクラシカルさ
持っておりギターソロも登場、2曲目はピアノ主体でどこかQUEEN的な
フィーリング
を持ちつつも荒々しい勢いはまさに
パンクである!早口で畳み掛けるヴォーカルも面白いな。
3曲目はまさにコミカルなミュージカルの一場面を思わせる曲で
MY CHEMICAL ROMANCEの“THE BLACK PARADE”でありそうな
雰囲気だ。ヴォーカルもかなり演劇的なシアトリカル歌唱を披露し上手いと
いうわけではないが味があって良い!6曲目はどこかポップな
雰囲気
を持っておりピアノも珍しく煌びやかで明るく退廃感が無いな(笑)。
7曲目は実に怪しい空気を出しつつもやはりどこか淡々とした感じの曲。
ギターは無いが70年代ロックの空気もあるのう・・・!8曲目はクリアな
ピアノが鳴り響きライトで軽快ながらも焦燥感を感じさせる
アップテンポ曲だ!どこか初期のQUEENを思わせる雰囲気があり
ドラムもバスドラを連打しているぞ!11曲目はこれまた
終始静かで淡々としているが後半で潰れたノイジーな音が登場し盛り上がる!
12曲目も出だしは静かだが後半でピアノ、ヴァイオリン掻き毟るかのように
狂気を演出するぞ!
もっとこういう風に音に起伏を持たせればいいのになぁ・・・!


ピアノとドラム、女性Voが売りだが楽器はそれだけではなく
ごく一部だがギターもありへヴィさ、ラウドさは無い
終始大人しいという訳でもなくドラムがあるので盛り上がる箇所は
しかと盛り上がりを見せ
ロック者でもまぁとりあえずは聴けるだろう!
アメリカのユニットではあるがどこかイギリス的な雰囲気
醸し出しているのはシアトリカル系だからだろう・・・!
中盤でどうも大人しく淡々とした楽曲が続きダレを生み
かなりクセというかアクが強く好き嫌いは分かれそうだが
MY CHEMICAL ROMANCEの“THE BLACK PARADE”からロック色を
減退させ女性Voにした感じ
と言えばピンと来るだろうか!?こういう
シアトリカルスタイルをやるならもっと音に起伏というかドラマティックさ
あればさらに良かったんだがなぁ・・・!




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満足度 67% お気に入り曲 Girl Anachronism、Bad Habit、Truce







"Yes, Virginia..."




ボストン出身のシアトリカルゴシックパンクユニットによる2ndアルバム。


トレント・レズナー等に賞賛され、フジロックでの来日経験もある
演劇要素の濃い個性派シアトリカル男女ユニットによる2作目の
アルバムである!ピアノとドラム、女性Voを軸に据え曲によっては
それ以外の楽器も使用、パンクの精神性を取り込んではいるが
方向性としては演劇的でゴシカル風味も濃く、また穏やかな曲も多く
前作は中盤で結構ダレを覚えたんだが今回は結構ドラムが目立っており
疾走チューンもあり楽曲に起伏が出てきた感があるぞ!

1曲目は透明感のあるピアノで始まりパワフルなドラムも登場しどこか
プログレ的な味わいのある女性Voピアノロックで2曲目は
ポップで小洒落た味わいを持ちつつもピアノが優雅なアップテンポ曲。
3曲目は妙に急いでいるかのような焦燥感を放ちドラムも
2ビートで疾走バスドラ連打も披露、その後スローになり
そして再び疾走するストップ&ゴーの様相を醸し出しているぞ!
4曲目はミュージカル的なケレン味が詰まったヴォードヴィル調の曲
5曲目はピアノとヴォーカル主体で途中ドラムも出てくる暗くも穏やかな
バラード。
6曲目は明るい印象を感じさせつつも根底には初期QUEENに通じる
シアトリカルさがあるな。7曲目はメロウさを持ったバラード
後半ヴォーカルががなり気味になりこの辺がパンクの影響だろう・・・!
8曲目は規則的なリズムのドラムとピアノが聴けるスロー曲。9曲目はやはり
小洒落た空気に満ちた明るさ、穏やかさを持っているな。10曲目は流麗な
クラシカルさ
を放つピアノがシアトリカルな雰囲気を演出する
久々に登場のドラマティックなアップテンポチューンだ!
何気にベースも目立っているな。11曲目はオシャレ映画
使われていそうな下世話なセレブ感を感じさせる曲。12曲目は
パンクの影響を感じさせる軽めの疾走感を持っておりピアノ、
畳み掛けるヴォーカル、軽快なドラムがノリの良さを演出している!
ラストはドラムソロでテクニックもなかなかにあるのう・・・!
13曲目はアコギとヴォーカルのみの穏やかな曲。14曲目は
メロウなピアノが聴けるバラードで15曲目もアコギとピアノによるバラードで
途中ドラムも顔を見せ後半は盛り上がるぞ!


シアトリカルゴシック要素
を入れつつも終始淡々としていた
前作と比べてピアノとドラム、女性Voのみという点は変わらないが
ドラムも目立っており十分に起伏あるロックに接近しており
我々のようなリスナーにアピールするのは間違いなく本作だろう!
ただやはりアルバム中盤はどうしても穏やかな曲が集中する傾向にあり
前作同様捨て曲も目立っているのが実に惜しいのう・・・!
アルバム前半、後半のテンションを中盤もキープしてもらいたかったわい!




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満足度 70% お気に入り曲 Sex Changes、Modern Moonlight、
Necessary Evil、Me & The Minibar







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